2010年4月　会津駒ケ岳(26)、桧枝岐

2010/04/25 - 2010/04/25

日帰りで残雪の日本百名山・会津駒ケ岳に登ってきました。

滝沢登山口−駒ノ小屋−会津駒ケ岳山頂−駒ノ小屋−滝沢登山口−桧枝岐

エリア 尾瀬檜枝岐温泉・木賊温泉(福島)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車 徒歩

８時、桧枝岐村民野球場駐車場。
既にけっこうな台数が駐車している。

すぐ近くの滝沢登山口から登山開始。

しばらく渓流沿いの林道を行く。

８時３０分、登山道の入口。
このあたりは、もう雪がない。

いきなり、なかなかの急坂。。。

２０分ばかり登ると、一面の残雪に。
かなりの急坂でつらいので、アイゼン装着。
スキーやスノボを担いで登る人はつらそうだ。

所々、物すごい急傾斜があります。
思ったよりも、しんどい登山になりそうだ。

傾斜も落ち着き、樹林の中を縫うように登っていく。

快晴で、素晴らしい眺望！

ちょこんと頭を出しているのは、関東以北最高峰の日光白根山かな。
今日は、日光白根と会津駒のどちらに登るか迷ったが、早く起きられたので、より遠い会津駒に来ました。

会津駒は尾瀬のお隣りだ。
これは燧ケ岳。後半は、常にこの雄姿を見ながらの登山となる。

日光方面、男体山や女峰山のあたりだろうか。

眺望に励まされながらも、なかなかつらい登りが断続的に続きます。

ようやく会津駒の山頂が見えてきた。
ゲレンデのようなきつい雪斜面を登っていきます。

燧ケ岳の右奥は至仏山だろうか。
とにかく、見事なコンビだ！

１１時０５分、駒ノ小屋に到着。
まだまだ雪に埋もれている。

ここまで来ると、越後方面の眺望も開ける。
霜降り肉のすき焼きが食べたくなる。

会津駒山頂まであと少しだ。

ここまで登ってくると、山もまだまだ冬の表情。

山頂からスキーで滑り降りていく人。
気持ち良さそうでうらやましい。

山頂まであと少しだ。
空が広くて気持ち良い！
青と白だけのコントラスト、やっぱり雪山は良い！

１１時２５分、会津駒ケ岳山頂到着！

尾瀬方面。

日光方面。

この真っ白な壁はどこだろう？

越後方面。

標高２１３３Ｍ。

「頂上は、私が今までに得た多くの頂上の中でも、最もすばらしい一つであった。どちらを向いても山ばかり、その山々を名指すことで一時間は素早くすぎた。」（「日本百名山」深田久弥）

１２時、名残惜しいが下山開始。

駒ノ小屋に荷物を置いた団体さんが、にぎやかに登っていく。
静かなうちに山頂を楽しめてよかった。

きつかった登りだが、下りは楽しい！

山頂を見納めて、ガンガン降りていく。

１３時１０分、行きのアイゼン装着地点に戻る。
帰りもここでアイゼンを外す。

１３時２５分、登山道の入口に戻る。

１３時５５分、国道沿いの登山口に帰着。

会津駒は、広々として気持ち良い山だった。眺望も最高だった！

桧枝岐の集落を少し散策してみます。
陸の孤島と言われていた所で、独特の風俗が残っているらしい。
六地蔵。

板倉。

今どき珍しい火の見やぐら。

橋場のばんば。
悪縁切りを願ったハサミがたくさん納められている。。。

（追記）悪縁を切りたいときは新しいよく切れるハサミ、良縁を繋ぎ止めたいときは古い錆びた切れないハサミを納めるらしい。なるほど。

桧枝岐の舞台。現在、修復工事中。

客席は、こんな感じの石段。

客席から望む舞台。

桧枝岐温泉・燧の湯で汗を流しました。
アルカリ性の柔らかめの湯。露天風呂が気持ち良い。

バッジは買えなかったので、隣りの茶臼岳（那須岳）のを借用。