2010.3ウクライナ旅行18-キエフ，オデッサ間列車の旅　1　キエフ出発

2010/03/23 - 2010/03/23

旅行6日目，朝0820，ホテルのタクシーフロントにタクシー頼むと，常駐しているレンタカー会社AVISの職員がキエフ中央駅まで送ってくれた．100グリヴナ．これはとてもいいサービスだ．東欧圏でホテル前のタクシーに乗って，ぼられたことが，ポーランド，リトアニアであった．ホテル内のカウンターにあるAVISに頼むならこれほど安心できることはない．AVISにとっても，客を独占できるメリットがあろう．このホテル，朝食はサラダが多くて，満足．ATMや銀行もあった．風呂の水がロシア圏らしく濁っていたが，全体には合格．0835キエフ中央駅着．0902発23列車（モスクワKiyevskaya発2120発），これに揺られて10時間7分，オデッサには1909到着予定．1等2人コンパートメントはゆったりしていてのりやすかった．とりにくい乗車券をとっておいてくれた（本来はキエフーオデッサ間は出発2時間前より空席のみ販売）清瀬さんに感謝！子供のように期待が膨らむ．当初，通風窓を開けていたら，車掌さんに閉めろと言われてしまったが，その後は目を盗んで撮影，さなに日中になると，何箇所か暑くて開ける人がいたこと，車掌さんに日本のお土産をあげたことなどで，うるさく言われなくなったので，撮影できた．窓越しに撮影した写真はあまりきれいでないのでご勘弁を．1107最初の停車駅，Kozyatynに近づく．本当は黒土の大地をみたかったが，当然のことながら，線路の周りは防風林でかこまれ，あまり景色は良くなかった．

エリア ウクライナ

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: ターキッシュ エアラインズ

0617　朝は6時に起床，前の3/19-21の宿泊は11階だったが，今回は14階で眺めもいい．ふろの水の濁りはあいかわらず．すぐそばにスタジアムが建設されていた．

0742の写真，今日も晴れだ！

キエフ大学も赤い建物なのですぐわかる．

これが今日の乗車券，これほどわかりにくい乗車券ははじめて．ユーロ内だと英語でも書いてあるが，これではわからない．23列車，3/23　0902発，07号車らしいことはわかるが，座席番号はやっぱりわからない．

朝食はサラダが多くておいしい．前のブログにも書いたが合格

火曜日なので，ビジネスマンが多い．週末（3/19-21）に宿泊した時よりもずっと多い人数が食事にきていた．

すしバーがあるのを前の宿泊のときは気がつかなかった

0820　ホテルのタクシーと書いてある所で，頼んだらAVISの職員が直接駅まで送ってくれた．100グリヴナ．安い！

朝のキエフの街を行く

街中に工場がある

陸橋を渡る，向こうに見えるのがキエフ中央駅

陸橋渡って右に曲がる

0835　中央駅着

中に入る．大きな駅だ，どうも前のエスカレータでコンコースに行くらしい．左に電光掲示板がある．

モスクワーオデッサ　23列車書いてあった．0834着，0902発，2番線だ！

エスカレータを上る

2階のコンコースは広い，ホームは90度の方向，ここより各ホームに降りる

ここだ

まず先頭車へ！気持が高鳴る！すごい車両だ！

車両にモスクワの文字が見える

広軌の大きなレールだ！1524ｍｍ！新幹線より70ｍｍ近く広い！

0845　Kievまでの車両を切り離す．それでも結構の編成だ！

首都の駅にふさわしい大きな駅だ

各車両の前に改札員が必ず立つ．

オデッサ行，２等は古い車両

なかにはいろう，この１等の車掌さん，もう一人の女性とともに，オデッサまで同じ車両で行く，ほとんど車掌室にいなくて，あいている一番端のコンパートメントにいたが．．実にのんびりした仕事だ

なかにはいる，廊下

これが２人用コンパートメント．寝台列車なので非常に広く，昼までも寝ながら旅ができる．オデッサまでの10時間7分，疲れないで行けそうだ．普通の昼間の列車の席は1等でも6人のコンパートメントというヨーロッパの標準方式のようだ

いいねえベッドは

さっきの車掌さんがお茶をくれた．タダだと思ったら，オデッサ下車時に１杯10グリヴナとられた．まあ安いものだが．車両の端に湯沸かし器がある．

荷物を棚に，窓の上を1等は造花で飾っている．

大きな鏡が付いている

実はこの鏡平行になっていて無限鏡になっている

外を見ると作業している人がいる

時刻表，キエフの出発時間は違ったが，後はこの時刻ほぼ同じ．Kyiv0902発　
Kozyatyn　1109着1112発
Vinnytsya　1202着1208発
Zhmerynka　1259着1317発
Vapnjarka　1424着1426発
Rudnycja　　1458着1500発
Kodyma　　1522着1524発
Slobidka 1552着1554発
Kotovs'k 1624着1638発
Rozdil'na　1801着1803発
Odessa　Holovna　1907着　といったところ．
すべての駅の写真が撮れたらいい．
654ｋｍを10時間7分，表定速度64.5km，昭和初めの急行といったところか．高速道路はまっすぐオデッサに向かい，4時間程度の道のりだ．列車の旅はなんともぜいたくというか，ひまというか．でも途中駅から2等にはずいぶん乗ってきた．昼行急行の役割もしている．

0902いよいよ出発，窓を開けていたら車掌さんに閉めさせられた．なぜかな．後ではみな暑くて開けていたのに，実際は途中から開けて撮影した．車掌さんに日本の折り紙とたばこ（私は吸わない，お土産用，念のため）をあげたら，あとは見逃してくれた．そのため途中までは窓ガラスを通した写真となる．

キエフの街，線路沿いを道路が走る

列車とすれ違う

向こうに機関車が止まる

面白い貨物列車

ここまで約1時間フラストレーションをためる．ここでまず目を盗んで窓を開ける，そしてすぐに閉める．1003，キエフより70-75ｋｍの地点．

さすがウクライナ，大地が広がる

ずっと広大な大地が見られると思ったが，線路の周りは防風林で囲まれ，景色はあまり良くない．ときどき林が切れるときがシャッターチャンス．考えてみれば広い大地を走る時防風林は絶対必要だ．

川が流れている

今度はトイレの窓が開くことに気が付き，左側も写真が撮れることになる．まあ臭いところだが景色を撮るには仕方がない．

工場だ！

ここが連結部，向こうは2等車，食堂車（といっても売店だった．食事はなく，お菓子とビール，清涼飲料水だけ，じつはそれが昼食となる．見通し甘かった．パンくらい買っておくんだった）は3両先

出入り口

1045

1046小さな駅を通過

1046，キエフ出発後1時40分，最初のKozyatyn駅まであと20分弱

今回のコース，高速道路に比べて，ずっと大回りなのが分かる．