2008/11/15 - 2008/11/19
3526位(同エリア5322件中)
旅人のくまさんさん
- 旅人のくまさんさんTOP
- 旅行記6398冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 5,389,719アクセス
- フォロワー204人
世界文化遺産の頤和園見学の続きです。ゆっくりと昆明湖湖畔を散策することが出来ました。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- その他
-
西太后の居室であり食堂だった、楽壽堂の前の置物紹介の続きです。西太后の食事は、主菜が60皿、菓子・果物30皿、山海の珍味が120皿に及び、食費は、一日白銀60両、白米5トンを買うことができたと伝えられます。
-
楽壽堂の前の置物光景です。ここで過ごすことが多かった西太后は、満州出身で、清の咸豊帝妃、同治帝の母に当たります。
-
楽寿殿に掛かっていた額の1つです。右から読むのでしょうか、仁以山悦の四文字です。中央上部の赤い落款は、光緒御筆のように見えます。
-
一段と煌びやかな楽寿殿の額です。三文字の一番上の文字は難しい字です。下二文字は月門です。その横には満州文字がありました。
-
風情のある塀の光景です。一区切りごとに窓が開けられていました。
-
再集合の時間を決めて、自由行動となった場所近くです。天候にも恵まれ、大勢の観光客が行き交っていました。
-
建物の装飾と木組のアップです。土筆を逆さかにしたような部材が印象的でした。隙間無く彩色され、贅を尽くした装飾です。
-
1990年に完成した長廊は、世界で最も長い画廊と評されました。273間、全長728メートルに及ぶ長廊に描かれた装飾画の紹介です。最初は柳の図です。
-
1万4千枚に及ぶとされる長廊に描かれた絵の題材は、中国の古典や神話、日本でもお馴染みの三国志、西遊記や水滸伝の場面が多くあります。親子のような2人の人物が描かれた絵です。
-
紅白の花が描かれています。牡丹でしょうか。半円型の枠の中だけでなく、その周りも絵で埋められています。
-
この昆明湖の畔で目にした光景です。杭州の西湖をモデルにした絵も多く残っているようですが、これは昆明湖自体が題材のようです。
-
険しい岩山と湖を描いた山水画です。乾隆帝は画家を派遣して、杭州の西湖を始め、各地をスケッチさせたようです。
-
描かれているのは二人の人物です。右の人物は、豚が擬人化されています。西遊記の一場面でしょうか。写真左下には、雀が描かれています。
-
湖と周りの山々、右手には2層屋根の東屋が描かれています。乾隆帝が画家を派遣してスケッチさせた、西湖の景色のようです。
-
光の具合で、夕暮れのような写真になりました。湖畔から眺めた昆明湖の景色です。
-
ずらりと並んだ屋根付の遊覧船です。寒い時期には開店休業のようです。その背後には、高い石垣の上に楼閣がありました。
-
長廊に沿って作られた散策路の石畳です。大きな石ではなく、玉砂利や瓦のようなものを使って、模様が描かれていました。
-
纏めてその模様を紹介します。この絵は、右手から眺めますと、3、4層の楼閣が描かれています。
-
こちらは分かりやすい五弁の花模様です。いずれの絵も、細長い部分は瓦のようです。不要になった物か、一部が欠けた物の再利用でしょうか。
-
長廊にある春夏秋冬を表す『留佳』『寄瀾』『秋水』及び『清遥』と名付けられた四つの八角屋根の東屋の一つだったでしょうか。乾隆御筆の落款がありました。
-
立派な造りの東屋でしたから、少し詳しく写真紹介します。ゆったりとした額の文字は、乾隆帝の書と直感で分かりました。
-
二重になった屋根のアップです。彩色も新しく、修復作業が行われたようです。瓦だけが年代を感じさせます。
-
内部の装飾です。こちらも色鮮やかですから、修復作業が行われているようです。東屋内部の装飾とは思えない豪華さです。
-
立派な東屋の見学を終えて、湖畔の散策路の方に戻りました。石畳に映る木々の陰が、長く伸びてきました。
-
右手に見える長廊と、そこから分岐して昆明湖の方に延びた回廊です。
-
日が傾き始めた昆明湖の眺めです。この日の昆明湖では、船の姿はほとんど見掛けませんでした。
-
望遠を使ってアップした橋の光景です。17孔橋と呼ばれる石橋のようです。昆明湖の景観アクセントの一つです。
-
寄瀾亭の額です。乾隆帝の揮毫とは、少しイメージが違うようです。瀾は波の意味です。湖畔の東屋です。
-
かなり傾いてきた西日を木々の端に入れての撮影です。星型の光になりました。
-
少し冷え込んだ日でしたが、存分に昆明湖湖畔の散策を楽しむことが出来ました。行き交う人も完全防寒でした。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2008秋、中国旅行記15(下巻)
-
前の旅行記
2008秋、中国旅行記15(29/37):11月18日(7):北京郊外、頤和園、昆明湖、仏香閣
2008/11/15~
北京
-
次の旅行記
2008秋、中国旅行記15(31/37):11月18日(9):北京郊外、頤和園、仏香閣、長廊、昆明湖
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(21/37):11月17日(10):天壇公園、皇穹宇、1906年に再建の祈念殿
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(22/37):11月17日(11):北京、天壇公園、祈念殿、柏の古木
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(23/37):11月18日(1):北京郊外、盧溝橋、獅子像、盧溝暁月碑
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(24/37):11月18日(2):北京、盧溝橋、獅子像、盧溝橋城郭
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(25/37):11月18日(3):北京郊外、周口店、博物館、猿人洞、北京猿人
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(26/37):11月18日(4):周口店、猿人洞、鳩の洞、犬歯虎
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(27/37):11月18日(5):北京動物園、四川省から疎開中のパンダ
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(28/37):11月18日(6):北京郊外、頤和園、仁壽殿、麒麟像、奇石群
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(29/37):11月18日(7):北京郊外、頤和園、昆明湖、仏香閣
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(30/37):11月18日(8):北京郊外、頤和園、長廊、楽壽堂、昆明湖
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(31/37):11月18日(9):北京郊外、頤和園、仏香閣、長廊、昆明湖
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(32/37:本文完):11月19日:帰国、北京から陸路天津へ、空路セントレアへ
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(33/37:補遺1):定陵博物館、定陵出土品
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(34/37:補遺2):故宮博物院(1)、溥儀遺品
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(35/37:補遺2):故宮博物院(2)、時計コレクション
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(36/37:補遺2):故宮博物院(3)、玉製装飾品
2008/11/15~
北京
-
2008秋、中国旅行記15(37/37:補遺3):周口店博物館、北京原人(猿人)、ジャワ原人
2008/11/15~
北京
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2008秋、中国旅行記15(下巻)
0
30