三国志の大邑子龍祠・廟

2009/06/22 - 2009/06/22

考察・なぜ趙雲は大邑にまつられているのか？（「神游三国・蜀漢遺跡導游」より）明清時代のある地方史の志書の中に記載がある。志書にいう「趙雲は晩年、羌族がしばしば山中から平原の民衆を襲撃したので、これを守るために命じられて大邑の静恵山を領地とした。趙雲は民心を大事にし、軍を指揮し、戦いに勝った。羌族、漢族の民衆はともに彼に心服した。趙雲の死後、当地の人々はみな深くその恩恵を感じ、朝廷に対して趙雲を当地に葬るよう、強く要求した。諸葛亮は民意に従い、これを認めたため趙雲は大邑に葬られることになった。
成都市郊外にある大邑・静惠山公園。山上に趙雲が祀られた『子龍祠』があります。この山の高さは１００m余り。天然の障壁として趙雲はこの地に城壁を築いて敵を防いだそうだ。大邑の人々に愛された趙雲は死後付近の錦屏山に葬られたとの事です。子龍廟（子龍墓）は錦屏山の麓、子龍街にありましたが文革で破壊され、現在中学校の片隅に残骸となって残っております。何とか再建しようとする動きもありますので何時の日か子龍廟の見られる事を期待します。

エリア 成都(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

成都の西に位置する歴史のある故鎮です。

成都は長距離のバスターミナル多く、行く先によってバスターミナルが違うし、その案内資料が無いので困る。

ここは無料で入れます。

この山の山頂に子龍祠があります。登り道は整備されています。

朝は大勢の人が運動の為に登り降りしています。

山頂には石碑が幾つも建てられています。

特に中身はありません

漢順平侯趙公子龍神位と書いてある。

子龍だけのは珍しい。必ず誰かが側にいます。

趙雲字子龍、河北正定県人、将軍の履歴が書いてある。

かなりの老人です。私の子龍はレッド・クリフに出てくる若々しく、凛々しい子龍です。五虎将軍の中では一番若いのに、なぜか？

これぞ、趙雲子龍がレッド・クリフに出て来て、曹操軍の中から劉禅を救い出したシーンです。若い！

白い馬を引く趙雲子龍、邪魔物があり絵が良く見えない。

毎朝多くの人が集まり雑談している。この中に三国志好きの人がいて子龍廟の資料が無いか訪ねた所、教育委員会のような所へ連れて行ってくれました。

虎威永鎮

赤胆忠心 孔明は子龍を信頼していた。

教育担当が見せてくれた資料です。現状の荒れた状態、再建の必要性、再建図面三枚、等が書いてありますが、資金面や完成予定がありません。聞いたが分からないとのことでした。

今日は入学試験日。何時もは閉まっている扉が開け放たれて、出入自由です。大勢の人が出入りしているので誰も咎めません。ラッキー！

今日は入学試験日。何時もは閉まっている扉が開け放たれて、出入自由です。大勢の人が出入りしているので誰も咎めません。ラッキー！

門を入ると右に荷花池があり、その中に東屋があります。

人が入らないように柵が作られています。

中を覗くとガラクタが見えます。

見ての通り崩壊してます。

中にはガラクタが入っています。

墓の跡のような盛土があります。

どうにか形を残してますが、崩壊寸前です。

どちらから見ても長くはありません

子龍廟があった証拠、子龍廟の門前街は残っている。

今日は期待以上の収穫があり、喜んで成都に帰ります。

１４元、１時間ほどで着きます。

隣接する市内バス駅、これで望江楼公園へ行きます。

万里橋は今の南門大橋で、三国時代に諸葛孔明が呉と連携して魏に対抗するため費偉を呉に使者として派遣したとき、費偉はその任務の重さと道の遠さを思い、「万里之行始于此」と言ったことにちなんで万里橋と呼ばれるようになった橋である。昔の成都の玄関口であった

橋脚の飾りが昔を偲ばせる

老沈青年旅舎でドミトリーもあり、経営者の奥さんが日本人なので従業員も日本語が出来る、客も日本人が多い。個室で８０元でした。

成都市内のタクシーはオイル代として一回の乗車で１元加算される。