2005早春、中国旅行記6(23完)：2月13日：上海から名古屋国際空港へ

2005/02/08 - 2005/02/13

＜2005年2月13日(日)＞

　5泊6日の楽しい旅行も終わってしまいました。昨晩は遅くまで初戎の花火、爆竹を楽しみましたが、5時には起床しました。6時半に自宅を出発の予定のためです。昨日までに帰国の準備をしていましたので、もっと遅い時間に起きても良かったのですが、寝坊しないよう、どうしても早い時間になって仕舞いました。

＜少し遅かったチョウさん＞
　昨晩、虹橋の足裏マッサージからの帰りにEnちゃんからお聞きした｢チョウさんは、どうしても12時前には家に帰りたがっています。初戎の花火、爆竹の用意がしてあるのでしょう｣という話は既に紹介しました。チョウさんが住まわれているのが上海の東北方面なので、家に送ってもらった後、もう一走りがあります。しかし、時間の余裕がありましたから、チョウさんは間違いなく12時前には家に帰り着いたことでしょう。
　ところが、この日の朝、珍しくチョウさんの車が、約束の時間までに到着しませんでした。Enちゃんの話では｢遅くまで家で爆竹や花火をやって、眠る時間が少なくなったのでしょう｣とのことでした。頃合いを見計らって電話を入れられ、多少遅れたものの、順調に高速道路を走って、2時間前には上海空港に到着しました。
　出発は遅れましたが、到着の時間は当初の予定通りでした。チョウさんも普段より多少飛ばしていたようです。しかし、空港が近づき、時速制限が40kmになると、一気に速度ダウンしました。カメラによる自動取締りが実施されているためです。早め早めの行動でしたから、この高速道路でも、旧正月のラッシュに巻き込まれることはありませんでした。Enちゃんの旅行作戦の成功でした。

＜上海出発＞
　さすがに空港内は普段より込み合っていました。しかし、昨年秋の時に比べれば、大したことはありませんでした。搭乗はバスでの移動でした。そのバスは遅い人が乗るまで待ちましたから、動き出した時は既に出発の時間を過ぎていました。正確な時間を確認したわけではありませんが、30分ほどは出発が遅れたようです。
　機内はほぼ満席でしたが、普段より1時間程より早いフライトでしたから、ところどころに空席がありました。往きと同じ中国東方航空機でした。機内にワインが用意してなかったのが少し残念でした。
　2時間少しのフライトですから、ソウルからの帰りの時間とほとんど変わりません。海上を過ぎたと思ったら、あっという間に日本上空です。島が見えましたから、大陸の東海岸付近を飛んでいるのかと思いましたが、既に瀬戸内海上空でした。

＜名古屋到着＞
　三重県の上空を過ぎて伊勢湾に差し掛かりましたが、そのまま北上せずに、かなり東寄りのコースを取りました。上海空港離陸が30分程は遅れましたので、直ぐには着陸許可が下りなかったためでしょう。時間調整のために遠回りをしたようです。
　無事に到着した名古屋は薄曇りでした。時差も1時間、気温もほとんど変わりませんので、この日の午後は、早速写真の整理をするなど、フルに活用できました。夜までには900枚ほどの整理が完了しました。
　名古屋空港からはいつも通り、西春駅まで名鉄バスを利用しました。そのバス停には路線廃止の張り紙がありました。今月の１７日のセントレア空港の開港に伴うものです。長い間利用させて頂きましたが、この日が乗り納めになりました。この後は愛知県営の小型機専用の飛行場となり、国内線もセントレア空港に移行されます。長い間利用させて頂き、本当に有難うございました。

＜謝辞＞
　前回の上海、杭州旅行が、｢今までで一番楽しかった旅｣でした。今回、この旅行が2番目になり、｢新年好！上海、朱家角の旅｣が一番に置き換わりました。この旅を実現して頂いたOgさんと奥様のEnさんに、心から厚くお礼申し上げます。旅行中ずっと、自宅にも泊めていただき、本当にお世話様になりました。
　そして、今回もS.P.先生、Ya先生ともご楽しい食事を一緒にさせていただきEnさんの通訳で、色々と楽しい話や、役に立つお話も伺いました。Ya先生ともMyちゃんを通じて、色々とお話を伺いました。自分自身の語学力のなさが、全く苦にならない楽しい食事でした。本当に皆様方のお世話様になりました。心から厚くお礼を申し上げます。
　今回の旅行で楽しみにしていたのが、オペラ座の怪人の観劇でした。これもEnさんからお父様のS.P.先生を通じて願ってもない素晴らしい場所を予約して頂きました。このことだけでもお礼のしようがないくらい、感謝の気持ちで一杯です。充実した観劇を、心ゆくまで堪能させて頂きました。素晴らしい舞台に、本当にあっという間に時が過ぎました。
　最初の3日間、ご一緒に旅行をさせていただきましたH.K.さん、S.T.さんにも、記して厚くお礼を申し上げます。最初の日の夜、還暦祝いの席での、抹茶の振る舞い、中日友好の輪が繋がって、広がった実感が湧きました。
　ほかにも記してお礼を言うべき方が多くありますが、失礼ではございますが、重ねて、皆様方に厚くお礼を申し上げままして、この小冊子の締め括りとさせて頂きます。　非常感謝　謝謝
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（本文　完）

エリア 上海(中国)

いつものチョウさんに送っていただいて、上海空港に到着です。チョウさんも、爆竹と花火で夜更かしをされたようでした。

皆さん揃ってさわやかな顔で帰国の日を迎えました。カメラマン役の私も同じでした。月並みな言葉ながら、あっという間に6日間が過ぎました。

中国での旧正月の移動はウン億人とも聞いたことがあります。そのラッシュに巻き込まれないよう、早目の時間での帰国でした。

空港の最寄り駅は名鉄西春駅です。この間の定期路線は、セントレア開港に合わせ、廃止の表示がありました。

出発が少し遅れましたので、名古屋への到着も遅れました。着陸許可が下りず、大分、東方面に大回りしていたようです。

常滑沖にセントレア空港ができて、もう直ぐ国際線から愛知県営に代わる名古屋空港です。空港からバスで西春駅まで行き、ここからは地下鉄で直行です。このコースも最後になりました。