2015/03/12 - 2015/03/14
17位(同エリア111件中)
Halonさん
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サイババと言ってもアフロ頭のサティア・サイババではありません。白い髭のシルディ・サイババのほう。インドではこちらの肖像をよく目にする。シルディの町ではアシュラムに実質20ルピーで滞在できた。長居してもいいのだが町にはサイババ・テンプル以外に見所を見出せなかったのがネック。
ダウラターバード要塞のほうはアウランガバード郊外にあり。最初はエローラのついでに回るつもりだったが時間的にも体力的にも厳しい。日をあらためて正解だった。
【交通】
3/12 Aurangabad 10:00 ⇒ Daulatabad 10:30 バス Rs16
3/12 Daulatabad 14:30 ⇒ Aurangabad 15:00 バス Rs19
3/13 Aurangabad 7:35 ⇒ Sainagar Shirdi 12:15 特急2等席 Rs75
3/14 Puntamba 23:35 ⇒ Pune Jn 7:35 普通寝台 Rs144(278円,ClearTripで予約)
【宿泊】
3/11〜12 アウランガバード Youth Hostel ドミトリー Rs120
3/13 Shri Saibaba Sansthan Trust ドミトリー Rs20
【為替】Rs1≒2円
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 3.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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9時ごろバスターミナルに向かう途中で男の子の元服式を見かけた。
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楽隊をやとって大々的に寺院まで行進。
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本人に関係なく周りが盛り上がっているダンス。
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寺院付属の集会場に場所を移動。
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「君もおいでよ」「はい」その一言を待っていました。
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お供え物がいろいろ。
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ステージ上で儀式がたんたんと執り行われる。
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来場者はおしゃべりしながら見守る。
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ビデオ撮影班が照明をあてたときに便乗撮影。
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10時ごろダウラターバードに向けて出発。エローラへ行く途中にある。
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ダウラターバードの中心で降りると要塞入口まで500m以上歩かされたので「要塞へ行きたい」とアピールしたほうがいい。
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入場料Rs100を払って中へ。
ダウラターバード 城・宮殿
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チャーンド・ミーナールは1447年建立、高さ64m。上へは登れない。
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砦は高さ200mの岩山の上にある。入口からの距離は600mほど。
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やがて第二城壁の門をくぐる。
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途中でインド人観光客が買ったパンフレットの案内図を見せてもらった。4重の城壁に取り囲まれていて更に内側にお堀があるのが分かる。さっき第二城壁だと思ったのは第4番目の城壁だった。
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要塞内の牢獄跡。
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大砲の根元に羊の頭。
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お堀には一本の鉄橋が掛かっているが、かつては巻き上げ式の吊橋で防御を高めていた。
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階段を上る前に、釣銭がわりに貰ったチョコを食べて休憩。
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ここからは城内の細い通路を上っていく。
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屋外に出て階段とその先の坂道を日陰伝いに上ると、
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やっとバラダリ宮殿が見えてきた。麓から50分、予想外に時間がかかった。
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ユースで同室のスウェーデン人が「酷い、行かないほうがいい」と言っていた訳が分かった。建物の内部は荒れ放題で見所は無く一部補修中で足場が組んである。
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ここの見所は城壁を一望できるスケール感だと割り切ろう。風が心地よいので暫く柱にもたれてぼ〜っとしていた。
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向こうの丘に延びるのが一番外の城壁。
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ここは尾長ザルの楽園でもある。
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さらに奥に進むと真の頂上砦があった。
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上からはチャーンド・ミーナールやモスクを含め城壁内が見渡せる。12世紀のヤーダヴァ朝から始まり、歴代デカン高原の支配者たちの手に移りその都度拡張されながら20世紀のハイデラバード王国まで続いた。
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西側斜面はより急峻なためか城壁は無くお堀のみ。
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真下の宮殿と中庭。
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頂上の大砲。
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帰りにも宮殿に寄ってみたら猿の代わりにリスがいた。
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麓のモスクに立ち寄ってみると、
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内部にはヒンズーの神が祭ってあった。
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お祈りにきたムスリムたちが管理のおばさんから指導を受けた。
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その手前には正方形の池。この家族からは記念写真屋と間違えられたようだ。
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出口が近くなり名残惜しむように細部に目がいく。
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象よりはるかに大きい怪物。
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城壁には上ることができた。
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第二、第三城壁の間の広場には各種大砲が展示してある。3時間弱で見学終了。
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バスでアウランガバードへ帰還。カットスイカがうまい!
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バス停とユースの間にある公園に入ってみた。入場料はRs10で外国人も同額。
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中には噴水があり、
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展示館があり、歴代指導者の紹介がパネルでしてあったりしたが興味が無く1分で通過。
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怪しげな水族館が別料金で営業していたり、
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銅像とかブランコ、ジャングルジムとかあったが、
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ペンギンのゴミ箱くらいしか撮りたいものがなく、そそくさと退散してきた。
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同室の日本人と夕食へ。ベジ・プラウとパニール・マサラとチャパティをシェア。これはなかなか美味しかった。
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3月13日(金)、アジャンターに行こうか迷ったが次の機会にした。アウランガバードからだとバスで片道2.5〜3時間かかるし、エローラでかなり満足したし、数年後にあらたな気持ちで再訪するのもいいかなと思ってのこと。
朝は3日連続で屋台のレモンライス。 -
公園のわきで見かけた健康ドリンク。インドネシアのジャムーみたいなやつかな。このレベルの怪しさにはまだ手が出ない。
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アウランガバード駅。本日の行き先はシルディ。シルディ・サイババの総本山のある町だ。特に興味は無いけれど、プネーに行く途中にあるから行ってみた。
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乗るのは5頭のパッセンジャー(普通列車)。
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途中マンマド駅で進行方向が変わる。さっき通り過ぎた親指山が再び車窓に見え始めた。「ラーマ王子が切り取った悪魔の指だ」とジャイナ教徒の男性が教えてくれた。
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その次に見えてきたテーブルマウンテンにはAnkai Fortという観光化されてない城があるのだとか。
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ほぼ定刻にサイナガル・シルディ駅に到着。
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駅前のバスは無料。しかも泊まりたかったサイ・アシュラムへの送迎バスだった。ラッキ〜
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だめもとで受付のフォームに記入してパスポートと提出すると、簡単にトークン・ナンバーを記入してもらえた。
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その番号が受付の電光表示に出たら窓口で宿泊費Rs10とデポジットRs100を支払ってレシートを貰う。
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ロッカーの場所はBCブロックの31とか決まっていて、大きな中庭に面した自分のブロックに移動。
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ブロックの受付でロッカーの鍵を貰う。この夜はこのフロアーでざこ寝。別途Rs5で敷布団を貸してくれる。また翌午前中にバケツ一杯のお湯(入浴用)をRs5で貰える。合計Rs20でドミトリーに泊まれると思えばよい。
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食事は日替わりのターリーがRs10、チャイがRs2と激安。
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さらにターリーは昼時だけはなぜか無料だった。
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アシュラムと駅をつなぐシャトルバスは途中でサイババ寺院にも停車する。
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寺院に入るゲートが4ヶ所ほどあり、どこも行列が絶えない。
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寺院には靴はもちろんカメラ、モバイルも持込禁止。
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寺院の周囲には土産物屋が山ほどありサイババ・グッズがこれでもかと並んでいる。
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名前の頭に”SAI”とついた店やホテルがそこら中で目に付く。
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ザクロ売りの少女によく声をかけられるが、カメラを向けるとたいてい逃げていく。
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物売りの少年。
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アシュラムのフロントにはサイババ寺院の中を映したモニターがあり祭壇の様子が分かる。
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時間になると信者が集まってお祈りを始める。突っ伏して祈る人の姿も。
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夜、何も持たずにバスで寺院まで行ってみた(以下3枚は別のときに撮ったイメージ写真)。裸足でバスに乗ったのは初めて。靴を履いたインド人の横に裸足で立たされるみじめ感も、床のざらざら感もなんだか新鮮。ボディーチェックを受けて中に入ると柵沿いに行列が蛇行していた。部屋の端から端まで5〜6往復くらい。もし分かっていたら並んでないだろう。でも一旦並んでしまったら逆戻りはできない。
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30分ほどかかってやっと部屋の奥までたどり着いた。祭壇の様子を壁のモニターで見ながら考える。ドアの向こう側にはすぐに祭壇があるのだろうか?ちょうど目印になる禿げ頭がドアの向こうに隠れたので、彼が何秒後にモニターに映るかチェックしてみるがなかなか見つからない。やがて自分もドアの向こうへ。だがそこには信じられない光景が!同じような大きさの部屋に行列が蛇行していたのである。信仰心を試されているのか、並ぶのも修行のうちか。甘くないなあ。
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さらに20分ほどで地下室へ降りる階段。いよいよだな、という思いも空しくすぐに1階に上る階段。なんなの?これは。ここで一袋ずつお土産が配られる。あとで開けたら丸くて黄色いお菓子が入っていた。そして行列が二手に分かれた。これは祭壇の右か左かということ。
1時間かかってやっと祭壇が見え始める。黄金の柱と信者の熱気。列をなす信者から数名の司祭が花束やお供え物を受取り額に触れる。最前列でしっかり拝ませてもらって裏口へ。
シルディには寺以外のアトラクションが見当たらなかった。 -
夜はアシュラムの中庭で噴水を見るくらい。
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敷布団を貰って最初は天井の高いフロアに寝ていたが、途中で寒くなり、ロッカーのある部屋に移動した。
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3月14日(土)、朝6時にホイッスルがなって強制起床!敷布団を返す。
アシュラムの裏庭で行列を作っていた。 -
朝食パックを買う行列だった。これでRs4。
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寺院の手前にバスターミナルがあったが、ここからプンタンバ行きは出ていなかった。
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13時にチェックアウト後、無料のクラークルームに荷物を預けようとしたら「12時間以上じゃないと預からない」とのこと。計算外だった。荷物を持ったまま早めに寺院へ移動。バスの行列に並ぶ。
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寺院の東の街外れからプンタンバ行きの乗合いオートが出ていた。
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客が満員になり出発したが、直後に逆戻り。乗客のおばさんが携帯を忘れたそうだ。
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旦那から携帯を受取り再び出発。のどかだ。
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途中、遊園地のような張りぼてのお城の前でおばさんが降りていく。雲行きが怪しくなってきた。
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ど田舎の道をひた走る。途中から線路の高架橋と平行に走った。レンガ工場をいくつか通り過ぎる。やがてついに土砂降り。雨よけを引っ張りさげる。
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運賃はRs20の約束だったが、最後に駅まで送ってくれたのでRs30請求された。
現在6時半、予定では駅周辺の寺院でも見て、食事をしてスーパーでもあればラッキーと思っていたが、駅は孤立していて一番近い屋台まで500m。 -
しかも土砂降りの雷雨。ベンチがひとつだけ。しまいに駅が停電。
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もうこれ以上ないというほど原始的環境に置かれてしまった。唯一の灯りは道向こうの祠の火。
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7時半、意を決して商店街のほうへ歩く。最初に目に付いた屋台に入る。1畳ほどの狭い店内には若いムスリムの主人と、ウイスキーを飲む男性客がひとり。
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そこでマサラゆで卵(Rs6)を貰う。「近くに食堂はないか」と聞くとこの先の交差点に一軒だけあると教えてくれた。
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一軒だけの食堂は満員だった。ターリー(Rs50)は日頃なら食べないがここしかないので仕方ない。店内で1時間ねばって壁のコンセントで充電も済ませた。
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足元には分け前を待つ猫。
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店の一角ではチャパティを作っている。
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外へ出てもっと時間を潰したいが、他にはこんな屋台しかないので駅へ戻る。幸い雨はあがった。
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駅に戻って暫くしてやっと停電が復旧。
列車の接近を吊るしたレールを叩いて知らせてくれた。この駅から乗るのは自分ひとりだった。
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