キナウル・スピティの旅（１３）～ナコ～

2012/05/03 - 2012/05/03

ギウからスピティ川沿いの道に戻り、険しい山岳道路を進んでナコを目指します。ナコ村は満面と水をたたえた湖（大きさは池くらい）を擁する風光明媚な村です。ナコ村はキナウルに位置しますが、村の中は石造りの民家が迷路の様に密集し、スピティとは異なったチベットの雰囲気があるいい村でした。

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　4/27(金)　関空→広州→デリー
　4/28(土)　デリー(AIR)→シムラー→ランプール→サラハン(BUS)
　4/29(日)　サラハン→TAXI→カムル→TAXI･ﾋｯﾁ→カルチャム
　　　　　　　→BUS→レコンピオ
　4/30(月)　レコンピオ→パーミット取得→TAXI→タボ
　5/1 (火)　タボ→ダンカルゴンパ→ラルーン村→カザ(TAXI)
　5/2 (水)　カザ→ランザ→コミク→キー→キッバル→カザ(TAXI)
★5/3 (木)　カザ→ギウ→ナコ→スピロ→レコンピオ(TAXI)
　5/4 (金)　レコンピオ→シムラ(BUS)
　5/5 (土)　シムラー(AIR)→デリー→機内泊
　5/6 (日)　広州→関空

エリア その他の都市(インド)

ギウからの帰路、スピティ川に再び合流し、ナコに向かいます。スムドのチェックポストでパーミットの確認を行いました。ノートにつけられていた入域者の名簿を見ると、この４日間で私を含めて３人の外国人しかスピティエリアに入域していませんでした。

スムドの係官の圧力もあり、スムドからチャンゴまで我がチャーター車が乗合タクシーと化し、スムドでバス待ちをしていた地元民を乗せて出発。

チャンゴでようやくチャーター車に戻り、ゆったりとドライブを楽しみます。

チャンゴを出てすぐに、つづら折りの道を登って高度を上げていきます。

つづら折りの道。

月の谷（ムーンランド）の地形が現れました。往路も同じ道を通っているのですが、全く飽きることのない素晴らしい風景が広がっています。

月の谷の風景。

月の谷。

さらにつづら折りの道を上ります。

400ｍほど高度を上げてきました。スピティ川の深い谷の向こうに雪山が広がっています。

ダイナミックな風景がどこまでも続きます。

荒涼とした岩山に造られた道路を進みます。

大規模な崖崩れが起きたマリンナラが見えてきました。

マリンナラのポイントに差し掛かってきました。

このポイントは断崖に造られた車一台分の幅しかない道路です。車から下りて、この断崖道路を少し歩きました。

ここは頻繁に崖崩れが起こるポイントです。

道路の下は、目もくらむような断崖です。ガードレールも何もないので、道路の端から下を覗き込むだけで、ドキドキします。

この向こうにナコ村があります。

マリンナラ。

マリン村。

ナコ村が見えてきました。

ナコ村。

ナコ村に到着しました。車から下りて１時間ほど村の中を散策します。到着早々、鼻血が出てきてティッシュを鼻に詰めながらの村歩きとなりました。

ナコはチベット文化圏ですが、スピティではなくキナウル地方となります。

民居の様式もスピティとは異なり、石造りの家が多いようです。

少し歩くと、ナコ湖が見えてきました。

湖というより池の大きさですが、湖畔に立つ家並みが絵になる村です。

ナコ村の家並み。

水面に映り込む家並み。

この湖畔で持参の行動食でお昼をとります。

湖畔につながれた馬。

村の中に入ります。小さなマニ車が入口にポツンとありました。

家の石垣の上にはマニ石が積み上げられていました。

ナコ村の家並み。

牛とすれ違います。

ナコ村は、石で積み上げられた家が多いようです。

びっしりと、きれいに積み上げられています。

ナコ村の通り。

村の中では馬や牛などの家畜が数多く同居しています。

別に寝ている訳ではありません。

小さなチョルテンの門。

石組みの家。

石組みの壁と窓。

ナコ村。

数年前にダライラマ１４世が来られた時に建てられた寺院。

チョルテン。

チョルテン。

屋根と壁に囲まれたチョルテン。

この寺院の裏からはスピティ渓谷の絶景を眺めることができます。

スピティ渓谷。

道端で井戸端会議をしていました。

ナコ村の通り。

民家の庭につながれた馬。

馬と牛が同居する家。

ヒツジもいました。

壁に目をやると、小さな玄関の端に子羊が危なっかしく立っていました。

子羊の動きが気になって、ずーと見続けていたので、子羊と目が合いました。

ゆっくりと身体ごと落として、家族の下に帰って行きました。

キナウル帽をかぶった、ナコ村のおじいさん。

村の通りの真ん中に置かれた巨大なマニ石。

馬を引き連れて歩く姿を撮らせてもらいました。

村の入口に戻ってきました。これからレコンピオに向かいます。