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小浜温泉旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2月の連休を利用して、島原半島を巡る旅に出た。<br />島原半島を訪れたのは、1999年の秋以来のこと。<br />その時は平戸にも足を運んだが、今回は島原半島を中心に歩くことにした。<br />初日は仕事を半日休み、夕方の新幹線で京都へ向かい、長崎行の寝台特急『あかつき』に乗り換えて九州を目指した。<br /><br />※2021.02.17 再公開(2冊の旅行記を1冊にまとめ、写真の追加及び差し替え、文章の書き直し)

夜行列車で島原半島へ【1】~旅立ち、そして小浜温泉~

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2008/02/07 - 2008/02/08

3位(同エリア104件中)

旅行記グループ 【肥前国】

35

38

旅猫

旅猫さん

2月の連休を利用して、島原半島を巡る旅に出た。
島原半島を訪れたのは、1999年の秋以来のこと。
その時は平戸にも足を運んだが、今回は島原半島を中心に歩くことにした。
初日は仕事を半日休み、夕方の新幹線で京都へ向かい、長崎行の寝台特急『あかつき』に乗り換えて九州を目指した。

※2021.02.17 再公開(2冊の旅行記を1冊にまとめ、写真の追加及び差し替え、文章の書き直し)

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
5万円 - 10万円
交通手段
高速・路線バス 新幹線 JR特急 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 今回は、東京駅17時20分発の『のぞみ255号』で出発。<br />島原半島への旅の始まりである。<br />東京駅を出て25分足らずで、車窓には夕日に浮かぶ富士山が見えてきた。

    今回は、東京駅17時20分発の『のぞみ255号』で出発。
    島原半島への旅の始まりである。
    東京駅を出て25分足らずで、車窓には夕日に浮かぶ富士山が見えてきた。

  • 19時36分に京都駅に到着。<br />京都駅で夕飯を食べ、翌朝の食べ物を買い込み、7番線へと向かう。<br />ホームの案内表示には、『なは・あかつき』の文字が光っていた。<br />今回乗るのは、長崎行の寝台特急『あかつき』。<br />途中の鳥栖駅までは、熊本行の『なは』と手を繋いで走る夜行列車だ。<br />それにしても、夜行列車の出発前の雰囲気にはいつも心が躍る。<br /><br />※『なは・あかつき』は廃止され、現在は運行されていません。

    19時36分に京都駅に到着。
    京都駅で夕飯を食べ、翌朝の食べ物を買い込み、7番線へと向かう。
    ホームの案内表示には、『なは・あかつき』の文字が光っていた。
    今回乗るのは、長崎行の寝台特急『あかつき』。
    途中の鳥栖駅までは、熊本行の『なは』と手を繋いで走る夜行列車だ。
    それにしても、夜行列車の出発前の雰囲気にはいつも心が躍る。

    ※『なは・あかつき』は廃止され、現在は運行されていません。

  • 今宵の寝床は、8号車8番の一人用個室。<br />縁起の良い部屋で、今回の旅は無事に過ごせそうだ。<br />古い車両なので狭いのが難点だが、やはり個室は落ち着く。<br />とりあえず、麦酒で旅立ちに乾杯した。

    今宵の寝床は、8号車8番の一人用個室。
    縁起の良い部屋で、今回の旅は無事に過ごせそうだ。
    古い車両なので狭いのが難点だが、やはり個室は落ち着く。
    とりあえず、麦酒で旅立ちに乾杯した。

  • 『あかつき』は、京都駅を定刻の20時02分に発車。<br />車窓を流れていく街の灯りが眩しい。<br />そんな光景を眺めるのも、夜行列車の醍醐味だ。

    『あかつき』は、京都駅を定刻の20時02分に発車。
    車窓を流れていく街の灯りが眩しい。
    そんな光景を眺めるのも、夜行列車の醍醐味だ。

  • 三ノ宮駅を出てしばらくすると、突然車内放送が入った。<br />左手に、明石海峡大橋が見えるという案内だった。<br />そういえば、以前にも聴いたことがあると思いながら車窓を眺めていると、光り輝く明石海峡大橋が車窓を流れて行った。

    三ノ宮駅を出てしばらくすると、突然車内放送が入った。
    左手に、明石海峡大橋が見えるという案内だった。
    そういえば、以前にも聴いたことがあると思いながら車窓を眺めていると、光り輝く明石海峡大橋が車窓を流れて行った。

  • いつしか眠ってしまい、目が覚めると鳥栖駅に着いたところだった。<br />寝ているうちに、九州に上陸してしまった。<br />鳥栖駅では、京都駅から手を繋いできた熊本行の『なは』と別れる。<br />そして、先に出発する『なは』をホームで見送った。<br />4年前、この『なは』に乗り、西鹿児島駅まで行ったことが懐かしい。

    いつしか眠ってしまい、目が覚めると鳥栖駅に着いたところだった。
    寝ているうちに、九州に上陸してしまった。
    鳥栖駅では、京都駅から手を繋いできた熊本行の『なは』と別れる。
    そして、先に出発する『なは』をホームで見送った。
    4年前、この『なは』に乗り、西鹿児島駅まで行ったことが懐かしい。

  • 時刻は6時半。<br />空が薄っすらと白んできた。<br />この後、『あかつき」は長崎本線に入り、終着の長崎駅を目指す。

    時刻は6時半。
    空が薄っすらと白んできた。
    この後、『あかつき」は長崎本線に入り、終着の長崎駅を目指す。

  • 外は冷えこんでいるらしく、窓が曇り、朝日はぼんやりとしていた。<br />肥前鹿島駅を出てしばらくすると、車窓には有明海が見えてきた。<br />海岸線に出ると、朝日に輝く有明海が美しかった。<br />海に立っている細い棒のようなものは、海苔を養殖するための網を張る『ひび』と呼ばれるものだろう。<br />有明湾は、海苔の養殖が有名だ。

    外は冷えこんでいるらしく、窓が曇り、朝日はぼんやりとしていた。
    肥前鹿島駅を出てしばらくすると、車窓には有明海が見えてきた。
    海岸線に出ると、朝日に輝く有明海が美しかった。
    海に立っている細い棒のようなものは、海苔を養殖するための網を張る『ひび』と呼ばれるものだろう。
    有明湾は、海苔の養殖が有名だ。

  • 海の向こうに、薄っすらと雲仙の山並みが見えてきた。<br />今宵の宿は、あの山並みの懐にある。

    海の向こうに、薄っすらと雲仙の山並みが見えてきた。
    今宵の宿は、あの山並みの懐にある。

  • 列車は、定刻の8時12分に諫早駅に到着した。<br />ここ諫早駅が、島原半島への入口だ。<br />長い時間を共にした『あかつき』をホームで見送る。<br />最後尾はレガートシートという高速バスのような3列座席の車両で、運賃と特急料金だけで乗れる。<br />新幹線からの乗り継ぎ割り引きが適用されるので、特急料金は半額。<br />かなり安いので、1999年の旅では長崎駅まで利用した。

    列車は、定刻の8時12分に諫早駅に到着した。
    ここ諫早駅が、島原半島への入口だ。
    長い時間を共にした『あかつき』をホームで見送る。
    最後尾はレガートシートという高速バスのような3列座席の車両で、運賃と特急料金だけで乗れる。
    新幹線からの乗り継ぎ割り引きが適用されるので、特急料金は半額。
    かなり安いので、1999年の旅では長崎駅まで利用した。

  • 諫早駅は、島原鉄道の起点でもある。<br />今回の旅では、ぐるりと島原半島を巡り、最後は島原鉄道で諫早駅へと戻って来る旅程だ。<br />一見長閑な雰囲気だが、ホームは平日の朝らしく、通勤通学客で溢れかえっていた。<br />駅員さんに、島原方面へ向かうバスの乗り場を教えてもらい、駅近くの県営バスターミナルへと向かった。

    諫早駅は、島原鉄道の起点でもある。
    今回の旅では、ぐるりと島原半島を巡り、最後は島原鉄道で諫早駅へと戻って来る旅程だ。
    一見長閑な雰囲気だが、ホームは平日の朝らしく、通勤通学客で溢れかえっていた。
    駅員さんに、島原方面へ向かうバスの乗り場を教えてもらい、駅近くの県営バスターミナルへと向かった。

    諫早駅

  • そのバスターミナル駅は、2,3分のところにあった。<br />そこの3番のりばから、島原半島へ向かう島鉄バスが発着している。<br />この日は、宿のある雲仙温泉を目指すだけなので、あとは気の向くまま。<br />とりあえず、8時40分発の小浜温泉経由のバスを待つことにした。

    そのバスターミナル駅は、2,3分のところにあった。
    そこの3番のりばから、島原半島へ向かう島鉄バスが発着している。
    この日は、宿のある雲仙温泉を目指すだけなので、あとは気の向くまま。
    とりあえず、8時40分発の小浜温泉経由のバスを待つことにした。

  • バスに揺られていると、「次は愛野展望所」という案内放送が流れた。<br />『展望所』と言うからには景色が良いところだろうと思い、急遽途中下車することにした。<br />運転手さんに訊けば、道を渡ってすぐがもう展望所とのことだった。

    バスに揺られていると、「次は愛野展望所」という案内放送が流れた。
    『展望所』と言うからには景色が良いところだろうと思い、急遽途中下車することにした。
    運転手さんに訊けば、道を渡ってすぐがもう展望所とのことだった。

  • 教えられたほうへ歩いて行くと、確かに展望所があった。<br />そして、そこからの景色は実に見事だった。<br />思ったよりも高い所にあり、眼下には海が広がっている。

    教えられたほうへ歩いて行くと、確かに展望所があった。
    そして、そこからの景色は実に見事だった。
    思ったよりも高い所にあり、眼下には海が広がっている。

    愛野展望所 名所・史跡

  • 朝日が水面を照らし、その中を小さな船が横切って行く。<br />思わぬところで、素晴らしい景色に出会うことができた。

    朝日が水面を照らし、その中を小さな船が横切って行く。
    思わぬところで、素晴らしい景色に出会うことができた。

  • 展望所からの眺めを堪能したあと、再びバスで島原半島の西側を南下。<br />次に降り立ったのは小浜温泉バス停。

    展望所からの眺めを堪能したあと、再びバスで島原半島の西側を南下。
    次に降り立ったのは小浜温泉バス停。

  • とりあえず、バスターミナルの向かいにあった観光案内所へ行ってみる。<br />温泉街の地図をもらいに行ったのだが、『湯巡り札』なるものを薦められたので購入した。

    とりあえず、バスターミナルの向かいにあった観光案内所へ行ってみる。
    温泉街の地図をもらいに行ったのだが、『湯巡り札』なるものを薦められたので購入した。

  • 観光案内所の前からは、小浜温泉の街並みが望めた。<br />小浜温泉は、日本でも有数の湯量を誇る温泉地で、源泉温度は約100度もあり、温泉街の前に広がる橘湾に沈む夕日は、日本一の美しさとも言われている。<br />今回はその夕日が観られず残念だ。

    観光案内所の前からは、小浜温泉の街並みが望めた。
    小浜温泉は、日本でも有数の湯量を誇る温泉地で、源泉温度は約100度もあり、温泉街の前に広がる橘湾に沈む夕日は、日本一の美しさとも言われている。
    今回はその夕日が観られず残念だ。

  • 地図を観ながら、温泉街をそぞろ歩き。<br />裏道では、地元の方が水場で洗濯をしていた。<br />小浜温泉は、温泉が豊富なだけではなく、水もいたるところから湧いていて、その水場は『上の川湧水』と呼ばれる場所だった。<br />そこは、地元の人の洗い場として利用されているそうだ。<br />夏には、ダグマと呼ばれる手長エビが観られるらしい。<br />それほど水がきれいなのだ。

    地図を観ながら、温泉街をそぞろ歩き。
    裏道では、地元の方が水場で洗濯をしていた。
    小浜温泉は、温泉が豊富なだけではなく、水もいたるところから湧いていて、その水場は『上の川湧水』と呼ばれる場所だった。
    そこは、地元の人の洗い場として利用されているそうだ。
    夏には、ダグマと呼ばれる手長エビが観られるらしい。
    それほど水がきれいなのだ。

    上の川湧水 名所・史跡

  • 『上の川湧水』は、別名『庄屋元前の湧水』とも呼ばれている。<br />石垣の内側が、庄屋の屋敷だったからだそうだ。

    『上の川湧水』は、別名『庄屋元前の湧水』とも呼ばれている。
    石垣の内側が、庄屋の屋敷だったからだそうだ。

  • さらに裏道を歩いて行くと、立派な石垣があった。<br />とても趣のある道で、とても気に入った。<br />小浜の町には、ゆったりとした時間が流れているようだ。

    さらに裏道を歩いて行くと、立派な石垣があった。
    とても趣のある道で、とても気に入った。
    小浜の町には、ゆったりとした時間が流れているようだ。

  • その先に、光泉寺という寺があったの寄ってみることにする。<br />山門前の石段の右側に湧水があったが、本堂の右手にも、境内から湧き出る湧水を利用した庭園があった。

    その先に、光泉寺という寺があったの寄ってみることにする。
    山門前の石段の右側に湧水があったが、本堂の右手にも、境内から湧き出る湧水を利用した庭園があった。

    光泉寺 寺・神社・教会

    豊かな湧き水に囲まれた寺 by 旅猫さん
  • 光泉寺からすぐのところにあった小浜神社に参拝。<br />拝殿の前にあった一段高くなっている場所は土俵だそうだ。<br />小浜出身で、島原藩の抱え力士だった玉垣額之助に因んだもの。<br />玉垣額之助は、柏戸とともに横綱を許されたのだが、土俵入りに柏戸が参加しなかったため、義に厚い彼も土俵入りを行わず、結局、大関のままで生涯を終えたとのこと。

    光泉寺からすぐのところにあった小浜神社に参拝。
    拝殿の前にあった一段高くなっている場所は土俵だそうだ。
    小浜出身で、島原藩の抱え力士だった玉垣額之助に因んだもの。
    玉垣額之助は、柏戸とともに横綱を許されたのだが、土俵入りに柏戸が参加しなかったため、義に厚い彼も土俵入りを行わず、結局、大関のままで生涯を終えたとのこと。

    小浜神社(龍の天井絵) 寺・神社・教会

  • 境内には、その玉垣関を讃える碑も建ってたが、個人的には、片隅に立っていた石灯籠に目が留まった。<br />江戸時代の享和3年(1803)に奉納されたものだった。<br />200年以上も小浜の町を見つめてきた石灯籠だ。

    境内には、その玉垣関を讃える碑も建ってたが、個人的には、片隅に立っていた石灯籠に目が留まった。
    江戸時代の享和3年(1803)に奉納されたものだった。
    200年以上も小浜の町を見つめてきた石灯籠だ。

  • 小浜神社近くの店の入口で、寝ている犬を見かけた。<br />その店の飼い犬かと思いきや、近所の犬らしく、飼い主が飛んできて叱られていた。<br />よほど寝心地が良かったのだろう。

    小浜神社近くの店の入口で、寝ている犬を見かけた。
    その店の飼い犬かと思いきや、近所の犬らしく、飼い主が飛んできて叱られていた。
    よほど寝心地が良かったのだろう。

  • 近くの路地裏では、猫たちにも出会った。<br />カメラを向けると、近寄ってきた。<br />幼い兄弟だろうか。<br />凛々しい顔つきだった。

    近くの路地裏では、猫たちにも出会った。
    カメラを向けると、近寄ってきた。
    幼い兄弟だろうか。
    凛々しい顔つきだった。

  • さらに歩いていると、家々の間に突然空き地が現れた。<br />よく見ると、泉のようなものが湧いている。<br />案内板があったので読んでみると、炭酸泉が湧いているとあった。<br />住宅街の真ん中なのに、なんとも不思議な光景だ。

    さらに歩いていると、家々の間に突然空き地が現れた。
    よく見ると、泉のようなものが湧いている。
    案内板があったので読んでみると、炭酸泉が湧いているとあった。
    住宅街の真ん中なのに、なんとも不思議な光景だ。

    炭酸泉 温泉

  • 近付いて触れてみると冷泉だった。<br />以前、ここには炭酸泉を沸かした銭湯があったそうだ。<br />以前は、もっと湧出口が大きく、真っ青で底が見えなかったらしい。<br />今は利用されていないので、もったいない感じだ。

    近付いて触れてみると冷泉だった。
    以前、ここには炭酸泉を沸かした銭湯があったそうだ。
    以前は、もっと湧出口が大きく、真っ青で底が見えなかったらしい。
    今は利用されていないので、もったいない感じだ。

  • 近くには、炭酸泉の手書きの説明板もあった。<br />小浜温泉の見所には、地元の小学生による手書きの案内板があり、それを読むのも楽しかった。

    近くには、炭酸泉の手書きの説明板もあった。
    小浜温泉の見所には、地元の小学生による手書きの案内板があり、それを読むのも楽しかった。

  • そろそろ、観光案内所で購入した『湯巡り札』を使うことにする。<br />しかし、時間がまだ早く、日帰り入浴の出来る宿は少なかった。<br />その中から、海に向かって立つ『山田屋』という旅館で立ち寄り湯をお願いすることにした。

    そろそろ、観光案内所で購入した『湯巡り札』を使うことにする。
    しかし、時間がまだ早く、日帰り入浴の出来る宿は少なかった。
    その中から、海に向かって立つ『山田屋』という旅館で立ち寄り湯をお願いすることにした。

  • 尋ねると、内湯は清掃中で、屋上の露天風呂のみとのこと。<br />それでも、湯船からの眺めは良く、貸切でのんびりと楽しめた。<br />海から吹く風も、とても気持ちよかった。

    尋ねると、内湯は清掃中で、屋上の露天風呂のみとのこと。
    それでも、湯船からの眺めは良く、貸切でのんびりと楽しめた。
    海から吹く風も、とても気持ちよかった。

    小浜温泉 くつろぎの宿 旅館山田屋 宿・ホテル

  • 『山田屋』近くのバス停で時刻表を確認。<br />まだ雲仙行きのバスまで時間があったので、小浜温泉名物の海上露天風呂波の湯『茜』へ立ち寄ってみることにする。<br />行ってみると、何と温泉は防波堤の向こう側だった。

    『山田屋』近くのバス停で時刻表を確認。
    まだ雲仙行きのバスまで時間があったので、小浜温泉名物の海上露天風呂波の湯『茜』へ立ち寄ってみることにする。
    行ってみると、何と温泉は防波堤の向こう側だった。

    波の湯「茜」 温泉

  • 塀の真ん中にあった扉を入ると階段があり、男湯、女湯が左右に分かれている。<br />脱衣所から湯船に出てみると、海が目の前に迫っていた。<br />まるで海と一体化しているようだ。<br />嵐の時は入れないだろう。<br />他に客はいなかったので、心行くまでその眺めを堪能した。

    塀の真ん中にあった扉を入ると階段があり、男湯、女湯が左右に分かれている。
    脱衣所から湯船に出てみると、海が目の前に迫っていた。
    まるで海と一体化しているようだ。
    嵐の時は入れないだろう。
    他に客はいなかったので、心行くまでその眺めを堪能した。

  • 温泉のはしごをしても、まだ少し時間があったので、近くの歴史資料館へと向かうことにする。<br />その入口脇から続く石垣が見事だった。

    温泉のはしごをしても、まだ少し時間があったので、近くの歴史資料館へと向かうことにする。
    その入口脇から続く石垣が見事だった。

    小浜町歴史資料館(湯太夫跡) 名所・史跡

  • 歴史資料館のある場所は、かつて小浜温泉の湯大夫(温泉の管理をする役目)だった本多家の邸宅があった場所で、築約160年の湯太夫邸が改修保存され、資料館となっている。

    歴史資料館のある場所は、かつて小浜温泉の湯大夫(温泉の管理をする役目)だった本多家の邸宅があった場所で、築約160年の湯太夫邸が改修保存され、資料館となっている。

  • 敷地内には温泉も湧き、足湯もあった。<br />源泉からパイプで直接湯が注がれている足湯はかなり熱そうだ。<br />当時の武士が入ったと言う『さむらい小屋』と呼ばれる岩風呂も再現されていた。

    敷地内には温泉も湧き、足湯もあった。
    源泉からパイプで直接湯が注がれている足湯はかなり熱そうだ。
    当時の武士が入ったと言う『さむらい小屋』と呼ばれる岩風呂も再現されていた。

  • 旧湯太夫邸に隣接する歴史資料展示館には、今は無き小浜鉄道や小浜温泉の歴史に関する資料が展示されていた。<br />結構見応えがあったのでゆっくりしたかったのだが、バスの時間が近づいてきたので、バス停へ戻ることにした。

    旧湯太夫邸に隣接する歴史資料展示館には、今は無き小浜鉄道や小浜温泉の歴史に関する資料が展示されていた。
    結構見応えがあったのでゆっくりしたかったのだが、バスの時間が近づいてきたので、バス停へ戻ることにした。

  • 最寄りの西登山口バス停で待つことしばし、雲仙行のバスが少し遅れてやってきた。<br />そのバスで、今宵の宿がある雲仙温泉へと向かう。<br />小浜温泉、いつか夕日を観に訪れたいものだ。

    最寄りの西登山口バス停で待つことしばし、雲仙行のバスが少し遅れてやってきた。
    そのバスで、今宵の宿がある雲仙温泉へと向かう。
    小浜温泉、いつか夕日を観に訪れたいものだ。

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