2008秋、中国旅行記15(31/37)：11月18日(9)：北京郊外、頤和園、仏香閣、長廊、昆明湖

2008/11/15 - 2008/11/19

世界文化遺産の頤和園紹介の締め括りです。国が傾く程の資金が注ぎ込まれた大庭園です。

エリア 北京(中国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: その他

最後に頤和園のシンボル、仏香閣に別れを告げました。現在の建物は、光緒年間に再建されたものが、1953年の大改修を経て蘇ったものです。

昆明湖の湖畔に並ぶ、石の欄干の光景です。昆明湖は、頤和園の面積の7割ほどを占めるとされます。清朝絶頂期に作られました。

右手に昆明湖を入れた、その界隈の光景です。仏香閣の正面まで湖畔を歩き、同じ道を戻って行きました。

昆明湖沿いに750m続くとされる長廊です。往きにも撮影しましたが、今度は帰り道での撮影です。母思いの乾隆帝が、散歩道として作らせたと、現地ガイドさんが説明されていました。

街路樹を手前に入れて、その先の長廊の撮影です。長廊は、世界最長の『画廊』かも知れません。

はっきりとは文字が読み取れませんが、夕雲凝紫の文字でしょうか。長廊の中間には、留佳、寄瀾、秋水、清遥の4つの亭があります。

石造建築に描かれた文様です。花模様か、或いは幾何学模様風です。

昆明湖に張り出した部分のアップです。桟橋として使われているようです。昆明の見学の出発点近くです。

小勢の観光客の方が湖畔の通りを歩いていました。左向きの方々は、これから長廊方面の見学に向かわれるようです。

昆明湖に面した長い建物です。入口の両脇には繁字体の漢文がありました。右側が彩雲寶樹瓊田暁、左側が山霞琪花緑瀾香です。

前方のコーナーを、右に直角に折れますと出発点の方角になります。ずっと石の欄干が続いていました。

振り返っての撮影です。壁に四角や扇型の窓が連続して見えます。内側から、窓に描かれた花鳥風月を撮影した場所です。

カメラのズームを一杯に効かしての撮影です。右手方面に、高い楼閣が見えました。10層ほどはあるようです。

再集合場所に戻ってきました。約束の時間までは、もう少し余裕がありました。現地ガイドさんと顔を合わせた後、近くを散策です。

早めに集合場所に戻りましたので、その近くで撮影しました。窓を使った風情のある景色が楽しめました。竹に梅、それに盆栽の図です。

扇型に開けられた窓の景色です。窓のガラスに描かれた物は植物ですが、デフォルメされていて、詳しくは分かりません。

不規則に開けられた窓のように、周辺が黒く塗りつぶされているようです。力強いタッチで描かれた花と木の幹です。

六角形に開けられた窓です。菊の花などが描かれているようです。

長方形の角が切り込んだように模様になった窓です。左手に描かれたのは穴が開いた奇石のようです。黄色とオレンジの花が一緒に描かれています。

あまり手入れはされていないようですが、藤棚でしょうか。その奥には、丸い穴が開けられた白壁がありました。

全員が約束の時間に集合して、頤和園を後にした、その途中での撮影です。塀と古木がある、庭園片隅の光景です。

一際高い冬木立の上に、黒い塊がありました。カササギがかけた巣のようです。韓国旅行の時に、よく見掛けた光景です。

少し日が翳り始めて、色濃くなったベンガラ色の塀です。その壁に、公孫樹の黄葉がよく似合いました。

頤和園を出て、その界隈の光景です。黒屋根の落ち着いた雰囲気の古い町並みがありました。その破風を、西日が茜に染め始めました。

この日の夜もオプショナルの観劇を申し込んでいました。カンフー・ショーです。親元を離れ、カンフーのお寺に預けられた小さい子供が、逞しく育っていく物語です。

この日も劇の撮影は出来ませんでしたから、開演前に劇場内をあちこちを撮影してきました。お寺でカンフーの修行に励むお坊さん達の図です。

劇場内のロビーの光景です。飾ってあったのは、カンフー物語に関する名場面の絵のようです。

主人公の子供時代を演じた子役の方です。幕が開く前に、僧服を着て、木魚を敲きながら、お披露目をしていました。

劇の始まりの部分です。現地ガイドさんから、駄目もとで撮影してみたら?とお聞きして1、2枚撮影しました。

フラッシュは焚きませんでしたが、予想通り係りの人が撮影禁止を告げに飛んできました。観劇を終えて外の光景です。3日間の劇の内では、一番見応えがありました。