2010/08/12 - 2010/08/18
4711位(同エリア17006件中)
ぬいぬいさん
昨年の夏、念願のフランス一人旅が実現しました。
パリでどうしても行きたかったところがルーブル、オルセー、オランジュリーの3つの美術館。
じっくりと時間をかけてまわりたいところですが、日程の都合でそれほど時間がとれません。
そうなると優先的に時間をかけてみたいのが、やっぱりルーブル。
雨のなかでの朝の散策の後、午後はルーブルでの名画の鑑賞で、優雅なひと時を過ごしました。
でも、ルーブル美術館はなんて広いのでしょう。
お目当ての作品を全て探し当てることができず、あとで見そこなってしまった作品の多さに愕然。
またあらためて訪れることになりそうです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- 鉄道 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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美術館は内部や作品は撮影はNGが一般的ですが、ルーブル美術館はOKなんです。
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今回訪れた4つの美術館のうち、NGはオルセー美術館だけでした。
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ルーブル美術館で見たい作品がたくさんありましたが、漠然と思い描いていただけで、事前のリサーチ不足と、あまりにも広すぎたこともあり、見たかった作品をかなり見落としてしまいました。
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イチオシ
先ずこちらはお馴染みの『ハムラビ法典』
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『目には目を、歯には歯を』どこに刻まれているのでしょうか。
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こちらはグデア王像 紀元前2125年に造られたものということは、4000年以上前のもの、考えられませんね。
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こちらは有翼人面牡牛像
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これも別な有翼人面牡牛像
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ダレイオス1世宮殿の謁見の間の円柱の柱頭 紀元前500年ころのもの
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こちらに並んでいるのは石棺
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パケリのミイラは紀元前300年ころのもの
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イチオシ
大スフィンクス
もっと大きなものと思っていましたが高さ1.8m 幅は5m弱
これで最大規模だとか -
一つ一つを真剣に見ていると全部見るのにいったいどのくらいの時間がかかるのか・・・このあたりからスキップしながら見て行きました。
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全身像、トルソー、首から上、頭だけ・・・
ちょっと不気味だなあ・・・ -
イチオシ
おなじみのミロのヴィーナス。思ったより小さくて高さは2mほど
これも紀元前100年ころの作品 -
展示してある作品もさることながら、もともと宮殿だったルーブル。
天井を見上げてもすごい -
そしてこちらもおなじみのサモトラケのニケ像。
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イチオシ
紀元前190年ころ造られたこの作品は、船首の上に翼を広げた勝利の女神像。
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でも残念ながら首から上の部分がありません。
こうなるとどんな顔か見てみたい -
ルーブルには『ヴィーナスの誕生』で有名なボッティチェリの作品も数点展示されています。
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この作品は彼が24,5歳のときに描いた『聖母子と少年聖ヨハネ』
後ろにバラの花が描かれていることから『バラ園の聖母」とも呼ばれているとか。 -
裸で横たわっているのはキリストでしょうか
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ここからレオナルド・ダ・ヴィンチの作品が続きます。
『荒野の聖ヨハネ』(バッカス)
1510-15 -
『貴婦人の肖像』(ベル・フォロニエール)1490年
レオナルド・ダ・ヴィンチ -
イチオシ
『岩窟の聖母 ルーヴル版 』
本来、ミラノのサン・フランチェスコ・グランデ聖堂の礼拝堂を飾る作品でだったのが、当時、レオナルドとこの祭壇画の依頼主との間でトラブルがあり、それを仲裁したルイ12世に献上したとされる作品。 -
『洗礼者聖ヨハネ 』1513-16
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イチオシ
ルーブルといえばやっぱりモナリザ。
予想以上に小さな作品でした。
一番人気のようで何重にも取り囲まれた人垣の向こうのモナリザを写した写真はすべてピンボケ。
なのでこれだけ借り物の写真 -
ルーブルの有名作のひとつ『1830年7月28日―民衆を導く自由の女神』
ドラクロワの作品です。 -
アンドレア・マンテーニャの勝利の聖母
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宗教的な絵画がこのあたりには数多く展示してありました。
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人の群がるこの作品はパオロ・カリアーリの『カナの婚宴』
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吹き抜けになった天井の高いこのホールには大型の作品が
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『ナポレオン一世の戴冠式』ジャック・ルイ・タヴィット
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混んでいる美術館では小さな作品よりも大きなものの方が見やすいですね。
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ルーブル美術館の楽しみは絵画や美術品だけではありません。
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もともとルーブル宮という宮殿だった建物。建物自体随所に見ごたえを感じさせてくれるものがあります。
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表を見ると雨雲が消えて青空がのぞいています。
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雨宿りを兼ねて3時間ほど中で時間を費やしていた間に、先ほどまでの雨がウソのような青空が広がっています。
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改めてルーブルに興味を持ったのは、やっぱり映画の『ダヴィンチ・コード』
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飛行機のなかでもう一度読んで予習してからルーブルに行こうと思っていたのですが、映画を見てしまい1ページも進まず。
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入口のガラスのピラミッドは20数年前、エジプト文化に傾倒していた投じの大統領ミッテランによって建造されました。
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ダン・ブラウンの小説『ダ・ヴィンチ・コード』には、「エジプト文化に傾倒していた当時の大統領フランソワ・ミッテランの指示により、西洋で不吉な数字とされる666に因んでピラミッドに666枚のガラス板が使われた」と書かれていますが・・・
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実際はそれ以上のガラスが使われています。
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セーヌ川のほとりにあるルーブル宮殿は、13世紀の初めに敵の侵入からパリを守るための小さな城塞として造られました。
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国王のフランソワ1世が建築家レスコーを招き、ルネサンス様式の宮殿の建設に着手したのが16世紀の中ごろ
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以来3世紀にわたり建築が続けられ、現在の形になったのは19世紀の半ば、ナポレオン3世のころ
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17世紀の中ごろにはイタリアバロック様式の建築家ベルニーニによる改築に着手したものの、時の太陽王、ルイ14世がヴェルサイユ宮殿に関心を向けたため縮小されてしまったそうです。
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宮殿が移転してからは芸術家や職人の住居やアトリエとして利用されていたそうで、その後さまざまな人々が宮殿内に住みつき荒廃していったようです。
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そんな中、18世紀の終わりに始まったフランス革命のさなかに中央美術館とすることが決まり『ルーブル美術館』が誕生しました。
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宮殿建設にまつわる面白いエピソードがあります。
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フランソワ1世は戦争好きで、しょっちゅう戦争を行っていたそうですが、ノビアの戦いに敗敗れ、捕虜として捕らえられてしまい、パリ市民達は保釈金を集め、パリで暮らせるようにしてあげたそうです。
でも、敗戦国の国王は、宮殿を建てる資金がなく、そこで思いついたのは、宝くじだったのだったそうです。 -
宝くじの資金調達は見事に成功し、ルーブル宮殿を建てることできたとか。
なんとルーブル宮殿の建設資金の原資は宝くじだったのですね。 -
最後は入ってみたかったカフェ。
結局入口から覗いただけで終わってしまいました。
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この旅行記へのコメント (2)
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- トラッキー☆さん 2011/02/02 21:59:12
- ついに、ルーブル!!
- ぬいぬいさん、こんばんはぁ☆
ルーブル美術館の旅行記、ついにアップしましたねぇ!!
広い建物の中を目当ての作品を探し回り・・・鑑賞というよりは宝探しでしたね、あれは。
「見つけた〜!」と思ったら、日本に行っちゃってたりして。
ぬいぬいさんが有意義な時間を過ごせたのが、すごい伝わってきました。
外観の写真もきれい。
なんか、懐かしく拝見しました!!
とら☆
- ぬいぬいさん からの返信 2011/02/02 23:26:00
- カメの歩みのごとく、のんびりアップ中です
- とら☆ちゃん こんばんは
ようやくルーブルまで来ました。
去年の夏に行ったパリ 記憶がだんだん薄れつつあるのに、ようやく半分アップできたかな。
最近仕事が忙しくて、2年ぶりのジム通いも復活で、なかなか4トラまで手が回りません。
しばらくは牛歩どころか、カメの歩みのごとく、ゆっくり、ゆっくり旅行記アップになりそうです。
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