2010年GW　至仏山(27)

2010/05/04 - 2010/05/04

日帰りで、尾瀬の至仏山、日光白根山の二山に登ってきました。
いずれも日本百名山です。

まずは、尾瀬の至仏山へ。

鳩待峠駐車場−小至仏山東面−至仏山頂−小至仏山東面−鳩待峠駐車場−（続く）

エリア 武尊・尾瀬・片品(群馬)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

この前登った会津駒ケ岳から、白い至仏山が実にきれいに見えて、登りたいと思っていました（その時の写真）。
調べると、至仏山は５月７日から６月３０日まで入山禁止、開山後もしばらくは鳩待峠までマイカー規制があるとのことで、今のうちに登ろうと決めました。

大型連休中なので鳩待峠駐車場は満車確実。
満車の場合、戸倉の駐車場からシャトルバス利用と面倒なので、とにかく早く行こうと思い、深夜２時に出発しました。
まだ暗い４時過ぎに鳩待峠駐車場到着。
車中泊の人たちで既にかなりの混雑だったが、駐車できた！

４時半、明るんできた鳩待峠休憩所。

至仏山登山口は鳩待峠駐車場のすぐ脇。
早く登りたくてうずうずしていたので、仮眠せずに出発することにした。

実は尾瀬に来たのは初めてなのです。

４時３５分、出発！

とてもわかりやすい案内図をもらえる。

まだ薄暗い。
これは月。

しばらくは、こんな感じの樹林帯を登っていく。
まだまだ残雪がたっぷりあるが、沈まず・滑らずの雪で、つぼ足で快適に歩ける。結局、最後までつぼ足で大丈夫だった。

木の間越しにちらちらと至仏山が見える。

背後がだいぶ明るくなってきた。
そろそろ日の出かな。

徐々に高度を上げていく。
トレースも目印も明瞭。
雪はだいぶ汚れてしまっているが、この時期なので仕方がない。

日が昇ったようだ。
左の山は燧ケ岳だ！

左のピークは小至仏山、右のどっしりとしたのが至仏山。
尾根伝いに行く。視界さえ良ければ、実にわかりやすいルートだ。

残雪は約２メートルといったところ。

お隣りの武尊山の眺めが見事！
鳩待峠駐車場が満車だった場合、この山か日光白根山に目標変更しようと思っていた。
雪のあるうちに登りたい山だ。

ルートを徐々に右に曲げていく。
目標がはっきりわかるだけに、気分的に楽な登山だ。

奥が燧ケ岳、その手前の雪原が尾瀬ヶ原だ。
朝もや気味だが、しっかり見える！

右に旋回を強め、小至仏山の頭が見えてきた。

小至仏山。
東面をトラバースするようだ。残雪期限定のショートカットかな？
山頂にも行けそうだが、ここは無理せずショートカットしよう。

小至仏山東面をトラバース中。

見上げる小至仏山。

トラバース終了。
至仏山が目の前に！

燧ケ岳と尾瀬ヶ原も手が届くよう！

振り返る小至仏山と、奥に武尊山。

自然の小さな十字架。

至仏山頂までもう一息。

６時５０分、至仏山頂到着！

標高２２２８メートル。

三角点。

本日の一番乗りかな？
気持ちいい！

燧ケ岳と尾瀬ヶ原。

武尊山。

上越国境の山並み。

同じく。

至仏山に登れたら、渋滞が始まる前に早々に帰るつもりだったが、予想外に早く（まだ朝７時）登頂でき、調子も良いので、オプションプランとして一応準備していた武尊山か日光白根山に登ることに決めた。
武尊山は登山口まで少し遠いので、日光白根山に登ろう。
７時１５分、下山開始。

武尊山を眺めながらの下りとなる。今日は行かないが、近いうちにこの山も登ろう。

歩きやすい雪で、ガンガン降りていく。
数え切れないくらいの登山者（山スキーヤーが多い）とすれ違う。
鳩待峠駐車場はもう満杯かな。

振り返る至仏山、快適な登山でした。

８時２０分、鳩待峠駐車場帰着。
やはり既に満車。

日光白根山を目指して、車で丸沼高原スキー場に向かいます。
（続く）

至仏山と尾瀬のバッジ。
燧ケ岳のバッジもこっそりと先物買いしてしまった。

御池駐車場までの道路も開通したようなので、今度は御池から燧ケ岳と三条の滝を目指したい。