クルーズから戻って見えた金角湾の丘の上のスレイマーニエ・ジャーミィー（モスク）が近そうだったので急遽観光する事に。

2012/08/23 - 2012/08/26

ボスボラス海峡クルーズから戻って金角湾から丘を見上げるとスレイマーニエ・モスクが目に入り、予定していませんでしたが、坂道を登って観光する事にしました。
このモスク、1557年完成だそうです。
既に昼食の時間は過ぎお腹がぺこぺこですが、丘に上がれば何処か食べる処は見つかるでしょう。
ところがモスクの正面がどちら側なのか？ウロウロ迷ってしまいました。

エリア イスタンブール(トルコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

金角湾岸から眺めた時にはかなり近く見えましたが、登るには結構な距離と傾斜がありました。

この辺りには秤や器具類の店が軒を連ねていましたが、坂の傾斜は結構きつく辛いです。

途中で道を間違ってしまい遠回りしてしまったので、昼食を先に摂ることにしました。

親父さんが一人で切り盛りしている小さな店を見つけました。

薪のオーブンを持っていて、おじさんの手際も悪く無さそうです。

トルコ風サラダやチキンの香草焼き。

奥に見えるのは一番美味しかった、サフランボル風のピデです。
偶然これを食べられたのはラッキーでした。

食後に又歩き始めて漸くスレイマーニエ・モスクが見えました。

観光客は少なく地元の人たちが沢山寛いでいました。

中庭です。

アーチが美しいです。良い場所だと思いますが観光ルートからは外れているのでしょうか？

ここのドームはイスタンブールではアヤソフィアに次いで２番目に高さがあると言われます。
ドームのタイルも淡い暖色系でとても優しい印象です。
青いタイルも良いですがこんな色も自然な感じで良いですね。

ここは原則観光地ではないので信者の皆さんがお祈りに来られるのは自由です。

どうです！この優しい色使い。

建築は非常にシンプルで、四隅にはアヤソフィア同様、円盤が掛かっています。

ステンドグラスなども美しいですが、本当にシンプルです。

タイルの色彩！

ここは本当に観光客が少なくて落ち着いた雰囲気が素晴らしいモスクでした。
場所はガラタ橋のそばの桟橋から丘に登るか、グランドバザールの側から裏手に回るかです。
ムスリムモードでスカーフをかぶる家内と次女。

扉の装飾です。本当にイスラム様式の装飾は精緻で美しいです。

モスク背後には静かな佇まいの庭園が広がっていました。

モスクから金角湾を見下ろして、はいポーズ！

海側にあった神学校の建物。

スレイマン帝はシンプル好みだったのか？全体的に落ち着いた佇まいの美しい建物でした。

裏（横？）口

裏口で待ち構えていたジュース売り。
写真を撮らせてと云ったら、ジュースにチップ込みの値段をかなり上乗せしてきた。
嫌な予感がしたんだよなーこいつの顔は！見るからにちょっと小狡そうな感じがしてたから。
まあそれ程観光客も来ないこんな所で待ち続ける彼の頑張りに敬意を表しますか！

傍にあったカフェ。ここで昼食にしても良かったかなぁとも思いましたが観光客向けかな？

改めてモスクの正面に回ります。

正面入り口前にある公衆トイレに入って見てびっくり！とても清潔で申し分ありません、さすが！

お祈りに来た人は隣の洗い場で礼拝前のウドゥ（お清め）をします。

モスクを出るとイスタンブール大学の塀が続きます。
バザールの直ぐ脇を通過して、ベヤズット・カパルチャシュ駅を目指します

バザールから出ると、トラムに乗ってホテル傍の駅まで戻って来ました。