南西インド紀行19☆アシュラムに泊まれず漁師町を行く

2015/04/02 - 2015/04/03

５年前に一泊１５ルピーで泊まれたヴィヴェーカナンダ・ケンドラ・アシュラムに飛び込みで行ってみたが、完全予約制に変わっていて撃沈。
しかたなく朝日を眺めに海岸へ。その後、浜辺の町を訪れたら運よくその日は祭りの炊き出しをやっていてラッキー。お粥を腹いっぱい食す。
その後は予定を早めてナガルコイルへ移動。そこでまたまた食事会に誘われる。

【交通】
4/2 Tiruchirappalli 17:15 ⇒ Kannyiakumari 3:15 特急寝台 Rs276(533円,ClearTripで予約）
4/3 Kannyiakumari ⇒ Nagercoil 10:32 バス Rs12
4/3 Nagercoil 12:30 ⇒ Varkala 15:55 普通２等席Rs25
【宿泊】
4/3〜4 ヴァルカラ Heavenly Breeze Beach Resort ダブル浴室付 Rs150,Rs127+45円(Hostel Bookersで予約)
【為替】
Rs1≒2円

エリア カーニャクマリ(インド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

目が覚めたら列車が停まっていて、周りの客はいなくなっていた。外に出ると終着駅のカーニャクマリだった。

カニャクマリ鉄道駅 駅

まだ４時前なのでしばらく構内で過ごす。５時ごろヴィヴェーカナンダ・ケンドラの宿泊施設へ向けて歩き始める。まだ外は暗いがこの辺りは５年前に何度か歩いているので不安はない。

フロントで空き部屋はあるか聞くと「２ヶ月先までないよ」とのまさかの答えにがっくり。以前と違ってネット予約しないと部屋は取れなくなっていた。

しかたがないので夜明けの海岸を見に行く。施設内を東へ進み、見覚えのある道を通って海岸へ出た。すでに１００人くらい来ていたが、浜辺に出るゲートは閉じられていた。

やがて日の出。ゲートが開いて防波堤の上が人でいっぱいになった。

日の出を拝みにきた皆さん。

貝売りも来ている。

浜辺伝いに最南端の岬まで行くことにした。

さわやかな朝の空気に包まれたビーチに見えるが、注意しないと大変なことになる。実は巨大な水洗トイレと化していたのだ。一瞬「何ごとも経験」と頭をよぎったが止めておく。

トイレにしておくにはもったいない眺め。

振り返ればこれまた豪華。

聖処女教会 寺院・教会

漁村の営みがあった。

祠の前で甘いミルク粥のような炊き出しをやっていた。

最初は味見だけのつもりで紙コップに一杯もらったら美味かったので、おかわりを貰ってわんこそば状態に。二階から見ていたおばさんが金属容器を貸してくれた。

ところでこれはイースターの今日だけ特別とのこと。ラッキー！井戸で容器を手洗いして返す。

白亜の教会を見学。ここも午前中は逆光だ。「モスクは朝行け、教会は夕方に行け」と言う自作の諺どおりだ。

なんとか明るく撮れないものか抵抗してみる。

中を見られたのはラッキー。

漁村の朝はのんびり空気。

隣の集落でも炊き出しをやっていた。

四重の塔×３タイプの教会。

ヴィヴェーカナンダ岩とティルヴァッルヴァル像がいよいよ間近に見えてきた。

ボート乗場は長蛇の列。

最南端のガートへ続く浜辺。

最南端の海で沐浴する人々。

左手の沖にはヴィヴェーカナンダの像が見える。

右手は小ビーチ。

５ルピーショップで貝のキーホルダーを選ぶ．貝そのものよりも鎖が錆びてないものを選ぶのが先。

カーニャクマリ名物の均一ショップ

ショップの少年は写りたがり。

南斜面から海の見える通り。白い建物はガンディー記念堂。

ガンディー記念堂 建造物

貝を売る露店がいくつかある。

カーニャクマリ駅まで戻ったが、ナガルコイル行きの列車は本数が少なく特急を使うと４０ルピーもするのでバスで行くことに。

カニャクマリ鉄道駅 駅

北の外れのバス停から乗ってナガルコイル到着｡来る予定の無い町に降り立った。

期待せずに駅まで歩いたが、意外なものが建っていた。

緑の寺院は初だ。

色とりどりの路地裏の屋根に白鳥やら鬼やら乗っている。

水色の寺院も。

祭り用品屋が集まる通り。

観光客は皆無だけれど、お土産にも出来そう。

粉ジュースが見つからない。レモンジュースだと思って買ったらピクルスだった。

駅まで来たがまだ１時間以上あるので再び街へ。

エッグパフは卵が生地の材料なのかと思ったら、ゆで卵が半分入っていた。これは美味い(Rs10)。

通りの突き当たりに小さな寺院が見えたので、ほかに行くあてもなく覗いてみると儀式をやっていた。親戚一族の儀式なのだとか。「食事は済んだか？あと１０分すれば食事が始まるよ」とのこと。やった〜♪でも時間があまり無い。

席に着くとやかんのお湯を垂らしてくれたので手を洗っていたら、実はバナナの葉を掃除するためのお湯だった。

失礼とは思いつつ、出てきた食べ物を次々食べる。この甘いフルーツ盛りがうまかった。

列車の出発まで１０分を切ったので呼んでくれた男性に礼を言って駅までダッシュ。途中でバイクのおじさんに乗せてもらった。

１番ホームのその先にある１Ａホームに列車を発見して一安心。

この辺りの車窓からは岩山が連なって見える。

色とりどりの気動車。

徐々にバックウォーター的水路も登場。やがてヴァルカラ駅に到着。

ヴァルカラ駅からビーチまでは２〜３ｋｍある。歩いている途中で太鼓隊に出会った。

この町でも祭りのようだ。

寺院も飾りつけがしてあったので疲れていたが覗いていく。

境内を奥に進むとラッキーにも、

伝統管楽器と太鼓の演奏を見ることができた。

ビーチが見える下り坂。

白砂のロングビーチ。

浜を歩いて適当なところで階段を上ってホテル密集地へ。

予約済みの宿はプール付き大ホテルの裏手にひっそりとあった。門は開いていたが、玄関は鍵が掛かったまま。その夜は町中まで祭りを見に行くことに。