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 鎌倉界隈は凝灰質粗粒砂岩と呼ばれる岩盤からできている。鎌倉時代以降に、谷戸を切開いて寺社や武家屋敷を造成する際や、切通を掘削する際にこの岩盤から石が切り出されて利用された。柔らかいく細工しやすいので、寺社の石段や多層塔、石燈籠など、様々な用途に用いられた。柔らかいために磨り減りやすく、寺社の石段などには磨り減ってしまっているものも多く見られ、月日の長さを偲ばせてくれる。<br /> こうした石は鎌倉石(かまくらいし)と呼ばれている。その後も、鎌倉市や藤沢市では鎌倉時代から昭和初期まで鎌倉石が採掘された。<br /> 鎌倉石を切り出した石切場は鎌倉界隈の至る所に見られる。谷戸の寺社の崖ややぐらが見られる場所は大抵は鎌倉石を切り出した跡であろう。<br /> 鎌倉界隈で鎌倉石の石切場として知られている場所は大切岸、天園ハイキングコースの胡桃山下(大江広元墓下)、十王岩横、明月谷入口、衣張山山頂下、朝夷奈切通峠付近、光蝕寺奥の墓地脇などがある。また、報国寺奥の谷戸や金剛窟地蔵尊が祀られている巡礼古道のあたりにも石切場があったのであろう。大仏坂切通のやぐらの見られる崖も石切場跡であろうか。<br />(表紙写真は大切岸の鎌倉石石切場跡)

鎌倉石石切場巡り

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2011/02/26 - 2012/06/02

4459位(同エリア5362件中)

 鎌倉界隈は凝灰質粗粒砂岩と呼ばれる岩盤からできている。鎌倉時代以降に、谷戸を切開いて寺社や武家屋敷を造成する際や、切通を掘削する際にこの岩盤から石が切り出されて利用された。柔らかいく細工しやすいので、寺社の石段や多層塔、石燈籠など、様々な用途に用いられた。柔らかいために磨り減りやすく、寺社の石段などには磨り減ってしまっているものも多く見られ、月日の長さを偲ばせてくれる。
 こうした石は鎌倉石(かまくらいし)と呼ばれている。その後も、鎌倉市や藤沢市では鎌倉時代から昭和初期まで鎌倉石が採掘された。
 鎌倉石を切り出した石切場は鎌倉界隈の至る所に見られる。谷戸の寺社の崖ややぐらが見られる場所は大抵は鎌倉石を切り出した跡であろう。
 鎌倉界隈で鎌倉石の石切場として知られている場所は大切岸、天園ハイキングコースの胡桃山下(大江広元墓下)、十王岩横、明月谷入口、衣張山山頂下、朝夷奈切通峠付近、光蝕寺奥の墓地脇などがある。また、報国寺奥の谷戸や金剛窟地蔵尊が祀られている巡礼古道のあたりにも石切場があったのであろう。大仏坂切通のやぐらの見られる崖も石切場跡であろうか。
(表紙写真は大切岸の鎌倉石石切場跡)

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