大連の旅順・東鶏冠山堡塁・日露戦争

2012/07/19 - 2012/07/19

旅順観光は軍事施設が多い為、２年前まで二百三高地・水師営・東鶏冠山のみガイド付ツアーで許可されていた。現在でも軍事施設はカメラを向けてはいけません。捕まると拘留され高額（４万元の例あり）の罰金を取られますので注意してください。現在は開放され旅順市内を外国人が一人で歩いても問題なく観光出来ます。個人の旅順観光は大連から車をチャーター（日本語ガイド付）するか、中国人向きバスツアーに紛れ込むか？（体験談あり）。列車で大連駅から旅順駅へ朝一の普通列車（一日一便）で行くか？（体験談あり）。大連駅北口、双興商城前のバス停から公交バスで終点「旅?汽?站 」７元で行きます。現地での観光は、たとえば２０３高地へはタクシーで約２０元、入場料３０元駐車場１０元、帰りの足の為タクシーを待たせる待ち料金、帰りの料金となるので行きたい所を決めて交渉します。今回は二百三高地・水師営・東鶏冠山を廻り、新たに許可された日露監獄で下車して２１０元（入場料、駐車料金別）でした。勿論日本語の案内はありません。列車で行きましたので旅順駅を見て旅順市内を歩いて観光（旅順博物館、大和ホテル等）帰りは市内バス１元に乗って旅順駅へ戻り、列車で大連に帰りました。現在軽軌（開発区は運行中）を旅順まで工事中ですので便利になるでしょう。

エリア 大連(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: タクシー
• 旅行の手配内容: 個別手配

東鶏冠山堡塁は旅順口区市街の東北部に位置して、この山は鶏冠に似ているために東鶏冠山と呼ばれています.

入場料２０元、タクシーで行ったので駐車料１０元。

頑強な堡塁だった事が解ります。

写真パネルで見る日露戦争。

写真パネルで見る日露戦争。

砲弾の展示。

機銃の展示。

堡塁は煉瓦の枠を大量のコンクリートで固めています。

堡塁の外側は無数の弾痕が残っています。

堡塁の外側は無数の弾痕が残っています。

爆薬で穴の開いた堡塁。

形が変わってしまった堡塁

分厚いコンクリート壁がひび割れた。

東鶏冠山北堡塁

東鶏冠山北堡塁の紹介
東鶏冠山北堡塁１９０４年の日露両軍が争奪された主要戦場の一つであり、戦後、にほん「満州戦績保存会」が１９１６年にこの石碑を建てられた。石碑の高さは６メートル、青いみかげ石で造られ、石碑の名前は日本の鮫島重雄中将が題名したものである。
（原文のまま）

東鶏冠山北堡塁の石碑。

ロシア大砲陣地

１８９８年、ロシアが強制的に旅順大連を租借した後、ここに重砲陣地を築き、旅順西北方向に対する火力網となった。１９０４年１０月、日本軍の二個師団が東鶏冠山北堡塁に向かって猛烈な攻撃を行い、１９日間の内、重砲とと爆発によって、トーチカを落とした。（原文のまま）

堡塁内部。

堡塁内部

士兵宿舎。

堡塁内部。

電話室。

堡塁内部。

堡塁内部。

弾痕で文字が読めません。

コントラチェンコ戦死の場所の紹介
１９０４年日露戦争が勃発後、日本軍は東鶏冠山北堡塁を奪い取るため、１２９日の攻守戦を展開した。１２月１５日の２０時ごろ、ロシア陸軍防御司令官であるコントラチェインコ少将は堡塁の指揮部に来て軍事会議を行う。日本軍はこの情報を知ると、すぐに重砲（２８ｍｍ榴弾砲）を激しい攻撃をし、指揮部は一枚の砲弾に命中され、コントラチェンコ少将が殺された。
戦後、日本軍はその寛大な度合いと顕著な戦績を誇示するため、ここに「コントラチェンコ少将の戦死の場所」という石碑を建てられた。
（原文のまま）

くず入れも砲弾の形。

砲弾の跡が生々しい堡塁。

内側を煉瓦で固めた堡塁がむき出しに。

戦争終わって、1916年に記念碑が作られた、正面に「東鶏冠山北堡塁」と書かれています。この記念碑の材料は山口県から運んできた青い御影石です。

山の頂まで続く階段。

旅順口日露戦争遺址」。省級文物保護単位。

望台砲台。

山の頂に設置された砲台。

砲台からみた景色。