0泊3日☆関釜フェリーで行く！　新羅の古都　世界遺産慶州を訪ねて～　②良洞民俗村と仏国寺

2012/07/14 - 2012/07/16

韓国ドラマ好きのぴぴまる。
韓国時代劇でもお馴染み慶州へ行ってみたいな～って思っていました。
ちょうど、7月12日にスターフライヤーが釜山線を新規就航！
7月下旬のチケットを予約したのですが、そこはバンコクに振り替え、結局3連休を利用して、関釜フェリーで行くことに！

今回は慶州の古都巡りが楽しみ☆
ということで、現地泊なしの0泊3日のパックツアー！
フェリーdeおトクに世界遺産慶州へ行ってきました～。
②は慶州の世界遺産を巡り～早くも帰国です。

【旅程】
7/14　下関港19:00発関釜フェリーで釜山へ。（船中泊）
7/15　釜山港8:00着。バスで世界遺産慶州へ。
　　　　良洞民俗村、仏国寺、サムパプの昼食、古墳（車窓観光）
　　　　ロッテ免税店
　　　　釜山港20:00発下関港へ。（船中泊）
7/16　下関港7:45着。

【旅のポイント】
①関釜フェリーdeおトクに釜山へ。
②世界遺産慶州で新羅の古都巡り～。
③0泊3日のフェリーのタビはいかに？

【旅のデータ】
①ツアー：ヴィーナストラベル
②ツアー代金：13,000円＋1等船室追加7,000円＝20,000円
③その他諸費用：下関港　港湾使用料＋燃サ＝1,500円
　　　　　　　　釜山港　港湾使用料＋燃サ＝15,200ウォン
④レート：（前回のウォンを使用）10,000円＝142,000ウォン

エリア 慶州(韓国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 観光バス 船 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

釜山国際ターミナルで現地ガイドの呉（オ）さんと無事合流しいざ慶州へ。
高速で約1時間30分で、良洞民俗村へ到着。

ここは李氏朝鮮時代に月城孫氏と驪江李氏によって造られた両班（貴族）の村です。

儒教文化と韓国伝統の家がそのまま残されており、2010年に世界遺産に登録されました。

茅葺屋根の家に今もその子孫が生活しています。

番犬もお出迎え。

なんとも言えない茅葺屋根と石壁。

朝鮮時代にタイムスリップしたようです。
最初は人様の家を覗いているみたいで気が引けたのですが、村民の方は気にしていないようでした。
＊居住スペースへの立ち入りは不可となっています。

茅葺屋根にテレビのアンテナ・・・。
なんとも不思議な光景ですが、現代の生活には必需品ですものね。

その時代、庶民は茅葺屋根に、両班（貴族）は瓦屋根の家に住んでいたそうです。
こういったところは地位の高さや身分によってはっきりと決められていたんですね。

でも現代においてはむしろ茅葺屋根の家で生活するほうが不便なことも多いでしょうし、また維持管理するにもお金がかかり、こうして世界遺産に登録されたことは誇りでしょうが、そこに住み保存していくには皆さんいろんな気苦労をされているのではないでしょうか。

そんなことを考えながら坂を上っていくと観稼亭へたどり着きました。

ここは朝鮮王朝時代の名臣、孫仲暾の家です。
中には入れませんでした。

この観稼亭をぐるり廻って見学。
そう、韓国特有の華やかな模様。
いつどこで見てもとてもステキです。

この門扉と石壁がまたいい雰囲気を醸し出していますね。

この石壁、これまたステキです。

この左側に見える瓦屋根の家屋は、この良洞民俗村で一際目立つ香壇です。

また、向こう側にも茅葺屋根の家が見えますね。

今度は向こう側へ行ってみます。

コチラの家は建てて間もないようです。

さきほど反対側に居た時に、左下に見た香壇が見えます。

この香壇は、李彦迪が観察使（現在の道知事にあたる役職）に赴任した際建てられたもの。
このマウル（村）のほとんどが茅葺屋根の家屋にあって、一際目立つ華麗な瓦屋根の屋敷です。

この日は豪雨でしたが、晴天の日はとても美しいことでしょう。

川も濁流となっていました。

道中、何とも言えない佇まいに思わずシャッターを。
この日は日曜日でしたが雨のためか観光客もまばらで、それが逆にとても静寂な雰囲気を醸し出しているのか、ぴぴまるこの良洞民俗村がとても気に入りました。

次に向かったのは、新羅時代に創建した世界遺産の仏国寺。

世界遺産を表す石碑。

仏国寺では豪雨に見舞われました。
それでもこの緑が目に優しい。

大雨の中、天王門をくぐります。

両端に仏教における4人の守護神が。

仏国土に侵入しようとする雑鬼を追い払う役目があると言われています。

雨が降っていても木々の緑がとても綺麗でほっとします。

こちらは紫霞門。

おおぉ〜、こういったところすっごく好きです。

そして、大雄殿内の多宝塔。
新羅時代へやってきました〜。

こちらが大雄殿。
仏国寺の本堂にあたり、釈迦牟尼仏像を安置しています。
内部は撮影不可でした。

もう一度多宝塔。
国宝第20号に指定されています。

ここでも伝統的な配色が華やか。

こちらは国宝第21号に指定されている石塔。
釈迦塔といわれています。
新羅時代の特徴である同型の屋根が連なっています。

この回廊がとてもステキ。
雨も凌げてぴぴまるとても助かりました。

続いて無説殿へ。

国宝第27号に指定されている極楽殿へと続きます。
金銅阿弥陀如来座像を安置しています。
統一新羅時代の作と推定されています。
多くの信者が熱心に参拝していました。
中は撮影禁止でした。

そして・・・わぁ、宮廷ドラマに出てきそうな一角。

雨で観光するのはとても大変でしたが、こうやって写真でみるとそれもまたいい感じに映っています。

所々霞んでいるのもまたよかですね。

そして、この仏国寺が一番美しく見えるといわれているビュースポットがコチラ。

豪雨に見舞われた仏国寺でしたが、ここを後にする頃には雨はあがっていました。
新緑がとても心地いい気分にさせてくれました。

2つの世界遺産を観光した後は、慶州の名物料理であるサムパブのお店に。

ビールにはキム・ヨナが。
最近ソチ五輪後に引退することを発表した彼女。
真央ちゃんとの対決がまた見れるのかな？

出てきました、サムパブ。
葉野菜でご飯やおかず、キムチ等を包んで食べる(サム＝包む）料理。
こうやって並んでいると彩りが綺麗ですね。

これは4人分です。

まずは葉野菜にキムチ、プルコギ、もやしのナムル、ほうれん草、コチジャンなどを乗せていただきま〜っす！

もともとお野菜なのであっさりしているし、とってもヘルシー！

お次は茹でたキャベツに、キムチやほうれん草を包んでみました。
中に包むもので味が変えられてこれまた美味しい。

初めて食べたサムパブ。
食べ方もおもしろく楽しかったです。

サムパプだけかと思っていたら、プルコギとイシモチも出てきました。
コチラは2人分です。
韓国ドラマでたびたび食卓に出てくるイシモチ・・・初めて食べました。
柔らかく程よい塩加減でとっても美味しい。
そしてプルコギも美味しかったです。

あまり海外のローカルフードを食べないY様。
韓国料理が苦手・・・というかキムチが苦手のY様にはこれらは口に合ったらしく、珍しく完食。

更には味噌チゲも出てきました！
これは4人分です。

これ全てツアーに含まれていた食事です。
なので追加でチヂミを頼むことはできなかった。。
ボリュームたっぷりの食事でした。

食後慶州市内を走っていたら、突然古墳が出現！
本当は古墳公園にも行きたかったのだけど、このツアーでは車窓観光。

でも、こうやって普通に道路脇に古墳が見えるです。

この日は豪雨だったので、むしろ車窓観光でよかったのかも。

至る所に古墳が。
これは夫婦塚でしょうか。

市内に普通に古墳がある街、慶州の人々はとても幸せですね。
ガイドの呉（オ）さんが慶州は建物は瓦でなければ建築許可が下りないと言っていました。
景観を保つために、街ではガソリンスタンドや電話BOX、消火栓設置の囲い屋根等も瓦屋根・・・徹底していました。
街全体が古都であることを誇りに思い、また後世へ遺していこうという意志を街の至るところで見ることができた気がします。

こうして新羅の古都、慶州観光は終わり15時30分頃釜山へ戻りました。

釜山ではロッテ免税店でカジノ体験の後、約1時間のフリータイム。
特に欲しいものはなかったので地下街へ出て一服。

こうやってあっという間の慶州観光は終了し、18時頃に釜山国際ターミナルに到着。
この時間、ちょうど博多港行きのカメリアラインの乗客と一緒になりターミナルはかなり混雑していました。

最後までガイドの呉（オ）さんは細やかな対応でとても好感が持てました。
呉（オ）さんとまた会いましょうとお別れし、

18時30分頃に出国・乗船となりました。
日中観光で疲れていたので食事・シャワーの後日本のプロ野球見ていたらいつの間にか熟睡・・・。
帰りはちゃんと酔い止め飲んだので、帰路も船はかなり揺れましたが大丈夫でした。
酔い止め必携ですね！

翌朝、船から下関タワーが見えてきました。
もうすぐ下関です。
帰りも下関港近くで一時停泊し、イミグレが開く7時45分前に下関港へ入港。

入国審査もこの関釜フェリーの乗客だけ。
少し並びますが20分程で通過。

現地では豪雨でしたが、帰国したら快晴！
もうすぐ梅雨明けでしょうか？
下関駅へ向かう歩道橋から下関国際ターミナルを振り返りました。

今回の旅は現地泊なしの0泊3日、フェリーで初出国も体験し、日中は世界遺産の慶州で新羅の古都巡り。
夜フェリーで寝れるのでとてもラクだなって思いました。

このツアーの他に釜山では完全フリータイムのものもありましたし、オプションで現地1泊つけることも可能。
例えば金曜夜に出発し、日曜朝に帰国すれば有給なしで行けます。

スターフライヤーが釜山線を新規就航し日帰り価格1万円を切る運賃を発売したので、コチラもとてもミリョク的ですが、何れにしろ、今や釜山はお気軽・お手軽海外ですね。

Y様は帰宅後、早速関釜フェリーで行くパックツアーを検索していました。
今まで敬遠していたフェリーでの旅、次回もアリだなって思います。

番外編。ぴぴまるが今回唯一購入したもの。

ロッテ西面店地下入口のワゴンセールで靴下を購入。
3速10,000ウォン！
早速履いてみましたが、フィット感もよくずれ落ちないので買って正解でした。

コチラはY様がお土産に購入した写真集。
ツアーに組み込まれていた食料品店で購入。
各1,000円。

クリアファイルはロッテ免税店からのプレンゼント。
辛ラーメンは食料品店からのプレンゼント。

久々ガイド付きツアーに参加しましたが、おみやげも付いてとてもおトクなツアーでした。

この旅行記へのコメント （2）

• ケアリィさん 2012/07/21 19:38:33

  フェリーの旅

  ぴぴまるさま　　こんばんは
  
  本当に韓国がお好きなんですね〜
  写真のコメントに愛情たっぷりが感じられます(^_-)-☆
  
  観光は大変でしょうが、雨の風景も情緒があってとっても素敵ですね。
  
  帰りのフェリーはぴぴまるさま、お元気で良かったですね♪
  
  ケアリィ

  ぴぴまるさん からの返信 2012/07/22 11:38:58

  RE: フェリーの旅

  ケアリィさま
  
  ケアリィさま、こんにちは。
  いつもご訪問とご投票ありがとうございます。
  
  > 本当に韓国がお好きなんですね〜
  > 写真のコメントに愛情たっぷりが感じられます(^_-)-☆
  
  そうですね、ドラマにはまってしまって、韓国しばらくいいかって思っていてもまた行きたくなるんですよね。
  九州からならすぐ着きますし。
  
  > 観光は大変でしょうが、雨の風景も情緒があってとっても素敵ですね。
  >
  > 帰りのフェリーはぴぴまるさま、お元気で良かったですね♪
  
  日本も豪雨でしたが、釜山・慶州も豪雨でこんな中ツアーは関係なく観光実施しますね、当たり前ですが。
  個人旅行ならきっと近くで過ごしたでしょう・・・と考えたらツアーで正解でした。
  帰りのフェリーも酔い止めのおかげで何事もなくよかったです。
  
  ところでケアリィさん、9月にバリ島ですね。
  私も久しぶりにバリ島行きたくなりました。
  
  ぴぴまる。