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世界文化遺産の白川郷紹介の締め括りです。『中野義盛家主屋』の玄関には、ドイツの世界的に著名な建築家で都市計画家の、ブルーノ・タウトが合掌造りの家を訪れた時の印象が記されていました。

2015春、飛騨高山と白川郷(16/16):白川郷、中野義盛家主屋、ブルーノ・タウト

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2015/05/23 - 2015/05/23

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旅行記グループ 2015春、高山と白川郷

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

世界文化遺産の白川郷紹介の締め括りです。『中野義盛家主屋』の玄関には、ドイツの世界的に著名な建築家で都市計画家の、ブルーノ・タウトが合掌造りの家を訪れた時の印象が記されていました。

交通手段
観光バス

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  • 『中野義盛家主屋』の紹介の続きです。玄関に飾ってあった写真のアップ光景です。ドイツの世界的に著名な建築家で都市計画家の、ブルーノ・タウト(1880〜1938年)が合掌造りの家を訪れた時の印象が記されていました。篠田英雄訳の 『日本美の再発見』は、若い頃に読んだ本の中では感銘を受けた本の1冊でした。

    『中野義盛家主屋』の紹介の続きです。玄関に飾ってあった写真のアップ光景です。ドイツの世界的に著名な建築家で都市計画家の、ブルーノ・タウト(1880〜1938年)が合掌造りの家を訪れた時の印象が記されていました。篠田英雄訳の 『日本美の再発見』は、若い頃に読んだ本の中では感銘を受けた本の1冊でした。

  • この地を第二次世界大戦前に訪れたブルーノ・タウトは、『日本美の再発見』の中で、『この辺りの風景は、もう全く日本的でない、少なくとも、私が一度も見たことがない景色だ。これはむしろスイスか、さもなければスイスの幻想だ』と感想を述べています。

    イチオシ

    この地を第二次世界大戦前に訪れたブルーノ・タウトは、『日本美の再発見』の中で、『この辺りの風景は、もう全く日本的でない、少なくとも、私が一度も見たことがない景色だ。これはむしろスイスか、さもなければスイスの幻想だ』と感想を述べています。

  • ブルーノ・タウトが日本を訪れた時期は、第二次大戦の開戦が近い時期でしたが、彼が評価した日本建築の神髄は、西洋コンプレックスで、目が霞んでいた日本にとっては、まさに画期的な評価でした。『日本美の再発見』の中でタウトが評価した建物は、無駄を維全く無くした伊勢神宮の造り、そして苦労したのは日本家屋の厠臭だった記憶が残っています。

    ブルーノ・タウトが日本を訪れた時期は、第二次大戦の開戦が近い時期でしたが、彼が評価した日本建築の神髄は、西洋コンプレックスで、目が霞んでいた日本にとっては、まさに画期的な評価でした。『日本美の再発見』の中でタウトが評価した建物は、無駄を維全く無くした伊勢神宮の造り、そして苦労したのは日本家屋の厠臭だった記憶が残っています。

  • 往きに内部を含めて紹介した、『マタダテ(股建)小屋』の光景です。論証はありませんが、『合掌造り』の古い呼び名が『股建』の呼び名ではないかと推論した建物です。

    往きに内部を含めて紹介した、『マタダテ(股建)小屋』の光景です。論証はありませんが、『合掌造り』の古い呼び名が『股建』の呼び名ではないかと推論した建物です。

  • 帰りにもう一度眺めた、旧中野義盛家の建物光景です。合掌造りの家の大きさと、奥深い歴史に刻まれた懐の深さを感じた、今回の見学となりました。

    帰りにもう一度眺めた、旧中野義盛家の建物光景です。合掌造りの家の大きさと、奥深い歴史に刻まれた懐の深さを感じた、今回の見学となりました。

  • 木製の高い旗竿の上で泳ぐ、3匹のコイノボリ(鯉幟)の光景です。快晴とは言えませんが、青空も見える好天の日でした。

    木製の高い旗竿の上で泳ぐ、3匹のコイノボリ(鯉幟)の光景です。快晴とは言えませんが、青空も見える好天の日でした。

  • 往きにも立ち寄った水車小屋の光景です。帰り道の目印になった建物です。日本の原風景の一つです。

    往きにも立ち寄った水車小屋の光景です。帰り道の目印になった建物です。日本の原風景の一つです。

  • 往きにも写真紹介した、タニウツギ(谷空木)の花です。樹高は2〜5メートルほどです。

    往きにも写真紹介した、タニウツギ(谷空木)の花です。樹高は2〜5メートルほどです。

  • 新緑の葉裏から眺めた庄川の光景です。庄川は、岐阜県北部および富山県西部を流れる、庄川水系の一級河川です。古称は、雄神神社に因む『雄神川』です。

    新緑の葉裏から眺めた庄川の光景です。庄川は、岐阜県北部および富山県西部を流れる、庄川水系の一級河川です。古称は、雄神神社に因む『雄神川』です。

  • 立入り禁止の柵が設けられていた洞穴です。第二次大戦中の防空壕ですと土手に掘られたようですから、貯蔵庫の跡でしょうか。

    立入り禁止の柵が設けられていた洞穴です。第二次大戦中の防空壕ですと土手に掘られたようですから、貯蔵庫の跡でしょうか。

  • 花が終わったミツマタ(三椏)です。黄色化オレンジの綺麗な花を咲かせますが、色褪せた花の残りだけでした。中国中南部、ヒマラヤ地方が原産のジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木です。皮は和紙の原料として用いられます。

    花が終わったミツマタ(三椏)です。黄色化オレンジの綺麗な花を咲かせますが、色褪せた花の残りだけでした。中国中南部、ヒマラヤ地方が原産のジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木です。皮は和紙の原料として用いられます。

  • 荻町の合掌造り集落の『民家園』から流れ出す小川の光景です。小さな滝の光景でした。『水織音の滝』と呼ばれています。

    荻町の合掌造り集落の『民家園』から流れ出す小川の光景です。小さな滝の光景でした。『水織音の滝』と呼ばれています。

  • 『てしごとの店』らしい看板が懸かっていた合掌造りの家です。『民家園』の入場券には、アイスクリームのサービス券が付いていましたので、この近くで『どぶろくアイス』を食べて退出しました。中々おいしいアイスでした。

    『てしごとの店』らしい看板が懸かっていた合掌造りの家です。『民家園』の入場券には、アイスクリームのサービス券が付いていましたので、この近くで『どぶろくアイス』を食べて退出しました。中々おいしいアイスでした。

  • 『合掌造り民家園』の出入り繰りがあった建物です。この建物を通って退出し、『民家園』の見学はおしまいです。

    『合掌造り民家園』の出入り繰りがあった建物です。この建物を通って退出し、『民家園』の見学はおしまいです。

  • 出口近くにあった合掌造りの家です。壁面が新しい板葺きになっていました。ゲストハウスとして使用されていたようです。

    出口近くにあった合掌造りの家です。壁面が新しい板葺きになっていました。ゲストハウスとして使用されていたようです。

  • 往きには気が付きませんでしたが、帰りに目がとまった、門に取付けてあった木製の句碑です。『門を出(いず)れば我も行人(ゆくひと)秋のくれ(暮)』の蕪村の1句でした。与謝蕪村(1716〜1783年)は、芭蕉に憧れ、芭蕉を目指した俳人です。この句も、芭蕉の『比道(このみち)や行人なしにあきのくれ』を念頭に詠まれた句とされます。

    イチオシ

    往きには気が付きませんでしたが、帰りに目がとまった、門に取付けてあった木製の句碑です。『門を出(いず)れば我も行人(ゆくひと)秋のくれ(暮)』の蕪村の1句でした。与謝蕪村(1716〜1783年)は、芭蕉に憧れ、芭蕉を目指した俳人です。この句も、芭蕉の『比道(このみち)や行人なしにあきのくれ』を念頭に詠まれた句とされます。

  • 立入りができなかった庭先で咲いていたカキツバタ(杜若)のような花です。ハナショウブ(花菖蒲)の方かもしれません。コンパクト・デジカメでズームアップしての撮影です。

    立入りができなかった庭先で咲いていたカキツバタ(杜若)のような花です。ハナショウブ(花菖蒲)の方かもしれません。コンパクト・デジカメでズームアップしての撮影です。

  • 2軒並んだ同じ屋号の『古太神』の合掌造りの家です。右が『お土産店』、左が『レストラン』のお店です。

    2軒並んだ同じ屋号の『古太神』の合掌造りの家です。右が『お土産店』、左が『レストラン』のお店です。

  • レストランの前の犬のような形をした大きな石には、しめ縄が張られていました。お土産店の『古太神』の右奥には、『合掌』の名前のお土産店が並んでいました。

    レストランの前の犬のような形をした大きな石には、しめ縄が張られていました。お土産店の『古太神』の右奥には、『合掌』の名前のお土産店が並んでいました。

  • 満開だった濃いピンク色のシバザクラ(芝桜)の花です。ハナシノブ科フロックス属の多年草です。ハナツメクサ(花詰草、花爪草)の別名を持ちます。<br />

    満開だった濃いピンク色のシバザクラ(芝桜)の花です。ハナシノブ科フロックス属の多年草です。ハナツメクサ(花詰草、花爪草)の別名を持ちます。

  • 花波咲いていませんでしたが、白い斑入りの瑞々しい葉を持った植物です。カラーの葉にも似ていましたが、別の植物のギボウシ(擬宝珠)のようでした。キジカクシ科リュウゼツラン亜科ギボウシ属の植物です。ギボウシ(擬宝珠)は、山菜として若芽、若葉などが利用されますが、若葉が毒草のバイケイソウに似ていて、誤食事故が多いとされます。斑入りの葉は、園芸品種のようです。

    花波咲いていませんでしたが、白い斑入りの瑞々しい葉を持った植物です。カラーの葉にも似ていましたが、別の植物のギボウシ(擬宝珠)のようでした。キジカクシ科リュウゼツラン亜科ギボウシ属の植物です。ギボウシ(擬宝珠)は、山菜として若芽、若葉などが利用されますが、若葉が毒草のバイケイソウに似ていて、誤食事故が多いとされます。斑入りの葉は、園芸品種のようです。

  • 庄川(しょうがわ)に架かる『であい橋』の袂から眺めた、合掌造りの家並みです。先ほど紹介した、3軒並びのお店を反対側から眺めた光景です。こちら側が正面らしい、一番左のお店が『合掌』、右に2軒が『古太神』のお土産店とレストランです。

    イチオシ

    庄川(しょうがわ)に架かる『であい橋』の袂から眺めた、合掌造りの家並みです。先ほど紹介した、3軒並びのお店を反対側から眺めた光景です。こちら側が正面らしい、一番左のお店が『合掌』、右に2軒が『古太神』のお土産店とレストランです。

  • 庄川に架かる『であい橋』の袂から眺めた、対岸の光景です。時間の都合で、対岸側の見学はあきらめましたが、合掌造りの家は、対岸の東方面の方が数多くあります。

    庄川に架かる『であい橋』の袂から眺めた、対岸の光景です。時間の都合で、対岸側の見学はあきらめましたが、合掌造りの家は、対岸の東方面の方が数多くあります。

  • 橋の袂から眺めた、庄川の光景です。上流方向の光景になります。庄川(しょうがわ)は、岐阜県北部および富山県西部を流れる、庄川水系の一級河川です。

    橋の袂から眺めた、庄川の光景です。上流方向の光景になります。庄川(しょうがわ)は、岐阜県北部および富山県西部を流れる、庄川水系の一級河川です。

  • 同じく、橋の袂から眺めた庄川の光景です。こちらは下流方向の光景になります。流域の地域を『雄神の庄』と呼んでいたことから、河川そのものが『雄神の庄の川』と呼ばれ、『庄川』の名前になったとされます。

    同じく、橋の袂から眺めた庄川の光景です。こちらは下流方向の光景になります。流域の地域を『雄神の庄』と呼んでいたことから、河川そのものが『雄神の庄の川』と呼ばれ、『庄川』の名前になったとされます。

  • 端を王ふゅくする時間は残されていましたが、この混雑ぶりでしたから渡るのはやめました。荘川の東岸の見学は、またの機会の楽しみにとっておきました。

    端を王ふゅくする時間は残されていましたが、この混雑ぶりでしたから渡るのはやめました。荘川の東岸の見学は、またの機会の楽しみにとっておきました。

  • 定刻に白川郷の駐車場を出発し、名古屋駅方面に向かいました。その途中立寄った、ひるがの高原サービスエリアです。若い頃、名古屋から近いひるがの高原のキャンプ場を何度も利用し、初めてのスキー経験はひるがの高原スキー場でした。懐かしい場所の一つです。その時は、まだ、高速道路もこのサービスエリアもありませんでした。

    定刻に白川郷の駐車場を出発し、名古屋駅方面に向かいました。その途中立寄った、ひるがの高原サービスエリアです。若い頃、名古屋から近いひるがの高原のキャンプ場を何度も利用し、初めてのスキー経験はひるがの高原スキー場でした。懐かしい場所の一つです。その時は、まだ、高速道路もこのサービスエリアもありませんでした。

  • 同じく、ひるがの高原サービスエリアの光景です。冬季ですと、周りの山は白い冠雪で覆われていたような記憶です。名古屋から近いひるがの高原スキー場でした。現在は、東海北陸自動車道『ひるがの高原スマートIC』から約5分と紹介されています。前方の山は、岐阜県高山市と郡上市にまたがる標高1709メートルの大日ヶ岳です。<br />

    同じく、ひるがの高原サービスエリアの光景です。冬季ですと、周りの山は白い冠雪で覆われていたような記憶です。名古屋から近いひるがの高原スキー場でした。現在は、東海北陸自動車道『ひるがの高原スマートIC』から約5分と紹介されています。前方の山は、岐阜県高山市と郡上市にまたがる標高1709メートルの大日ヶ岳です。

  • ひるがの高原サービスエリアの紹介が続きます。岐阜県郡上市の東海北陸自動車道上にあるひるがの高原サービスエリアの標高は約860メートル、日本一標高の高い場所にあるサービスエリアとされます。

    ひるがの高原サービスエリアの紹介が続きます。岐阜県郡上市の東海北陸自動車道上にあるひるがの高原サービスエリアの標高は約860メートル、日本一標高の高い場所にあるサービスエリアとされます。

  • 最後の休憩に立寄った、関サービスエリアの光景です。ここから名古屋駅方面までは1時間とはかかりませんでした。予定通りの時刻に名古屋駅に到着し、今回のバスツアーは終了しました。

    最後の休憩に立寄った、関サービスエリアの光景です。ここから名古屋駅方面までは1時間とはかかりませんでした。予定通りの時刻に名古屋駅に到着し、今回のバスツアーは終了しました。

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2015春、高山と白川郷

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