2010年4月　恵那山(25)

2010/04/17 - 2010/04/18

日本百名山・恵那山に登ってきました。

林道駐車場－広河原登山口－山頂広場－山頂小屋、２１９１Ｍ地点（と思われるあたり）－山頂広場－広河原登山口－林道駐車場－昼神温泉－大阪泊

エリア 恵那(岐阜)

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 新幹線 私鉄 自家用車 徒歩

３週間前に途中撤退した恵那山に、リベンジ登頂に来ました。
９時２０分、林道の通行止めゲートから歩行開始。

しばらく林道歩き。
直前まで降っていた雪まじりの雨がやみ、ガスも晴れ、青空が見えてきた！

林道崩壊地点通過。

トンネル通過。

９時４０分、広河原登山口から、いよいよ登山道に入る。

木の橋で川を渡る。
季節外れの新雪が少し積もっている。

登山道にも少し積雪あり。
しばらくは、眺望もなく、淡々とした登り（けっこう急坂）が続く。

天気は良好。

１０時５０分、１７１６Ｍ地点。
３週間前は、時間もなく、調子も悪く、ここで引き返した。

なお、この看板に「頂上まで１００分」と書いてあるが、信じて安心してはいけない・・・ここからがけっこうつらい。

突然、眺望の開ける尾根道に出る。

ここまで来ると、残雪（＋新雪）もそこそこ深くなる。
粘っこい雪で、けっこうつらい。

しかし、青と白のシンプルなコントラストが素晴らしい！

アイゼン無しで頑張ってきたが、急坂でズルズル滑り落ち始めたので、やむなく装着。
アイゼン付けてもつらい雪だった。

１２時２０分、「山頂まで３０分」の看板地点。
さっきの「山頂まで１００分」の看板から、普通よりは速い頑張ったペースで９０分歩いてきたのだが、計算が合わないな。。。

ここまで来ると、まだまだ雪山と言ってもいいくらいの状況だ。
油断せずに雪山装備で来てよかった。

やっと山頂らしき場所が見えてきた。

１２時５０分、山頂標識と三角点のある山頂広場に到着！
標高２１９０Ｍ。三角点は雪で確認できず。

山頂広場は樹林に囲まれて展望が開けないので、親切に展望台が設けられている。

しかし、登ってもほとんど景色は変わらない。。。

雪に埋もれたお宮。

山頂広場から少し離れた山頂小屋にも行ってみます。
恵那山の真の最高地点（２１９１Ｍ）も、山頂小屋の近くにあるらしい。

山頂小屋と思ったら、これはトイレ。

これが山頂小屋。

中にはストーブもある。

２１９１Ｍ地点を探したが、目印もなくよくわからない。
山頂小屋を見下ろす。

地図によれば、このお宮のあたりが怪しい。
見た感覚でも、このあたりが一番高そうだ。
２１９１Ｍ到達としよう。

山頂小屋でゆっくり昼食をとり、山頂広場に戻って、１３時４０分、下山開始。

登りは苦労したベタ雪も、降りは楽しい！
新雪を思う存分踏みしめて降りる。

南アルプスの山並みだろうか？

開けた尾根の気持ち良い降り。

１４時５０分、１７１６Ｍ地点。
ここから先、雪が薄くなり、木の根や石を踏むと面白いように滑り、２０回くらい（大げさでなく）転んだ。。。

コケながら降りたので、ぱったりとペースが落ち、１５時４０分、ようやく河原に戻る。
行きにあった新雪はすっかり消えている。春の雪は、はかないものだ。

落石に注意して、林道を駐車場まで帰る。

派手さはないが、重厚で、じわじわと心に沁みるような恵那山でした。

近くの昼神温泉で汗を流しました。

なんだか帰るのが面倒になり、岐阜羽島駅に車を乗り捨てて、新幹線で大阪に行って泊まりました。

大阪の夜は、今日も魅惑的です。

大阪の夜をたっぷり楽しみ、翌日はレッズのホーム戦なので、早朝発で帰りました（川崎に劇勝して、とうとう首位に！）。
由比ＰＡから見える富士山は、まだまだ真っ白。

恵那山、本当にじわじわと感慨がわいてくる良い山でした。
バッジはないので、久住山のを転用。

これで、敗退したままリベンジ未了の山は蔵王山（熊野岳）のみとなった。