２２回目の上海

2014/08/29 - 2014/09/02

２２回目の上海。
夏休みを過ごすため、上海に向かった。
ホテルは、何度か宿泊したことのある下町にリザベーションし、朝の散歩とビールを飲みながらのブランチ・・・・夜は、ローカルのお店で日本から持ち込んだワインでほろ酔い。
勝手気ままな夏休みだ。

ぶらっと出かけた浦東の金融街にて、建設中のShanghai Tower (650 meters)は、昨年１１月に来た際には、隣の森ビル上海ヒルズをやや超えた位いの高さだったが、現在は、完全に抜き、今年年末に完成する予定である。完成後は、ドバイのブルジュ・ハリファに次いで世界第2位の高さとなる。

そして、対岸の外灘（ワイタン）には、１００年前の租界時代の建物が残るオールド上海。
一方、旧中国人街のホテル周辺は、チャイナバブル崩壊といわれつつ、まだまだ傀儡の開発が進められている状況を垣間見ることができる。

それにしても、夜の屋台は、活気があり、０時を過ぎているというのに賑わっている。

エリア 上海(中国)

ＪＡＬ　新千歳→成田便は、国際線長距離便に使う機材の為、クラスJは、フルリクライニングの個室シート。ボクが選択したエコノミーでも最前列は、足元が広いシートだ。

来年６月、ホノルルで息子の結婚式があるので、ＪＡＬ便をブッキングすることになるが、エコノミーでもこの機材で、この座席だったら・・・と真っ先に思った。

先ずは、成田のラウンジでビール

ネットで、上海の天候とレストランを検索・・・
上海の天候は、良いようだ。
地下鉄駅からホテルまで５分ほど歩くので、やはり、天候が気になる。

これから出国だ。

搭乗する機材

ＪＡＬ　成田→浦東の機内食

食後は、何時もの通り、赤ワイン

地下鉄２号線を乗り継いでホテルに向かう。

銀行で、資金を両替。
ドルとの相場の関係で、円安につき、元高の状況にある。

人民元が、どんどん高騰しており、人民元で預金すると今後、ゲインが期待できる。

ローカルレストランには、赤ワインのストックがないので、日本から持ち込んで、食事を頂く。

ホテル近くの火鍋屋で食事。

このお店の火鍋は、重慶風ということで辛さのランクを少し落としたら、思いのほか、辛くない鍋底（スープ）が出てきた。
辛さで汗をかきながら火鍋を食べたかったが、少し期待外れ。

朝の散歩で、The Cool Docksへ。このリノベーション施設は、Openした頃は、沢山の人で賑わっていたが、今となっては、お店も大分入れ替わり、寂しい感じがする。

上海には、様々なリノベーションした施設があるが、黄浦江沿いにあるこの施設で、特に地中海料理のお店がお気に入りだ。オープンテラスの席で、黄浦江を行き交う船の汽笛を聞きながら飲む赤ワインは。最高！

建設中の　Shanghai Tower　が、ひときわ大きく見える。

The Cool Docksを後にして、黄浦江をボートで対岸の金融街「浦東」に渡る。このバイクには、北京ダックと思われる食材がぶら下がっている。

浦東に到着

対岸の外灘とは異なり、近代ビルジングが立ち並ぶ。

以前、良く通った場所だ。

対岸には、オールド上海・・・外灘

改装された「和平飯店」が見える。

ランチは、打浦橋の月光広場にある「合点（がってん）寿司」に向かった。
がってん寿司は、埼玉県熊谷市に本社がある回転寿司屋で、ここ上海では、世紀大道（96広場）にあるお店に何度か食事したことがあるが、この店舗もそこそこ混んでいるので、ペイできるレベルまで、集客しているテナントだと思う。

月光広場は、テナントにかなり空きがあるようだが、このお店は、比較的混んでいる。中国の田舎から出てきた中国人が集まる「田子坊」が近くにあるせいか？　

自宅のある札幌でも休日のブランチをかねて近所の回転寿司で食事する際は、いつも辛口の純米酒（常温）

北海道名寄産のもち米を使った純米酒「ゆきわらべ」の４合を頂く。

ハマチ、真鯛、サーモンなど頂く。一皿30元（500円）程度のものを頂くと、日本と変わらない食事をすることができる。

シャリが、上海の米を使っているせいか？　食感、ツヤ、コク、香りが気になる。札幌人は、地元の美味い道産米に慣れているから、特にシャリには、拘りがある。

牛タンがあったので、頂く。
牛タン専門店と比較する訳にいかないが、冷凍物であることが分かる。
中国で、牛肉というと、西洋料理のお店でもなかなか美味い牛肉にありつけない。

がってん寿司で食事した後は、すぐ隣の「田子坊」を散策。

ここに来ると、どこの国にいるのか？分からなくなる。？

ゆっくり食事をするには、向かないが、いろいろなお店を見て散策するには、楽しい場所だ。

ここ数年、女性のファッションもあか抜けてきている。以前は、一般女性とKTVや夜総会の女性とのギャップが激しかったが・・・

ホテル近くのウイグル人がやっている羊肉の屋台。５年前に初めて、この屋台の肉を食べたが、思いのほか美味かったので、それ以来、この近くのホテルに滞在中、毎日、酒のつまみに４串づつ買っている。お奨めの一品。
ボクより一回りほど若いと思われる屋台のマスターも健在だ。

羊肉は、ビールも合うが、赤ワインもいける。
ちなみに、札幌では、ボクの知人が、ジンギスカン専用の赤ワインを製造、販売している。

夕飯は、近所のレストランで、ビールと赤ワイン。このレストランは、約30種類ある惣菜の中から好きなものをチョイスし、最後に米飯とビールをとって（テイクアウトも可）、テーブルをゲットして食事するシステムだ。

ライスのお代わりフリー・・・５０元から７０元（850円〜1,250円）あれば、飲んでお腹一杯食べることができる。

寝起きにビールの後は、旧市街地を散策

旧中国人居住エリアである、「豫園」の南側地域の路上では、今も野菜、鮮魚、鶏肉の路面販売が行われている。

以前、北外灘などでも見かけたが、生きている鶏をその場で捌いて販売するシステムだ。
注文を受け、鶏や鴨の羽を毟り、肉を裁いて袋に詰めて、販売する。

冷蔵庫不要のレストランで、檻から出して調理するシステムは、昔から上海で行われてきた方法と同じだ。

蟹は、上海人の大好物。札幌人は、蟹の中でも特に毛蟹が大好物。

野菜も中華料理に欠かせない。でかい瓜だ。

茄子も大きい。

ローカルの食材店を散策しているうち、豫園まで来ていた。

小龍包を頂くため、豫園の「鼎泰豐」テンタイフォンに向かった。
朝は、小吃系に限る。

アサヒスーパードライ

小龍包を後にオーダーし、先に紹興酒に漬けた鶏（酔鶏）で、ビール

小龍包のお供には、やっぱり赤ワイン。

小龍包のスープが熱熱だ。

豫園から外灘に向かう途中の公園で、親子で釣り。

公園でダンス。

外灘から対岸の浦東の眺め。

このアングルが、外灘の定番だ。

中国各地から、観光客が訪れる観光スポット

中山東路を渡り、和平飯店周辺。

外白渡橋とブロードマンション

100年前の重厚な建物が立ち並ぶ。

人通りの少ない朝、そしてライトアップされる夜、ここ外灘は、その時間によって顔を変える。

上海には、バーも多いが、カフェも増えた。

いつもここは、浦東の高層ビルを眺める人たちで混み合っている。

南京路に移動

今年は、月餅のシーズンが早いようで、人気店には、行列ができている。贈り物用の月餅は、箱が立派で、かなり高価だ。

ホテルからの黄浦江側の眺め。夜寝ていると、貨物船の汽笛の音が、聞こえるが、これも情緒がある。

肉の多い中華料理には、フルーツは欠かせない。

ホテルに戻って、今日も夕食前にワインでウイグルの羊肉

夕飯用のワインをチョイス。

マッサージの後に夕食に出かける。

夜のこの時間でも温度計は、２６度を指している。湿度が高いので、黙っていても、汗が出てくるが、外で、ビールを飲みながら食事するのも良い。

先ずは、ビールから。

夜の０時近いが、屋台周辺には、ビール片手に食材を求める人が散見される。

夜になっても気温が下がらない蒸し暑さの中で、ほろ酔いで、街をぶらぶら歩くのも良いものだ。

朝早くから、夜遅くまで、働き者だ。

ボクのお気に入りのウイグル人の羊串の屋台も、そろそろ店じまい。

ホテルに戻って、フェイスブックに近況をアップ。（予め、中国からYouTubeやｸﾞｰｸﾞﾙ、Yahooを閲覧できるソフトを入れる必要がある。）
LINEは、使えない。

ホテルの部屋の冷蔵庫にストックしていた約10本のビールを一晩かけて消費する。

残ったレンミンビーは、手数料がかかるが、中国の銀行で売ってもいいし、高くなるの待って日本の銀行で売るのもいい。

上海での夏休みを終えて札幌に帰る。

帰りのＪＡＬの機内食・・・赤ワインで頂く

やはり、赤ワイン