2012. 息子とパリ ベルサイユ宮殿に興味がなかった息子

2012/08/15 - 2012/09/10

パリ滞在最後の日。今日は息子と初めてした事がいっぱいあります。
二階建てバスに乗ったこと。
ベルサイユ宮殿に行ったこと。
初めて夜まで遊んだこと…。

エリア ヴェルサイユ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 5.0

• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道

いつもと同じ朝

ハイ～( ´ ▽ ` )ﾉ

でも今日は、明日スイスに行くのでパリ最後の日です。

いつもと同じ朝食は、カルチェラタンの一角

今日は、どこかへ行きたいです。

息子に、モネのお家に行かない？と聞いたら、モネってママのお友だち？と聞かれました。

違うよ、モネはママのお友だちじゃないよと言うと、お友だちじゃないのになんで行くの？行きたくないと言われてしまいました。

それで息子がずっと、乗りたい、乗りたいと言っていた二階建てバスに、乗せてあげることにしました。

でもこれが、思いがけず楽しかったです！

いつもの景色が、目線が高くなったら新鮮で迫力を増しました。

じゃあ今日は、この後シマシマのママの番だよと言って、写真を撮りに来ました。

シマシマとは、息子が作った”順番順番”という意味です。

写真を撮るのをとっても嫌がりました。いつも嫌がります。(*´-`)

芝生に落ちてるワインのコルクをどんぐり拾ったと言って、たくさんリュックに入れました。

そのあとで、息子と一緒じゃゆっくり見られないから、と思って来るつもりではなかったベルサイユ宮殿に、やっぱり来ました。( ´ ▽ ` )

ベルばらファンにとって聖地。

なんと入り口のセキュリティーで、息子のおもちゃの弓矢が引っかかってしまいました！
矢は平気だったので、本体だけ預けねばなりませんでした。

預かり札をもらいました。

でも息子は納得しています。
自分の弓矢がおおごとに扱われて、むしろ誇らしそうでした。

私が自分が出産してから思ったこと。

大勢に見られながらお産なんて、ひどい！ひどすぎる！！！

↑
フランス宮廷では、貴族に囲まれてお産をしました。

さっきまで、少し雨が降っていたようです。

どこに行くのーーー！！


走って急に、どこ行っちゃってたの？

ママ、どうしてみんなおちんちんが葉っぱなの？

違うよ、葉っぱを付けてるの。

どうして葉っぱ付けてるの？

お写真一枚だけ撮ろう？

下ろして～！今電車、電車描いてたの～！

ここにも、

ここにも、、。


電車描かないでよ、ここ世界遺産なんだよ～

いいの～

雨上がりの空がとっても綺麗でした。

Why do birds
suddenly appear,
Every time
You are near....

私の頭の中の流れていた歌はカーペンターズ

ベルばらを読んでいたとき庭園のシーンでいつも聴いてたから…。

ああ、今日はモネの家には行けなかったけど、空がモネの空だ…。

気付いたらもう閉館の時間で、息子の弓矢が預けっぱなしになってしまいました。

明日の朝の列車でスイスに行くのに…！

息子に、この札をちゃんとなくさないで持っててね。
これを持っていれば必ず、今度来た時返してもらえるから、と言ってなだめました。


その札は今も私が持っています。

パリに着くともう夜だったので、最後の日の夜だしと、初めて暗くなるまで出掛けました。

息子にここで、面白いおもちゃをひとつ買ってあげました。今日は不可抗力であの弓矢を手放してしまったので…


おじちゃんにも見せて～。

ママたちいつも寝てて知らなかったけど、夜はこんなに賑やかなんだね、、。

このお兄さんから買いました。

最後の夜は、初めて出掛けた夜だったので、特別思い出に残っています。

夕飯はいつもの中華屋さんでお持ち帰りにして、そこのお母さんと娘さんと握手をしてお別れしました。

とてもよくしてもらいました。
注文していないものまで付けてくれて、
えびせんも毎回、持たせてくれました。

それをホテルの遅番のお兄さんに差し入れで持って行って、半分こして食べて…

別れはいつも切ないです。

思い返せば楽しかったです、本当に。

毎日遊んだ、リュクサンブールも。

スイスからここへ来た時、本当は私はこの街に怒っていました。

パリに到着して駅で、子供がトイレに行きたくても荷物があったら一苦労。

大好きだったパリが、見るもの全部汚く見えて、独身の頃とは何もかもが違って見えました。

またある時は、部屋で寝ている息子を置いてコインランドリーへ行った帰り、たった一杯コーヒーが買いたかっただけなのに、店員がお喋りばかりして待たされて、寝ている息子が気になって買えずに帰った事も…。


ある時息子の前でイライラしてとうとう、"ママ、パリもフランスも嫌い！汚いから嫌だ！"
と言った時、小さい息子が言いました。

"ママ？もしもだれかがお家に来て、お家汚いから嫌いって言ったらどう思う？@(・●・)@は好きだよ。"


一番聞かせてはいけない相手に、私が絶対言ってはいけない言葉を言ってしまいました。私たちには、フランス人の家族もいるというのに。

ごめんね！ママ、今間違った事言っちゃった。

今は心から言えます。

パリが好きです。

モンマルトルの丘で絵を描いてくれた画家のおじさん、日本人の画家さん、アメリ喫茶の可愛いおばあちゃん。
いつもおまけしていっぱい持たせてくれた中華のおじさん、おばさん、ホテルの遅番のお兄さん。
そして私のフランスの可愛い姪たち。
私の青春、ベルサイユのばら、、、！！


最後の日の夜は、楽しかった事しか思い浮かびませんでした。

明日もうさよならするけど、またきっとすぐパリが恋しくなります。


パリと息子に、
楽しい思い出、たくさん たくさん、

ありがとう。。

この旅行記へのコメント （2）

• SATOSATOさん 2015/06/27 14:24:20

  一緒です〜

  世界遺産には目もくれず、黙々と砂遊び。
  一緒だー^^！と、昔行ったシドニー旅行を思い出しました。
  http://4travel.jp/travelogue/10799627
  
  お砂以外にも石ころだったり可愛い子ちゃんだったり、「関心はそっちー？？もっとこの綺麗な景色見て！」という事しょっちゅう。
  でも楽しんでくれることが一番ですね☆
  
  　　　　　SATOSATO

  yukiさん からの返信 2015/06/27 14:45:28

  Re:一緒です〜

  シドニー旅行、これから見せていただきます(o^^o)
  
  ありがとうございます！