原鉄道模型博物館、そしてy154とRALLY NIPPON

2013/05/25 - 2013/05/25

5月25日、「横浜セントラルタウンフェスティバル　y154」というイベントを見学に。

それだけではもったいないので、以前から気になっていた『原鉄道模型博物館』も併せて見学しようということに。

エリア 神奈川

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 私鉄 徒歩

横浜駅東口から徒歩10分くらいだろうか、スカイビルと川を挟んで向かい合う三井ビルの中に、原鉄道模型博物館はある。
ビルの玄関口には不思議な銅像。

象徴的な看板がこれ

館内を案内したパンフレット

チケットも粋
ちなみに大人は\1000也

入口の壁面に、創始者の原氏のあいさつ文。
写真撮影はここまで。館内は基本的に撮影禁止である。
（実はこの入口の写真も本当はマズイらしい。警備の人に尋ねて、この1枚だけは見逃してもらった）

館内にある「トーマス＆プラレールコーナー」。
ここだけは写真撮影可だ。
遊ぶ子供を撮影したい親の心情に配慮したんだろう。

壁面にはトーマスの仲間たちのパネル。
子供は喜ぶだろうなぁ。

ケースの中のクラシカルな蒸気機関車。

こちらはアメリカっぽいSL

この博物館の目玉の一つが、大規模なジオラマである「いちばんテツモパーク」。
とてつもなく巨大、かつ精緻なミニチュアである。
パンフレットの写真でご紹介（笑）

撮影禁止なので、このジオラマだけでなく見事なコレクションを紹介できないのが残念。
とにかく圧倒的なコレクションで、原氏の執念めいたものを感じる。

原氏は子供の頃から鉄道の魅力に憑りつかれ、国内はもとより、海外にまで足を延ばしたという。また、当時は相当な高級品だったと思われる8ミリまで駆使していた。
鉄道への想いはただただ脱帽である。

しかし、相当裕福な家庭に育ったことも事実。

さて、このジオラマだが、時間ごとに様々な電車・機関車を動かしてくれる。なので、何時間いても飽きない。

原氏が拘った「リアル感」の真骨頂は、「音」。
リアルな音を再現するために、レールや車体を鉄製にしているのだ。
実際に、模型が動く傍で耳を澄ますと、「ガタン、ガタン」と本物そっくりの音がする。（ちょっと重量のある汽車の方がよりわかりやすい）

また、街や建物、人の模型も手を抜いておらず、それら細部を観察するのも楽しい。
駅舎の時計が本当に動いていて、時刻もぴったりだったのには笑えた。

そんなことをしていたら、何と2時間も経過(笑)
子連れでもないのに、である･･･

さて、ここから日本大通りへ移動。
電車ではなく、自転車の方が効率がいい。
そこで、横浜市とNTTドコモが運営している「横浜都市部コミュニティサイクル社会実験」のbaybikeを利用。
これは非常に便利だ。

日本大通りのメイン会場
既に人がいっぱい

ここで「y154」とは･･･
オフィシャルサイトの「開催趣旨」より---

横浜開港150周年が2009年に終了し、2010年から民間（馬車道、関内、山下公園通り、横浜中華街、元町、山手）が中心になり「y200」に向けて新たな横浜を目指しさらに発展させるため「Y-151」「Y-152」…「Y-200」を一歩一歩着実に歩んでまいります。より多くの方々に「私たちの街　横浜」の良さを伝え楽しんでいただけるためにスペシャルなイベントを継続的に開催いたします。
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とのこと。つまり50年継続して行おうという壮大なイベントで、今年は4年目と言うことになる。

ゆるキャラ･･･
まぁ、いいか

ちなみに、ストリートライブなども行われていたのだが、電車の模型に夢中になっている間に、聞き逃してしまった(笑)

沿道の露店は様々

こちら静岡の露店では、富士山サイダーだのお茶コーラだの･･･

麩菓子、、、こんないろいろな味があるのか…
これらも静岡の名産？

ここにもゆるキャラ

安易だなぁ

象の鼻パークでは、丹沢大山自然再生委員会が出店。
丹沢に生息する動物たちを剥製で紹介。

山ブームも手伝ってか、人が途切れなかった。

このエリアは子供たちの遊ぶスペースも提供しており、特大サイズの絵本が並べられたコーナーも。

思わず懐かしさで立ち止まってしまった。

輪投げや竹馬、缶下駄！

無心に遊ぶ子供たちを見ていると、ゲームなどは本当は不要だと実感する。

ここにある遊具で楽しめる子供は健全だね。
ゲーム機にかじりついている子供の姿は、見ていて気持ちの良いものじゃない。

このゆるキャラは、スポンジボールの標的になっていた(笑)

写真ではわかりにくいが、これは箸を作っているところ。
けっこうな列ができていたので、参加は断念。
でも、自分でかんなで削って作る箸、なかなかいいアイデア。

象の鼻を抜け、赤レンガ倉庫の前の道路。
突如現れたクラシックカーに目は釘づけ。

実はコレ、y154に合わせて開催された「RALLY NIPPON」というクラシックカーによるレースイベントだ。

そうこうしているうちに、味のある小粋なクルマが続々と、文字通り次から次にやってきた。

どれもきれいに手入れされていて、ドライバーも押しなべて楽しそうだ。

靖国神社をスタートし、山下埠頭までが初日のコース。
翌日は山下埠頭から三浦半島を一周して再び山下埠頭に戻ってくるというもの。
一応レースではあるけれど、猛スピードで走るクルマはいない。でも、パレードじゃつまらないのだろうな、オーナーたちは(笑)

参加資格も厳密で、

・74年12月末までに製造された車両
・レプリカはNG
・正規ナンバープレートを取得していること
となっている。

しばし、懐かしいクルマたちを眺め、帰路に着いた。

この旅行記へのコメント （4）

• notchさん 2015/10/01 20:19:50

  原鉄道模型博物館

  琉球熱さん，こんにちは！
  
  少し前に公開された原鉄道模型博物館の旅行記におじゃましています。琉球熱さんも過去に訪れていらっしゃったのですね。私も先日行ってきたので，旅行記にしました。
  
  ２時間いらっしゃったのですね。私もそのくらいいました(笑)　小さいですが，すばらしい魅力の博物館だなあと思いました。
  
  琉球熱さんが行かれたときは撮影禁止だったようですね。今はＯＫになっていますよ。機会あればカメラ片手にまたじっくり再訪なさってみてくださいね。
  
  いつもありがとうございます。
  
  notch
  
  

  琉球熱さん からの返信 2015/10/02 22:07:44

  お仲間(笑)

  notchさん、書き込みありがとうございます。
  
  そうですか、notchさんも2時間コース！　お仲間ですね(笑)
  実際、あの博物館は大人向けではないかと思うくらい、展示物が見事ですね。
  本当に飽きませんでした。
  
  notchさんが館内の写真をバシバシ掲載しているので、「？」でした。
  忠告した方が良いのかどうか…などと(笑)
  撮影ＯＫになったんですね。
  被写体には困らない場所ですから、そうとなったら今度は3時間コースになるかも(笑)
  
  

• norisaさん 2013/05/31 06:14:25

  原さんの偉業！

  琉球熱さん
  
  原鉄道模型博物館！
  これは以前テレビで見たことがありました。
  個人の趣味としては素晴らしい規模と精巧さだそうですね。
  
  子供kらの夢をかなえた楽園ーー。
  これは一度見てみたいものです。
  
  norisa

  琉球熱さん からの返信 2013/06/01 00:53:37

  RE: 原さんの偉業！

  norisaさん
  
  こんにちは。書き込みありがとうございます。
  
  私も以前見たTVで気になっていて、ようやく訪問実現となりました。
  噂以上ですよ！
  
  むしろ大人向けかもしれません。
  是非一度お立ち寄りを！