2010. 息子とルツェルン

2010/08/15 - 2010/08/30

ミュンヘンから今日ルツェルンに来ました。
ルツェルンではリギ山に登山列車で登りました。

ルツェルンには忘れられない思い出があり、私にとって、大切な大切な場所です。

エリア ルツェルン(スイス)

ルツェルン駅

息子はプレッツェルが好きで、ドイツでよく食べていたので名前がプレッツェルンだと勘違いしています。

かわいいから直さないでおきました。

今日は船と登山列車を乗り継いで、リギ山頂に行こうと考えています。

息子がこれを見て大笑いします。

白鳥さん、エサを探してるんです。
マジメなんだから笑ったらかわいそうです。

綺麗なカペル橋

でも渡るより遠くから見ていたい。

リギ山頂へ

私たちはルツェルンから船で、フィッツナウまで行きました。船は、登山鉄道駅の目の前に停泊します。

リギ山頂まで行く方法は他にもあります。
船を途中Weggisで降りてそこからロープウェイに乗り換えて行くことも出来るし、又はルツェルンから列車を乗り継いで行く事も出来ます。

リギクルム駅

山頂にある、歴史あるリギクルムホテルです。

ここのレストランでお昼ごはんを食べました。

列車が走るのを見たくて、わざとひとつ見送りました。
ハイキングで降りる事もできます。

ポーッポーッ

(o^^o)

この列車で帰るところですが、列車に乗っている息子の写真が撮りたくて一度列車を降りたら、私が置いていかれると思って大泣きしました。

私たちは、息子がまた船に乗りたいと言ったので帰りも船で帰りました。

でも行きと帰りでどちらかをロープウェイを使ったり、違うルートにするのも良いですね(o^^o)

ルツェルン駅

これは、

古い薬局でした！

私は息子をホメオパシーで育てています。

ドイツやスイス、ヨーロッパ、アメリカのオーガニック系スーパーは、こうして薬局にホメオパシーとアロパシーが並んで置いてある事が良いことだなと思います。

私は息子をホメオパシーで育てていなければ、心配で二人で海外旅行へは行けなかったと思います。

ホテルに帰って、この日いつもの様にお風呂に入って寝ようとしていました。
毎日夜の10時を過ぎないと暗くならないので、私と息子はいつも明るい時間に寝ていました。

"夜の景色が見てみたいな"

旅行中、息子の前で、私はよくそう言っていました。

そしたらこの日息子が
"ママ、おそとおでたてしたい"と言いました。

"ほんとう？でももう遅いよ。眠くないの？"

"うん、眠とぅない"


それで楽しくなって、着替えて出かけました。

明るい時に通った道が、別の場所のように見えました。

街頭のおじさんのアルプホルンが響いて、綺麗な景色に涙が出そうでした。

綺麗で、少し寂しくて、息子と二人ですごく遠くに来た気がしました。

突然心細さに襲われたあとでつないだ息子の手から、ぼくはママの子供だよと言われている気がして、勇気が湧きました。

カペル橋を渡って、川辺のレストランに入りました。

でも気づいたら寝ていて…

なんだ、眠かったんだと思いました。

息子がせっかくくれた時間だと思って、息子を寝かせたままコーヒーを飲みました。

ホテルまで、息子を抱っこして帰りました。


途中少しだけ目を開けた息子に、本当は眠かったの？と聞くと、うんと言いました。

眠いのにどうしてお外行きたいって言ったの？と聞くと、

"だって、ママだ、夜のおそと、みたいっていったたら…ママだ、にとにとなるたら…"

ママが夜のお外を見たくて、ニコニコになると思ったから、眠いのに、眠くないと言ったんだ…。

また目を閉じて眠ってしまった息子に、ありがとう…と言いました。


私は涙が出て、この景色を前に自分に誓いました。
これから何があっても、絶対最後、ママがあなたを守るって。
今日ママにしてくれたみたいに、ママはママの一生あなたの力になるって。


これが私の、大切な思い出です。

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2018/05/12 17:35:52

  お久しぶりです

  カメラちゃん　いつも楽しくて、ありえない(笑)旅行記、楽しく拝見しています。
  今ごろ遅すぎですが、同じころスイスを歩いていました。登山鉄道にも乗られて実にスイスらしい旅路ですね。カメラちゃん母子のルツェルンは８月何日だったのでしょう？
  わが家は８月16日のお昼前後半日のルツェルン､あいにく曇⇔小雨の天気で市街だけでした。お時間あるときに眺めてくださるとうれしいです。https://4travel.jp/travelogue/11247030
  2015年のルツェルンはお天気バッチリで、息子さんもいっそう楽しそうです(^o^)

  タコキムチさん からの返信 2018/05/14 17:26:51

  Re: お久しぶりです

  ねもさん
  
  こんにちは！
  読んでくださり、ありがとうございます(o^^o)
  私もねもさんのルツェルン旅行記を読ませて頂いて、すでにいいねが付いてました。
  本当に、同じ時期にいらっしゃったなんてなんて奇遇でしょうね！
  ねもさんのお子さんもそれからだともう随分大きくなられましたよね。
  私も息子が大きくなってからも一緒に旅行へ行きたいです。
  
  カメラちゃん