2015/08/11 - 2015/08/12
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amadeoさん
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カシュガルからタクシーで約6時間、タクシュルガンへ到着
タシュクルガンへ行く大多数の人は、タシュクルガンが目的ではなく、その先のパキスタン・フンザへ行くのが目的だと思う。タシュクルガンはバス乗り換えの中継地、カシュガルからだと当日移動でパキスタンへ入国出来ないから、中国側最後の国境の街・タシュクルガンへ否応無く宿泊するだけだと思う。
自然以外、特に何があるという訳でもないが、中国の少数民族であるタジク族の発祥地であり、中国他の都市ではなかなか見ることが出来ないタジク族の日常を垣間見ることが出来る。自分はネット上でタシュクルガンを知り、単独でも行く価値がある素晴らしい場所だと確信し、是非行ってみたくなった。実際に行って、想像通りとても素晴らしい場所であった。ただ空気が薄いのはきつかった。
*今回の旅程*
8/8(土) 成田→北京→ウルムチ
8/9(日) ウルムチ→カシュガル
8/10(月) カシュガル
8/11(火) カシュガル→タシュクルガン
8/12(水) タシュクルガン
8/13(木) タシュクルガン→カシュガル
8/14(金) カシュガル→ホータン
8/15(土) ホータン→北京
8/16(日) 北京→羽田
〔4日目〕
カシュガル→タシュクルガン到着
〔5日目〕
タシュクルガン観光
宿泊:凱途国際温泉酒店
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
19:00前頃。
長時間の移動で、本日の活動は終了してもいいのだが、外はまだバリバリに明るいし、新疆時間だと17:00前で、まだまだこれからの時間帯なので、街中探索に出かける。 -
道路にド派手な民族衣装をきたウイグルおばさんがいたので、写真を撮らせてとお願いすると、私でなく、あの子を撮ってと合図をする。
近くで子供が遊んでいた。 -
おばちゃん(母親?)にウイグル語で何かを言われ、写真を撮らせてくれた。
とても凛凛しい顔つき。
遊んでいる途中、お邪魔しました。 -
ホテルからバスターミナルまではすぐ近く、徒歩5分くらい。
念の為、バス情報を調べに行く。 -
現在はカシュガル行きは当日朝8:30のみチケットを販売するらしい。
-
バスターミナルから塔什庫爾干路を一直線に歩き、紅其拉布路の交差点に到着。
するとマックを発見、Yeah!! -
・・・・・!
あれ!! -
タシュクルガンの概要地図。
中国の都市って大体どこでも地図を売っているが、タシュクシュルガンでは探したけど売っていなかった。
何件か店を聞いたけど、「塔県は小さいので地図なんて必要ない、それかネットで見ろ!」と言われた。 -
-
タシュクルガン・タジク自治県中学。
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漢語教育が浸透しているようだ。
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更に塔什庫爾干路をひたすら歩いていく。
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通りがかり、タジクのマダムたちと出くわした。
思わず「写真を取らせて下さい!」と言ってカメラを出したら、身構えてくれた。
こちらの言っていることは通じていないみたいであったが、カメラを見て、撮れ撮れという仕草をし、撮り終わってももっと撮れ!みたいな仕草をするので、5枚撮ほど撮らせていただきました。(残り4枚は割愛してます。) -
石頭城の入口。
ここは帰りに寄るとし、先に草原を見に行く。 -
塔什庫爾干路の終点。
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その先には草原(阿拉爾金草灘)が広がっている。
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下へ降りて行く。
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阿拉爾(アラール)金草灘に入る。
入場無料。 -
金草灘の手前付近にはこのような木の板で作られた遊歩道がある。
下は湿地帯で、ところどころ水たまり、ぬかるみが多い。 -
イチオシ
19:30ころでこの明るさ。
それよりこの景色がなんとも言えない。 -
眺めた感じでは、馬、羊、山羊、牛が放牧されている。
エリアごとに放牧されている動物分かれている。 -
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石頭城へ来る。
入場料30元もするが、入口にだれもいおらず、そのまま入る。 -
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あっち側まで行こうとしたのだが、ここで深呼吸をしたら急に頭痛がして、苦しくなってきた。
ちょっとやばいと感じ、戻ることにする。 -
石頭城前のバス停。
バスで商店の多かった紅其拉布路まで行こうとするが、バスが来る気配なし。
ところで、これまで見てきた中で、バス路線の停車駅数が最も少ない看板だ。
特に5路線は2の停留所しかない。。 -
仕方ないので、歩いて塔什庫爾干路を戻る。
頭痛、吐き気、寒気もしてきたので、ゆっくり歩いて戻る。
明らかに高山病の症状だ。
歩いてきた道だが、実際より余計に長く感じる。 -
タジク族の女性。
この人の髪、超長っ!! -
-
なんとか紅其拉布路へ着いた。
この付近は別名「購物一条街」とも言う。
いろんな店が集っており、酸素を探す。 -
以前、チベットや四川に行った時、携帯用の酸素缶が15〜20元くらいで、商店で普通に売られていた。
ここも高地なので、当然、同様に売られていると思っていた。 -
売っていそうな店を訪ねても、酸素は売られていない。
「苦しいのなら医院へ行け!」と何人かに言われた。
医院は自分が宿泊しているホテル近くにあるらしく、この時間でも開いていて、酸素吸入出来るらしい。 -
紅其拉布路×慕士塔格路の十字路。
-
-
イスラム教徒のための超級市場(超市=スーパー)。
結局、酸素缶を売っている店は見つからず。
おそらく市内どこにも売っていない様子である。 -
諦めてホテルに戻る。
吐き気がして食欲もない。
北京時間21:00頃。
ホテル前の景色。 -
病院へ行くほどでも、と思っていたが、頭痛が取れない。
せっかく来たのに、明日観光できるか?
ダメもとでフロントに酸素はないか聞いた。
・・・
あった!! -
酸素缶ではないが、枕式のもので、パンパンに詰めてもらい50元。
写真はだいぶ吸引してからのもの。
更に押金50元が必要と言われたが、宿泊客なので免除された。
これでタシュクルガンを離れる翌々日朝までの2泊3日持った。 -
翌朝8/12(火)。
北京時間8:00過ぎに起床。
昨日22:00前には、就寝したので10時間以上爆睡した。
頭痛は完全に治っていないが、だいぶ体調が良くなった。
フロントへ行ったら、フロントも今、起きたばかりのようであった。
自分の部屋は朝食付き聞くと、朝食なし。
そもそもこのホテルに食事が出来る施設がない。
少し離れた場所に、20元で「早餐」が食べられる場所があるが、9時からという。塔什庫爾干は完全に2時間遅れの新疆時間で時間が流れているようだ。
写真はホテルのロビーにあるタジク族の油絵画。 -
タシュクルガンは中国の少数民族であるタジク族発祥の地。
-
朝、洗濯をし、北京時間9:30過ぎに外へ出る。
近くの商店に行ったが、買いたいものがない。 -
-
ホテルから100Mくらい先に、ユースがあった
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ここもK2といい、自分の宿泊しているホテルと同系列っぽい。
-
ユースの後ろは紅其拉布路。
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バスに書かれてある文字に注目。
「タシュクルガン・タジク自治県歌舞団」とある。
そんなのあるんだ。
どこかでショーなどやっていたら、見に行こう。 -
タシュクルガンマック。
朝マックしようと思ったが、まだ開いていなかった。 -
理髪屋。
モデルは現地人?
でも現地の若者(タジク族)は本当にこんな感じだ。 -
交通賓館。
その隣にあるバスターミナルに、再度、明日のカシュガル行きチケットの状況確認をする。 -
昨日は閉まっていたが、この時は窓口が開いていた。
やはり現行ではチケットは当日分8:30から出ないと売っていないという。
早いもん勝ちだ。
「朝、何時くらいから並べば確実に購入できるのか?」と聞くと、自分達は8:30ちょうどに出勤してくるので、知らない、と無愛想に言われた。 -
行きで十分景色を満喫できたし、バス以外の手段は当てにならないので、明日、確実にカシュガルへ戻るため、必ずバスで帰ろうと決める。
-
再び塔什庫爾干路を紅其拉布路方向に戻る。
道路沿いで何件か、このような釜で何かを作っていた。 -
ウイグル・ポロ(抓飯)である。
ウイグル風ピラフといった感じのもの。
昔、手でつかんで食べていたらしく、漢字では「抓飯」と書く。
出来立てでおいしそうだったので、チャレンジしてみる。 -
この店に決めたのは、3件くらいある中で一番早く出来上がったから。
他店はあと20〜30分待てと言われた。
そんなに待ってられない。
料金を聞くと20元。
おそらく量が多そうなので、10元分売って欲しいと頼むと、承諾してくれた。 -
ポロ(10元)。
味は油ぎった硬いもち米を食べているみたいで、正直美味しくない。
客は自分ひとりで、交渉したウイグル族のおばちゃんがずっと見ている。途中、お茶まで出してくれた。
1/3くらいで食べ止めたかったが、ここは大人のお付き合いで、仕方なく完食した。
こんなの全部食べて、胃でちゃんと消化できるのか心配になった。 -
食後、タシュクルガン博物館まで歩いていく。
昨日行った紅其拉布路×慕士塔格路の鳥の塔があるところだ。
方向が分かっていたので、裏路地を通って向かう。 -
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到着。
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しかし開いていなかった。
中で掃除しているおばちゃんがいたので、聞いてみると、今日は北京時間夕方の17:00〜20:00に開館するとのこと。 -
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博物館前を子供の手を引いて歩いていた女性。
外見がどう見てもヨーロッパ人みたいなので、思わず声を掛けてしまった。
今思えば、ちょっと、いや、かなり怪しい行動である。
でも「自分は日本から旅行者で、ここの少数民族にとても興味があります。
あなたは何族ですか?」と聞くと、気軽に質問に答えてくれて、写真まで撮らせてくれた。 -
彼女はタジク族。
「何故他のタジク族みたいに民族衣装を着ていないのか?」と聞くと、
「私は民族衣装を着るのは余り好きではない。普通の服を着ている方が便利で好き。」と答えてくれた。タジク族だからと言って、民族衣装を着なければならない決まりは無いという。
しかしながら、タシュクルガンのタジク族、特に女性はみな、日常で民族衣装を着ているようだったで、彼女は異質かもしれない。
普段着を着ている女性は、基本漢族だけで、彼女のようなファッションセンスのある着こなしは、当然出来ていない。地方都市によくいる湿気たジャケットを一様に着ている。
街中を歩いていて、この方はかなり目立っていた。
お子さんと一緒の写真も撮りたかったが、嫌がって入ってくれなかった。 -
紅其拉布通りをパキスタン方面に向かって歩く。
-
「タシュクルガン・タジク自治権人民法院」
つまり裁判所。 -
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はじめに宿泊を考えていたホテル。
こんな場所にあったのか! -
皇冠酒店(Crown Inn)。
あの有名店とは全く関係ない。 -
1泊400元前後とタシュクルガンでおそらく一番高いホテル。
そこそこのホテルで設備的にも十分らしいが、口コミサイトで余り評判が良くなかったので、辞めた。
マイナス評価の主な理由は、値段。
この地で400元は高すぎるというもの。
値段はともかく、場所的にちょっと市街地の外れにある。
近くに雑貨店が1件あるだけで、結構不便だ。
バスターミナルからは徒歩だときつい。
辞めておいて良かった。 -
ホテル内レストランからの風景。
ここのレストランは結構高かった。
例えば麻婆豆腐68元。
しかも1時間前に注文してくれ、と貼り紙があった。 -
足(車)があれば問題ないかもしれないが、自分の中では、次ぎ来た時の宿泊候補には入らないな。
-
これ以上、先に進んでもなにもなさそうので、ここから怕米爾路をR314方面に向かう。
※怕はりっしんべんではなく、巾へん。 -
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「北緯37」と壁に書かれてある。
←が気になり、ちょっと行ってみる。 -
するとここにユースがあった!
-
「オーナーは留守、来客者は自分で中に入って、勝手に宿泊して」
という貼紙があった。 -
宿泊しないが中を覗いてみる。
-
タクシュルガンでは、結構牛肉の火鍋屋をみた。
でもこの牛というのは、たいてい「ヤク」のことである。 -
R314に出た。
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ところどころ道端にこのような砂を見かけた。
掃除して集めたのかと思っていたが、トラックで砂を運んできて、
この砂を街路樹にかけているのを目撃した。 -
党関連の施設。
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慕士塔格通りをまた市内方向に進む。
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博物館近くの鳥の塔のロータリーにまた来た。
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紅其拉布(購物一条街)路。
この綿コート、以前は至る所で着ている人を見かけ、どこにでも売っていたが、最近は滅多に見かけなくなった。
もはや生産、販売中止になっているとも思われたが、この通りの多くの商店で売られていた。1着80元。 -
少数民族の女性はみなこのような煌びやかな衣装を着ている。
こういうところで生地が売られ、みな自家製なんだろう。
歩いていける範囲は大体歩いて回ったので、この後、タクシーを捕まえて、
市内見学をする。
運ちゃんはウイグル族で、普通語は伝わりにくく、30分くらいチャーターしようとしたが、意味が伝わらず、とりあえず何箇所が地名を伝える。 -
車をチャーターしたつもりなのだが、途中で客が乗り込んできた。
-
おいおい、と思ったが、「何族?」と聞くと、
「キルギス族」と答えてくれた。
お母さんの方は普通話はあまり喋れなく、娘さんが流暢な普通語を話せ、少し雑談をした。
写真と撮ってもいいか?と聞くと、OK。 -
5分くらいで下車した。
撮った写真を見せたら喜んでいた。 -
悪名高い紅其拉布口岸。
パキスタンへ行く人はここで出国手続きをするらしい。
パキスタン行きのバス(推定)も停車していた。
これより先は行けそうもないので、市街地方向に戻る -
金草灘沿いの古城路へ。
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しばらくずっと金草灘沿いを走っていたが、きりが無いので引き返す。
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石頭城が見えた辺りで下車した。
40分くら乗車し、80元。
すこし高いような気もしたが、80元の根拠を説明しようと努力してくれて、また自分も相場も分からないので、おとなしく支払った。
名刺をくれて、必要があればまた呼んでくれ、と言われた。 -
ここから金草灘に入る。
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ウイグル族のおばちゃん。
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何度来ても飽きない景色。
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あれがK2なのか?
よく分かりません。 -
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30分ほど散歩して、塔什庫爾干路へ出る。
ここの通りには、このようなタジク族の銅像が一定間隔を置いてある。 -
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交通賓館斜め対面にある氷山賓館。
普通のホテルであるが、タシュクルガンでは数少ない外国人宿泊可のホテルである。
参考のため値段を聞くと、バス、トイレ付き標準房120元。
漢族の女性服務員から、「日本人もOK、今日は100元でいいよ」と言われた。 -
近隣には同じ系列の中華料理店(四川)、商店があった。
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R314へ。
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昨日、タクシーで同乗していた2人の漢族が下りた場所。
ホテルかと思ったが、違った。 -
温泉施設であるが、客が誰もいなかった。
服務員に来ると、客は夜に多く来るとのこと。
ここにも素晴らしい絵画が飾られていたので、写真を撮らせてもらう。 -
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タジク族のかわいい少女も年を取るとこうなるのか、と思ってしまった。
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一旦ホテルに戻り、休憩。
酸素を吸って、30分ほど仮眠をする。 -
再び紅其拉布路へ。
店番のウイグル族の少女。
写真を撮っていいか?と聞くと、OKとうつむいたが、ムスッとしている。
そこで「笑一笑!」と言うと、笑ってくれた。 -
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3人組のウイグル族の女の子。
写真を撮っていいかとカメラを見せると、やや驚いた様子で、「可以、可以(OK、OK)」と答えてくれた。 -
真ん中の黄色い子が今回の主役。
写真を撮ると、頼んでもないのに、いろんなポーズを取り始め、ポーズを決めるたびに、「撮って!」と目で合図をしてくる。 -
みんな短髪なので、一応、男の子か女の子か聞くと、
「私たちみんな女の子よ!」と流暢な普通語で答えてくれた。
(大変失礼しました。)
また何族?と聞くと、「維族(ウイグル族)!」
「あなたは何族?」と逆に聞かれたので、少し考え、
「大和族」と答えると、??
「日本人」と言い直しても????
な反応でした。
別れ際、「叔叔、再見!」と漢語教科書決まり文句みたいな挨拶をされました。 -
再び阿拉爾金草灘へ。
16:00前で、博物館はまだだし、もう行く場所、時間を潰す場所がないので、また来てしまった。 -
遊歩道も歩き尽くしてしまった。
遠くにタジク族らしい遊牧民がいる。
数人だが、観光客らしい私服の人も見える。
遊歩道の先端に来て、ふと思った。
別にこの先、入ってはいけない訳ではない。
よし、行けるところまで行ってみよう! -
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水を触ったが、ちべたい。
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入ってはいけない訳ではないが、ぬかるみや、行く手を遮る小川があり、迂回路を見つけて粘ったが、山の向こうまで濡れずに行くのは無理だ。
17:00も過ぎているので、諦めた。 -
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慕士塔格路経由で博物館へ向かう。
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このような看板が。
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17:30過ぎに博物館へ到着。
ちょっと心配したが、今度は開いていた。 -
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タジク族の民族衣装の展示。
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タジク族の挨拶。
実際、街中で女性同士でこのような挨拶をしているのを何回か見た。 -
右2つの写真、男同士でこのような挨拶をしているのは1回も見なかった。
男同士の場合、たいていは握手をしていた。 -
タジク族の寝室。
昨日ダム湖でキルギス族の同じような部屋を見たけど、実生活の環境はこんな清潔な環境ではない。 -
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張騫。
前漢武帝の時代に対匈奴対抗策で大月氏と同盟を結ぶため、西域に派遣される。漢の領域を出た直後、匈奴に捕まり十年以上監禁され、その後、逃亡する。大月氏に辿り着くが、同盟締結には至らなかった。
しかしながら彼のもたらした西域情報は大いに役立ち、その後シルクロードが繁栄するきっかけにもなった。 -
スタインの説明まである。
1907年、西側視点で見れば敦煌を「発見」した人物である。
しかし同時に多くの貴重な文献もかっさらって行った、大ドロボーである。 -
展示を大体見終えた頃、この館内の係員の女性から、もうおしまいだから出口はあちら、と帰ることを促された。
見学人は他にもいたが、最後は自分1人になり、用事があるので閉館にしたいと言われた。
閉館時間までまだあるのに、なんか私用を優先させていい加減だな、と思ったが、この程度の展示内容なのでもういいやと思い、帰ることにした。
帰り際、帰るので写真を撮らせて欲しい、と行ったら、快諾してくれた。 -
夕食はホテル隣のウイグル料理屋で食べた。
店に入ったのが北京時間17:45で、客は自分他、1組しかいない。
新疆時間だと夕食時ではないのだ。
席へ着く前に菜単(メニュー)を見せてもらう。
ここも欧日大と同じで、珈琲の種類はたくさんあるが、アルコール類は一切なし。
キルギス族の店員に、何でアルコールが無いのか?と聞いてみたところ、「ここでは禁止されている。もしお酒を飲みたいのであれば、向かいの回族レストランに行けば、食事しながらお酒が飲める。」と言われた。
なんか回答に困った様子をしていたので、「ちょっと聞いてみただけ」としてこの話題を辞めた。
(写真は翌朝撮影) -
店内(2F)の様子。
店内の雰囲気はとても良い。
タシュクルガンの中ではそこそこ高級なお店だと思う。 -
この紅茶がとても美味しくが感じた。
何のお茶か聞いたら、お茶の入れ物を見せてくれた。
帰りに購入する。
※アルコールの販売はありません。 -
干篇炒麺と羊肉串、ヨーグルトを注文。
拉麺(ラグメン)を食べ比べしようとしたが、店員が干篇炒麺がお薦めというので、試しに注文してみた。
15分ぐらいして頼んだ羊肉串2本が出てきた。 -
その後、更に20分後にヨーグルトが出てくる。
これは食後に食べる。
メインの干篇炒麺が一向に出てこない。
キルギス族の服務員に「忘れているんだろ!」とちょっとキツメに言うと、
「麺を打つコックがいなくなって、探していているのでもう少し待って欲しい」と
苦しい言い訳をしていた。
別に怒っていた訳ではないが、何か言わないと、いつまでも出てこないと思って。 -
結局注文してから50分後にやっと出てきた。
お薦めというので期待していたが、単なる「ピリ辛焼きうどんにしか見えない。
だけど食べてみると、見た目とは違い、すごく美味しかった。
料理が出てくるのが遅かったが、別に急いでいるわけでもなく、紅茶が美味しく、窓からの景色もよく、ゆっくり出来たのでよかった。
紅茶は1ポット全て飲んでしまい、新しいのと取り替えてくれた。
食後も暫く休んでいると、中国人(漢族)団体客がやってきた。
静粛な雰囲気を見事ぶち壊してくれて、店員にかなり偉そうな態度であれこれ注文している。
うるさくなったので、店を出た。 -
読めない。
合計33元であったが、3元小銭がなく、店もおつりがないとのことで、30元にしてくれた。 -
-
-
ナンが売っていたので、試しに1枚買ってみる(2元)。
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ド派手な衣装のウイグル族の店員に写真を撮らせてと聞くと、私ではなく子供を撮って、というので1枚撮らせていただいた。
-
別に食べたいとは思わなかったが、カシュガルでも売っていたし、どんなもんか味わってみたいので、明日の朝食兼昼食用に購入した。
-
ホテルの屋上から。
-
洗濯物を勝手に屋上に干していたので取りに来た。
パリパリに乾いていた。 -
部屋の様子。
初日撮り忘れた、撮影。
Don't Disturbの標札を掛けっぱなしにしていたので、掃除されていなかった。 -
バスタブ。
20:00-24:00の間、温泉が出る。 -
-
今回の旅行で購入した唯一のお土産。
2gティーパック×25包で14元。
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この旅行記へのコメント (3)
-
- あいちゃんさん 2018/03/29 18:23:50
- こんにちは!
- こんにちは!
タシュクルガンの旅行記を楽しく拝見させていただきました。
私、ゴールデンウィークにカシュガルとクチャに友達と旅行に行きます。
タシュクルガンへタクシーで行かれて帰りはバスでカシュガル迄帰っていますが簡単に行って帰れますか?
旅行に行く前には、地球の歩き方とネットの旅行記等を見ています。
石頭城には以前から行ってみたいと思っていました。
昨年、ウィグル旅行をしてカシュガル、クチャ、トルファン素晴らしい所と感動しました、石頭城にも行きたかったのですが時間の関係で諦めました。
今回はカシュガルに4連泊します、朝ウルムチから飛行機でカシュガルに行き、カシュガルに着いた翌日カラクリ湖日帰りツアーだけ申し込んでいます、カシュガル最終日は夜行列車でクチャに行きます。
ウィグル語は全く分かりません、中国語はやっと3級合格したばかりです。
お手間かけますがよろしくお願いします。
- amadeoさん からの返信 2018/04/15 21:08:10
- RE: こんにちは!
- こんにちは!
旅行記を読んでいただき有難うございます。
朝早く郊外にあるバスターミナルへ行けば、切符を購入できて、簡単に安くタシュクルガンへいけると思います。
私が行ったときは、バスの切符は当日しか販売していませんでした。
カラクリ湖からタシュクルガンへは1時間半くらいで着くので、あそこまで行って日帰りするのはもったいないのと、かなり疲れますね。
道が悪いため、距離の割にはかなり時間が掛かります。
今は速度制限があるみたいです。
自分が行ったときは殆ど情報が無かったので、効率が悪かったですが、次回行く機会があれば、やはり行きはチャーターで、帰りはバスを使うと思います。
高速道路っぽい道路も建設中だったので、もう数年したら快適に行けるようになるかも?
amadeo
> こんにちは!
> タシュクルガンの旅行記を楽しく拝見させていただきました。
> 私、ゴールデンウィークにカシュガルとクチャに友達と旅行に行きます。
> タシュクルガンへタクシーで行かれて帰りはバスでカシュガル迄帰っていますが簡単に行って帰れますか?
> 旅行に行く前には、地球の歩き方とネットの旅行記等を見ています。
> 石頭城には以前から行ってみたいと思っていました。
> 昨年、ウィグル旅行をしてカシュガル、クチャ、トルファン素晴らしい所と感動しました、石頭城にも行きたかったのですが時間の関係で諦めました。
> 今回はカシュガルに4連泊します、朝ウルムチから飛行機でカシュガルに行き、カシュガルに着いた翌日カラクリ湖日帰りツアーだけ申し込んでいます、カシュガル最終日は夜行列車でクチャに行きます。
> ウィグル語は全く分かりません、中国語はやっと3級合格したばかりです。
> お手間かけますがよろしくお願いします。
>
>
-
- ろこままさん 2015/10/02 23:41:42
- はじめまして
- amadeoさん、
はじめまして、ろこままと申します。
香住の旅行記へのご訪問、投票をありがとうございます。
そちらにお出かけのご予定があるんですか。
少しでも、お役に立てれば嬉しいのですが。。。(*^。^*)
amadeoさんは、中国に何度も行かれてるんですね。
表紙の写真に惹かれまして、タシュクルガンの旅行記を拝見させていただきました。
個人の旅行で、現地の人々とも触れ合いながら、知らない所を訪ねる。。。
“これぞ、旅”って感じで、刺激的でした。
アラール金草灘。。。素晴らしいですね〜
スケールが違うんでしょうね〜
見たことも無い、壮大な景色を楽しませていただきました。
ありがとうございました。
。。ろこまま。。
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