モンマルトルの丘に建つ、聖なる心の大聖堂『サクレ・クール』

2010/08/12 - 2010/08/18

ノートルダム大聖堂の上から眺めた、パリ市内のパノラマ。
中でもひときわ印象に残ったのがモンマルトルの丘の上に建つ白亜の教会 サクレクール大聖堂。
ドームの上にも昇ることができるようなので、パリ３日目の朝、行ってきました。

エリア パリ(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 飛行機

モンマルトルの丘の上に建つサクレ・クール寺院

ロマネスク様式・ビザンティン様式のバジリカ大聖堂。

モンマルトルの丘の上に建っているためパリ市街を眼下に見下ろすことができます。雨が降っているため今日の眺望は今一つ

ギベール・パリ大司教建築の計画を提唱し、アバディによる設計で、その歴史は意外に新しくて、エッフェル塔よりも新しい建物。

古い建物が数多くありパリにあって19世紀後半に構想され20世紀の初めに完成した新しいものであるにもかかわらず、エッフェル塔とともにパリの名所になっています。

第三共和政の憲法が発布された年に建設が始まり、40年の歳月をかけ1914年に完成しました。

建設当初は普仏戦争とそれに続くパリ・コミューンによって命を失ったフランス市民を讃える公共建造物としても考えられていましたが、長い年月をかけて建築したためその目的は年とともに変容していったようです。

内部は撮影禁止のため入口から覗きこむように撮影

ここからドーム屋根の上に昇れます。

ノートルダムは昇るために2時間近く並びましたが、こちらは誰もいません

ただでさえ眺望の良いモンマルトルの丘の上

そこにそびえたつサクレクールのドームの上は眺望抜群

晴れていればパリの街を遠くまで眺めることができるのでしょうがあいにくの雨

遠方は霞んでしまいよく見えません

雨の中をドーム屋根に登る物好きは他にいないようで、独占状態

思う存分堪能できました。

比較的新しい建物ですがちゃんといますね、ガーゴイル

ちゃんとこちらにもいます。

パノラマビューですがどの方向を見ているのか今一つ分かりません

何年か前に日本人が海外の観光名所に落書きして問題になったニュースが報道されていましたが、パリの建物の落書きは半端じゃない。

足もとの動物は鰐のようです

こちらは背中に羽のある女神像？

それにしても誰も昇ってこないですね。

結局最初から最後まですれ違う人もなく、サクレクールの屋根の上を独り占め状態でした。