南西インド紀行３☆ゴアではビールから栄養をとった

2015/03/06 - 2015/03/07

ゴアはパナジの街歩きをしたあとアンジュナ・ビーチに１泊だけお試し滞在。うっかりしていたが３月６日は春を祝うホーリーの日、ついに赤や緑の粉の洗礼を受けるときが来たか。地域によってはやらないようだがゴアあたりはどうかな。
【交通】
3/6 Old Goa 9:15 ⇒ Panaji 9:23 バス Rs10
3/6 Panaji ⇒ Mapusa 12:47 バス Rs15
3/6 Mapusa ⇒ Anjuna バス Rs16
3/7 Anjuna 13:50 ⇒ Mapusa 14:13 バス Rs14
3/7 Mapusa ⇒ Tivim 17:23 バス Rs15
3/7 Tivim 18:55⇒ Panvel(Mumbai)4:05 特急寝台 Rs373(719円,ClearTripで予約）
【宿泊】
アンジュナ Anjunapalms Guesthouse ドミトリー Rs150+49円(Hostel Bookersで予約）
【為替】Rs1≒2円

エリア ゴア(インド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 2.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩

バスでオールドゴアからパナジへ移動。

バス停の売店でベジ・パフを食べる（Rs10)。

この旅でいろんな種類のパフにお世話になりました。

ご主人、おいしかったでござるよ。

橋を渡ってパナジの街へ。

通りに面して十字架の祠があったり、

ポルトガル情緒な家並み。なのかな、きっと。

この階段はパナジ教会の前兆か。

お〜これこれ、パナジ教会。

パナジ教会 寺院・教会

シャンデリアが下がるこじんまりした礼拝堂。

椰子の木と白い階段がなんとも南国。

教会前の建物。色使いがレゴブロックに見えた。

ビショップ・パレスのほうへ坂を上る。

途中で白い屋敷があったので階段を上ってみた。

素敵な鉢植え。個人宅のようなのでここまで。

ビショップ・パレスは観光地ではなかったが、受付の男性が丁寧に対応してくれた。

内部を一部見せてもらう。

この人がビショップ？

インドでよく見かけるリス。

東側へ坂道を下ると途中にハヌマーン寺院があった。

麓から賑やかな太鼓の音が聞こえてくる。

実は今日はあの恐怖のホーリーの日だった。

赤い粉まみれの人がそこかしこにいて、うっかり近づけない。話せば分かる連中なのか、問答無用か？

乾いた粉だけならまだしも、色付き水鉄砲部隊が通りの両側に潜んでいたりする。子供から狙われる前にこちらがカメラを持っていることをアピールしながら進む。

やばそうな通りは迂回。気分は「祭り」というより「戦場カメラマン」

苦労して逃げ回りながらもサン・セバスチャン礼拝堂までたどり着いた。

この辺りまでくると観光地区なのでスナイパーはいない。はず。いないべき！

恐怖のホーリーを何とか無傷で切り抜けたど〜！（バラエティー的にはＮＧ）

マプサでバスを乗り換えてアンジュナ・ビーチに到着。

予約済みのゲストハウスはスーパーの真横にある民家。

ドミトリーは見かけはぱっとしないが、

庭に面していて落ち着ける部屋だ。オーナーも穏やかな人。フリーＷｉｆｉ付。

アンジュナパームス ゲストハウス ホテル

ローカル食堂が見当たらないので近くのレストランで食事。せっかくだからシーフードをと思ってクラブ・マサラ(Rs240)を頼んでみたがぱっとしなかった。キングフィッシャーの大瓶(Rs110)とバターロティで合計Rs370。

以後、ビールはスーパーで買うようになった。

オックスフォード・アーケード ショッピングセンター

さて一服してから海岸への道。このあたりはホーリー警戒警報がとけてない。気をつけて相手を興奮させないように歩く。

海岸は想像と違っていた。あらっ？ビーチじゃないじゃん。

木陰に腰を下ろしていたらインド人３人組が話しかけてきた。バンガロールから休暇を過ごしにきたソフト屋さんだ。ホーリー三昧のビール三昧をしに来たんだね。

犬にも赤い粉のとばっちり。

海岸から一歩入った細道沿いに服や土産を売る屋台が連なっている。

お土産屋のビッグダディーと暇つぶしに会話。

その隣はムスリムの青年が店番。「兄が去年メッカに行ったんだ。オレも数年内に行きたい」

ときどきミラーワークじゃらじゃらぶら下げたおばちゃんを見かけるが、西北インドから出稼ぎに来ているようだ。

宿から南に１ｋｍほど歩いた辺りがアンジュナ・ビーチの中心。もっと欧米人がいるかと思っていた。すでにシーズンオフかな。

アンジュナ ビーチ ビーチ

水があまりきれいじゃない。ガンガーで沐浴している姿に見えてくる。

帰りは内陸部の裏通りを歩いてみる。怪しげなサイケな音楽を大音量で流していた。こんなゲストハウスでもRs1000前後するそうだ。

見慣れない銘柄のビールを買ってきて部屋の前のテーブルで飲む(Rs36)。

３月７日（土）バス停でインド好きの白人おばちゃん二人組と出会った。なんでも１２年連続でインドに来ているそうだ。ゴアの北にある”ラトナギリ”という場所が「１８世紀に戻ったような隔絶した場所で最高だった」と現地ガイドの連絡先まで教えてくれた。

インドでときどき見かけるペダル式包丁研ぎ。アーメダバードでも見た。

チェックアウト後の暇つぶしに海岸の木陰にやってきた。岩場は記念写真を撮るインド人で大賑わい。ときどきライフセーバーのホイッスルが鳴って岸に上がるように指示が飛んでいる。

ゴアのミニチュアお土産。

午後はまたまたキングフィッシャー330ｍｌ、アルコール５％(Rs32)。安いのでつい。

バスでマプサまで出て市場を巡る。ゴアはカシューナッツが安いそうなので購入。２５０ｇ入りが定価Rs140のところ、服屋のおばちゃんの口利き一発でRs100になった。

マプサ・マーケット 市場

市場を歩くと太鼓売りの男が近寄ってくる。

上に行くほどせり出し構造の家。耐震性は大丈夫？

子供用の絵本やパズル。

アイスフロートたっぷりのバタムミルク(Rs20)。これは満足。

おいおい、こんなに積み上げて大丈夫と思ったら、中心に棒が通ってた。

ティビム駅までバス移動。

列車の出発までは時間があるので軽く食事。といっても食堂は一軒しか見当たらない。唯一食べられるパコラ（掻き揚げ）とチャイ。チャイはRs5からRs8に値上がりしていた。列車内では釣銭の都合もあり一気にRs10まで上がってしまっている。

駅まで歩く田舎道の途中になんと飲み屋があった。

最後にまたまたビール(Rs34)。

駅に到着したが、まだ時間がある。

駅前の空き地では小屋とも呼べないような粗末な住居の横で食事を作っていた。

でもホームレスでも最下層民でもない模様。

水道工事をやっている季節出稼ぎ労働者とその家族とのこと。

ムンバイ行きの寝台車に乗車。乗り合わせた家族に「明日はパンヴェルで下車します。もし寝ていたら起こしてください」と言っておいた。朝４時に途中下車するのでもしものときの保険である。

この旅行記へのコメント （4）

• kanaさん 2015/05/27 16:51:08

  確かに

  Halonさん こんにちわ♪
  
  確かに、ビール100ルピーちょうは、ぼったくり価格ですね
  インド、ちょっと苦手意識があったりしますが、いつかは再訪したいと思います(^ ^)
  
  でわでわ
  kana

  Halonさん からの返信 2015/05/27 21:03:40

  RE: 確かに

  kanaさん　こんばんは
  
  ビールは手前の町で２００ルピー超の値段を見たあとだったので「１１０ルピー！安い！」と飛びついてしまいましたが、冷静に考えるとちっとも安くなかった。我に戻ってスーパー通いに切り替えました。
  
  

• kayoさん 2015/05/25 10:12:43

  ホーリー

  Halonさん、こんにちは！
  
  ホーリーの被害に遭わなくって良かったですね。
  昔マトゥラーって聖地でホーリーに出くわし、散々な目に遭った事があります。
  あのカラーパウダー、一旦服に付いちゃうと洗濯しても取れず。
  カメラはホテルに置いて外出したので大丈夫でしたが、
  もっとぼろい服着て参戦すれば良かったと後悔。
  
  タイの水掛祭り(ソンクラーン)なんかも毎年過熱しているようで、
  水の中にテンカフ混ぜる輩もいてたり。
  一年に一度のお祭りなので盛り上がるのも理解できますが、
  旅行者にとってはヒヤヒヤですね。
  
  インドって隠れて飲むっぽい所が多かったような気がしますが、
  やっぱりゴアは開放的なんですね。
  
  昔はアンジュナビーチの北の方にヌーディストビーチがあって、
  西欧人が真っ裸でビーチに寝転んでいたり。今もあるかは？？
  ゴア滞在中に泊まっていた民家に泥棒が入り、
  ボンベイの闇両替で替えた500ドル相当のルピーを全部持っていかれ、
  残念なゴアの滞在となりました。
  でも今となってはこれもいい思い出ですが。
  
  kayo
  
  

  Halonさん からの返信 2015/05/25 20:32:08

  RE: ホーリー

  kayoさん　こんばんは
  
  今回はまだ荷物を持って移動中だったので”ホーリーに参戦”という選択肢はありませんでした。
  そうですか。やはり洗っても取れないんですね。
  次に機会があったら、取れない前提で無地のＴシャツでも着て参戦してみようかな。
  思い出のＴシャツができるかもしれません。
  
  ゴアはビールを浜でもスーパーの前でも飲んでましたね。
  インド人にとってもはめをはずしに来る場所のようで。
  アンジュナの北側は行ってないんですよ。行動範囲が狭くて。