キナウル・スピティの旅（５）～タボ・ゴンパ～

2012/04/30 - 2012/05/01

タボゴンパは９９６年に大訳経僧のリンチェンサンボによって建てられた由緒ある寺院ですが、お堂の中の壁画や塑像などはいづれも見事で、中国によって破壊されたチベット本土には無い貴重な仏教芸術が今でも美しく残されています。特に壁に架けられた３３体の塑像に囲まれた集会堂（ドゥカン）の雰囲気には圧倒されました。

***************************************************
　4/27(金)　関空→広州→デリー
　4/28(土)　デリー(AIR)→シムラー→ランプール→サラハン(BUS)
　4/29(日)　サラハン→TAXI→カムル→TAXI･ﾋｯﾁ→カルチャム
　　　　　　　→BUS→レコンピオ
★4/30(月)　レコンピオ→パーミット取得→TAXI→タボ
★5/1 (火)　タボ→ダンカルゴンパ→ラルーン村→カザ(TAXI)
　5/2 (水)　カザ→ランザ→コミク→キー→キッベル→カザ(TAXI)
　5/3 (木)　カザ→ギウ→ナコ→スピロ→レコンピオ(TAXI)
　5/4 (金)　レコンピオ→シムラ(BUS)
　5/5 (土)　シムラー(AIR)→デリー→機内泊
　5/6 (日)　広州→関空

エリア その他の都市(インド)

タボゴンパが経営するゲストハウスに宿泊しました。
Millenium Monastic Guesthouse（300Rs）

朝６時前の夜明け。

ゲストハウスの中庭。

このゲストハウスは屋上に上がることができます。

この屋上からは、タボゴンパの全景を見下ろすことができます。

タボゴンパの隣にあるゲストハウス。

タボゴンパでは早朝プージャーが毎朝６時半頃から行われています。場所はゴンパのすぐ近くにある新堂です。

６時半に新堂に入ると、すでにプージャーが行われていました。お堂内の隅っこに座って参加させてもらいました。プージャーの途中に、クラッカーやチャイを僧侶が皆に分け与えていましたが、私にもカップを持ってきて下さり、チャイをごちそうになりました。

タボゴンパの高僧。

新堂内のタンカ。

タボゴンパの高僧、ゲシェ・ソナム・ウォンディさん。

プージャーが終わると僧侶は皆、この僧坊に帰っていきました。

タボの村内を散策します。

昨日お世話になったドライバーがレコンピオに帰っていきました。

タボ・ゴンパの入口。扉は開いていますが、お堂の拝観時間は８時からのようです。

ゴンパの僧侶が鍵を持っているので、彼に案内をしてもらいます。

タボゴンパのお堂の内部は撮影禁止のため、タボゴンパのホームページより転載しました。
タボゴンパは996年創建の歴史あるゴンパであり、お堂の内部は当時のカシミール様式のチベット仏教芸術がそのまま残されています。
本堂（ツクラカン）の内部は息を飲むほどの美しい壁画や塑像が壁一面に広がっていて、見ていて圧倒されます。中でも集会堂（ドゥカン）の壁の周囲に架けられた３３体の立体塑像は実に素晴らしかったです。
内部は非常に暗いので懐中電灯は必携です。

ドムトン大堂と本堂（ツクラカン）。

タボゴンパのチョルテン。

タボゴンパのお堂とチョルテンの外観は、土壁で固められただけの簡素な造りで、遺跡のように思えてしまいます。

弥勒大堂（チャムチェン・ラカン）。６ｍほどの大きな弥勒菩薩が鎮座しています。過去に発生した地震の影響で菩薩像が少し傾いていました。

ドムトン堂。

本堂（ツクラカン）の西側にある後堂。この内部は阿弥陀如来が祀られていて、その回廊は壁画で埋め尽くされていました。

金堂（セルカン）。

マンダラ堂（キンコル・ラカン）。

タボゴンパの境内。

タボゴンパ。

チョルテンと後堂。

ゴンパの西側にはいくつものチョルテンが林立しています。

チョルテン。

ゴンパゲストハウスの屋上からのタボゴンパ。

本堂（ツクラカン）

弥勒大堂（チャムチェン・ラカン）

本堂（ツクラカン）

チョルテン群

タボの北側の山並み。

その中に描かれた「オムマニペメフム」の経文。

洞窟寺院。時間が無かったので行けませんでした。

タボゴンパの僧坊とチョルテン。

チョルテン。

金色で装飾された、きらびやかなチョルテン。

青空に映えて美しさが際立ちます。

チョルテンの四隅に据えられた獅子。

10時にダンカルゴンパに向けてチャーターした車で出発します。