初めてのビジネスクラス～タイ北部・国境越えまくりの旅 11（バンコク～羽田）

2013/01/19 - 2013/01/20

ビジネスクラスに乗ることを夢見てこつこつとANAのマイルを貯めていました。
期限切れ間近でようやく7万マイルほど貯まりましたが、これで行けるのは東南アジア辺りまで。
いろいろ検討した結果、タイに行くことに。
個人的にはどちらかというと観光地としてマイナーな国の方が興味があるというのと、タイ＝タイ料理＝辛くて酸っぱい＝苦手というイメージだったのでこれまでタイには全く興味がなかったのですが、行ってみたら凄く良かったです。タイ料理も辛くも酸っぱくもないものが沢山ありました。
旅行先として人気が出るのにも理由があるということがよく分かりました。タイは本当に微笑みの国でした。

特典航空券は成田（帰りは羽田）～バンコク間。都会よりも田舎が好きなのでどこか地方にも行こうとタイの地図を眺めて検討。そして陸路で国境越えというのに昔から憧れていたので出来そうなポイントも探す。その結果、ミャンマーとの国境にもラオスとの国境にも日帰りで行ける位置にチェンライという町があることが分かりました。よしここだ！と決め、タイ国際航空のHPからバンコク→チェンライの片道チケットを購入（当時のレートで8,000円弱）。帰りはこれまた憧れの夜行寝台列車でアユタヤ辺りまで戻ってこよう。切符は日本で手配せずチェンマイの駅で購入しよう。
ホテルはとりあえずチェンライでの最初の２泊だけをエクスペディアで予約しましたが、その後幸運にも5,000円分のクーポンがゲットできたので（最低価格保証ということで他サイトよりも高かったら差額返金＋5,000円クーポンが貰える）、旅の最後のバンコク2泊分のホテルも手配しました。残りの6泊分はどこの町で過ごすかも決めていないので現地で探そう。

と、事前の予定通りにいったりいかなかったりで結果的にはこのようになりました。

1/09 （水）成田→バンコク→チェンライ
1/10（木）チェンライ→メーサーイ→タチレイ→メーサーイ→チェンライ
1/11（金）チェンライ→チェンコーン→フエサイ
1/12（土）フエサイ→チェンコーン→チェンライ→チェンマイ
1/13（日）チェンマイ
1/14（月）チェンマイ
1/15（火）チェンマイ
1/16（水）チェンマイ→バンコクへ
1/17（木）バンコク着
1/18（金）バンコク
1/19（土）バンコク→羽田へ
1/20（日）羽田着

エリア バンコク(タイ)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

帰りの便は夜なんですが、特に遠出せずにサヤームスクエア周辺をうろうろして時間を潰しました。

サヤームスクエア周辺のデパートには日本食のチェーン店が沢山入っています。CoCo壱番屋、さぼてん、モスバーガーなど他にも色々。

面白そうなので一軒入ってみました。やよい軒。
入店するとタイ人の店員さん達が「いらっしゃいませ」と日本語の挨拶で迎えてくれます。
とんかつ定食と冷たい緑茶を注文。合わせて150B（450円）ちょっとだったと思います。

緑茶はデキャンタで運ばれてきて、グラスに最初の一杯を注いでくれた後にまたやかん（？）からデキャンタになみなみと注ぎ足して行ってくれました。おおお…なんか色々間違ってるけど丁寧で悪くない。抹茶の粉を溶かした緑茶でした。

とんかつ定食はごく普通。からしが絞り出し器で出されたような形だったのは新鮮でしたが。しかし容器に口を付けるのが御法度なタイなので、味噌汁にレンゲが付いてきたのは衝撃的でした。迷いましたが、いつも日本で飲んでいるように頂きました。日本食のお店ですし…。

大量の緑茶で胃がタポタポになりました。

伊勢丹の前の神様を眺めながらぼんやり。正面に日影で座れるスペースがあるので、暇を持て余す度にここに来ていました。

セントラルワールドのスーパーで買い物していたら、近くに人だかりが出来ているお店を発見。ガラスの向こうで金太郎飴のようなキャンディを作っています。MADE IN CANDYというお店で、帰国してから東急ハンズでも販売しているのを見つけて、さらに暫くしてからイッテQで手越君がキャンディ作りにチャレンジしているのを見ました。

絵柄が非常に細かく凄いクオリティ。味は絵柄によって様々で、掌サイズの袋入りで80B（240円）と結構いい値段します。びん入りもあり。

うろうろしては伊勢丹の前へ。結局お参りは一度もしなかったんですが。

バラがどんどん供えられていきます。このバラはどこから来てどこに行くんだろう。

バンコクに来るまで地方ばかり廻っていたので、バンコクの都会っぷりがなんだか衝撃でした。チェンマイにもデパートはあったけど行かなかったからなあ。

これが私の宿のランドマーク、パンティーププラザ。
電気屋さんが集まっているデパートだそうですが入店はしませんでした。後から聞いた情報によるとデジカメのバッテリーやメモリーカードが安く入手できるそうで、行かなかったことを後悔しました。

路面店で購入したストール、99B（297円）。薄手で大判なので重宝しています。

日が暮れる前に宿に預けていた荷物を取りに行き、宿から最寄りのラーチャプラーロップ駅からエアポートレールリンクのシティーライン（各駅停車）に乗ってスワンナプーム国際空港へ。

エアポートレールリンクの線路はかなり高い所にあるので眺めが良かったです。

シティラインはその名の通り、終点の空港に向かう人よりも途中の数駅分だけ乗る地元の人の利用が多いようで、車内は非常に混雑していました。
一日街をうろうろした後の立ちっぱなしの30分間はきつかった。次回乗る機会があったら始発から乗りたいですね。

空港に早く行きすぎたのでチェックインカウンターがまだ開いておらず、ここでもかなり時間潰しをしてからようやくチェックイン。

ビジネスクラス・ファーストクラスの乗客は専用の出国審査場を利用できるようで、スムーズに出国出来ました。後から知りましたが、スワンナプーム国際空港の出入国審査はいつも凄い行列だそう。だからこういうサービスがあるのかなと思いました。

今回はタイ国際航空のラウンジを２か所廻りました。

当たり前かもしれませんが、どちらのラウンジもそう変わらない設備・料理でした。

サンドイッチ、プチケーキ、フルーツ。

肉まんなど蒸し器に入った料理がいろいろありました。

パイやチキンナゲットなども。

雑誌や新聞を眺めて時間を潰しました。

帰りの飛行機はANAです。
座席は2-1-2の並びで、私の席は中央。

アメニティは青い巾着袋に入っており、内容は耳栓、アイマスク、歯ブラシ、そしてラベンダーの香りがするスリープサポートというカード。
座席とアメニティは行きのタイ国際航空の方が圧倒的でしたが、ANAはホスピタリティが凄かった。客室乗務員の方には「○○様」と名前で呼ばれ、何かと気を配ってくれて話しかけてくれます。
流石ビジネスクラス…というか、もしかして日系の航空会社はエコノミークラスだろうと大体こんな感じなのかな？私は日系の飛行機にほぼ乗ったことがないので分かりませんが、一度だけコードシェア便のJALに乗った時に、応対や放送の口調が丁寧でびっくりした覚えがあります。

ウエルカムドリンクは緑茶を頂きました。趣向を凝らしたおつまみと、ペットボトルの水も貰えました。

夜中のフライトなので間もなく消灯。パーソナルモニターで「ローマの休日」を見てしまってあまり眠りませんでした。ローマの休日は超有名ですが、テレビで放映されないのでこれまで観たことがありませんでした。

朝食は和食を。シャキシャキのエノキの味噌汁がしみじみ美味しかったです。

東の空がほんのり染まる頃に羽田空港に到着。

気温35度のバンコクから真冬の東京。駅のホームに出るとめちゃくちゃ寒い。そして成人の日の頃に降ったという雪がかなり残っていてびっくり。
荷物になるのを敬遠して、日本国内の移動時も秋服くらいの装備で済ませていたのでバンコクで買い足したストールがさっそく役に立ちました。

旅行中に日記を書いてこまめに投函していた絵葉書。投函した7枚全部届きました。最後の1枚は空港で投函するつもりでしたが、郵便局が見つけられなかった。

今回の旅はビジネスクラス搭乗、陸路で国境越え、列車の前売券を自分で購入、海外で国内線に搭乗など、これまでしたことがなかったことが色々できた充実した旅でした。

次はどこに行こうかな。ここまで読んで下さってありがとうございました。