世界遺産の水の芸術を見にカッセルへ

2015/05/24 - 2015/05/24

ヘッセン州北部カッセルという街に、世界遺産に指定されている、ヴィルヘルムスヘーエ宮殿公園という所があります。
そこで、公園の上のヘラクレス像から、水が流れていく『水の芸術』が、水曜と日曜限定で開催されるため、開催時刻に合わせて見に出かけました。

カッセル中央駅ではなく、ヴィルヘルムスヘーエ駅で下車し、公園目指して歩きました。
駅のそばの表示に、丘の上の像まで約6キロと書いてあり、単純に考えても1時間以上歩くのだと気付きましたが、運動と思って歩きました。（公園までは、バスやトラムもあったようです。）

公園はかなり広く、その中に見所が点在しています。
古い城跡などを見つつ、ゆっくりと頂上のヘラクレス像まで歩きました。
水の芸術は、ヘラクレス像の下から水がまず流れ出し、その後、下りながら、いくつかのポイントで、水が湧き出したり、噴出したりするというものです。HPに、それぞれのポイントを水が通る時刻が記されていました。

14時30分の開始に合わせ、かなりの人が集まり、水の流れとともに、人も公園の下に向かって、各ポイントを大移動していきます。地図はありませんでしたが、人の流れで、次はどこから水が出るかが分かりました。
ヘラクレス像が修復中だったことと、天気が今一つだったのが、残念でしたが、沢山歩いて、良い一日になりました。

エリア カッセル(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

駅から公園までも、すでに結構歩きました。
やっと、ヴィルヘルムスヘーエ宮殿が見えてきました。

ヴィルヘルムスヘーエ宮殿

坂道を上がっていくと、古いお城が見えてきました。

こんな坂を上ってくるので、なかなか疲れます。

レーヴェンブルク（ライオンの城）

何とか歩いて、ヘラクレス像のある、頂上まできました。
かなり上ったと分かります。

水の芸術の開始です。
見やすい場所まで、少し下りました。

階段を水が流れ落ちてきます。

次のポイントは、柱状の岩の間から水が湧き出す演出です。

橋の下から、噴水となって水が流れます。

川になって流れる様子。

水道橋のようなものから、滝となって流れ落ちます。

一番最後は、高い噴水となって出てきます。

岩から水が湧き出したり、滝となって落ちるのも、全て人工的に作られたものですが、公園全体を使って、よくこんなものを作ったな、と思います。

日本のガイドブックには、ほんの少し触れられている程度でしたが、ドイツでは有名なのか、多くの人が訪れていました。