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「大雄寺」を出て直ぐの自動車道路の脇の土手に、紫陽花が咲く小道が有り、この小道は黒羽城跡まで続く、芭蕉所縁の遊歩道になっている。<br /><br />最初が芭蕉が黒羽滞在13泊中、8泊をした翠雪(黒羽城・城代家老浄法寺高勝)の屋敷跡で、「芭蕉公園」と呼ばれている。<br /><br />その先に竹藪の中に開いた「芭蕉の道」が有り、その奥を進むと「芭蕉広場」に至る。<br /><br />この一帯は旧黒羽城の三の丸が有った所でった。<br /><br />現在は「旧浄法寺邸」と案内が架けられている建て物が一軒あるのみだが、”城代家老の屋敷がこれだけだったとは思えない”との案内の先生の解説は頷ける。<br /><br />「芭蕉公園」の庭の一角に芭蕉の<br /><br />  山も庭も 動き入るるや夏座敷<br /><br />の句碑が置かれている一帯の景観は、句にある城代家老の屋敷の庭を偲ばせる。<br /><br />竹藪の中に開かれた「芭蕉の道」を過ぎると、一変視野が開け、片隅に東屋風の休憩所が有る。<br /><br />その入り口近くにやはり芭蕉の句碑が立っていた。<br /><br />  鶴なくや その声に芭蕉やれぬべし<br /><br />鶴ではないが、鶯がこの季の完成した見事な長い啼き声を聴かせてくれた。

奥の細道を訪ねて[第4回]⑧場所を歓待した黒羽城・城代家老浄法寺(翠雪)家跡の「芭蕉公園」

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2011/06/26 - 2011/06/26

180位(同エリア201件中)

WT信

WT信さん

「大雄寺」を出て直ぐの自動車道路の脇の土手に、紫陽花が咲く小道が有り、この小道は黒羽城跡まで続く、芭蕉所縁の遊歩道になっている。

最初が芭蕉が黒羽滞在13泊中、8泊をした翠雪(黒羽城・城代家老浄法寺高勝)の屋敷跡で、「芭蕉公園」と呼ばれている。

その先に竹藪の中に開いた「芭蕉の道」が有り、その奥を進むと「芭蕉広場」に至る。

この一帯は旧黒羽城の三の丸が有った所でった。

現在は「旧浄法寺邸」と案内が架けられている建て物が一軒あるのみだが、”城代家老の屋敷がこれだけだったとは思えない”との案内の先生の解説は頷ける。

「芭蕉公園」の庭の一角に芭蕉の

  山も庭も 動き入るるや夏座敷

の句碑が置かれている一帯の景観は、句にある城代家老の屋敷の庭を偲ばせる。

竹藪の中に開かれた「芭蕉の道」を過ぎると、一変視野が開け、片隅に東屋風の休憩所が有る。

その入り口近くにやはり芭蕉の句碑が立っていた。

  鶴なくや その声に芭蕉やれぬべし

鶴ではないが、鶯がこの季の完成した見事な長い啼き声を聴かせてくれた。

同行者
一人旅
交通手段
観光バス JRローカル
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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