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飛騨の小京都とも呼ばれる高山の街並み紹介です。保存された古い町並みは、『重要伝統的建造物群保存地区』として、国の選定を受けています。

2015春、飛騨高山と白川郷(2/16):高山、安川通り、上二之町、平田記念館

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2015/05/23 - 2015/05/23

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

飛騨の小京都とも呼ばれる高山の街並み紹介です。保存された古い町並みは、『重要伝統的建造物群保存地区』として、国の選定を受けています。

交通手段
観光バス

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  • ここまでは、メインストリートの安川通りの商店街光景です。この少し先で左に折れ、下二之町から上二之町につながる通りの上二之町側を南進しました。

    ここまでは、メインストリートの安川通りの商店街光景です。この少し先で左に折れ、下二之町から上二之町につながる通りの上二之町側を南進しました。

  • 上二之町の通りの光景になります。老舗の飛騨蕎麦屋さんの暖簾光景です。『明治31年創業・恵比寿本店』の文字が染め抜かれていました。

    上二之町の通りの光景になります。老舗の飛騨蕎麦屋さんの暖簾光景です。『明治31年創業・恵比寿本店』の文字が染め抜かれていました。

  • 疏水の脇で咲いていたクリスマス・ローズの花です。澄んだ水が、かなりの速さで流れていました。最終的には宮川に注いでいるようでした。

    イチオシ

    疏水の脇で咲いていたクリスマス・ローズの花です。澄んだ水が、かなりの速さで流れていました。最終的には宮川に注いでいるようでした。

  • 下向きに咲くクリスマス・ローズの花のアップ光景です。薄紫色の花でした。『クリスマス・ローズ』の呼び名は、クリスマスの頃に開花するヘレボルス・ニゲルだけを指した呼称ですが、日本の園芸市場では、もっと広い範囲の呼び名に使われています。

    下向きに咲くクリスマス・ローズの花のアップ光景です。薄紫色の花でした。『クリスマス・ローズ』の呼び名は、クリスマスの頃に開花するヘレボルス・ニゲルだけを指した呼称ですが、日本の園芸市場では、もっと広い範囲の呼び名に使われています。

  • 同じく、クリスマス・ローズの花のアップ光景です。緑系統の花の色でした。花に見える部分は、植物学上では『萼片』と呼ばれる部分です。日本では、広い範囲に『クリスマス・ローズ』の呼称を用いていますので、多くの品種は、クリスマスの頃ではなく、春に開花します。

    同じく、クリスマス・ローズの花のアップ光景です。緑系統の花の色でした。花に見える部分は、植物学上では『萼片』と呼ばれる部分です。日本では、広い範囲に『クリスマス・ローズ』の呼称を用いていますので、多くの品種は、クリスマスの頃ではなく、春に開花します。

  • お菓子などのお土産を販売していたお店です。奥の暖簾に『結び雁金』の紋が見えました。信濃の豪族滋野氏、清和源氏頼季流の信濃源氏が家紋として使用したとされ、信州に多い紋です。

    お菓子などのお土産を販売していたお店です。奥の暖簾に『結び雁金』の紋が見えました。信濃の豪族滋野氏、清和源氏頼季流の信濃源氏が家紋として使用したとされ、信州に多い紋です。

  • 右手ではお酒の瓶を離さないタヌキ(狸)さんですが、左手では赤色と黄色のバラを持って、笑顔でお客さんを招いていました。バラは生花でした。

    イチオシ

    右手ではお酒の瓶を離さないタヌキ(狸)さんですが、左手では赤色と黄色のバラを持って、笑顔でお客さんを招いていました。バラは生花でした。

  • 『平田酒造場』の看板があったお店です。熟成古酒の『酔翁』などの新しい看板も懸かっていました。2007年〜2009年の全国酒類コンクール 3年連続古酒部門 1位入賞の古酒です。長期熟成(10年以上)された秘蔵酒です。(ウィキペディア)

    『平田酒造場』の看板があったお店です。熟成古酒の『酔翁』などの新しい看板も懸かっていました。2007年〜2009年の全国酒類コンクール 3年連続古酒部門 1位入賞の古酒です。長期熟成(10年以上)された秘蔵酒です。(ウィキペディア)

  • 『渋草焼(しぶくさやき)・芳国舎』の看板があった建物です。渋草焼は、岐阜県高山市で焼かれる陶磁器です。天保11年(1840年)に飛騨郡代豊田友直が陶磁器を自給自足するために、官民共同の窯場を作ったのが始まりとされます。創業天保12年の文字もありました。

    『渋草焼(しぶくさやき)・芳国舎』の看板があった建物です。渋草焼は、岐阜県高山市で焼かれる陶磁器です。天保11年(1840年)に飛騨郡代豊田友直が陶磁器を自給自足するために、官民共同の窯場を作ったのが始まりとされます。創業天保12年の文字もありました。

  • このお宅は、珍しく商売なしの、住宅専用で使われているようでした。暖簾はなく、表札だけがありました。一階、二階共に窓に格子が使われていました。

    このお宅は、珍しく商売なしの、住宅専用で使われているようでした。暖簾はなく、表札だけがありました。一階、二階共に窓に格子が使われていました。

  • 緋毛氈の2つの座席と、白とパステルカラー風の青の暖簾がよく似合った店先光景です。『稲豊園』の屋号の和菓子屋さんでした。HPには、創業110年と紹介されていました。

    緋毛氈の2つの座席と、白とパステルカラー風の青の暖簾がよく似合った店先光景です。『稲豊園』の屋号の和菓子屋さんでした。HPには、創業110年と紹介されていました。

  • サフィニアか、ペチュニアか判断付かなかった鉢植えの花です。ペチュニアをベースの日本で品種改良されたサフィニアの方でしょうか。

    サフィニアか、ペチュニアか判断付かなかった鉢植えの花です。ペチュニアをベースの日本で品種改良されたサフィニアの方でしょうか。

  • 醸造所の店先光景です。吟醸の『玉乃井』と、吟醸生酒の『氷室』の醸造所の看板がありました。『玉乃井』の看板には、『創業元禄八年』の文字がありました。1695年のことになりますから、ざっと320年前のことになります。二木酒造(株)のHPでは、ネット販売を受け付けていました。<br />

    イチオシ

    醸造所の店先光景です。吟醸の『玉乃井』と、吟醸生酒の『氷室』の醸造所の看板がありました。『玉乃井』の看板には、『創業元禄八年』の文字がありました。1695年のことになりますから、ざっと320年前のことになります。二木酒造(株)のHPでは、ネット販売を受け付けていました。

  • 『郷土伝統工芸品・飛騨染』の暖簾があったお店です。高山市のHPでは、『飛騨染は、江戸時代より高山祭と共に発展して来ました。もち米粉・米糠から作られるもち糊を筒(筒描き)や型(型置き)で生地に置き、豆の絞り汁で溶いた数種類の顔料で染付けた後、清水でもち糊を洗い流し、その後寒風に晒し(寒晒し)て色の定着・発色を促します。』と紹介されていました。

    『郷土伝統工芸品・飛騨染』の暖簾があったお店です。高山市のHPでは、『飛騨染は、江戸時代より高山祭と共に発展して来ました。もち米粉・米糠から作られるもち糊を筒(筒描き)や型(型置き)で生地に置き、豆の絞り汁で溶いた数種類の顔料で染付けた後、清水でもち糊を洗い流し、その後寒風に晒し(寒晒し)て色の定着・発色を促します。』と紹介されていました。

  • 地元でもらった街歩きパンフレットにも記載されていた、『平田記念館』です。平田家は、10代続く高山の豪商です。商家の歴史や、什器、備品や代々集められた美術品の数々が展示されているようです。入城する時間はありませんでした。

    地元でもらった街歩きパンフレットにも記載されていた、『平田記念館』です。平田家は、10代続く高山の豪商です。商家の歴史や、什器、備品や代々集められた美術品の数々が展示されているようです。入城する時間はありませんでした。

  • 同じく、『平田記念館』の建物光景です。屋号は『打保屋』、ロウソクや日本髪を結うときのビンツケ油を商っていた豪商です。因みに、入場料は300円です。(ウィキペディア)

    同じく、『平田記念館』の建物光景です。屋号は『打保屋』、ロウソクや日本髪を結うときのビンツケ油を商っていた豪商です。因みに、入場料は300円です。(ウィキペディア)

  • 鮮やかな紫色のテッセン(鉄線)の花です。キンポウゲ科センニンソウ属のつる性植物です。鉄線葛や鉄線蓮とも呼ばれます。クレマチスを含めて、テッセンと呼ばれることもあります。

    鮮やかな紫色のテッセン(鉄線)の花です。キンポウゲ科センニンソウ属のつる性植物です。鉄線葛や鉄線蓮とも呼ばれます。クレマチスを含めて、テッセンと呼ばれることもあります。

  • 小さな実が色付き始めたイチゴ(苺)です。苺は、バラ科の多年草です。一番多く栽培されているのは、オランダイチゴ属のオランダイチゴ種とされます。オランダイチゴ属で初めて栽培化されたのは17世紀のエゾヘビイチゴ、オランダイチゴは、18世紀にオランダの農園で、北米産のバージニアイチゴとチリ産のチリイチゴの交雑によって生まれました。日本には江戸時代の終わり頃にオランダから輸入されました。

    小さな実が色付き始めたイチゴ(苺)です。苺は、バラ科の多年草です。一番多く栽培されているのは、オランダイチゴ属のオランダイチゴ種とされます。オランダイチゴ属で初めて栽培化されたのは17世紀のエゾヘビイチゴ、オランダイチゴは、18世紀にオランダの農園で、北米産のバージニアイチゴとチリ産のチリイチゴの交雑によって生まれました。日本には江戸時代の終わり頃にオランダから輸入されました。

  • クモマソウ(雲間草)かと思いましたが、違っていました。ユキワリソウ(雪割草)や、シバザクラ(芝桜)とも違っていました。雌しべと雄しべが目立たない花です。前にも見たことがある花ですが、目下思案中です。

    クモマソウ(雲間草)かと思いましたが、違っていました。ユキワリソウ(雪割草)や、シバザクラ(芝桜)とも違っていました。雌しべと雄しべが目立たない花です。前にも見たことがある花ですが、目下思案中です。

  • 白色とピンクの花が寄せ植えされていたニチニチソウ(日々草)です。キョウチクトウ科ニチニチソウ属の一年草です。初夏から晩秋まで次々に花が咲きます。

    白色とピンクの花が寄せ植えされていたニチニチソウ(日々草)です。キョウチクトウ科ニチニチソウ属の一年草です。初夏から晩秋まで次々に花が咲きます。

  • 奥に見える建物は、高山の祭り屋台が収められている蔵です。『五台山』と呼ばれている、上二之町中組の屋台です。屋台の幅に合わせたコンクリートが敷設してありました。

    奥に見える建物は、高山の祭り屋台が収められている蔵です。『五台山』と呼ばれている、上二之町中組の屋台です。屋台の幅に合わせたコンクリートが敷設してありました。

  • 入り口横にあった立看板です。『重要有形民俗文化財高山祭屋台・五台山・上二之町中組』と紹介されていました。文化年間(1804〜1817年)に改修、中国の『五台山』に因む名前です。『五台山』は、中国仏教の聖地の一つで、山西省見学の折に立寄りました。その後、2009年に世界文化遺産に登録されました。

    入り口横にあった立看板です。『重要有形民俗文化財高山祭屋台・五台山・上二之町中組』と紹介されていました。文化年間(1804〜1817年)に改修、中国の『五台山』に因む名前です。『五台山』は、中国仏教の聖地の一つで、山西省見学の折に立寄りました。その後、2009年に世界文化遺産に登録されました。

  • 高山市教育委員会名で掲示されていた立看板です。『重要伝統的建造物群保存地区・高山市三町伝統的建造物群保存地区』の長いタイトルがありました。左の地図に、白く色分けされた地域です。

    高山市教育委員会名で掲示されていた立看板です。『重要伝統的建造物群保存地区・高山市三町伝統的建造物群保存地区』の長いタイトルがありました。左の地図に、白く色分けされた地域です。

  • 和菓子の老舗らしい『とらや』の看板があったお店です。ネット検索では、天保元年(1830年)創業の老舗と紹介されていました。草饅頭が伝統の品のようです。

    和菓子の老舗らしい『とらや』の看板があったお店です。ネット検索では、天保元年(1830年)創業の老舗と紹介されていました。草饅頭が伝統の品のようです。

  • 『町年寄・川上氏宅址』の文字が刻まれた石碑です。時の城主の金森氏のお墨付きを得た川上家の住宅跡です。魚問屋『川上』がとりわけ賑ったのが、12月19日に開かれた鰤市とされます。鰤は、東は野麦峠を越えて信州・江戸へ、西は白川郷・郡上、南は宮峠や刈安峠を越えて尾張・京都、北は越中へと運ばれました。

    『町年寄・川上氏宅址』の文字が刻まれた石碑です。時の城主の金森氏のお墨付きを得た川上家の住宅跡です。魚問屋『川上』がとりわけ賑ったのが、12月19日に開かれた鰤市とされます。鰤は、東は野麦峠を越えて信州・江戸へ、西は白川郷・郡上、南は宮峠や刈安峠を越えて尾張・京都、北は越中へと運ばれました。

  • ムラサキツユクサ(紫露草)らしい花です。半分隠れて咲いていました。ムラサキツユクサは、ツユクサ(紫露草)より、花や葉が大きい耐寒性の常緑多年草です。

    ムラサキツユクサ(紫露草)らしい花です。半分隠れて咲いていました。ムラサキツユクサは、ツユクサ(紫露草)より、花や葉が大きい耐寒性の常緑多年草です。

  • ムラサキツユクサ(紫露草)の傍の光景です。大きな木の樽に水が流れ込んでいましたが、飲み水ではない事の注意書きがありました。

    ムラサキツユクサ(紫露草)の傍の光景です。大きな木の樽に水が流れ込んでいましたが、飲み水ではない事の注意書きがありました。

  • 先に紹介した、『重要伝統的建造物群保存地区・高山氏三町伝統的建造物群保存地区』の長いタイトルの標識です。こちらも、昭和54年の国指定による、高山市名の立看板でした。

    先に紹介した、『重要伝統的建造物群保存地区・高山氏三町伝統的建造物群保存地区』の長いタイトルの標識です。こちらも、昭和54年の国指定による、高山市名の立看板でした。

  • 自然石の上に神棚が祭られていた光景です。『南車台組』の名前の賽銭箱が設けられていました。高山祭の屋台維持への寄付金募集のようでした。

    自然石の上に神棚が祭られていた光景です。『南車台組』の名前の賽銭箱が設けられていました。高山祭の屋台維持への寄付金募集のようでした。

  • 『重要伝統的建造物群保存地区・高山市三町伝統的建造物群保存地区』と呼ばれている、上二之町の散策は、これでおしまいです。『さんまち通り』と交差する角にあった家です。ここからは『さんまち通り』を筏橋に向かって、西南に向かいました。

    『重要伝統的建造物群保存地区・高山市三町伝統的建造物群保存地区』と呼ばれている、上二之町の散策は、これでおしまいです。『さんまち通り』と交差する角にあった家です。ここからは『さんまち通り』を筏橋に向かって、西南に向かいました。

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2015春、高山と白川郷

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