禁断のケシの花が咲く、東京都薬用植物園

2016/05/05 - 2016/05/05

西武拝島線「東大和市」駅前にある東京都薬用植物園。ここは薬の原料や染料、香料として使われる植物を主に栽培、研究している施設です。５月初めのこの時期には、一般のお庭では決して見ることができない珍しい２つのケシの花が咲いていました。

エリア 小平・西東京(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0

駅前なので、アクセスは良好です。入場料も無料です。

ハーブのカモミール（カミツレ）。ハーブティーにしたり、香料としても化粧品や入浴剤などに使われていますよね。

これはヒマラヤに咲く「青いケシ」。温室ではなく、冷房室で大切に育てられています。

高いフェンスと鉄条網に囲まれて、監視カメラも設置されているこの区域に植えられているのは、麻薬の「あへん」の原料となる、植えてはいけないケシです。

色は赤、白、ピンクと様々で花は比較的大きいです。

これも植えてはいけないケシ。

この八重咲きできれいなケシも植えてはいけないケシです。

こちらはヒナゲシで、植えてもよいケシ。どうですか？違いがわかりますか？

珍しいシロバナシラン

シャクヤクは根が漢方薬の原料になるそうです。