三国志の南陽武侯祠

2010/07/24 - 2010/07/24

諸葛孔明が劉備玄徳の『三顧の礼』で出山し、劉備玄徳を補佐始めたのです。それまでずっと野良仕事をしながら勉強していたのです。その隠居地は河南省南陽の臥龍崗か湖北省襄陽の隆中か、現在も論争されています。 論争の原因は西晋時代の歴史学者陳寿はそれをはっきり記述しなかったのです。『三国志・蜀書・諸葛亮伝』に諸葛孔明は叔父さんが亡くなった後野良仕事をしていたとの記述だけ残っています。後の説明がそれぞれ違います：宋代の学者裴松之の解説では、孔明の住んでいたところは南陽の?眷県、つまり襄陽の町より20里（10キロ）離れた隆中というところでした。ところが、『諸葛亮伝』に収録された『出師表』に、孔明は「私はもともと布衣（庶民）で、南陽で
野良仕事していました」と書いてあります。これは「襄陽説」と「南陽説」が並存している根本的な原因です。 中国に｢百聞は一見にしかず｣という諺があります。学者達は歴史、地理的な知識でこの懸案を説明していますが、それと違いまして、この２箇所を尋ねて自分の感覚でどこが隠居生活に相応しいか現地で判別してみましょう。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

武候祠は駅から近い。医聖祠、漢冶遊園は離れています。

全国重点文物保護単位。

南陽市の旧城内から西へ４kmの小高い丘にあり、諸葛亮が劉備に仕官する前に隠遁生活を送っていた場所とされる。元代に武候祠が建てられて、諸葛亮の別称にちなんで臥龍崗と名づけられた。

敷地内は二つの部分に分かれ、手前の部分は大拝殿を中心として諸葛亮を祭っており、奥は草蘆、三顧堂、小虹橋、古柏亭など、十ヶ所の見所がある。これらは湖北省襄樊市の古隆中の「古隆十景」にならって清の時代に造られたものである。

南陽の臥龍崗は自然を活かした造りになっており、こぢんまりとしたイメージだ。

清代に建てられた牌坊、こちらもどっしりとした造りである。諸葛亮自身が「前師の表」で「自ら南陽に耕す」と言明しているから、古隆中と臥龍崗でどちらが本物の諸葛亮の住まいか、いまだに論争が続いている。

孔明が使った井戸。

臥龍漳とは「臥龍の住む淵」と言った意味です。

正門です。三つの門を備える。壁の朱色が鮮やかに映えている。

入り口には数多くの石碑が並んでいる。

孔明をたたえる数多くの扁額が掲げられている。

武候祠の拝殿に祭られている孔明像。

右が息子のの諸葛贍像

左が孫の諸葛尚像

南陽郡は広い範囲をさす。洛陽の南約二百五十ｋｍにあるのが南陽南陽の南七十ｋｍほどには劉備が駐屯したことのある新野、この六十ｋｍ南の漢水河畔に襄陽、樊城の街が位置する。その襄樊からさらに百七十五ｋｍ南下すると、長阪の戦いの場となった当陽があり、当陽から七十km南東に向かうと江陵に到達する。

三国志の故事を再現した展示室。

三国志でお馴染みの二人の像もあります。

碑廊があり、多くの石碑が並んでいる。

出師表

岳飛の出師表の全文が刻まれています。

岳飛の書いた出師表

拝殿の裏に回ると、茅葺の八角形のたてもの、

古白亭内には今までにここを訪れた要人の写真パネルが展示されてます。

かなりの老木で支えが付いてます。

武候祠内には重厚で豪華な造りの門がおおく、独特の雰囲気を醸しだしている。

三国志の故事を再現した展示室

中には明の1478年に刻まれた石碑があり、この石碑の他は何もない。

説明文

共産党幹部も訪れている。

劉備が三度訪れて有名になった故事を再現している。

いわゆる「三顧の礼」です。

説明文。劉備三度訪れ、孔明時勢を分析。

手前の屑入れが良い形。

石橋が合ってる。

ここで月を見る。

草蘆の奥にある建物です。

説明文、諸葛亮の蔵書がある。

三顧の礼の一場面

三顧の礼の一場面、孔明が畑を耕す。

三顧の礼の一場面、劉備が関羽、張飛を従えて訪問。

奥の庭に並んでいる諸葛像。

半票で３０元です。