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莫高窟のご案内は、女性の研究員の方でした。流暢な日本語での説明でした。次の見学地は、鳩摩羅什の白馬伝説の塔です。鳩摩羅什(クラマジュ)は、玄奘三蔵法師と共に、二大訳聖と称されます。中国六朝時代の名僧です。写真撮影はできませんでしたが、敦煌市博物館にも立寄りました。現在、別の場所に新館が建設中とのことでした。<br />この日は、少し日が傾いてきたところで、鳴沙山と月牙泉を見学しました。ラクダにも乗って、砂漠の世界の体験でした。

2009夏、中国旅行記16(20/39:シルクロード):6月23日(4):敦煌、敦煌市博物館、白馬塔、月牙泉へ

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2009/06/21 - 2009/06/27

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

莫高窟のご案内は、女性の研究員の方でした。流暢な日本語での説明でした。次の見学地は、鳩摩羅什の白馬伝説の塔です。鳩摩羅什(クラマジュ)は、玄奘三蔵法師と共に、二大訳聖と称されます。中国六朝時代の名僧です。写真撮影はできませんでしたが、敦煌市博物館にも立寄りました。現在、別の場所に新館が建設中とのことでした。
この日は、少し日が傾いてきたところで、鳴沙山と月牙泉を見学しました。ラクダにも乗って、砂漠の世界の体験でした。

交通手段
観光バス

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  • ノカンゾウ(野萓草)の様なオレンジ色の野の花です。ノカンゾウですと、ユリ科ワスレグサ属の植物です。

    ノカンゾウ(野萓草)の様なオレンジ色の野の花です。ノカンゾウですと、ユリ科ワスレグサ属の植物です。

  • 夏の季節がよく似合う夾竹桃の赤い花です。満開の花や、枯れかかった花も混じっていました。

    夏の季節がよく似合う夾竹桃の赤い花です。満開の花や、枯れかかった花も混じっていました。

  • 敦煌市東大街に位置する敦煌市博物館の正面玄関の光景です。建築面積は2400平方メートル、4千件余りの文物が収蔵されています。展示物は次の三つの部に分かれています。<br />*第1部:敦煌莫高窟蔵経洞(第17窟)文書<br />*第2部:漢、三国、晋、隋、唐などの時代の陵墓からの出土品<br />*第3部:シルク、絹、紗、羅などの実物展示<br />

    敦煌市東大街に位置する敦煌市博物館の正面玄関の光景です。建築面積は2400平方メートル、4千件余りの文物が収蔵されています。展示物は次の三つの部に分かれています。
    *第1部:敦煌莫高窟蔵経洞(第17窟)文書
    *第2部:漢、三国、晋、隋、唐などの時代の陵墓からの出土品
    *第3部:シルク、絹、紗、羅などの実物展示

  • 敦煌市博物館の前庭にあったモニュメントです。少しユーモラスにデフォルメされたラクダ群像でした。

    敦煌市博物館の前庭にあったモニュメントです。少しユーモラスにデフォルメされたラクダ群像でした。

  • 白馬塔見学のチケット売り場の光景です。亀茲国の高僧、鳩摩羅什が4世紀末に敦煌を訪れた時、経典を積んでいた白馬が死んでしまいました。その死を悼み建立されたのが白馬塔とされます。

    白馬塔見学のチケット売り場の光景です。亀茲国の高僧、鳩摩羅什が4世紀末に敦煌を訪れた時、経典を積んでいた白馬が死んでしまいました。その死を悼み建立されたのが白馬塔とされます。

  • 入場した後に通った建物光景です。緑を主体にした極彩色に装飾されていました。

    入場した後に通った建物光景です。緑を主体にした極彩色に装飾されていました。

  • 白馬塔が建つ周りの光景です。この辺りは、1725年まで敦煌城があったとされる、敦煌故城と呼ばれる区域です。

    白馬塔が建つ周りの光景です。この辺りは、1725年まで敦煌城があったとされる、敦煌故城と呼ばれる区域です。

  • 『白馬塔解説図(?)』らしい文字があった壁画の一部の紹介です。高僧らしい人は、鳩摩羅什(クラマジュ)でしょうか。サンスクリット語の『クマラジーヴァ』の漢字への音訳のようです。

    『白馬塔解説図(?)』らしい文字があった壁画の一部の紹介です。高僧らしい人は、鳩摩羅什(クラマジュ)でしょうか。サンスクリット語の『クマラジーヴァ』の漢字への音訳のようです。

  • 白馬塔の光景です。敦煌市内からは2キロほどの至近距離にあり、鳩摩羅什により386年に創建されたと伝わります。白馬塔の高さ12メートル、直径は約7メートルとされます。

    白馬塔の光景です。敦煌市内からは2キロほどの至近距離にあり、鳩摩羅什により386年に創建されたと伝わります。白馬塔の高さ12メートル、直径は約7メートルとされます。

  • 白馬塔の上部のアップ光景です。白馬塔は386年に創建された後、幾度も再建工事が行われ、現在の塔は元時代(1271〜1368年)の再建とされます。

    白馬塔の上部のアップ光景です。白馬塔は386年に創建された後、幾度も再建工事が行われ、現在の塔は元時代(1271〜1368年)の再建とされます。

  • 白馬塔の側面光景です。基礎の部分は八角形、上部は円筒形をした九層建ての塔です。

    白馬塔の側面光景です。基礎の部分は八角形、上部は円筒形をした九層建ての塔です。

  • 白馬塔の中間部分のアップ光景です。鳩摩羅が乗って来た白馬が死んだのは、沙州城にあった普光寺とされ、その場所に、この白馬塔が建てられました。

    白馬塔の中間部分のアップ光景です。鳩摩羅が乗って来た白馬が死んだのは、沙州城にあった普光寺とされ、その場所に、この白馬塔が建てられました。

  • 白馬塔のことを解説した石碑です。たどたどしい文字ですが、内容はしっかりとした日本語の解説がありました。

    白馬塔のことを解説した石碑です。たどたどしい文字ですが、内容はしっかりとした日本語の解説がありました。

  • 白馬塔についての解説が記された石碑の周りの光景です。壁の様な造りでした。次は、鳩摩羅什(344〜413年)についての説明です。当時の亀茲国(きじこく)、現在の新疆ウイグル自治区クチャ県に生まれ、後秦の時代に長安に来て、約300巻の仏典を漢訳しました。三蔵法師、真諦と不空金剛を含めて四大訳経家とも呼ばれます。

    白馬塔についての解説が記された石碑の周りの光景です。壁の様な造りでした。次は、鳩摩羅什(344〜413年)についての説明です。当時の亀茲国(きじこく)、現在の新疆ウイグル自治区クチャ県に生まれ、後秦の時代に長安に来て、約300巻の仏典を漢訳しました。三蔵法師、真諦と不空金剛を含めて四大訳経家とも呼ばれます。

  • 鳩摩羅什(クラマジュ)らしい人物像と地理、建物などが描かれた壁の光景です。左端に『塔鎮魔真●』等の文字がありました。

    鳩摩羅什(クラマジュ)らしい人物像と地理、建物などが描かれた壁の光景です。左端に『塔鎮魔真●』等の文字がありました。

  • 公園のように整備された白馬塔があった一角の光景です。青々とした木々の緑が印象的でした。

    公園のように整備された白馬塔があった一角の光景です。青々とした木々の緑が印象的でした。

  • 平屋の建物の側面光景です。壊された建物の壁面だけが、塀の一部として残されたようにも見えました。

    平屋の建物の側面光景です。壊された建物の壁面だけが、塀の一部として残されたようにも見えました。

  • 印章的だった木々のアップ光景です。青空には、僅かばかり、白い雲が出ていました。

    印章的だった木々のアップ光景です。青空には、僅かばかり、白い雲が出ていました。

  • ちょうど見頃になっていた真っ赤なバラの花です。中輪の大きさでした。

    ちょうど見頃になっていた真っ赤なバラの花です。中輪の大きさでした。

  • 満開を過ぎてしまった白いバラの花です。バラには薔薇の感じが当てられますが、漢字では、『玫瑰(まいかい)』の異称もあります。

    満開を過ぎてしまった白いバラの花です。バラには薔薇の感じが当てられますが、漢字では、『玫瑰(まいかい)』の異称もあります。

  • ヒルガオ(昼顔)の花でしょうか、真昼の時間帯ですが、萎れる朝顔と違って満開でした。

    ヒルガオ(昼顔)の花でしょうか、真昼の時間帯ですが、萎れる朝顔と違って満開でした。

  • 鮮やかなピンクの花を咲かせたタチアオイ(立葵)です。今回のシルクロードの旅では、各地で見かけました。

    鮮やかなピンクの花を咲かせたタチアオイ(立葵)です。今回のシルクロードの旅では、各地で見かけました。

  • ミヤコワスレ(都忘れ)によく似た花です。近縁種かも知れませんが、キク科の野草には間違いありません。

    ミヤコワスレ(都忘れ)によく似た花です。近縁種かも知れませんが、キク科の野草には間違いありません。

  • 白馬塔の見学を終えて、次は砂漠の中のオアシス、三日月の形をした月牙泉の見学です。中国では三日月のことを月牙と呼ぶことからの命名です。薬泉の呼び名もあります。

    白馬塔の見学を終えて、次は砂漠の中のオアシス、三日月の形をした月牙泉の見学です。中国では三日月のことを月牙と呼ぶことからの命名です。薬泉の呼び名もあります。

  • 月牙泉の見学の前の準備です。貸靴屋さんに立ち寄りました。砂漠を歩くのに不可欠なグッズです。

    月牙泉の見学の前の準備です。貸靴屋さんに立ち寄りました。砂漠を歩くのに不可欠なグッズです。

  • 貸靴屋さんで準備が整った皆さん方です。オレンジ色の長靴が砂漠の砂が入り込むのを防いでくれます。

    貸靴屋さんで準備が整った皆さん方です。オレンジ色の長靴が砂漠の砂が入り込むのを防いでくれます。

  • 少し時間を巻き戻して、貸靴屋さんでの光景です。オレンジ色の靴を履き、しっかりと2箇所を紐で縛りました。膝下と、足首付近の2箇所です。

    少し時間を巻き戻して、貸靴屋さんでの光景です。オレンジ色の靴を履き、しっかりと2箇所を紐で縛りました。膝下と、足首付近の2箇所です。

  • 貸靴屋さんから月牙泉までは、数百メートルの距離でしたから、あるいて向かいました。月牙泉の入口に到着です。『鳴沙山月牙泉風景名勝区』の文字が刻まれた立派な石碑が迎えてくれました。

    貸靴屋さんから月牙泉までは、数百メートルの距離でしたから、あるいて向かいました。月牙泉の入口に到着です。『鳴沙山月牙泉風景名勝区』の文字が刻まれた立派な石碑が迎えてくれました。

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