2012/03/11 - 2012/03/11
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旅人のくまさんさん
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早春の東山植物園の紹介です。ウィメンズマラソンを観戦し、昼食の後に見学してきました。最初は梅林と早春の花木、シナマンサクやサンシュユの花の紹介です。
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品種名、『鴛鴦(エンオウ)』の光景です。紅梅系の紅梅性八重に分類されます。2、3年前のビオトープ建設のために移植された木のようです。
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満開ではありませんが、見頃を迎えていた、紅梅の『鴛鴦(エンオウ)』の花の光景です。花付きも悪くありません。
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品種名『鴛鴦(エンオウ)』の花のアップ光景です。1960年に文化勲章を受賞された、大文豪の吉川英治さんがこよなく愛した梅とされます。
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品種名『鴛鴦(エンオウ)』の名札です。バラ科の表示もあります。鴛鴦(エンオウ)は、オシドリとも読みます。名前の由来は、花が終わった後、実が2つ並んで付くためとされます。
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次は白梅の紹介です。全体に紅梅より開花が遅れていましたので、開花した枝を探しての撮影です。移植のためでしょうか、剪定されていない枝が沢山伸びていました。
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白梅の花のアップ光景です。一重咲のシンプルな花です。花付きは余り良くないようです。一分咲と言ったところでしょうか。
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更にアップした白梅の花です。この枝に限って言えば、五分咲きといったところです。半分ほどが蕾で残っていました。
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紅梅と白梅が混植された光景です。どちらも同じように、三分から五分咲といったところでした。開花時期が似た品種は、近くにあった方がよさそうです。
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『鴛鴦』に似た花の色の紅梅ですが、こちらは一重咲でした。まだ若い木ですから、剪定を控えめにされ、枝は自由に伸ばされていたようです。
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『鴛鴦』の名札が付いていた場所とは別の場所での撮影です。この樹は『鴛鴦』の花と比べますと、濃い色をしているようです。それに一重咲のように見えます。
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同じ木の花のアップ光景です。やはり一重咲でした。DNA鑑定などで品種の特定は出来るでしょうが、現実には費用が掛かり、名前の特定は容易ではないようです。
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星ヶ丘門への近道の両脇に植え込まれた紅梅です。三分咲を越えて、五分咲に近付いていたようです。登り坂になった左手が、星ヶ丘門方面です。
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名札は確認していませんが、八重咲きの紅梅は、一番多いのが『鴛鴦(エンオウ)』のようでした。吉川英治さんを思い出しながらのコメント書きです。若い頃読んだ新平家物語、私本太平記、宮本武蔵等の著書は印象深い作品でした。
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左手には、少しだけ花が開いた白梅の木もありました。一分咲と言ったところでしょうか。白梅の方が、全体に開花が遅れていました。
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斜面に移植された紅梅です。手前の方の紅梅より、奥の方の紅梅が色が薄いようです。奥の方の紅梅が鴛鴦、手前は別の品種の紅梅のようです。
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背後の冬木立の姿は、この場所に残された自然林のようです。ビオトープ建設の時には、関連工事として、多くの広葉落葉樹が伐採されていました。
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この一角は、白梅も紅梅も、まだ若い梅の木が多いようです。右手に見える紅梅は鴛鴦より濃い花の色をしているようです。
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元々からあった梅林の光景です。ビオトープが造られた場所の梅が、斜面に移植されたと記憶しています。
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梅林の光景です。こちらの木には、開花した花は見られませんでした。一分咲にも、かなり時間がかかりそうでした。
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サンシュユ(山茱萸)の花と実です。全く別の植物ですが、名前では『山椒の木』とよく間違えられます。宮崎県の有名な民謡、ひえつき節では、『サンシュユの木』の方です。民謡の歌詞は、『庭のさんしゅうの木なる鈴かけて ヨーホイ 鈴のなるときゃでておじゃれヨー 鈴のなるときゃなんというてでましょ 駒に水くりょというてでましょう』で始まります。
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少しアップした、サンシュユ(山茱萸)の花と実です。赤い実の方は、秋に付いたものです。秋のグミのような赤い実は、珊瑚に例えて、『アキサンゴ』とも呼ばれます。
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サンシュユ(山茱萸)の赤い実のアップ光景です。内部にある種子を取り除き乾燥させた果肉(正確には偽果)は生薬に利用されます。山茱萸(やまぐみ)の名前で、日本薬局方の生薬に収録されています。効能は、強精薬、止血、解熱作用です。
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『ハルコガネバナ』の別名を持つ、サンシュユの花のアップ光景です。中国と朝鮮半島が原産地です。日本へは、江戸時代の享保年間に朝鮮経由で漢種の種子が日本に持ち込まれたとされます。以後、薬用植物として栽培されるようになりました。
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同じく。サンシュユの花のアップ光景です。ミズキ科ミズキ属の落葉小高木です。最初は薬用植物として栽培されましたが、現在は観賞用として庭木などにも利用されています。
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一杯の花を咲かせたマンサク(満作)の木です。味がありますが、地味な色の花ですから、華やかさとは別の世界です。マンサクとシナマンサクの区別は簡単に付かないようです。一般的な差とされる『枯れ葉を残した方がシナマンサク』とされます。その他には、香の差もあるようですが、こちらは全く区別がつきませんでした。枯葉は余り見当たりませんが、この木には『シナマンサク』の名札がありました。
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シナマンサク(支那満作)は、中国原産のマンサクです。前年の大きな茶色い枯葉を残しながら花が咲クのが特徴とされます。最初は、他の高木の落葉が掛かったように見えました。
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シナマンサクの花のアップ光景です。シナマンサクは、耐寒性落葉広葉の潅木から小高木です。早春に咲く代表的な花の一つです。先に見学した名古屋市農業センターでも、ロウバイにやや遅れて咲き始めました。
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枯れ葉が付いたままで花を咲かせる、シナマンサクです。この木は、はっきりとシナマンサクの特徴が出ています。シナマンサクは、キンロウバイ(金楼梅)の呼び名もあります。
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マンサクには、花弁が白いトキワマンサク(常盤満作、別名:白花常盤万満作)、花弁の赤いベニバナトキワマンサク(紅花常盤万作、別名:赤花常盤万作)等の品種があるようです。
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開花前のミツマタの花です。ミツマタは、ジンチョウゲ科ミツマタ属の落葉低木です。中国中南部やヒマラヤ地方が原産地です。皮は、コウゾ(楮)やガンピ(雁皮)と同様、和紙の原料となります。
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