2008/11/15 - 2008/11/19
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旅人のくまさんさん
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今回の旅行で最後の世界遺産、頤和園の見学です。防寒対策を万全にしての見学でした。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- その他
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今回の6箇所の世界遺産見学の最後の地、頤和園の紹介です。その頤和園の額です。世界遺産に登録されたのは、1998年のことです。
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ブロンズ製の立派な狛犬です。頤和園の起源は、1153年、金朝の海陵王が、現在の頤和園内の香山、玉泉山に金山行宮を設置した頃に遡るようです。
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歴史を感じさせる古い門です。仁壽門の額がありました。漢字の横に、蒙古文字の表記もありました。門の奥には、巨大な奇石が見えています。
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門の軒下部分のアップです。1860年天津条約の批准を強いるイギリス・フランス連合軍の侵入の際、焼き払われて廃墟となった庭園が1888年に復興され、頤和園と改名されました。
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同じく仁壽門のアップです。頤和園を改修させた西太后は、海軍の予算を流用したとされます。多額の費用を要したため、後の日清戦争の敗北の原因となったともされます。
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門のシルエットを入れての撮影です。1888年に復興されたものの、義和団事件の際、1900年に八カ国連合軍が侵入し、再び破壊されました。現存のものは1903年に復旧したものです。
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同じくシルエットになった入口からの建物と樹木がある光景です。かなり冷え込んでいましたが、絶好の観光日和でした。
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仁壽門を潜って、正面にあった最初の建物です。仁壽殿の額がありました。再建された際に、勤政殿の名が改められたともされます。
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繊細な造りの壁と大屋根のアップです。装飾には金箔も使われているようです。その中央に、ブロンズ製の置物の頭が見えていました。
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頭が見えていたブロンズ像のアップです。想像上の動物、麒麟像でした。現地ガイドさんは、日本の麒麟麦酒のデザインに使われた像と説明されていました。
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麒麟像の横顔です。顔は龍に似て、牛の尾と馬の蹄を持ち、雄は頭に角を持つとされます。『麒』を雄、『麟』を雌とする説もあります。
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右奥に、穴がたくさん開いた白い奇石を入れての、麒麟像の撮影です。麒麟は鳳凰と並ぶ聖獣です。
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横から眺めた麒麟の全身像です。1000年を生き、その鳴声は音階に一致し、歩いた跡は正確な円になり、曲がる時は直角に曲がるとされます。
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麒麟像の台座の部分の石の彫刻です。麒麟は普段の性質は非常に穏やかで優しく、足元の虫や植物を踏むことさえ恐れる程、殺生を嫌うとされます。
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鋳造の文様のアップです。絡み合った唐草等がありました。
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麒麟の説明看板です。乾隆年間の鋳造されたとあります。日本語表記はありませんが、中国語表記では、龍頭、獅尾、牛蹄、鹿角等のほか、瑞獣や避邪的作用の文字も見えます。
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巨大な奇石です。中国最大の皇帝庭園に相応しい大きさです。現地ガイドさんは、巨額の費用と時間を費やして運ばれたと解説されていました。
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たくさんの穴が開いた白い奇石です。中国では殊のほか、奇石が珍重されているようです。
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穴の開いた軌跡とイメージが似た別の奇石です。先ほどの奇石は穴が貫通していましたが、、こちらは貫通はしていません。
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巨大な奇石の別の角度からの眺めです。良くぞ、こんな大きな岩を運ぶ気になったものです。権力の成せる業でしょうか。
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仁壽殿を囲む塀の内側の光景です。立派な彫刻が施されていました。
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仁壽殿の前庭にあった奇石の一つです。ほかの奇石に比べますと、少し小振りでした。
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仁壽殿の大屋根と、その前の庭木の光景です。仁壽殿の大屋根は、頂上部分が丸くなった様式でした。山西省でも、同じ形の寺院屋根がありました。
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線香立てでしょうか。青銅か黄銅製の立派な造りです。写真からは切れていますが、鼎足です。
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先ほどの麒麟とは別の置物です。麒麟は5mの大きさになるとされますが、こちらはそのお孫さんくらいの大きさです。
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仁壽殿の周りの見学を終えて、昆明湖岸に向かう途中の撮影です。仁壽殿に向かって左手に当たる場所です。蔦に覆われた塀や石です。
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仁壽殿の周りの建物です。先端部分には、しっかりと避雷装置の線が張ってありました。
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仁壽殿かその周りの建物の破風です。屋根の頭が丸くなっているのがよく分かります。ベンガラ色をベースに、金色の文様です。
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昆明湖岸が見えてきました。古くは、首都の水源として作られたと言われる、巨大な人造湖です。
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これも奇石の一つです。建物の横に飾ってありました。石の台座に、セメントのようなもので固めてありました。
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