2014年8月　ソニックマニア＆サマーソニック２０１４

2014/08/15 - 2014/08/17

サマーソニック２０１４に行ってきました！

前夜祭のソニックマニアからのフル参戦です！

ソニックマニア：クラフトワークーサカナクションーカサビアンーモグワイ

サマーソニック第１日：ベビーメタル（前半のみ）ーホワイト・ライズージャマイカーロバート・プラントーアークティック・モンキーズ

サマーソニック第２日：CHARLI XCX（後半のみ）ーロバート・グラスパー・エクスペリメントーｍｉｗａ（少しだけ）ーバンクス（前半のみ）ーメトロノミーーエリー・ゴールディング（前半のみ）ーアブリル・ラヴィーンークイーン＋アダム・ランバート

（お断り）
・旅行記というか、ほぼライブの勝手な感想の書き散らしです。
・写真と文章はリンクしていない場合があります（アーティストの写真をはっきりと撮るわけにはいかないので）。
・文章は遠慮なくマニアックな方向に滑っていきます。

エリア 幕張(千葉)

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: JRローカル 徒歩

今年のサマソニは、第１日のヘッドライナーがアークティック・モンキーズ、第２日がクイーンと英国色濃く、英国ロック・ファンの私は２日間参戦を決定！

また、前夜祭のソニックマニアにも面白いバンドがそろったので、参戦決定！

金曜日の夜９時過ぎに幕張メッセに到着です。

昨年のストーン・ローゼズのような特別の想い入れのあるバンドはないけど、クラフトワーク、カサビアン、モグワイと面白いメンツがそろったソニックマニア！

体力がもつかわからないけど、朝まで楽しもう！

オープニングはクラフトワーク！

３Ｄライブということで、この３Ｄメガネをかけて観るのです。

ドイツの偉大なアーティスト、クラフトワーク。

エレクトロ系音楽の開拓者とも言うべき存在だろうか。

古い時代のベスト盤しか持っていないが、「ロボット」「放射能」「ヨーロッパ特急」など、私のわかる曲も多く、楽しかった！

ただし、３Ｄは途中でどうでもよくなり、邪魔なメガネを外して観ていたけど。

伝説のクラフトワークに乾杯！

続いて、サカナクションを観る。

昨年のソニックマニアにも出ていたが、ストーン・ローゼズで燃え尽きた意識朦朧状態で観たので、ほとんど記憶に残っていない。

今夜ははっきりした意識で観ることができ、なかなかスケールの大きなドラマティックな構成の音楽で、よかった！

ちょっと一眠り。

そして、ヘッドライナーのカサビアンへ！

すっかり英国を代表するバンドになったカサビアン。

グラストンベリー・ロック・フェスティバルでもヘッドライナーを務めてきたらしい。

このライブに備えて、最新アルバムの「４８：１３」をばっちり聴き込んできたからね、すごく楽しめた！

私的には「ｔｒｅａｔ」の後半のインスト部分のグルーヴ感がすごく気に入り、ライブでやってくれたら格好良いだろうなと思っていたら、期待通り終盤の大事な所でやってくれ、グネグネと身体をくねらせながら昇天！

カサビアンが終わるとやはり意識朦朧としてきたが、ラストはモグワイなので、頑張って観る。

英国スコットランドのインスト・バンドで、決してわかりやすくないが味わい深く、いつの間にか惹き込まれてしまう。

朦朧とした意識で聴いていると、何だか気持ちよくなってきた！

最後まで立って聴き続けた！

夜明の幕張を後にしていったん帰宅し、明日、じゃなくて今日のサマソニ第１日に備え、少しでも眠ろう。

短い時間だが深く眠り、土曜日の昼過ぎに幕張に戻ってきた。

昨年のような殺人的な熱さはないので、サマソニ第１日も調子よく楽しめそうだ！

まずはマウンテン・ステージでベビーメタルを観る。

入場規制とまではいかないが、すごい人出だ。

このサマソニで初めて知り、初めて聴くが、狐にとり憑かれた美少女たちがヘヴィメタに乗って踊り歌うというコンセプトのようだ（？）。

まぁ、可愛いからいいか！

ベビーメタルは途中で抜けて、ソニック・ステージのホワイト・ライズへ。

初めて聴くが、英国・ロンドン出身の正統派ロック・バンド！

ベビーメタルの後で、なぜかホッとした気持ちで楽しむ。

続いて、ソニック・ステージでジャマイカを観る。

レゲエ・バンドかと思いきや、フランスのポップ・デュオだそうだ。

楽しかったな！

続いて、幕張メッセから千葉マリンスタジアムに移動する。

ジャマイカのライブ中くらいに、けっこうな雨が降ったようで、ずぶ濡れになっている人たちも多いが、私が出てきた頃には幸い小降りになっていた。

千葉マリンスタジアムのマリン・ステージ。

ヘッドライナーがアークティック・モンキーズとクイーンなので、ステージも英国風の装い。

トリ前のロバート・プラントを観る。

言わずと知れたレッド・ツェッペリンのボーカルです！

英国ロック・ファンを自称する私ですが、実は肝心のレッド・ツェッペリンはほとんど聴いてなかったりして。

なので、「胸いっぱいの愛を」しかわからず。

他にレッド・ツェッペリンの曲を演ったのかなぁ？

私の前に座るベテランが何曲かで異様に盛り上がっていたから、きっと演ってくれたのだろうな。

でも、ロバート・プラントを観れただけでもよかったし、演奏やトークもリラックスした雰囲気で、楽しめた！

サマソニ第１日のトリは、アークティック・モンキーズ！

英国のまだまだ若いロック・バンドだ。

アークティック・モンキーズは、２００７年のサマソニのヘッドライナーに大抜擢された際、予習のために２ｎｄアルバムを買って聴いたきりだったりするのだが、それでも楽しめた。

３分間ロックのようなイメージ（それはそれで悪くない）を抱いていたが、スケールの大きな曲やメロウな雰囲気の曲なども織り交ぜ、ロックの王道を行くような良いライブだった！

サマソニ第１日が終わり、花火が打ち上がる！

明日の第２日は、もっと早く来て、もっとたっぷり楽しもう。

・・・起きられなかった。

日曜日、サマソニ第２日も昼過ぎに幕張に到着。

CIRCA WAVES とか Dinosaur Pile Up とか CHARLI XCX とか気になっていた英国系アーティストたちをごっそりと見逃す。。。

まぁ、取りあえず一杯！

ソニック・ステージで CHARLI XCX の最後の方だけ観れた！

英国の女の子ソロアーティストで、バンドメンバーも女の子で固め、ガールズバンドみたいなノリで楽しかった。

もう一杯！

続いて、マウンテン・ステージでロバート・グラスパー・エクスペリメントを観る。

サマソニでジャズ（フュージョンか）に酔えるとは！

至福のライブで、すごく得した気分。

レインボー・ステージまで足を運び、少しだけｍｉｗａを観る。

初めて見るけど、キリッとした女の子で、格好良いね！

乾杯！

ｍｉｗａは少しだけで我慢し、マウンテン・ステージに戻ってバンクスを観る。

アダルトで落ち着いたヨーロッパ大陸的な雰囲気の女性シンガーだが、実はアメリカはＬＡの出身だそうだ。

うっとりと聴き惚れ、見惚れてしまった！

バンクスも少しだけで我慢し、ソニック・ステージに移り、メトロノミーをフルで観る。

英国のバンドで、７０年代的なちょっとレトロな雰囲気で、多幸感たっぷりの楽しいライブだった！

現代のトーキングヘッズだな、これは。

そろそろ千葉マリンに行かなければと思いつつ、マウンテン・ステージでエリー・ゴールディングを観る。

英国の女性シンガーでこれが初来日だそうだ。

いやぁ、セクシーで格好良くて、熱いライブだった！

途中で抜けて千葉マリンに向かったが、最後まで観ればよかったと、しばらく後悔していた。

千葉マリンスタジアムに向かう。

アブリル・ラヴィーンからクイーンで、今年のサマソニを締めよう！

トリ前は、おなじみアブリル・ラヴィーンで盛り上がる！

と言っても、私は全然曲を知らないのですけどね、それでも楽しかった！

１曲だけ演ったスローな曲がすごく心に沁みたけど、何て曲だろう？

すっかり日も暮れて、いよいよラストを飾るクイーン＋アダム・ランパードが始まる！

ビートルズを除けば、日本で最もロック・ファン以外にまで広く聴かれている英国バンドではないでしょうか。

ブライアン・メイとロジャー・テイラー、私は初めてライブで見る。

それだけでも感無量！

彼らはファンが何を聴きたいかを十分に心得ているのだろう、惜しげも恥ずかしげもなく代表曲のオンパレードで、素晴らしい！

アダム・ランパードも、自分がフレディの代役であることを楽しみ、その役に徹しきっている感じで、なかなかよかった。

「キラー・クイーン」「アンダー・プレッシャー」「レディオ・ガガ」「ボヘミアン・ラプソディ」・・・アンコールは「ウィ・ウィル・ロック・ユー」「伝説のチャンピオン」の大合唱！

いやぁ、素晴らしかった！

最後を飾る花火！

楽しい２日半でした！

例年通り、帰宅後にリストバンドをはさみで切り落とし、さぁ、明日からまた仕事を頑張ろう！