三国志の定軍山下武侯墓

2010/06/27 - 2010/06/27

武侯墓 陝西省勉県城南定軍山下234年諸葛亮が陣没した後、死しても魏ににらみをきかせたいという遺言により成都ではなくこの地に葬られた。墓前の碑は明万歴22年（1594年）と清の雍正13年（1735年）に建てられたもの。勉県武侯祠と並んで当地の三国志観光の中心地。墓自体はさして大きくないが、敷地は広く、孔明が人々からいかに敬愛されていたかがうかがえる。三国時代の古戦場。標高は約800ｍ。漢中の領有を巡って魏と蜀が激突した。黄忠が陣を構え夏侯淵を斬った所である。

エリア 中国

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

勉県汽車站から武侯墓までバイタクで往復、待ち時間を入れて２０元。翌日の案内の約束をして分かれる。

石の上に描かれた武侯墓の地図。

内部は緑が多く、質素な墓です。

園内には柏の樹が多い。

舞台の前には道教の陰陽が描かれている。

左手、丘の上にあり。

一孔の石橋。

武侯の墓は中国の歴史の上で傑出している政治家と軍事化である、三国の蜀漢の丞相の諸葛孔明の永眠する地だ。

照壁とは孔明を称える為に建てる壁。

照壁とは孔明を称える為に建てる壁。

全国重要文物保護単位

三百aの陵園はいたって質朴。「墓は簡素にせよ」と言い残した孔明の意志は、後世まで厳かに守られているようであった。楼閣等も少ない。

三顧の礼、劉備が孔明を訪ねる図。

託弧。　劉備が後の事を孔明に託す図。

各地に武侯祠はあるものの、ここは唯一生身の孔明が眠る所だ。

帰葬軍山

魏延授首

筑城防御

木牛流馬。

休士勤農

教兵演武

修築桟道

軍山之戦

祭祀馬超.

関興と張包を従えた孔明像が佇む大殿。左右に書童と琴童が立っている。

関 興（かん こう、生没年不詳）は、三国時代の官僚・軍人。蜀 （蜀漢）に仕えた。字は安国、関羽の子。兄弟に関平がいる。子は関統・関彝。

張飛の血を受け継いだ勇将。関羽の弔い合戦に先立って張飛が、配下に暗殺された。悲しみに暮れる劉備のもとに父・張飛が愛用していた蛇矛を手にした張苞が駆けつける。

出師の表。

漢丞相諸葛忠武侯之墓

漢諸葛武侯之墓

前墳亭は、雑草だらけの周囲約６０ｍの墳丘に張り付いている。

先生之風

清代、風水に凝った当地の総督が前墳亭を指して「この場所は間違っている」と言い、彼の風水術に従って後墳亭が造られたのだとか。

漢丞相諸葛忠武侯之真墓と書いてある。

後墳亭は墳丘の後方にある山の斜面に建っている。

若き日の孔明像。

現在、諸葛一族の末裔は浙江省の諸葛鎮で生活をしている。

古来より中国では、松と柏（中国では檜）は墓地に植えられる樹木とされてきた。

定軍山の下を流れる漢水、孔明と仲達とが戦った時と同じ流れが今も流れている。

バスターミナルからこの橋を渡って定軍山下の武侯墓へ行く。

２５元、案内パンフレットあり、