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<雨降りじゃない朝><br /><br /> 11月6日火曜日。ようやく雨降りじゃない朝を迎えました。<br /><br /> 今日はKoperに移動しなくてはいけない日ですが、7:35の列車でブレッド湖へ向かい戻って来ればKoperへの列車にも間に合いそうです。<br /> もう一度トライしようと、フロントへ行って鉄道の復旧状況を調べてもらいました。スロベニア鉄道のHPでは何の情報も得られず、電話をかけてもらいましたが繋がりません。駅へ行ってみないとわからないですねと言われたので、とりあえず一度部屋へ戻りました。<br /> テレビではちょうど朝のニュースが始まった時刻。トップニュースの映像を見て驚きました。ソチャ川上流ではいたるところ土砂崩れ。とんでもない被害が出ていたのです。これでは鉄道の復旧はあり得ません。<br /><br /> 今回はブレッド湖に縁がなかったということでしょう。潔く行き先を変更しました。<br /> 行き先は毎日仰ぎ見ていた山の上の教会があるSveta Goraです。<br /><br /><旅程><br /> 11月2日金曜 中部国際→ヘルシンキ→ミラノ  ミラノ泊<br /> 11月3日土曜 ミラノ→列車→ゴリツィア→バス→ノヴァゴリツァ 観光  ノヴァゴリツァ泊<br /> 11月4日日曜 スロベニア観光 ノヴァゴリツァ泊<br /> 11月5日月曜 スロベニア観光 ノヴァゴリツァ泊<br />☆11月6日火曜 ノヴァゴリツァ→列車→コペル  コペル泊<br /> 11月7日水曜 コペル→バス→トリエステ→列車→ミラノ  ミラノ泊<br /> 11月8日木曜 ミラノ→ヘルシンキ<br /> 11月9日金曜 中部国際<br /><br />凡例:現地地名の(v)は直前の子音の上にv。<br />   現金支払いは1ユーロ=約107円。<br />

2012:雨降りスロベニア12 Sveta Gora

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2012/11/02 - 2012/11/09

94位(同エリア162件中)

旅行記グループ 2012 雨降りスロベニア

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21

binchanさん

<雨降りじゃない朝>

 11月6日火曜日。ようやく雨降りじゃない朝を迎えました。

 今日はKoperに移動しなくてはいけない日ですが、7:35の列車でブレッド湖へ向かい戻って来ればKoperへの列車にも間に合いそうです。
 もう一度トライしようと、フロントへ行って鉄道の復旧状況を調べてもらいました。スロベニア鉄道のHPでは何の情報も得られず、電話をかけてもらいましたが繋がりません。駅へ行ってみないとわからないですねと言われたので、とりあえず一度部屋へ戻りました。
 テレビではちょうど朝のニュースが始まった時刻。トップニュースの映像を見て驚きました。ソチャ川上流ではいたるところ土砂崩れ。とんでもない被害が出ていたのです。これでは鉄道の復旧はあり得ません。

 今回はブレッド湖に縁がなかったということでしょう。潔く行き先を変更しました。
 行き先は毎日仰ぎ見ていた山の上の教会があるSveta Goraです。

<旅程>
 11月2日金曜 中部国際→ヘルシンキ→ミラノ  ミラノ泊
 11月3日土曜 ミラノ→列車→ゴリツィア→バス→ノヴァゴリツァ 観光  ノヴァゴリツァ泊
 11月4日日曜 スロベニア観光 ノヴァゴリツァ泊
 11月5日月曜 スロベニア観光 ノヴァゴリツァ泊
☆11月6日火曜 ノヴァゴリツァ→列車→コペル  コペル泊
 11月7日水曜 コペル→バス→トリエステ→列車→ミラノ  ミラノ泊
 11月8日木曜 ミラノ→ヘルシンキ
 11月9日金曜 中部国際

凡例:現地地名の(v)は直前の子音の上にv。
   現金支払いは1ユーロ=約107円。

旅行の満足度
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
15万円 - 20万円
交通手段
タクシー
旅行の手配内容
個別手配
  • <ソチャ川の災害><br /><br /> 今まで私は「この悪天候もまたいい思い出」といった感じで旅行記を書いてきましたが、災害はそれどころではない深刻さ。スロベニア語なので詳しくはわかりませんが、新聞もテレビも2日間にわたってトップはこの災害についてでした。<br /><br /> 被災されたみなさまには一日も早い復興をお祈りしています。

    <ソチャ川の災害>

     今まで私は「この悪天候もまたいい思い出」といった感じで旅行記を書いてきましたが、災害はそれどころではない深刻さ。スロベニア語なので詳しくはわかりませんが、新聞もテレビも2日間にわたってトップはこの災害についてでした。

     被災されたみなさまには一日も早い復興をお祈りしています。

  • <町からはこんな風に見えます><br /><br />  NovaGoricaは3つの山に見守られる町です。S(v)karbijel、Sabotin、そしてSveta Goraです。<br /><br /> 前の二つの山が第一次世界大戦の激戦地として語られることが多い一方、Sveta Goraはマリアの奇跡が出現した聖地として知られています。現在も頂上にあるマリア被昇天教会には巡礼の参拝者が訪れます。

    <町からはこんな風に見えます>

      NovaGoricaは3つの山に見守られる町です。S(v)karbijel、Sabotin、そしてSveta Goraです。

     前の二つの山が第一次世界大戦の激戦地として語られることが多い一方、Sveta Goraはマリアの奇跡が出現した聖地として知られています。現在も頂上にあるマリア被昇天教会には巡礼の参拝者が訪れます。

  • <交通手段><br /><br /> バス会社(Avrigo)のHPには載っていませんでしたが、バス停でこんな時刻表を発見しました。3月1日から11月30日までの日曜日にはバスでも行けるようですね。<br /> <br /> 今日は日曜日ではないのでこれには乗れません。ハイキングがてら歩いて行くという手も不可能ではない距離ですが、私の体力ではちょっと無理。<br /><br /> というわけでタクシーをお願いしました。ポストイナでタクシーに乗りとても便利だったため、すっかり贅沢になってしまいました。<br /><br /> NovaGoricaには流しのタクシーはいませんし、町の中心部にもタクシー乗り場というものはありません。バス停や駅、お店の近くにはタクシー業者のチラシやステッカーが貼ってあり電話して呼ぶのが普通のようです。<br /> 私はホテルのフロントで呼んでもらいました。

    <交通手段>

     バス会社(Avrigo)のHPには載っていませんでしたが、バス停でこんな時刻表を発見しました。3月1日から11月30日までの日曜日にはバスでも行けるようですね。
     
     今日は日曜日ではないのでこれには乗れません。ハイキングがてら歩いて行くという手も不可能ではない距離ですが、私の体力ではちょっと無理。

     というわけでタクシーをお願いしました。ポストイナでタクシーに乗りとても便利だったため、すっかり贅沢になってしまいました。

     NovaGoricaには流しのタクシーはいませんし、町の中心部にもタクシー乗り場というものはありません。バス停や駅、お店の近くにはタクシー業者のチラシやステッカーが貼ってあり電話して呼ぶのが普通のようです。
     私はホテルのフロントで呼んでもらいました。

  • <タクシーに乗って><br /><br /> 8時に迎えに来てもらい10分程でSveta Goraに到着です。<br /><br /> タクシーに、日本で見かけるようなカウンターが付いたメーターはありませんが、メーターがどこかについているようです。料金は特殊な場合を除いて交渉制ではありません。目的地に着き運転手さんがメーターを止めると、レシートがプリントされそれに表示されている金額を支払います。<br /><br /> 待ち時間にも決まった料金があり、ダッシュボードに料金表が貼られています。強力な組合でもあるのかそれは厳密に守られているらしく、この時の運転手さんに「ここで待っていると待ち料金を請求しなくてはいけなくなるから、待たせないで一度帰らせた方があなたのため」と言われました。<br /> というわけでここでいったんタクシーはふもとに戻って行きました。<br /><br /> ここまで片道10ユーロでした。

    <タクシーに乗って>

     8時に迎えに来てもらい10分程でSveta Goraに到着です。

     タクシーに、日本で見かけるようなカウンターが付いたメーターはありませんが、メーターがどこかについているようです。料金は特殊な場合を除いて交渉制ではありません。目的地に着き運転手さんがメーターを止めると、レシートがプリントされそれに表示されている金額を支払います。

     待ち時間にも決まった料金があり、ダッシュボードに料金表が貼られています。強力な組合でもあるのかそれは厳密に守られているらしく、この時の運転手さんに「ここで待っていると待ち料金を請求しなくてはいけなくなるから、待たせないで一度帰らせた方があなたのため」と言われました。
     というわけでここでいったんタクシーはふもとに戻って行きました。

     ここまで片道10ユーロでした。

  • <まずは絶景><br /><br /> 見える山の名前が書いてあったりして、巡礼の地としてだけでなく絶景ポイントとしても人気があるようです。

    <まずは絶景>

     見える山の名前が書いてあったりして、巡礼の地としてだけでなく絶景ポイントとしても人気があるようです。

  • <まずは遠景><br /><br /> 青空も見えてきて、期待していた絶景が望めました。<br /><br /> 

    <まずは遠景>

     青空も見えてきて、期待していた絶景が望めました。

     

  • <少しズーム><br /><br /> 遠くに冠雪した山々が見えました。このどれかがスロベニアの最高峰、トリグラフ山でしょうか。

    <少しズーム>

     遠くに冠雪した山々が見えました。このどれかがスロベニアの最高峰、トリグラフ山でしょうか。

  • <ちょっと方角を変えて><br /><br /> もう少し雲が少ないとくっきり見えそう。

    <ちょっと方角を変えて>

     もう少し雲が少ないとくっきり見えそう。

  • <東方面><br /><br /> こちらにはなだらかな丘が続きます。

    <東方面>

     こちらにはなだらかな丘が続きます。

  • <雲の間から光が><br /> <br /> 雲があるのも、いいかな〜なんて思えます。

    <雲の間から光が>
     
     雲があるのも、いいかな〜なんて思えます。

  • <上から見たNovaGorica><br /><br /> いろいろ見て回ったきた町が見渡せました。<br /><br /> 

    <上から見たNovaGorica>

     いろいろ見て回ったきた町が見渡せました。

     

  • <Grgarの町><br /><br /> 反対側のふもとにはGrgarの町が見えました。<br /><br /> 中心に教会があって、小さくてかわいらしい町です。こんな町を訪ねて行くのも楽しそう。

    <Grgarの町>

     反対側のふもとにはGrgarの町が見えました。

     中心に教会があって、小さくてかわいらしい町です。こんな町を訪ねて行くのも楽しそう。

  • <Sabotin山><br /><br /> 西の対面には、灰色の山肌が特徴的なこの山が立ちはだかっています。<br /><br /> この山はSolkanのどこからでもよく見えるのです。実はこの山がSabotin山。泊まっていたホテルはこの山の名前が付いていましたが、道理で町のシンボルのような山です。<br />

    <Sabotin山>

     西の対面には、灰色の山肌が特徴的なこの山が立ちはだかっています。

     この山はSolkanのどこからでもよく見えるのです。実はこの山がSabotin山。泊まっていたホテルはこの山の名前が付いていましたが、道理で町のシンボルのような山です。

  • <The basilica of the Assumption of Mary><br /><br /> マリア被昇天教会。<br /><br /> 1539年、羊飼いの少女がキリストを腕に抱いたマリアから教会を建てるようにという啓示を受けました。最初はまともに取り合ってもらえなかったそうですが、その少女にさらに奇跡が起きると、ついに教会を建てることとなったそうです。<br /><br /> 教会は何度か建て替えられ、現在の建物は20世紀に作られたものです。

    <The basilica of the Assumption of Mary>

     マリア被昇天教会。

     1539年、羊飼いの少女がキリストを腕に抱いたマリアから教会を建てるようにという啓示を受けました。最初はまともに取り合ってもらえなかったそうですが、その少女にさらに奇跡が起きると、ついに教会を建てることとなったそうです。

     教会は何度か建て替えられ、現在の建物は20世紀に作られたものです。

  • <教会にて><br /><br /> 内部は撮影禁止だったので写真はありませんが、とても荘厳な聖堂でした。<br /><br /> 建築スタイルはネオバロック。高い天井に重厚な木の内装が印象的。祭壇の左奥には、巡礼の結果病気が治った人が捧げたのでしょうか、松葉づえ等の医療器具が供えてありました。<br />

    <教会にて>

     内部は撮影禁止だったので写真はありませんが、とても荘厳な聖堂でした。

     建築スタイルはネオバロック。高い天井に重厚な木の内装が印象的。祭壇の左奥には、巡礼の結果病気が治った人が捧げたのでしょうか、松葉づえ等の医療器具が供えてありました。

  • <鐘楼><br /><br /> 裏に回ると鐘楼がよく見えました。<br /><br /> 8時半に鳴った鐘の音ははやり、軽やかな明るい音に聞こえました。悲しみに満ちた戦争の記憶が刻まれたこの地に鳴り響くのは、温かく慈愛に満ちた音色でなくてはなりません。

    <鐘楼>

     裏に回ると鐘楼がよく見えました。

     8時半に鳴った鐘の音ははやり、軽やかな明るい音に聞こえました。悲しみに満ちた戦争の記憶が刻まれたこの地に鳴り響くのは、温かく慈愛に満ちた音色でなくてはなりません。

  • <教会の隣には><br /><br /> レストランと売店があります。

    <教会の隣には>

     レストランと売店があります。

  • <レストラン><br /><br /> 営業してませんでしたがこんなボードが出ていました。<br /><br /> カクテルのイラストでtoast!って、厳格な感じじゃないんですね、巡礼地って。

    <レストラン>

     営業してませんでしたがこんなボードが出ていました。

     カクテルのイラストでtoast!って、厳格な感じじゃないんですね、巡礼地って。

  • <売店><br /><br /> 平日はお休み。ショーウインドーからはお土産品が見えました。

    <売店>

     平日はお休み。ショーウインドーからはお土産品が見えました。

  • <お天気に期待><br /><br /> 昨日までの雨は、その前2週間降り続いた記録的大雨だったとのこと。災害が起こる前に降りやんでくれればよかったのですが…<br /> 少なくとも今日明日は晴れるとの天気予報なので、その間に復旧がはかどることを祈ります。<br /><br /> 旅行者としてもお天気は重要です。

    <お天気に期待>

     昨日までの雨は、その前2週間降り続いた記録的大雨だったとのこと。災害が起こる前に降りやんでくれればよかったのですが…
     少なくとも今日明日は晴れるとの天気予報なので、その間に復旧がはかどることを祈ります。

     旅行者としてもお天気は重要です。

  • <地雷><br /><br /> 8:45にタクシーに迎えに来てもらい下山。<br /><br /> 山腹に小さな洞穴がいくつか開いているので何かと聞いてみたら、第一次大戦時に掘られたものとのこと。武器庫だったのでしょうか。<br /> その話からこの山にはまだ当時の地雷が埋まっているという話になりました。去年山火事があった際、地雷の危険があるため消防士が山に入れず困ったと教えてくれました。このあたりはトレッキングも楽しめますとパンフレットに書いてあったけれど、むやみに山中に入るのは危険そうです。<br /><br /> ソルカン橋が仰ぎ見られる河川敷に寄ってもらおうと思ったのですが、そこへ入る道は今日も通行止めとのことでした。<br /><br /> この後はタクシーでKromberkというところへ行きます。

    <地雷>

     8:45にタクシーに迎えに来てもらい下山。

     山腹に小さな洞穴がいくつか開いているので何かと聞いてみたら、第一次大戦時に掘られたものとのこと。武器庫だったのでしょうか。
     その話からこの山にはまだ当時の地雷が埋まっているという話になりました。去年山火事があった際、地雷の危険があるため消防士が山に入れず困ったと教えてくれました。このあたりはトレッキングも楽しめますとパンフレットに書いてあったけれど、むやみに山中に入るのは危険そうです。

     ソルカン橋が仰ぎ見られる河川敷に寄ってもらおうと思ったのですが、そこへ入る道は今日も通行止めとのことでした。

     この後はタクシーでKromberkというところへ行きます。

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2012 雨降りスロベニア

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