念願の日光東照宮参拝と残雪のこる中禅寺湖畔「四季彩」で湯あみ　そして最後は宇都宮餃子の食べある記♪　前編

2015/04/05 - 2015/04/06

そろそろ旅行依存症の治療が必要な時期を迎えました（笑）
近場でさっくり旅行できるところはないかなぁ〜。
そうだ、日光へ行こう！
最近は日光までの特急も増便されてアクセスが便利に◎
今年、2015年は徳川家康の薨去400年、400年式年大祭を迎える節目の年…きっと日光に決めたのも何かのご縁だわ〜♪
せっかくなら温泉も満喫したい！
雪解け進行中の中禅寺湖畔で極上のお湯に癒されました。
でもでも！やっぱり最後はグルメよね〜♪
１泊２日でしたが旅行依存症のよい治療となりました(^^ゞ

1日目は世界遺産でもある日光の二社一寺を観光、中禅寺湖温泉に宿泊します☆

エリア 日光(栃木)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: 楽天トラベル

今回の旅はかっこさんと大宮駅で待ち合わせ〜♪
特急「日光1号」、東武日光駅行きです。

朝ごはんはエキュート大宮で仕入れました◎
かっこさんが飲むヨーグルトを持ってきてくれて素敵な朝ごはんの出来上がり♪

１時間半ほどで東武日光駅に到着しました。

途中、どこかの駅でＪＲから東武鉄道に入るので、車掌さんも交代し、東武鉄道エリアに入ると車内の電気が消されました。
ＪＲと東武で色々マニュアルが違うのでしょうね。

東武日光駅構内

ちょっとしたお土産も売られています。
外国人観光客が多かったです。

駅の窓口でバスに乗り放題の切符（手形）を購入しました。
500円で乗り降り自由、東照宮を往復するだけでも元が取れます◎

バスは駅前のロータリーから出ています。
あいにくの雨で、しかも寒〜い！！
春爛漫の大宮とは気温が全然違いました
春用コートでで来ちゃったよ…ダウンが必要だった((+_+))

駅前にはお土産やちょっとしたお食事処のお店が並んでいます。

バスで「勝道上人像前」まで移動しました。

実はこの旅、昨日決めました（笑）
というのも３月後半から体調を崩していたので行けるかどうかとっても微妙だったのです…ということで下調べ不十分！
ガイドブックのモデルプランに忠実に見物したいと思います♪

えっと…勝道上人は766年に夢のお告げで日光山を開いた方です。

まずは「輪王寺」

えっ!?
いきなりの工事中(-_-メ)

大晦日の「ゆく年くる年」の日光の画でみなさんご覧になったことあるのでは？
この鐘がつかれるそうです。

改修工事中の三仏堂の内部の写真はありません。
が！！すごく良かった〜(^O^)／

内部は建物の骨組みからすべて解体して行われる大がかりなものです。
その改修工事中の様子を７階まで（階段）昇って見学できます。
しかも三体の仏像も床に安置されて補修されるのを間近で見られるのです。
貴重な見学でした♪
改修工事中の三仏堂、お勧めします！

すっかり輪王寺の虜になった私たち、三仏堂の中でしか受けられないお守りももちろん購入♪
このお守りは返す必要はなく、一生身につけておくとよいそうです。

次の行程は…ちょっと寄り道しちゃおう！

寒さも限界で、「上島珈琲店」を見つけて休憩♪

温かい飲み物でほっと一息◎

さぁ、少し温まったらこの旅メインの日光東照宮を参拝します♪

五重塔

初層の十二支の彫刻が見どころ！
でも知らずに素通りしちゃった（爆）

上神庫

そして有名な「三猿」の彫刻の神厩舎（しんきゅうしゃ）

思い込みで「三猿」の彫刻だけなのかと思っていたら、８枚の彫刻からなる猿の一生のストーリーが秘められていたのです！

１枚目：人生劇場スタート

母猿が遠くをながめて子猿の将来を案じています。

２枚目：判断力のない子猿時代

幼いころは分別もないので悪いことは「見ざる、言わざる、聞かざる」ということを表現しています。

そういう意味があったんだぁ〜◎
言葉は聞いたことがあっても意味までは知りませんでした。

３枚目：もう少しでひとり立ち？

そろそろ親離れの時期。
でも不安いっぱいでひとり立ちする決心がつきません。

４枚目：心を決めていざ勝負！

青年猿は心を固めました。

５枚目：悩み多き青年時代

人生、うまくいかないときもあります。
でもそんな時は励ましてくれる友がいます。

６枚目：恋に悩むお年頃

無邪気に遊ぶ女猿に恋した青年猿。
どうやって想いを伝えようか…

７枚目：想いが実りついに結婚

人生甘くもなく荒波にもまれることも。
力を合わせて乗り越えていけるのか。

８枚目：子猿も親猿に

もうすぐ家族が増えます。
こして同じように人生が繰り返されていくのです。

同じような彫刻写真で失礼いたしました〜(^^ゞ
でも妙に説得力のある彫刻で…人間の人生も同じですね。

と、隣にはお守りを売る売店が…

三猿ストーリーにはまってしまい？、お守りを購入いたしました(*^^)v
あちこちのお土産屋さんでも三猿グッズをみかけましたが、ここのキーホルダーが一番かわいかった！
しかも「日光東照宮」って書いてあるしお土産にぴったり◎

雨も本降り…歩を進めます。

あちこちの寺社をお参りしたことがありますが、ここは別格な佇まいです。
何もかも手抜きがないというか…豪華！

東照宮といえば！の「陽明門」は修復中です。

あいにくこちら「唐門」も修復工事中(-_-メ)

さぁ拝殿入っていきましょう♪

拝殿では不定期なようですが巫女さんの（事務的な感じですが）お話を伺えます。
少し待っていたら始まりました。
当時は大名家の位によって座る位置が決まっていたそうで、私たちが座した場所は90万石の大名が座る特等席！

また買っちゃった（失笑）
またこれも拝殿の中でしか購入できない匂い袋。
伽羅の香木が焚きこまれていていい香り☆

普段、お守りってこんなに買わないのになぁ〜。
徳川家の歴史は意外と興味あるので、葵の御紋に魅かれて（笑）
な〜んて、私の興味はドロドロの大奥だったわ(^^ゞ
もちろんかっこさんも同じペース（か、それ以上）で買っています。
輪王寺といい、日光東照宮といい、そこでしか買えない！みたいな限定お守りばかり…ってなったら買っちゃうよね？
私たち、ホントどこへ行ってもいいお客◎
輪王寺のお守りはお財布に、三猿のキーホルダーは家の鍵に、匂い袋は車につけました☆

奥宮へ向う入り口に「眠り猫」の彫刻がありました。
さすが有名どころで混んでいるなぁと思ったら…

結婚式が行われていました。
どうぞお幸せに！

せっかくなので「奥宮」まで足を延ばしましょう♪

疲れた…眠り猫から石段を10分。
途中で息があがって倒れそうだったわ(-_-メ)

建物がいくつか並びその奥…

葵の御紋の入った青銅？の扉の奥に…

徳川家康の棺が納められた宝塔があります。
ここが日光のパワースポットの根源！とも言われています。

周囲は木々で囲まれ、山の奥深くといった佇まいです。
こんな山奥までどうやって棺を運んだんだろう？と現実的なことを考えてしまいましたが、家康は自分を「神」として祭るよう遺言として残していたんですね〜。

宝塔の近くにあるこの杉の木、祠に向かって願い事をすると叶えられるそう。

大満足の日光東照宮の観光を終え、ガイドブックの道順に沿って進みます（笑）
こちらは「上新道」。

献上された灯篭が並んでいて圧巻です。

次に向ったのは「二荒山神社（ふたらさんじんじゃ）」です。

日光東照宮で思いのほかゆっくりしていたら時間が…（笑）
ということで写真を撮ってお参りをしてさっくり観光(^^ゞ

最後の観光スポットは「輪王寺大猷院（りんのうじだいゆういん）」☆

そう、ここは徳川家光の霊廟です。
輪王寺との共通チケットを購入しておきました。

大猷院は閑散としています(-.-)
ツアーや外国人観光客でここまで足をのばす人は少ないのでしょうか？？？
私たちは「大猷院」は行きたい！と思っていたのですが(^^ゞ

あらあら…こちらも修復中(-_-メ)

シートがないとこんな感じらしいです。
家康の東照宮を超えてはならないという家光の遺言によって造られたそうですが、それで豪華ですよ〜(^O^)／

各大名家から奉納された灯篭がずらりと並んでいます。
御三家のものはさすがに立派☆

さぁ、中に入ってみます♪

拝殿

拝殿から相の間を経て、徳川家光のご尊像が祀られた本殿へとつながっています。
お天気がいまいちで煌びやかな感じがしませんが良く見れば金箔☆

そしてこちらは家光の墓所へとつながる「皇嘉門」です。
墓所は非公開で中は見学できません。
どうしてこちらは非公開なのかな？？

満喫の二社一寺観光を終えて東武日光駅に戻ってきました。
見どころも多くあっという間に13時をまわっていました。
お腹空いた…

ガイドブックはコインロッカーに入れてしまっていたので適当に近くのお店に入ることにします。
寒いし温まりた〜い！

ということで湯葉そばにしました♪
味は少々濃いめですが、具だくさんのおそばで美味しかったです☆

サイドメニューで湯葉とうふナゲットも♪
揚げたてでこちらも美味☆

食べ終えた時点で13：50…宿のバスの時間は14：40発。
う〜ん…行こう！

「金谷ホテルベーカリー」でデザートタイム〜♪

小さな店舗ですが、1階はテイクアウトのパンやホテルメイドのドレッシングやカレーなどを販売、2階はケーキやカレーを食べることができます。

時間がなかったので座ってすぐに注文(^^ゞ

金谷ホテルのレアチーズケーキを食べたかったのです(*^^)v

１ピース653円とお高めケーキですが、シナモン風味のきいたクッキー生地にチーズのさわやかさが相まってとっても美味しくいただきました。
とはいえ、時間がなかったのでゆっくりと味わう間もなくペロッと食べちゃいましたが(-_-メ)

荷物をロッカーから取り出し、宿の送迎バスに乗り込みました。
中禅寺湖温泉は日光駅から車で40分位かかるので送迎は助かります。

途中「神橋（しんきょう）」を車中から観光♪
この橋は奈良時代末期、勝道上人が大谷川を渡る際に、蛇から山管が生えて橋になったという伝説。

空もどんよりなせいか、冬の景色です。

いろは坂に入ってからは霧に覆われて視界が悪くなりました。
とてもこんなところ運転できないわ(-_-メ)
「気ままなレンタカーの旅♪」にしていなくてよかった（笑）

残雪の残る山中を進みます。

最後にトンネルを抜けると中禅寺湖でした。
中禅寺湖って結構大きいんだぁ〜！

今日のお宿は「四季彩」。
中禅寺湖から少し坂を上ったところにあります。

木のぬくもりのあるエントランス♪

中に入ると宿の方が温かく迎えてくれました。
昨日予約を入れたので、ちゃんと予約されているのかちょっと不安でした(^^ゞ

私がチェックインしている間にかっこさんが真剣な表情で何かをあさってる！と思ったら、女性客へプレゼントされる巾着を選んでいたのです。
「プレゼント！」ってだけでもテンションあがりますが、色柄豊富でどれにしてよいやら…（笑）

悩んだ末に選んだのがこちら！

私たちのお部屋はロビーからすぐの2階の洋室です。
ベテランスタッフの方が新人君を連れて案内してくれました◎

リノベーションされているようで、思っていたよりもキレイでした（笑）

洗面とお風呂が中禅寺湖側の木立に面しています。
お風呂は大浴場を利用したので使いませんでした。

鏡にマヌケな顔で写真を撮る自分が写ってしまいました…

お着き菓子はお餅のお菓子でした。
食べていないのでお味は…

大きな窓で解放感のあるお部屋です。
かっこさん持参のおやつを食べながら、今日の旅の反省会と今年の旅の話し合い♪
世界情勢を考えて今年は国内に決定☆

写真ではよくわかりませんが木立の先数メートルには中禅寺湖があります。

チェックインの際に明日の送迎についての案内がありました。
すんなり日光駅まで送ってくれるバスと近隣の観光をしながら日光まで送ってくれるバスがあるそう。
もちろん観光付きのバスを予約しました(^O^)／

夕食前に湯あみタイム〜♪

斜面に立てられた建物なので地下2階？にあたるところに温泉があります。
階段を降りていくと硫黄の香りに包まれます☆

貸切状態でした〜♪

内風呂って熱くて長湯できないところが多いような気がしますがこちらが適温でいい感じ〜☆
「美肌の湯」らしいです(*^。^*)

露天風呂もあります☆

ロビーには飲み物をいただけるスペースがあり、何度も利用しました。

バードウオッチングもできるようで…

望遠鏡も♪

ロビーには雑誌や本、ＤＶＤも置かれています。

もちろんお子様向けの本も充実♪

外国人の方も何組かみかけました。

お夕飯は1階のレストランで♪

前菜

菜花のおひたし
桜海老寿司
ホタルイカ酢味噌和え
新ジャガの黒胡椒煮
桜餅

当館創作豆乳汲み上げ生湯波

そうそう、日光は湯葉ではなく湯波なんですよね〜。

お椀

れんこ鯛

向附け

生肴三種盛

台の物

国産黒毛和牛のステーキ

野菜や湯波と一緒に陶板焼き♪

柔らかいお肉で美味しかった〜！

口変り

料理長の手打ち塩出汁蕎麦

この出汁で食べるお蕎麦の美味しいこと！
かっこさん、出汁の奥深さに感動☆
日光から帰ってから出汁にはまっていて…

出汁を活かしたお吸い物☆を早速作ったそう(^O^)／
女子力あがるわ〜☆

蒸物

筍のすり流し

ご飯と赤だしの味噌汁

甘味

桜豆乳プリン
手作りケーキ
フルーツ

季節感のある美味しい夕食でした♪
口コミでは「食事の量が少ない」など目にしましたが個人的にはお腹いっぱい！
皆さまご存じの通り、決して小食なほうではありませんが…(^^ゞ

部屋に戻ると木立のライトアップ☆

満腹すぎて1時間ほど寝てしまいましたが、なんとか起きだして星空の下で湯あみ、温まって就寝しました☆
本当にいいお湯です！

１冊の旅行記にまとめようと思いましたが、長すぎるので後編へと続きます…