2012/05/09 - 2012/05/17
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kojikojiさん
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我家で旅行をする際には私が大体の予算を決定して、航空券から始まって宿泊費・食事代・観光費・移動費と金額を積み上げていきます。ホテル代も大体1泊いくらと決めてからネットで最大限自分たちの旅のスタイルや目的にあった場所を探します。今回は7,000円前後と決めて、最初の宿泊はメルキュールに決めました。妻がどうしても内容を変更したい場合は聞き入れますが、宿泊ホテルなどで予算から差額が出る場合があります。我が家ではそれを「差額ベット代」と呼び、今回どうしても妻が泊まりたかったソフィテル・レジェンド・メトロポールのクラシックウイングについては10,000円負担していただきました。まぁ3週間ほどの旅行が10,000円の負担で済めば安いものだと思います。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 観光バス 船 徒歩 バイク 飛行機
- 航空会社
- ベトナム航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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ハノイ滞在の最初のうち、歴史博物館からホアンキエム湖への途中ホテルの前を通りました。10年前にオペラの近くのホテルに泊まっていて、毎日このホテルの前を通って旧市街の骨董屋へ通っていました。
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いつかは泊まってやると思っていたのですが、今回思いがけなく妻の「差額ベット代」のお蔭で泊まれることになりました。
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表のカフェは暑いので軒下から霧が噴出されて天井のファンの風で気化されて多少涼しくなる計算のようです。
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暑さにはかなわないようでお客さんは誰もいません。我々もオペラのハイランド・カフェで涼んだ後なので先を急ぎます。
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そして1週間後にハノイへ戻った際にチェックインしました。タクシーを降りた後は荷物はベルボーイの方に預けて空身でロビーへ。チェックインを告げるとソファに腰かけてパスポートを出せば後は手続してくれます。途中から日本人のスタッフの方に変わっていただけたのでよりスムーズです。そのまま部屋まで案内していただき、部屋の使い方も説明していただけます。
1週間妻以外の日本人の人と話をしていなかったのでついつい言葉が多くなってしまいました。すいません。 -
そのうちに荷物が届けられ部屋でくつろぎます。今回はエクスペディアでクラシックウイングの朝食無しで予約しました。ベットもクイーンサイズで予約してありましたが、チェックイン時に希望を聞いてくれて、ツインに替えてもらいました。至れり尽くせりのサービスです。
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ロビーのあるグランドフロアは多少賑やかですが部屋のある上階に上がると喧騒が嘘のように静かになります。香港のペニンシュラに泊ったことを思い出しました。
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ただ、こちらの方が建物的には歴史を感じます。開業時はグランド・ホテル・メトロポール・パレスと言い、ハノイの社交場だったそうです。作家や画家といった芸術家が常宿としていて、グレアム・グリーンやハネムーンで滞在したチャップリンやサマセット・モームなども宿泊しているそうです。
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ベトナム戦争中はジェーン・フォンダが反戦運動の為に2ヶ月程滞在したり、各国の大使館がこのホテルに集まりはまるで国連ビルのようだったそうで、日本大使館も一時期入居していたそうです。
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今回の部屋は2階(日本で言う3階)の中庭側の部屋でした。部屋は広くはありませんがエクスペディアの格安料金ですから。
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床の無垢材のフローリングが気持ち良い部屋です。テレビは置かなくても良いと思います。
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今回失敗したのが、翌日の早朝にチェックアウトしてカンボジアのシェムリ・アップに移動しなければならなかったことです。本当は午後の遅い便を予定していたのですが、旅行会社への予約が数日遅れたらその区間が正規料金の席だけになってしまい、2人で40,000円追加になってしまいました。カンボジアとベトナムでその金額があったら何でもできそうなので泣く泣く午前の便にしました。
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そのせいでせっかくのソフィテルの滞在が忙しないものになってしまいました。このホテルにはもう一度泊まりに来ようという事で妻には納得してもらいました。勿論差額ベット代無しです。
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バスルームにこだわる妻が「ここのバスルームは素晴らしい!」と言っていました。海外のホテルでは少なからずシャワーヘッドや蛇口に対してストレスを感じるけど、ここにはそれが無いと絶賛でした。
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アメニティはロクシタンでした。
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ベットサイドには大きめのランタン。ミネラルウォーターはソフィテルオリジナルでした。
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部屋からは木々を通してプールが望めます。泳いでいる方も部屋にいる方も視線を気にせず、また街中にいるとは思えない雰囲気です。
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現在プールのある場所にはベトナム戦争当時防空壕があったそうです。中庭のバーの工事中に見つかったそうです。
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ロビーからの階段と吹き抜け部分は100年前のオリジナルだそうです。
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壁に掛かる絵を見ていてチェコのキュビズムを思い出しました。前年の今頃は中欧にいたんだなと思い出します。他のフロアの絵は好きではありません。
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この吹き抜けのあるクラシックウイングにどうしても泊まりたかったのです。
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夫婦でお世話になっていた方がハノイでソフィテルに泊まりたいと仰って、いろいろ調べてあげたことがありました。仕事の都合でご一緒する機会がありませんでした。その方も亡くなって2人でここへ来たのは何か意味があったのかなと話し合いました。
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中庭に出てみるとブランドショップに交じってホテルのブティックがありました。
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漆塗りの木彫を妻が欲しがっていたのでウォーターパペットの前に旧市街まで買いに行かなければならないかと思っていましたが、クオリティの高いものがこの店には揃っていました。
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どれもこれも欲しい物ばかりでしたがこの先の旅も長いので4点ほどにしました。と言ってもトランク1個が一杯になるくらいの大きさでした。帰国後玄関に飾りましたが日本ではこのようなものは絶対に無いので良い買い物でした。以前の越南旅行では家具を買って船便で送ったり、数十点の鉢やお皿を買ったことを考えれば少ないものです。
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ブランドショップの設計監理をしているので休暇中は見たくないのですが、ほとんど手掛けたことのあるショップが並んでいました。
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中庭はハノイ市内とは思えない雰囲気です。
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ブティックでの買い物は部屋に付けて、買った物も梱包して届けてもらいました。梱包に時間の掛かるものばかりだったので助かりました。
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あまり宗教がかっていないものをもう一組くらい買ってきても良かったかなと思いました。この後旧市街でも一応探しましたが、ここほどの完成度の高いものはありませんでした。持っている写真集が飾ってあったので嬉しくて1枚。
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買い物の後日本人のスタッフの方にもう一度お会いできたので写真を撮っていただきました。フラッシュは使いたくなかったのですが暗くて上手く写らなかったので。夜景シンクロで。フラッシュはまずいですよねと尋ねると「いえ、大丈夫ですよ。」と心強いお言葉です。本当はもう少しお洒落して泊まりたかったのですが、洒落にならない暑さの日々でした。
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最後の買い物とウォーターパペットを見るために表に出ます。美しいシクロが並んでいます。そう言えば今回シクロには乗りませんでした。トラン・アン・ユン(ノルウェーの森の監督)の「シクロ」とトニー・ブイの「季節の中で」を思い出します。
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イチオシ
2002年の旅行中は欧米人の旅行者と知り合うと必ず映画の話になって、必ず「青いパパイヤの香り」と「スリーシーズン(季節の中で)」を観たかということになりました。
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夕暮れ時の空が一番美しく輝く時間です。水上人形劇とハノイ最後のディナーを食べに出掛けました。
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イチオシ
日もどっぷり暮れて10時過ぎに戻ると表の席は満席でした。ホアンキエム湖の周りもそうですが夜になると市民が涼みに出てきます。
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もう一度シクロを撮影。
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多少賑やかだったロビーも静かに落ち着いています。一度部屋に戻りましたが、最後の夜が勿体無いのでGFのバーで一杯だけ飲む事にしました。
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Le Clubは午後はハイティーとチョコレートビュッフェで有名ですが、夜はジャズバンドが入って良い雰囲気です。
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残念ながらお客は我々以外居なくなってしまいました。なんかブダペストのグレシャムパレス(フォーシーズン)の夜を思い出します。あのホテルのバーも素晴らしかったです。
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リストを見ていてMHマークが気になって、良く見るとホテルオリジナルの伝説的なカクテルでした。
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チャーリー・チャップリン・マティーニはジンとアプリコット・ブランデーとライムジュース、席の横でシェイクして注いでくれます。かなり大きめのグラスなので1杯でも量はたっぷり。おまけに口直しにレモンシャーベットがついています。
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妻はメトロポール・メモリーズです。ジン・カンパリ・グランマルニエ・オレンジジュース・グラナデンというレシピ。
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ハノイ最後の夜は更けていきます。
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最後のジャズライブが終わりマティーニを流し込んでチェックします。おつまみの料理も入れて全部で25ドルほどの贅沢な時間でした。
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イチオシ
夜12時だと言うのにまだ泳いでいる人がいます。さすがにお酒も入っているので泳ぎませんが。
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中庭のバーも雰囲気は良いのですがオープンエアーでは疲れてしまいます。
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中庭を一回りして部屋に戻ります。
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夕方に買い物をしておいて良かったです。
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イチオシ
この木彫のパネルはとっても映えます。妻は若い頃ディスプレイの仕事をしていたので、週替わりに近いくらい模様替えするのでいろいろ必要です。旅行する度にどんどん増えていきます。
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ロビーにも誰もいない時間です。
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翌朝のタクシーはコンシェルジュにお願いしてあるので安心です。ホテルの前の本屋街に集まっているタクシーは近い距離でも5ドルと言ってくるので要注意です。
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イチオシ
あっという間に朝になってしまいました。
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イチオシ
もっとゆっくり滞在したかったです。
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7時にチェックアウトを済ますとタクシーは既に来ていました。荷物が多いのでワゴンタイプにしてくれたようです。最後まで気の利いたホテルでとっても気持ちの良い滞在でした。ハノイからシェムリアップへの便はラオスのルアンパバーンを経由する便でした。機内で出会ったハノイ在住の日本人の女性は何とこのホテルで仕事されている方でした。当然ソフィテル・アンコールに滞在でした。狭い街なので再会できるかと思いましたが残念ながらお会いできませんでした。そんな思い出に残るソフィテルの滞在でした。ありがとうございました。また近い将来戻ってきます。
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