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旅の最終日は、今回の旅の一番の目的である丸山界隈の散策である。丸山華街は、日本三大花街のひとつだったそうだが、今はその名残を僅かに留めるだけとなっている。そんな丸山界隈をそぞろ歩きしてみようと、急に思い立ったのが今回の旅なのだ。そして、その近くにある銅座市場を訪れるのも楽しみにしていた。<br /><br />(2024.01.16投稿)

長崎逍遥【3】~丸山華街と長崎の猫たち~

196いいね!

2013/12/22 - 2013/12/23

43位(同エリア3721件中)

旅行記グループ 【肥前国】

14

62

旅猫

旅猫さん

旅の最終日は、今回の旅の一番の目的である丸山界隈の散策である。丸山華街は、日本三大花街のひとつだったそうだが、今はその名残を僅かに留めるだけとなっている。そんな丸山界隈をそぞろ歩きしてみようと、急に思い立ったのが今回の旅なのだ。そして、その近くにある銅座市場を訪れるのも楽しみにしていた。

(2024.01.16投稿)

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
グルメ
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
新幹線 JR特急 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • まずは荷物を長崎駅のコインロッカーへ預け、路面電車の3番系統に乗り諏訪神社前電停へと向かう。そこから5番系統に乗り換え、大浦天主堂下電停で下車。坂道を登ると、大浦天主堂が見えてくる。久しぶりなので、少し中を見学した。

    まずは荷物を長崎駅のコインロッカーへ預け、路面電車の3番系統に乗り諏訪神社前電停へと向かう。そこから5番系統に乗り換え、大浦天主堂下電停で下車。坂道を登ると、大浦天主堂が見えてくる。久しぶりなので、少し中を見学した。

  • 天主堂の脇に続く祈念坂を登ると、大浦展望公園に出た。そこからは、長崎の街が眺められる。

    天主堂の脇に続く祈念坂を登ると、大浦展望公園に出た。そこからは、長崎の街が眺められる。

  • 大浦展望公園の向かいに建つのは、南山手レストハウス。幕末に建てられた洋風住宅である南山手乙27番館で、今は無料開放されている。この辺りは、グラバー園や大浦天主堂に近いにも関わらず、観光客の姿が疎らなのが良い。

    大浦展望公園の向かいに建つのは、南山手レストハウス。幕末に建てられた洋風住宅である南山手乙27番館で、今は無料開放されている。この辺りは、グラバー園や大浦天主堂に近いにも関わらず、観光客の姿が疎らなのが良い。

    南山手レストハウス 名所・史跡

  • グラバースカイロードからの道と合流すると、観光客の姿が急に増えて来る。そして、なぜか猫の姿も増えて来た。

    グラバースカイロードからの道と合流すると、観光客の姿が急に増えて来る。そして、なぜか猫の姿も増えて来た。

  • しばらく、猫たちの動きを観察。長崎の猫たちは、どことなく器量良しが多いような気がする。カメラを向けると、きちんと前足を揃えてくれた。

    しばらく、猫たちの動きを観察。長崎の猫たちは、どことなく器量良しが多いような気がする。カメラを向けると、きちんと前足を揃えてくれた。

  • その後、第2ゲートからグラバー園の中へと入る。園内からは、長崎港が一望のもとであった。

    その後、第2ゲートからグラバー園の中へと入る。園内からは、長崎港が一望のもとであった。

  • 久しぶりに訪れたが、さすが長崎随一の観光地。<br />今回の旅で、一番観光客が多い場所だった。

    久しぶりに訪れたが、さすが長崎随一の観光地。
    今回の旅で、一番観光客が多い場所だった。

  • 日本に西洋文化が流れ込んで来た頃の名残りがそこかしこに観ることが出来る。日本人も洋物に憧れ、この国の文化は失われていった。今も、その状況は変わっていない。

    日本に西洋文化が流れ込んで来た頃の名残りがそこかしこに観ることが出来る。日本人も洋物に憧れ、この国の文化は失われていった。今も、その状況は変わっていない。

  • ただ、洋物も、今よりずっと意匠が美しかった。

    ただ、洋物も、今よりずっと意匠が美しかった。

  • 瀟洒な二階建ての建物があった。窓硝子も洒落ている。その建物は、日本人初のシェフである草野丈吉が開いたレストラン『自由亭』で、明治11年(1876)に建てられたものだそうだ。二階が喫茶室になっているというので入ってみた。

    瀟洒な二階建ての建物があった。窓硝子も洒落ている。その建物は、日本人初のシェフである草野丈吉が開いたレストラン『自由亭』で、明治11年(1876)に建てられたものだそうだ。二階が喫茶室になっているというので入ってみた。

  • 三連休で大混雑している園内が嘘のように、喫茶室はガラガラであった。天井も高く、窓も広くて開放的である。調度品も落ち着いた感じで雰囲気も良かった。

    三連休で大混雑している園内が嘘のように、喫茶室はガラガラであった。天井も高く、窓も広くて開放的である。調度品も落ち着いた感じで雰囲気も良かった。

    自由亭喫茶室 グルメ・レストラン

    狙いは角の席 by 旅猫さん
  • 貸切状態なので、角の特等席に座る。一方の窓からは、長崎港と稲佐山が望め、もう一方からは大浦天主堂も望めた。角ならではの眺望である。

    貸切状態なので、角の特等席に座る。一方の窓からは、長崎港と稲佐山が望め、もう一方からは大浦天主堂も望めた。角ならではの眺望である。

  • 注文したのは、カステラと紅茶のセットである。やはり、長崎と言えばカステラだと思ったのだ。

    注文したのは、カステラと紅茶のセットである。やはり、長崎と言えばカステラだと思ったのだ。

  • グラバー園の象徴であるグラバー邸を見学。就職したばかりの頃、出張中に訪れた時、移動の合間に慌ただしく立ち寄ったことを思い出した。

    グラバー園の象徴であるグラバー邸を見学。就職したばかりの頃、出張中に訪れた時、移動の合間に慌ただしく立ち寄ったことを思い出した。

  • グラバー邸の中はあまり興味が無かったが、屋根には惹かれた。洋風建築だが、屋根には瓦が載っている。この和洋折衷感が面白い。

    グラバー邸の中はあまり興味が無かったが、屋根には惹かれた。洋風建築だが、屋根には瓦が載っている。この和洋折衷感が面白い。

  • グラバー園を出てすぐのところに南山手十六番館がある。以前は資料館だったらしいが、改装中であった。<br />※現在、閉館となっています。

    グラバー園を出てすぐのところに南山手十六番館がある。以前は資料館だったらしいが、改装中であった。
    ※現在、閉館となっています。

    南山手十六番館 美術館・博物館

  • 再び大浦天主堂の前を通り祈念坂を登る。1時間半ほど前にも歩いたのだが、ここも今回の旅で訪れたかった場所のひとつなので、もう一度登ってみることにしたのだ。坂は大浦天主堂に沿っているので、天主堂を横から見ることができる。

    再び大浦天主堂の前を通り祈念坂を登る。1時間半ほど前にも歩いたのだが、ここも今回の旅で訪れたかった場所のひとつなので、もう一度登ってみることにしたのだ。坂は大浦天主堂に沿っているので、天主堂を横から見ることができる。

  • 祈念坂の上の方からは、長崎港と大浦天主堂を一緒に眺めることが出来る。映画のロケ地になったりして多少知られるようになったものの、まだまだ観光地ではないのが嬉しい。

    祈念坂の上の方からは、長崎港と大浦天主堂を一緒に眺めることが出来る。映画のロケ地になったりして多少知られるようになったものの、まだまだ観光地ではないのが嬉しい。

    祈念坂 名所・史跡

  • 写真を撮っていると、坂を猫が登って来た。そのまま登って行くのでついて行くと、大浦展望公園でごろんと横になった。そのまま、伸びをしながら寝返りを打っている。今回の旅で出会った猫の中で、一番だれていた。

    写真を撮っていると、坂を猫が登って来た。そのまま登って行くのでついて行くと、大浦展望公園でごろんと横になった。そのまま、伸びをしながら寝返りを打っている。今回の旅で出会った猫の中で、一番だれていた。

  • 公園のすぐ近くで、ちょこんと座っている猫に出会った。その猫も、前足を揃えている。首をちょっと傾けているのがとても可愛い。

    公園のすぐ近くで、ちょこんと座っている猫に出会った。その猫も、前足を揃えている。首をちょっと傾けているのがとても可愛い。

  • 大浦展望公園から、石橋電停へと下って行く。長崎は、尾道と並ぶ坂の街。車が通れない細い道が縦横無尽に通っていて、それが楽しい。

    大浦展望公園から、石橋電停へと下って行く。長崎は、尾道と並ぶ坂の街。車が通れない細い道が縦横無尽に通っていて、それが楽しい。

  • 中には、猫道のような道もあった。迷宮のような路地が続き、わくわくする。結局、少し迷子になりながらも、何とか石橋電停に辿り着いた。

    中には、猫道のような道もあった。迷宮のような路地が続き、わくわくする。結局、少し迷子になりながらも、何とか石橋電停に辿り着いた。

  • 石橋電停から路面電車で西浜町電停へと向かい、そこから1番系統に乗り換え、思案橋電停で下車した。

    石橋電停から路面電車で西浜町電停へと向かい、そこから1番系統に乗り換え、思案橋電停で下車した。

  • ちょうど昼時だったので、電停近くの商店街にあった『COPEN』という店に入る。店内は、ロック色の濃い喫茶店と言った雰囲気で、夜はバーになるようだ。

    ちょうど昼時だったので、電停近くの商店街にあった『COPEN』という店に入る。店内は、ロック色の濃い喫茶店と言った雰囲気で、夜はバーになるようだ。

    コペン グルメ・レストラン

    美味しいトルコライス by 旅猫さん
  • 名物のトルコライスを注文。出て来たトルコライスは、もっとこってりとしたものと言う想像に反し、品のある洋食の盛り合わせと言った感じである。味もほどよく、これは美味しかった。

    名物のトルコライスを注文。出て来たトルコライスは、もっとこってりとしたものと言う想像に反し、品のある洋食の盛り合わせと言った感じである。味もほどよく、これは美味しかった。

  • お腹も満たされたので、いよいよ今回の旅の一番の目的である丸山界隈へと向かう。その途中で通った思案橋横丁は、ちょっと良い感じであった。その入口にあった一口餃子の店にも惹かれたが、開店前だったので素通りした。

    お腹も満たされたので、いよいよ今回の旅の一番の目的である丸山界隈へと向かう。その途中で通った思案橋横丁は、ちょっと良い感じであった。その入口にあった一口餃子の店にも惹かれたが、開店前だったので素通りした。

    思案橋横丁 名所・史跡

  • そして、最初の目的地である銅座市場に着いた。ところが、何と市場は休みであった。考えてみれば、普通、市場は日曜日が休みである。最終日にゆっくりと考えたのが失敗であった。しばし呆然と佇むことになった。<br />※銅座市場は、現在、解体されています。

    そして、最初の目的地である銅座市場に着いた。ところが、何と市場は休みであった。考えてみれば、普通、市場は日曜日が休みである。最終日にゆっくりと考えたのが失敗であった。しばし呆然と佇むことになった。
    ※銅座市場は、現在、解体されています。

  • 気を取り直し、散策を再開する。銅座市場から少し歩くと、丸山の入口であった山の口に着いた。ここには、江戸の吉原と同じように門があり、二重門と呼ばれていたそうだ。近くには、見返り柳と思ひ切り橋の跡があった。見返り柳は、江戸の吉原と意趣は同じだそうだ。山の口跡には、カステラの老舗『福砂屋』が建っている。

    気を取り直し、散策を再開する。銅座市場から少し歩くと、丸山の入口であった山の口に着いた。ここには、江戸の吉原と同じように門があり、二重門と呼ばれていたそうだ。近くには、見返り柳と思ひ切り橋の跡があった。見返り柳は、江戸の吉原と意趣は同じだそうだ。山の口跡には、カステラの老舗『福砂屋』が建っている。

    思切橋跡 名所・史跡

  • 山の口跡から勅使坂を登って行くと、大きな樹が見えてきた。この地にあった大徳寺という寺の境内にあった楠の大木で、樹齢は推定で800年だそうだ。そのの楠は、聳えると言うよりも、どっしりと低く構えた感じで、これまで見た楠の中でもかなり特徴的な姿であった。樹の袂には、楠稲荷神社が鎮座している。

    山の口跡から勅使坂を登って行くと、大きな樹が見えてきた。この地にあった大徳寺という寺の境内にあった楠の大木で、樹齢は推定で800年だそうだ。そのの楠は、聳えると言うよりも、どっしりと低く構えた感じで、これまで見た楠の中でもかなり特徴的な姿であった。樹の袂には、楠稲荷神社が鎮座している。

    大徳寺公園 公園・植物園

  • 大徳寺の跡には、菅原道真公を祀る梅香崎天満宮が建ち、境内には大徳寺の頃からあるらしい茶店があり、名物と言う梅ヶ枝焼餅が売られていた。

    大徳寺の跡には、菅原道真公を祀る梅香崎天満宮が建ち、境内には大徳寺の頃からあるらしい茶店があり、名物と言う梅ヶ枝焼餅が売られていた。

  • 詳しい地図を持っていなかったので、少し迷子になる。迷い込んだ路地裏で、日向ぼっこをしている猫に出会った。網の上がお気に入りらしい。

    詳しい地図を持っていなかったので、少し迷子になる。迷い込んだ路地裏で、日向ぼっこをしている猫に出会った。網の上がお気に入りらしい。

  • 見知らぬ街での方向感覚は結構あるので、多少迷子になってもちゃんと目的地近くへ出るので、我ながら感心する。目印のひとつである玉泉稲荷神社の前に、路地裏から出た。境内では、地元の人たちが集まり、何やら準備中であった。

    見知らぬ街での方向感覚は結構あるので、多少迷子になってもちゃんと目的地近くへ出るので、我ながら感心する。目印のひとつである玉泉稲荷神社の前に、路地裏から出た。境内では、地元の人たちが集まり、何やら準備中であった。

  • その近くに、怪しげな温泉があった。山頭温泉の山頭という名は、この辺りの江戸期の俗称らしい。かなり惹かれるものがあったが、タオルなどをすべてロッカーに入れて来てしまったので、残念ながら諦めた。<br />※山頭温泉は廃業し、解体されています。<br />

    その近くに、怪しげな温泉があった。山頭温泉の山頭という名は、この辺りの江戸期の俗称らしい。かなり惹かれるものがあったが、タオルなどをすべてロッカーに入れて来てしまったので、残念ながら諦めた。
    ※山頭温泉は廃業し、解体されています。

  • 丸山華街のあった辺りに着いた。そこには、華やかな頃の面影を伝える史跡料亭花月がある。創業は寛永19年(1642)で、幕末には、坂本竜馬や勝海舟なども訪れたことがあるという。卓袱料理を確立したのもこの料亭とされる。中には入れないので、門前から窺うだけである。

    丸山華街のあった辺りに着いた。そこには、華やかな頃の面影を伝える史跡料亭花月がある。創業は寛永19年(1642)で、幕末には、坂本竜馬や勝海舟なども訪れたことがあるという。卓袱料理を確立したのもこの料亭とされる。中には入れないので、門前から窺うだけである。

    花月 グルメ・レストラン

  • 花月の前から旧丸山華街を望む。江戸時代には日本三大遊郭のひとつとして栄え、井原西鶴の『日本永代蔵』にも描かれた街である。今ではすっかり街並みが変わってしまい、花街の面影を残すものは、長崎検番くらいなものとなっている。

    花月の前から旧丸山華街を望む。江戸時代には日本三大遊郭のひとつとして栄え、井原西鶴の『日本永代蔵』にも描かれた街である。今ではすっかり街並みが変わってしまい、花街の面影を残すものは、長崎検番くらいなものとなっている。

  • 長崎検番の建物は、丸山遊郭の妓楼であった松月楼を譲り受けたものだそうで、現在も十数名の芸子衆が登録されているそうだ。検番とは料理屋・芸者屋・待合の三業による組合の事務所のようなところである。

    長崎検番の建物は、丸山遊郭の妓楼であった松月楼を譲り受けたものだそうで、現在も十数名の芸子衆が登録されているそうだ。検番とは料理屋・芸者屋・待合の三業による組合の事務所のようなところである。

    長崎検番 名所・史跡

  • 料亭花月の脇を入り坂を登って行くと、丸山町の氏神様である梅園身代り天満宮に出た。境内には、梅塚というものがあり、玉垣の中にはたくさんの梅の種が置かれていた。文字が消えかけていた説明版によれば、丸山の遊女たちが、生活に苦労が無いように願い、家で食べた梅の種を身代りとして持ってきたようなことが書いてあったが、よく分からない。

    料亭花月の脇を入り坂を登って行くと、丸山町の氏神様である梅園身代り天満宮に出た。境内には、梅塚というものがあり、玉垣の中にはたくさんの梅の種が置かれていた。文字が消えかけていた説明版によれば、丸山の遊女たちが、生活に苦労が無いように願い、家で食べた梅の種を身代りとして持ってきたようなことが書いてあったが、よく分からない。

    梅園身代り天満宮 寺・神社・教会

  • 梅園身代り天満宮の近くには、寄合町の妓楼筑後屋の茶屋であった中の茶屋があった。江戸時代に造られたという庭も残り、ここだけは取り残されたような感じである。建物の中には、かっぱの絵で知られる清水崑の作品が展示されていた。

    梅園身代り天満宮の近くには、寄合町の妓楼筑後屋の茶屋であった中の茶屋があった。江戸時代に造られたという庭も残り、ここだけは取り残されたような感じである。建物の中には、かっぱの絵で知られる清水崑の作品が展示されていた。

    長崎市中の茶屋 清水崑展示館 名所・史跡

  • さらに登って行くと、石垣のある空き地に出た。そこには、西洋料理店の先駆けと言われる福屋があったそうだ。何も残っていないが、猫がたくさんいた。よそ者に警戒し、一斉にこちらを見ている。そこで、猫の総元締めとして、江戸で将軍様に仕える身ぞと胸を反らしてみたものの、猫の風上にも置けぬ奴とかえって睨まれた。

    さらに登って行くと、石垣のある空き地に出た。そこには、西洋料理店の先駆けと言われる福屋があったそうだ。何も残っていないが、猫がたくさんいた。よそ者に警戒し、一斉にこちらを見ている。そこで、猫の総元締めとして、江戸で将軍様に仕える身ぞと胸を反らしてみたものの、猫の風上にも置けぬ奴とかえって睨まれた。

  • とは言え、みんな仲良く暮らしているようなので、長崎の地は平和なようだ。行儀の良い奴ばかりであるが、中にはだれている奴もいる。

    とは言え、みんな仲良く暮らしているようなので、長崎の地は平和なようだ。行儀の良い奴ばかりであるが、中にはだれている奴もいる。

  • 中小島地蔵堂の辺りで引き返し、正覚寺下電停へ向かって降りて行く。途中で、惹かれる階段があったので降りてみると、良い感じであった。

    中小島地蔵堂の辺りで引き返し、正覚寺下電停へ向かって降りて行く。途中で、惹かれる階段があったので降りてみると、良い感じであった。

  • 何気ない風景も、絵になる。

    何気ない風景も、絵になる。

  • 坂の途中で、細い路地へと誘う案内板があった。高島秋帆旧宅と書いてあったので、行ってみることにする。住宅街の中の細道をくねくねと辿って行くと、目の前に立派な石垣が現れた。それが、高島秋帆旧宅であった。

    坂の途中で、細い路地へと誘う案内板があった。高島秋帆旧宅と書いてあったので、行ってみることにする。住宅街の中の細道をくねくねと辿って行くと、目の前に立派な石垣が現れた。それが、高島秋帆旧宅であった。

    高島秋帆旧宅 名所・史跡

  • 裏門から入ってみると、塀などが僅かに残るだけで、建物などは全く残っていなかった。高島秋帆は、町年寄の家に生まれ、後に西洋砲術を学び砲術家となった人物。何でも、近江源氏佐々木氏の末裔らしい。

    裏門から入ってみると、塀などが僅かに残るだけで、建物などは全く残っていなかった。高島秋帆は、町年寄の家に生まれ、後に西洋砲術を学び砲術家となった人物。何でも、近江源氏佐々木氏の末裔らしい。

  • 高島秋帆旧宅の前を通る旧茂木街道を歩いて行くと、電停の名前にもなっている正覚寺の門前を通る。そして、その先の路地を曲ると小さな坂道があった。これが、知る人ぞ知る『ほんとうのオランダ坂』。出島のオランダ屋敷への出入りを許されていた丸山遊女が通った道とか、福屋へ向かう外国人(オランダさんと呼ばれていたそうだ)が通った道だとかで、最初にオランダの名が付けられた場所なのだそうだ。

    高島秋帆旧宅の前を通る旧茂木街道を歩いて行くと、電停の名前にもなっている正覚寺の門前を通る。そして、その先の路地を曲ると小さな坂道があった。これが、知る人ぞ知る『ほんとうのオランダ坂』。出島のオランダ屋敷への出入りを許されていた丸山遊女が通った道とか、福屋へ向かう外国人(オランダさんと呼ばれていたそうだ)が通った道だとかで、最初にオランダの名が付けられた場所なのだそうだ。

  • 料亭青柳の前を通り、再び丸山華街の跡へと入る。裏道を歩いて行くと、大崎神社の先にある金剛院の坂上で、無心に何かを食べている猫に遭遇。よく見ると、中華まんのようだ。近付いても食べるのに夢中である。覗き込んでカメラを向けると、「やらないぞ」と睨まれた。

    料亭青柳の前を通り、再び丸山華街の跡へと入る。裏道を歩いて行くと、大崎神社の先にある金剛院の坂上で、無心に何かを食べている猫に遭遇。よく見ると、中華まんのようだ。近付いても食べるのに夢中である。覗き込んでカメラを向けると、「やらないぞ」と睨まれた。

  • 金剛院の坂を下り切ると、路面電車が走る思案橋通りに出た。通りを渡り向かいの街並みへと入る。通りを二つ入った奥に、独特な形の三門を持つ崇福寺がある。前に来た時は、ちょうど修復工事中で建物の多くが見られなかったので、今回、再び訪れてみようと思っていたのだ。

    金剛院の坂を下り切ると、路面電車が走る思案橋通りに出た。通りを渡り向かいの街並みへと入る。通りを二つ入った奥に、独特な形の三門を持つ崇福寺がある。前に来た時は、ちょうど修復工事中で建物の多くが見られなかったので、今回、再び訪れてみようと思っていたのだ。

  • その境内に猫がいた。今回の旅で出会った最後の猫である。気になるものがある様子で、こちらには目もくれなかった。

    その境内に猫がいた。今回の旅で出会った最後の猫である。気になるものがある様子で、こちらには目もくれなかった。

  • 国宝の第一峰門を潜る。元禄9年(1649)に中国から船で運んで建てられたという門で、軒裏の複雑な組物が特徴で、国内では唯一のものらしい。掲げられた額の青地がとても美しかった。

    国宝の第一峰門を潜る。元禄9年(1649)に中国から船で運んで建てられたという門で、軒裏の複雑な組物が特徴で、国内では唯一のものらしい。掲げられた額の青地がとても美しかった。

  • 前回訪れた時には幕で覆われていた大雄宝殿を拝観。正保3年(1646)に建てられたもので、長崎最古の建造物だそうだ。そして、国宝である。

    前回訪れた時には幕で覆われていた大雄宝殿を拝観。正保3年(1646)に建てられたもので、長崎最古の建造物だそうだ。そして、国宝である。

  • 境内は、日本式の寺院とは違う雰囲気が漂っている。ここが唐寺であると改めて感じる。

    境内は、日本式の寺院とは違う雰囲気が漂っている。ここが唐寺であると改めて感じる。

  • 護法堂には、関帝が祀られていた。学生の頃、吉川英冶の『三国志』にはまったことが懐かしい。個人的には、趙雲子龍が贔屓である。

    護法堂には、関帝が祀られていた。学生の頃、吉川英冶の『三国志』にはまったことが懐かしい。個人的には、趙雲子龍が贔屓である。

  • 護法堂の軒に、龍のような変わった彫刻が施されていた。ちなみに、護法堂の柱を支える石には、キリンビールの図柄の元となった麒麟の像が彫られている。グラバー邸の中に飾られているものは、そう言われているだけのものらしい。

    護法堂の軒に、龍のような変わった彫刻が施されていた。ちなみに、護法堂の柱を支える石には、キリンビールの図柄の元となった麒麟の像が彫られている。グラバー邸の中に飾られているものは、そう言われているだけのものらしい。

  • 帰り際、第一峰門の扉で、蝙蝠の意匠を見つけた。中国では、蝙蝠は福を呼ぶものらしい。

    帰り際、第一峰門の扉で、蝙蝠の意匠を見つけた。中国では、蝙蝠は福を呼ぶものらしい。

  • 崇福寺を後にして、正覚寺下電停へと向かう。そして、1番系統に乗り、長崎駅前へと戻った。

    崇福寺を後にして、正覚寺下電停へと向かう。そして、1番系統に乗り、長崎駅前へと戻った。

  • 駅前に戻ってみたものの、まだ帰りの列車の出発まで時間があったので、駅近くを散策することにした。まず訪れたのは、大村藩蔵屋敷跡に建つ中町教会堂。原爆により、尖塔と外壁を残して焼失したが、その尖塔と外壁をそのまま利用して再建されたそうだ。これも、貴重な原爆の遺構ということになる。<br />

    駅前に戻ってみたものの、まだ帰りの列車の出発まで時間があったので、駅近くを散策することにした。まず訪れたのは、大村藩蔵屋敷跡に建つ中町教会堂。原爆により、尖塔と外壁を残して焼失したが、その尖塔と外壁をそのまま利用して再建されたそうだ。これも、貴重な原爆の遺構ということになる。

    中町教会 寺・神社・教会

  • 続いて聖福寺を拝観する。その境内は、長崎駅の近くとは思えないほど静かで、訪れる観光客もほとんどいない。趣のある大雄宝殿や山門などは県指定文化財である。唐寺に和風建築の要素を取り入れたような感じの建物が多く、独特の風情があった。

    続いて聖福寺を拝観する。その境内は、長崎駅の近くとは思えないほど静かで、訪れる観光客もほとんどいない。趣のある大雄宝殿や山門などは県指定文化財である。唐寺に和風建築の要素を取り入れたような感じの建物が多く、独特の風情があった。

    聖福寺 寺・神社・教会

    長崎駅近くの穴場 by 旅猫さん
  • 大雄宝殿の左手奥に、鬼塀というものがあった。廃寺の瓦などを利用して造られたものだそうだが、まるで芸術作品のようであった。

    大雄宝殿の左手奥に、鬼塀というものがあった。廃寺の瓦などを利用して造られたものだそうだが、まるで芸術作品のようであった。

  • 歩き疲れたので散策を切り上げ駅へと戻ったが、まだ時間があったので、休憩がてらに駅にあった餃子屋に入る。一口サイズの餃子をふた皿と、生麦酒を注文。疲れた体に、麦酒が浸み渡る。<br />※『餃子のテムジンJR長崎店』は、現在、閉店となっています。

    歩き疲れたので散策を切り上げ駅へと戻ったが、まだ時間があったので、休憩がてらに駅にあった餃子屋に入る。一口サイズの餃子をふた皿と、生麦酒を注文。疲れた体に、麦酒が浸み渡る。
    ※『餃子のテムジンJR長崎店』は、現在、閉店となっています。

  • ようやく出発の時間となった。終着駅の風情溢れる長崎駅から、17時47分に出る特急『かもめ40号』に乗車。そして、三日間お世話になった長崎の街を後にした。

    ようやく出発の時間となった。終着駅の風情溢れる長崎駅から、17時47分に出る特急『かもめ40号』に乗車。そして、三日間お世話になった長崎の街を後にした。

  • 終着の博多駅からは、20時06分発の『さくら574号』に乗り、岡山駅へと向かう。岡山駅までは450km足らずだが、2時間近く掛かる。最近、東北新幹線に乗ることが多いのだが、盛岡までの500kmほどを1時間50分掛からないので、乗ってみるとその違いはよくわかる。

    終着の博多駅からは、20時06分発の『さくら574号』に乗り、岡山駅へと向かう。岡山駅までは450km足らずだが、2時間近く掛かる。最近、東北新幹線に乗ることが多いのだが、盛岡までの500kmほどを1時間50分掛からないので、乗ってみるとその違いはよくわかる。

  • 岡山駅には、22時ちょうどに到着。往きのドタバタを思い出しながら、ゆっくりと在来線のホームへ向かう。旅の最後は、22時33分発の寝台特急『サンライズ出雲』を利用し、帰京する。往復寝台特急というのは久しぶりだ。広い個室で横になると、すぐに眠ってしまった。翌朝、目を覚ますと平塚駅を過ぎ、相模川を渡るところであった。見慣れた景色を目にすると、少し寂しい気分になる。いつものことだが、旅の終わりは切ない気分になる。だが、また次の旅が待っていると思えば、それもまた心地良い。

    岡山駅には、22時ちょうどに到着。往きのドタバタを思い出しながら、ゆっくりと在来線のホームへ向かう。旅の最後は、22時33分発の寝台特急『サンライズ出雲』を利用し、帰京する。往復寝台特急というのは久しぶりだ。広い個室で横になると、すぐに眠ってしまった。翌朝、目を覚ますと平塚駅を過ぎ、相模川を渡るところであった。見慣れた景色を目にすると、少し寂しい気分になる。いつものことだが、旅の終わりは切ない気分になる。だが、また次の旅が待っていると思えば、それもまた心地良い。

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  • ポテのお散歩さん 2024/01/22 07:56:43
    長崎の町並み
    旅猫さん おはようございます。

    いつもタイムラインの『旅行記』を指定しての新着状況しか
    確認しないので気付かなかったのですが、
    過去の旅行記で変更になった個所を新しく更新されているのですか?
    旅猫さんの旅行記数は多いのに、過去の作品を『過去』のままにせず
    管理されているのが凄いです。

    銅座市場が無くなっていたり、あまり変わっていない様に見える長崎も
    10年も経つと変わっているのですね。

    私も地元の旅行記で出す店は、10年後にも残っていると思われるお店しか
    極力出さない様にしていますが、新店舗では難しいです。
    現在は『老舗の暖簾』は少なくなり、店舗側は3年経ったら
    また新しい店舗で その時の流行りの商品を売ろうと思っているし、
    買う側も その店が10年後にも残っているとは思わずに
    流行りの物を買っています。

    3年経てば、街の様子も変わっている事が多くなったように
    感じます(^-^;

      ポテ

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2024/01/22 20:42:02
    RE: 長崎の町並み
    ポテさん、こんばんは。

    いつもありがとうございます。
    過去の旅行記は、書きっぷりが今とかなり違っているので、最近の書きっぷりに変え、写真や内容も見直して再度投稿しています。
    なので、非公開中の旅行記が146冊もあります(^^;
    新しい旅行記が無い時に、それらの旅行記を見直して、再投稿しているのです。
    文書はすべて変えているので、ほぼ完全新作に近いです。
    ちょうど良いので、今は無いものや変わってしまったものについては、注意書きとして※印で追記しています。

    銅座市場が無くなってしまったのは残念でした。。。
    観光名所や寺社などはあまり変わりませんが、街並みや店などは大きく変わってしまいますね。

    大手の飲食店は、同じ場所で違う業態にして、いつでも新しさを見せていますね。
    多くの人が目新しさを求めるので、同じものを長く続けている老舗にはつらい時代です。。。

    旅猫
  • momotaさん 2014/01/31 00:48:35
    猫の三人官女
    旅猫さん、こんばんは〜

    何でプロフの猫がメイン画面と違うの?
    あしあとの方は前のブチ猫さんに戻っちゃってますよ???
    新しい画面になってまだちょっとなれないですね。
    旅行記一覧の写真が大きくなって見やすくなったけどメイン画面の
    旅行記にやたら古い昔の旅行記を出されててすごく嫌なんだけどな〜…

    長崎の猫ちゃんはスッとして綺麗よね。
    とっても美人さんが多い印象です。
    元締めの凄みも三人官女にはききませんでしたか。
    不届きものと成敗される前に退散しなければ(^<^)

    猫との会話も楽しんで旅猫さんの旅は楽しいなぁ〜
    ププっ・・・中華まんをとられまいとする猫かわいい。
    私もよく勝手に猫の気持ちを言葉にして遊んでます。
    この間、谷中散策にいってきたんですけど同じように猫と戯れながら
    遊んできました。谷中の猫はおデブちんばかりだったな〜

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2014/01/31 22:38:22
    RE: 猫の三人官女
    momotaさん、こんばんは〜
    いつもありがとうございます!

    > 何でプロフの猫がメイン画面と違うの?
    あれ?
    自分からは、どうなっているのかわからないんですよね。

    確かに、旅行記の表示が変ですよね。
    再度読み込むと、最新になったりしますよ。
    余計なものが多く表示されて見難くなったような。。。
    個人的には、前の方が洗練されていて良かったな。

    長崎の猫さんたちは気品が感じられますね。
    場所柄、お洒落なんでしょうかね。
    こっちは軽くあしらわれてしまいましたよ(^^;

    猫、好きなんですよね。
    だから、つい感情移入してしまい(^^;
    勝手に想像して楽しんでいます(^^)

    谷中も猫さん多いですよね。
    あの辺は、観光客も多いから、いいもの食べてるのかも。
    そうそう、護国寺の境内でも、たくさんの猫さんたちに会えますよ!

    旅猫
  • rupannさん 2014/01/27 20:49:25
    疲れた体にビールが浸み渡る。
    そのフレーズ共感しちゃうなぁ(^^ゞ
    お疲れ様でした。

    旅猫さん、おばんです〜

    窓ガラス模様や和洋折衷の屋根瓦とか素敵な目線ですねぇ

    猫好きさんが猫を撮るといい表情を見せてくれますね♪

    プチ迷子も また た・の・し・そう(^_-)-☆

    では 又 rupann♪

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2014/01/31 22:23:52
    RE: 疲れた体にビールが浸み渡る。
    rupannさん、こんばんは〜
    いつもありがとうございます!

    > そのフレーズ共感しちゃうなぁ(^^ゞ
    やっぱり(^^)

    > 窓ガラス模様や和洋折衷の屋根瓦とか素敵な目線ですねぇ
    ありがとうございます!
    最終日、ようやく余裕が出て来たから、自分らしさが出たかも(^^)

    > 猫好きさんが猫を撮るといい表情を見せてくれますね♪
    猫さんを見かけると、旅を忘れて楽しんじゃいます。
    言葉は分からなくても、心が伝わるような気がして。
    しばらく一緒にいると、向こうも警戒を少し解いてくれますね。

    > プチ迷子も また た・の・し・そう(^_-)-☆
    でしょ(^^)
    知らない街で、路地裏に迷い込む感覚。
    好きです。

    旅猫
  • hot chocolateさん 2014/01/19 03:25:33
    長崎の猫♪
    旅猫さま、こんばんは〜

    こんなにたくさんの猫さんにお目に掛かれる旅行記は初めてです。(喜)
    どの猫ちゃんもお行儀が良くて、気品のある猫ばかりですね。
    金剛院の坂上で中華まんを食べていた、不敵な面構えの猫さん、「やらねぇぞ」のセリフがいいですね(笑)
    江戸の猫さん、中華まんもらえなくて残念・・・?

    長崎散策の合間に、自由亭の喫茶室のようなモダンなところで一休みなんて、優雅ですね。
    長崎といえばカステラ♪
    ケーキではなく、カステラというのが長崎らしくお洒落ですね。
    晩酌の写真ではなく、カステラ&紅茶というのが旅猫さまらしくないけど・・・(笑)

    私も昔、一時期、「三国志」にはまったことがありましたが、私は関羽だったかな。
    長崎は1度しか行ったことはありませんが、エキゾチックな街を歩きたくなりました。
    猫にも会いたいし・・・

    hot choco

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2014/01/21 20:43:29
    RE: 長崎の猫♪
    hot chocoさん、こんばんは。
    いつもありがとうございます!

    久しぶりにたくさんの猫さんたちに出会えました!
    みなさんお行儀が良くて、写真が撮りやすかったです。
    公園で伸びをしていた奴と、中華まんを道の真ん中で食べていた奴は違いましたが(笑)

    長崎と言うことで、ちょっとティータイムなぞ。
    日頃やらないので、空いていて良かったです(^^;
    カステラって、たまに食べると美味しいですね。

    関羽贔屓でしたか!
    彼もいいですよね〜

    ぜひ、長崎をのんびり歩いてみてください。
    旅猫
  • morino296さん 2014/01/18 22:52:08
    長崎の猫は行儀が良い
    旅猫さん

    こんばんは。
    長崎のニャンコたち、確かに前足を揃えて行儀が良いですね。
    こんなに、ニャンコがいたのですね。
    私も、4年ほど前に、同じ所を歩きましたが、猫を見かけたか記憶がありません。

    円山町の道は入り組んでいて、なかなか分かり難いですよね。

    銅座市場、お休みで残念でした。
    私も行っていませんので、どんな雰囲気かみたかったです。

    morino296

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2014/01/21 20:36:37
    RE: 長崎の猫は行儀が良い
    morino296さん、こんばんは。
    書き込みありがとうございます。

    そうなんですよ。
    長崎の猫さんたちは、とってもお行儀が良かったです。
    猫さんたちの多くは、観光地を外れた場所にいましたよ。
    住宅街の中の路地がお気に入りのようです。

    丸山界隈は、奥の方が複雑でしたね。
    面白かったです。
    銅座市場は間もなく解体されるようなので、休みはショックでした。。。
    痛恨のミスですね。

    旅猫
  • みかりさん 2014/01/18 22:29:27
    長崎の猫・・・
    旅猫さん、こんばんは♪

    長崎旅行も最終日ですネ。長崎と猫・・・なんか良いですね。
    私は犬飼なので、どこに行っても犬が気になりますが・・・

    動物全般好きなので、もちろん猫も好き。街角にいて絵になるのは、
    にゃんこだな〜と思います。今回の猫ちゃんは、みんな綺麗。
    そしてちょっぴり凛としているなぁ〜なんて。表紙の子は可愛いですネ!

    旅猫さんが、長崎で猫と語らっていた少し前・・・私は宮島で鹿に
    夢中になっていました。あの島は・・・やっぱり鹿だと思いました。

    それにしても・・・長崎は見所が多くて素敵な街ですね。写真に撮っても
    絵になります。坂が多いのがネックだけど・・・だから風情も良いのか。

    カステラは、あ〜ゆ〜風に食べるととってもお上品で美味しそうですね。
    トルコライスは・・・夢を全部詰め込んだ、欲張りセットと言う感じ。(笑)

    温泉は残念でしたね。タオルは買えたのでは?持っていたのに勿体ない?
    なんなら、お湯から出て10分くらい座っていたら大体乾いたんじゃ??

    な〜んて思ってしまいました。(笑) 私も島根では同じ状態だったので
    バスタオルだけレンタルして小さなタオルは買わずに節約しました。
    洗いは・・・手ですね。でもいつでもタオルは持ち歩こう〜と思ったけど。

    素敵な旅でした・・・私もますます九州へ旅立ちたくなりました♪

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2014/01/18 22:52:12
    RE: 長崎の猫・・・
    みかりさん、こんばんは〜
    いつもありがとうございます。

    長崎は坂の街なので、猫が絵になりますね。
    特に最終日はそこら中で出会ったので、
    その度に立ち止まり、しばらく遊んじゃうのでダメですね(^^;
    表紙の猫ちゃんは、仕草がとても可愛くて。

    長崎は一大観光地ですけど、結構良い街ですね。
    坂が多くて路地が多いのも魅力だと思います。

    日頃、カステラとか紅茶なんて口にしないので、
    こんな時にしか体験できませんが、とても美味しかったです。
    トルコライスは、想像よりずっと美味しかったですよ。

    確かに、湯上り後に裸で休んでいれば乾きましたね。
    考えが及ばなかった。。。
    いつもは、タオルは必ず持ち歩いているのですが。

    ぜひ、九州へ!
    旅猫
  • 天星さん 2014/01/18 20:48:37
    徳川の猫さん
    こんばんわ
    甲斐殿、長崎の猫たちにはもう一つ
    受け入れてもらえなかったようですね〜

    伴天連の猫たちに、徳川の猫はあまり
    歓迎される事はないでしょう(笑)
    それにしても気品漂うポーズの猫が多いですね〜
    たぶん、甲斐殿に敬意を評していたのでござろう!

    タオルを駅のロッカーに入れてしまった…
    温泉マニアの甲斐殿、痛恨のミス〜(@_@;)
    珍しい

    平和な長崎でした〜
    えちごは1年に数回長崎へ仕事で行く程度で
    ゆっくり観光したことないんでじっくり行ってみたい

    キャッツフード持参で街を歩いてみようかな〜
    伴天連の猫たちから、徳川の猫の情報をゲットしよう(笑)

    えちご

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2014/01/18 22:40:55
    RE: 徳川の猫さん
    えちご殿

    こんばんは。
    坂東者は粗野で、どうも気にいってもらえなかったようです。
    上品なお澄ましさんが多かったので。

    長崎では、島原半島や島以外には温泉など大したものないだろうと高をくくっていたのが敗因ですな(^^;

    年に数回も!
    でも、お仕事では好きには歩けませんね。
    是非一度、のんびり歩いてみてください。
    猫さんたちの中には、徳川の息がかかったものもいますのでご注意を(^^)

    旅猫

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