上海旅行記(ブログ) 一覧に戻る
<2005年2月8日(火)><br /><br /> この日のメモです。「4時30分起床、5時30分、リュック1つで出発、地下鉄原駅へ。6時45分名古屋空港到着。時差1時間、10時30分(現地時間)上海到着。Enちゃんの出迎え。名古屋曇り、上海小雨」<br /> 5泊6日の上海、朱家角の旅の始まりの日です。今回は残り少なくなった、小牧の名古屋空港からの最後の出発になりました。帰国も名古屋空港になります。<br /><br /><名古屋空港集合、出発><br /> 早い時間なので、まだ通勤の人も疎らな地下鉄でした。犬山行きが出た後なので上小田井駅乗換えとなりましたが、直ぐに西春方面の電車がやって来ました。家を出て1時間と15分余り、予定通りの名古屋空港到着となりました。今回が小牧の名古屋空港利用の最後となると、少し感慨深いものがありました。<br /> 空港の国際線3階の出発ロビーには、既にOgさん、KnちゃんToちゃんが到着されていました。Ogさんが車で回って、ご一緒されたそうです。キャスターには沢山の荷物が積んでありましたが、これはどうやらEnちゃんからの頼みで、Ogさんが運び役になったもののようでした。還暦祝いの席などで配られるお土産などのようです。<br /> Myちゃんはバスで空港までやって来るとのことで、7時5分が到着予定時刻でした。フライトまでは2時間以上の余裕がある朝の時間でした。出発ロビーの混み具合も、大したことがありませんでした。まずは、空港レストランで揃って軽食を摂り、出国審査を受けました。<br /> 2月17日の新国際空港、セントレアの開港を間近に控えて、免税店ショップは様変わりしていました。既に引越しを終えたお店のコーナーは、布で覆われたり、間仕切りがありました。私の旅の友であるオールドパーを買い求めようと、店の人に訪ねたら、  「酒類の販売は終了しました」と、あっけない返事でした。<br /><br /><上海到着、自宅へ><br /> 順調なフライトで、無事上海空港へ着きました。入国審査は直ぐに済みました。空港は新年の飾りつけがあちこちに見られました。既に正月気分です。預けた荷物も何のトラブルも無く引き取ることができました。<br /> 空港では先に帰国されていたEnちゃんが出迎えてくれました。前回の旅行でお世話になったチョウさんが愛用のマイクロバスでご一緒です。一番時間が掛かったのが空港内の銀行での両替でした。列が長いのではなく、一人当たりの時間がかかり過ぎでした。でも、今回が初めてではないので、諦めて列に並びました。<br /> 換金レートは上海浦東発展銀行発行のレシートで0.07811元/円でした。円の方から逆算しますと、約12.8円/元でした。通常13円程度ですから、少し円が上がっていました。手数料は25元、日本円換算では320円程度です。そのレシートに印字された時刻は、現地時間で11時04分でした。前回の旅行の残金が、1000元ほど手元に有りましたので、3万円だけを両替しました。<br /> 自宅まではチョウさんの運転でスムーズに到着しました。大晦日で高速道路も混んでいないようでした。自宅へ到着して早速部屋割りです。私は前回と同じ和室にさせていただきました。その部屋にはコタツが用意されていました。<br /> 初めて泊まられるToちゃんは、Enちゃんの先導で、Knちゃんとご一緒に新築の家の見学をされました。このお宅の各部屋の設備、什器類を見学させていただいて、驚かない人はありません。多分、Toちゃんも同様の感想だったでしょう。<br /><br /><昼食、近所のスーパーマーケット><br /> 部屋に荷物を置いた後、揃って近所の店に昼食に出かけました。前回ブランチで利用した、黒人の方が経営している喫茶店は旧正月休みでしたから、「東港漁村」と言う名前の別の店になりました。店の看板ではエビ料理などを強調していました。<br /> お店は空いていました。多分、大晦日、新年の準備で、各家庭とも大忙しの時間帯なのでしょう。お店に入った左側の席に陣取って、このお店での食事から、今回旅行記の隠れた副題、グルメツアーが開始です。皆さんに人気があったのが、大きなアンマン、ホイールで包んだキャベツ料理などでした。たっぷりと黒酢を付けた料理も、美味しく戴きました。デザートのスイカは薄く切ってありましたが、甘味、風味は申し分ありませんでした。普段は余りフルートを食べませんが、旅行の時は別です。<br /> 食事の後は、恒例になったスーパーマッケット巡りです。この日はまだ買い込むのが主な目的ではなく、お土産などの下調べです。大晦日に開店していることは、Enちゃんが事前に調べてくれていました。日本の大晦日と同じ風景でした。店内は、纏め買の人で賑わっていました。<br /><br /><電車での外出、飲茶の店><br /> 外出は電車にしました。私は地下鉄の乗車経験はありましたが、電車は始めてです。願っても無いことでした。5号線の銀都路駅から地下鉄1号線の乗換駅までは2駅、2元、日本円では26円程度です。日本の料金と比べると、初乗り料金はざっと1/5と言ったところです。<br /> 銀都路駅から乗換駅までは混んでいませんでした。しかし、1号線での乗換えの時の席取り合戦は見応えがありました。日本ではデパートのバーゲンセールの風景と言ったところでしょう。女性にはとても敵いません。しかし、何とかOgさんと二人分の席は確保できました。力の鬩(せめ)ぎ合いの結果に生じた、一瞬の空白でした。(冗談です)<br /> 降りた駅は衡山路(ハンシャンルー)駅です。上海の人気スポットの1つです。最初は足裏マッサージのお店探しです。しかし、どこも旧正月での閉店でした。それで、次は飲茶のお店探しに変更です。<br /> 最初に、老舗の茶舗である唐韵茶坊を覗きました。しかし、夕方早く閉店したいとのことで、結局、諦めざるを得ませんでした。店員さん達も、早く帰って大晦日の爆竹をやりたいのでしょう。何とか断ろうと言う思いが、顔に出ていました。<br /> 諦めて入ったのが、道路を渡った近くの店でした。こちらは唐韵茶坊程は名が通っていないお店だと、Enちゃんからお聞きしました。こんな時が書き入れ時でしょう。直ぐに奥の席に通されました。頼んだのは烏龍茶のセットでした。最初にフルーツの山盛りが2つ出されました。このお店で、還暦祝いの席までの時間調整です。<br /> ゆっくりと飲茶を楽しんでいる内に、明り取りの窓を通して外が暗くなり始めたのが分かりました。それと符牒をあわせるように、近くで爆竹が鳴ったり、明り取りの窓に花火の閃光が見え始めました。そろそろ、飲茶の時間はお終いです。<br /><br /><Enちゃんの親戚の還暦祝><br /> 還暦祝いのお店までは、歩いて行ける距離でした。何度か車で通ったような、見覚えのある街路でした。奥のテーブルには主賓をはじめ皆さん方がお揃いでした。手前のテーブルには、S.P.先生とYa先生が既に着席されていました。お店の1階を貸切っての還暦祝いでした。<br /> この席でPnPnちゃんの同僚の方が2人出席されました。中国留学がきっかけで、上海の人になったAoさんとFuさんです。ある商社で現地採用された人達です。上海暮らしが、完璧に気に入られているようでした。日本と比べると時間が自由なのが、気に入ったとの話でした。<br /> 宴もたけなわになった頃、Toちゃんが日本から持参された道具、材料を使って抹茶の振る舞いをされることになりました。お店の人に頼んでお湯を融通していただき、茶碗、茶筅(ちゃせん)を使っての、本格的な所作のお茶です。<br /> 最初は還暦を迎えられた主賓の方からです。介添えとしてKnちゃん、通訳としてEnちゃんが付きっ切りでした。その結果、「美味しかった」とEnちゃんを通じて感想がありました。<br /> そのほかの出席者の方にも順次振舞われました。可愛らしい容器に入った、茶菓子も用意されていました。中日友好の輪が広がったような瞬間でした。この日の料理も美味しく戴きました。上海蟹も黒酢を付けて戴きました。<br /> 窓の横で華々しい爆竹が鳴り始めました。皆さんも、少しそわそわし始めたようです。還暦祝いの席も、そろそろ、お開きです。<br /><br /><ディスコ風のお店で><br /> 大いに盛り上がって、中日友好の場になった還暦祝いの席もお開きになりました。先に長老の方などをお見送りして、店を後にしました。次は大晦日の爆竹、花火が始まるまでの時間調整に、軽く1杯です。<br /> そのお店は、「江南小府・悠菜坊」の看板がありました。バンドによる生演奏があるディスコ風の店です。同じメンバーによるボーカルもありました。還暦祝いの席でお腹が一杯になっていましたので、この店ではスコッチウィスキーの水割りを頼みました。<br /> この店としては、まだ早い時間なのでしょう。空席が目立ちました。飲み物より、食事の方がメインの組もありました。このお店では、Ogさんと荷物の見張り番を引き受けました。このお店で、PnPnちゃんのもう一人のお友達と合流しました。別の席で接待の仕事があったようです。手には1センチほど残ったイイチコのボトルがありました。名前を忘れてすみません。仮にハマちゃんと呼ばせていただきます。<br /> Enちゃんの話によると、ハマちゃんの北京語は流暢だそうです。5年ほどの北京勤務から上海に転勤されたようでした。中々面白い方で、派手に、賑やかに踊られていました。<br /><br /><PnPnちゃんの高層マンションで花火見物><br /> ディスコ風の店からは、2台の車に分乗してPnPnちゃんのマンションに向かいました。ホテル並みのセキュリティがかかった、高層・高級マンションです。部屋掃除のルームサービスもあるようです。1階の建物表示に「シルバー・コート」の名称と、「サービス・アパートメント」の英文の添え文字もありました。<br /> 一足先に上海に帰ったEnちゃんが買い込んだ爆竹、花火と、PnPnちゃんが買い込んだものとで、まるで火薬庫のような量になっていました。後は、写真の方をご覧ください。<br /> 日本で言う紅白番組が終わった午前零時、上海中心部の花火、爆竹はとても文章では書き表せません。体験されることをお勧めします。頃合いを見計らって、マンションの前で爆竹、花火を楽しみました。街中が音と光と煙の坩堝(るつぼ)となって仕舞いました。<br /><br /><偽物タクシーにご注意><br /> 大晦日の花火を終えて家に戻ったのは1時半頃でした。この時、別のタクシーで帰ったEnちゃんの方でトラブルが起きました。プリペイドカードが読み取れないとの運転手の話がきっかけでした。<br /> 実はこれは犯罪でした。運転手が、カードを残金ゼロのものに掏り替えたためでした。ほとんど使っていない全額が被害に遭ったようです。納得できなかったEnちゃんが、この後、発売した駅や、事故処理窓口に電話で問い合わせた結果、分かったことです。<br /> Enちゃんが事故処理窓口に問い合わせた時、領収書の番号を聞いて、即座に「それは偽物です」と返事があったそうです。赤色で印刷された一桁の短めの数字でした。本物の領収書は2、3段に書かれた長い数字だそうです。<br /> 改めて、Enちゃんが今回の旅行で集めた手元の領収書を確認されたら、他にも偽物が見つかりました。現金で支払った分は被害に遭わなかったようです。特に夜間の時間帯に発行されたものが危ないようでした。今回のカードすり替えの時も、「知らないタクシーだったし、運転手の無線会話がおかしかった」と、Enちゃんは気が付いていました。<br /> 非常に貴重な経験でしたから、注意事項を箇条書きにしておきます。<br />?偽タクシーは沢山走っているので、名の通った会社のものにする。<br />?カードすり替えはよくある被害、高額の残高カードにしない。<br />?赤っぽい色の車が危ない、地味な紺色が安全。(確率の問題)<br />?1行だけの領収書番号は、間違いなく偽物。<br />?高級マンション、ビル等から利用する際は、特に注意が必要。<br />?同様に、夜間利用の場合に狙われやすい。<br />?危ないと思ったら、カードを出さずに現金支払いにする。<br /> 等です。カードは便利ですが、くれぐれもご注意ください。<br /><br /><br />  自宅へ向かう高速道路で<br /> 冬木立続く高速只管に一直線の道は続けり<br /><br /> 出迎の車に流るる上海の歌聴きし時旅は始る<br /><br />  大晦日の花火、爆竹<br /> 中国の四千年の歴史の上に空を焦して重ねる一年<br /><br /> 新年を寿ぐ煙火夜に至りライトに霞むビルは群建つ<br /><br /> 大声で話せど声は掻消され煙に咽び爆竹鳴す

2005早春、中国旅行記6(2):2月8日(1)上海・上海到着、昼食と買い物、電車で都心部へ

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2005/02/08 - 2005/02/13

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

<2005年2月8日(火)>

 この日のメモです。「4時30分起床、5時30分、リュック1つで出発、地下鉄原駅へ。6時45分名古屋空港到着。時差1時間、10時30分(現地時間)上海到着。Enちゃんの出迎え。名古屋曇り、上海小雨」
 5泊6日の上海、朱家角の旅の始まりの日です。今回は残り少なくなった、小牧の名古屋空港からの最後の出発になりました。帰国も名古屋空港になります。

<名古屋空港集合、出発>
 早い時間なので、まだ通勤の人も疎らな地下鉄でした。犬山行きが出た後なので上小田井駅乗換えとなりましたが、直ぐに西春方面の電車がやって来ました。家を出て1時間と15分余り、予定通りの名古屋空港到着となりました。今回が小牧の名古屋空港利用の最後となると、少し感慨深いものがありました。
 空港の国際線3階の出発ロビーには、既にOgさん、KnちゃんToちゃんが到着されていました。Ogさんが車で回って、ご一緒されたそうです。キャスターには沢山の荷物が積んでありましたが、これはどうやらEnちゃんからの頼みで、Ogさんが運び役になったもののようでした。還暦祝いの席などで配られるお土産などのようです。
 Myちゃんはバスで空港までやって来るとのことで、7時5分が到着予定時刻でした。フライトまでは2時間以上の余裕がある朝の時間でした。出発ロビーの混み具合も、大したことがありませんでした。まずは、空港レストランで揃って軽食を摂り、出国審査を受けました。
 2月17日の新国際空港、セントレアの開港を間近に控えて、免税店ショップは様変わりしていました。既に引越しを終えたお店のコーナーは、布で覆われたり、間仕切りがありました。私の旅の友であるオールドパーを買い求めようと、店の人に訪ねたら、  「酒類の販売は終了しました」と、あっけない返事でした。

<上海到着、自宅へ>
 順調なフライトで、無事上海空港へ着きました。入国審査は直ぐに済みました。空港は新年の飾りつけがあちこちに見られました。既に正月気分です。預けた荷物も何のトラブルも無く引き取ることができました。
 空港では先に帰国されていたEnちゃんが出迎えてくれました。前回の旅行でお世話になったチョウさんが愛用のマイクロバスでご一緒です。一番時間が掛かったのが空港内の銀行での両替でした。列が長いのではなく、一人当たりの時間がかかり過ぎでした。でも、今回が初めてではないので、諦めて列に並びました。
 換金レートは上海浦東発展銀行発行のレシートで0.07811元/円でした。円の方から逆算しますと、約12.8円/元でした。通常13円程度ですから、少し円が上がっていました。手数料は25元、日本円換算では320円程度です。そのレシートに印字された時刻は、現地時間で11時04分でした。前回の旅行の残金が、1000元ほど手元に有りましたので、3万円だけを両替しました。
 自宅まではチョウさんの運転でスムーズに到着しました。大晦日で高速道路も混んでいないようでした。自宅へ到着して早速部屋割りです。私は前回と同じ和室にさせていただきました。その部屋にはコタツが用意されていました。
 初めて泊まられるToちゃんは、Enちゃんの先導で、Knちゃんとご一緒に新築の家の見学をされました。このお宅の各部屋の設備、什器類を見学させていただいて、驚かない人はありません。多分、Toちゃんも同様の感想だったでしょう。

<昼食、近所のスーパーマーケット>
 部屋に荷物を置いた後、揃って近所の店に昼食に出かけました。前回ブランチで利用した、黒人の方が経営している喫茶店は旧正月休みでしたから、「東港漁村」と言う名前の別の店になりました。店の看板ではエビ料理などを強調していました。
 お店は空いていました。多分、大晦日、新年の準備で、各家庭とも大忙しの時間帯なのでしょう。お店に入った左側の席に陣取って、このお店での食事から、今回旅行記の隠れた副題、グルメツアーが開始です。皆さんに人気があったのが、大きなアンマン、ホイールで包んだキャベツ料理などでした。たっぷりと黒酢を付けた料理も、美味しく戴きました。デザートのスイカは薄く切ってありましたが、甘味、風味は申し分ありませんでした。普段は余りフルートを食べませんが、旅行の時は別です。
 食事の後は、恒例になったスーパーマッケット巡りです。この日はまだ買い込むのが主な目的ではなく、お土産などの下調べです。大晦日に開店していることは、Enちゃんが事前に調べてくれていました。日本の大晦日と同じ風景でした。店内は、纏め買の人で賑わっていました。

<電車での外出、飲茶の店>
 外出は電車にしました。私は地下鉄の乗車経験はありましたが、電車は始めてです。願っても無いことでした。5号線の銀都路駅から地下鉄1号線の乗換駅までは2駅、2元、日本円では26円程度です。日本の料金と比べると、初乗り料金はざっと1/5と言ったところです。
 銀都路駅から乗換駅までは混んでいませんでした。しかし、1号線での乗換えの時の席取り合戦は見応えがありました。日本ではデパートのバーゲンセールの風景と言ったところでしょう。女性にはとても敵いません。しかし、何とかOgさんと二人分の席は確保できました。力の鬩(せめ)ぎ合いの結果に生じた、一瞬の空白でした。(冗談です)
 降りた駅は衡山路(ハンシャンルー)駅です。上海の人気スポットの1つです。最初は足裏マッサージのお店探しです。しかし、どこも旧正月での閉店でした。それで、次は飲茶のお店探しに変更です。
 最初に、老舗の茶舗である唐韵茶坊を覗きました。しかし、夕方早く閉店したいとのことで、結局、諦めざるを得ませんでした。店員さん達も、早く帰って大晦日の爆竹をやりたいのでしょう。何とか断ろうと言う思いが、顔に出ていました。
 諦めて入ったのが、道路を渡った近くの店でした。こちらは唐韵茶坊程は名が通っていないお店だと、Enちゃんからお聞きしました。こんな時が書き入れ時でしょう。直ぐに奥の席に通されました。頼んだのは烏龍茶のセットでした。最初にフルーツの山盛りが2つ出されました。このお店で、還暦祝いの席までの時間調整です。
 ゆっくりと飲茶を楽しんでいる内に、明り取りの窓を通して外が暗くなり始めたのが分かりました。それと符牒をあわせるように、近くで爆竹が鳴ったり、明り取りの窓に花火の閃光が見え始めました。そろそろ、飲茶の時間はお終いです。

<Enちゃんの親戚の還暦祝>
 還暦祝いのお店までは、歩いて行ける距離でした。何度か車で通ったような、見覚えのある街路でした。奥のテーブルには主賓をはじめ皆さん方がお揃いでした。手前のテーブルには、S.P.先生とYa先生が既に着席されていました。お店の1階を貸切っての還暦祝いでした。
 この席でPnPnちゃんの同僚の方が2人出席されました。中国留学がきっかけで、上海の人になったAoさんとFuさんです。ある商社で現地採用された人達です。上海暮らしが、完璧に気に入られているようでした。日本と比べると時間が自由なのが、気に入ったとの話でした。
 宴もたけなわになった頃、Toちゃんが日本から持参された道具、材料を使って抹茶の振る舞いをされることになりました。お店の人に頼んでお湯を融通していただき、茶碗、茶筅(ちゃせん)を使っての、本格的な所作のお茶です。
 最初は還暦を迎えられた主賓の方からです。介添えとしてKnちゃん、通訳としてEnちゃんが付きっ切りでした。その結果、「美味しかった」とEnちゃんを通じて感想がありました。
 そのほかの出席者の方にも順次振舞われました。可愛らしい容器に入った、茶菓子も用意されていました。中日友好の輪が広がったような瞬間でした。この日の料理も美味しく戴きました。上海蟹も黒酢を付けて戴きました。
 窓の横で華々しい爆竹が鳴り始めました。皆さんも、少しそわそわし始めたようです。還暦祝いの席も、そろそろ、お開きです。

<ディスコ風のお店で>
 大いに盛り上がって、中日友好の場になった還暦祝いの席もお開きになりました。先に長老の方などをお見送りして、店を後にしました。次は大晦日の爆竹、花火が始まるまでの時間調整に、軽く1杯です。
 そのお店は、「江南小府・悠菜坊」の看板がありました。バンドによる生演奏があるディスコ風の店です。同じメンバーによるボーカルもありました。還暦祝いの席でお腹が一杯になっていましたので、この店ではスコッチウィスキーの水割りを頼みました。
 この店としては、まだ早い時間なのでしょう。空席が目立ちました。飲み物より、食事の方がメインの組もありました。このお店では、Ogさんと荷物の見張り番を引き受けました。このお店で、PnPnちゃんのもう一人のお友達と合流しました。別の席で接待の仕事があったようです。手には1センチほど残ったイイチコのボトルがありました。名前を忘れてすみません。仮にハマちゃんと呼ばせていただきます。
 Enちゃんの話によると、ハマちゃんの北京語は流暢だそうです。5年ほどの北京勤務から上海に転勤されたようでした。中々面白い方で、派手に、賑やかに踊られていました。

<PnPnちゃんの高層マンションで花火見物>
 ディスコ風の店からは、2台の車に分乗してPnPnちゃんのマンションに向かいました。ホテル並みのセキュリティがかかった、高層・高級マンションです。部屋掃除のルームサービスもあるようです。1階の建物表示に「シルバー・コート」の名称と、「サービス・アパートメント」の英文の添え文字もありました。
 一足先に上海に帰ったEnちゃんが買い込んだ爆竹、花火と、PnPnちゃんが買い込んだものとで、まるで火薬庫のような量になっていました。後は、写真の方をご覧ください。
 日本で言う紅白番組が終わった午前零時、上海中心部の花火、爆竹はとても文章では書き表せません。体験されることをお勧めします。頃合いを見計らって、マンションの前で爆竹、花火を楽しみました。街中が音と光と煙の坩堝(るつぼ)となって仕舞いました。

<偽物タクシーにご注意>
 大晦日の花火を終えて家に戻ったのは1時半頃でした。この時、別のタクシーで帰ったEnちゃんの方でトラブルが起きました。プリペイドカードが読み取れないとの運転手の話がきっかけでした。
 実はこれは犯罪でした。運転手が、カードを残金ゼロのものに掏り替えたためでした。ほとんど使っていない全額が被害に遭ったようです。納得できなかったEnちゃんが、この後、発売した駅や、事故処理窓口に電話で問い合わせた結果、分かったことです。
 Enちゃんが事故処理窓口に問い合わせた時、領収書の番号を聞いて、即座に「それは偽物です」と返事があったそうです。赤色で印刷された一桁の短めの数字でした。本物の領収書は2、3段に書かれた長い数字だそうです。
 改めて、Enちゃんが今回の旅行で集めた手元の領収書を確認されたら、他にも偽物が見つかりました。現金で支払った分は被害に遭わなかったようです。特に夜間の時間帯に発行されたものが危ないようでした。今回のカードすり替えの時も、「知らないタクシーだったし、運転手の無線会話がおかしかった」と、Enちゃんは気が付いていました。
 非常に貴重な経験でしたから、注意事項を箇条書きにしておきます。
?偽タクシーは沢山走っているので、名の通った会社のものにする。
?カードすり替えはよくある被害、高額の残高カードにしない。
?赤っぽい色の車が危ない、地味な紺色が安全。(確率の問題)
?1行だけの領収書番号は、間違いなく偽物。
?高級マンション、ビル等から利用する際は、特に注意が必要。
?同様に、夜間利用の場合に狙われやすい。
?危ないと思ったら、カードを出さずに現金支払いにする。
 等です。カードは便利ですが、くれぐれもご注意ください。


  自宅へ向かう高速道路で
 冬木立続く高速只管に一直線の道は続けり

 出迎の車に流るる上海の歌聴きし時旅は始る

  大晦日の花火、爆竹
 中国の四千年の歴史の上に空を焦して重ねる一年

 新年を寿ぐ煙火夜に至りライトに霞むビルは群建つ

 大声で話せど声は掻消され煙に咽び爆竹鳴す

同行者
友人
交通手段
鉄道 観光バス タクシー
航空会社
中国東方航空
  • 2時間半で上海空港に到着です。時間的には韓国のソウルとほぼ同じです。上海空港では旧正月、新年の飾り付けが出迎えてくれました。

    2時間半で上海空港に到着です。時間的には韓国のソウルとほぼ同じです。上海空港では旧正月、新年の飾り付けが出迎えてくれました。

  • 旧正月帰省でラッシュになることを想定して、早い時間の便でしたから、所々、空席もありました。空港でも無事にラッシュを避けることができました。

    旧正月帰省でラッシュになることを想定して、早い時間の便でしたから、所々、空席もありました。空港でも無事にラッシュを避けることができました。

  • 上海国際空港のターミナルビルの中の光景が続きます。旧正月のピークを避けて、楽な入国でした。

    上海国際空港のターミナルビルの中の光景が続きます。旧正月のピークを避けて、楽な入国でした。

  • 上海空港では、一足先に帰国されたEnちゃんが出迎えてくれることになっていました。爆竹や花火も先に買って置くとのことでした。

    上海空港では、一足先に帰国されたEnちゃんが出迎えてくれることになっていました。爆竹や花火も先に買って置くとのことでした。

  • 預けた荷物を引き取るターンテーブルは一番端のレーンでした。それほど混んでいないので、他の方も、引き取るのに余裕の雰囲気です。

    預けた荷物を引き取るターンテーブルは一番端のレーンでした。それほど混んでいないので、他の方も、引き取るのに余裕の雰囲気です。

  • 私は預け荷物はありませんでしたが、全員無事に荷物の引取りができました。

    私は預け荷物はありませんでしたが、全員無事に荷物の引取りができました。

  • 今回も15人乗りのマイクロバスで案内してくれるのはチョウさんです。Enちゃんが携帯で連絡を取り、早速落ち合う場所に移動しました。

    今回も15人乗りのマイクロバスで案内してくれるのはチョウさんです。Enちゃんが携帯で連絡を取り、早速落ち合う場所に移動しました。

  • 今回の旅のメンバーは2泊3日の組が大五のKnちゃんとそのお友達のToちゃんのお二人、後4人が5泊6日の予定です。

    今回の旅のメンバーは2泊3日の組が大五のKnちゃんとそのお友達のToちゃんのお二人、後4人が5泊6日の予定です。

  • まずは荷物の積込みです。15人乗りで、荷物も沢山積み込める車が用意されていました。

    まずは荷物の積込みです。15人乗りで、荷物も沢山積み込める車が用意されていました。

  • 高速道路を乗り継いで、空港から自宅までは約40分です。上海市内の高速道路はすべて無料です。出発です。

    高速道路を乗り継いで、空港から自宅までは約40分です。上海市内の高速道路はすべて無料です。出発です。

  • 昼過ぎに上海空港に到着し、OgさんとEnちゃんの家までは3、40分で程度の距離です。荷物を置いて、早速近所のお店へ食事に出かけました。

    昼過ぎに上海空港に到着し、OgさんとEnちゃんの家までは3、40分で程度の距離です。荷物を置いて、早速近所のお店へ食事に出かけました。

  • 厳しいセキュリティで管理されている住宅です。庭園内には黄色のロウバイの花が満開でした。共用の場所に沢山植えられていました。

    厳しいセキュリティで管理されている住宅です。庭園内には黄色のロウバイの花が満開でした。共用の場所に沢山植えられていました。

  • 玄関先のちっちゃな狛犬が赤いリボンを着けていました。昨年秋の旅行の時も着けていたかも知れませんが、旧正月にぴったりです。

    玄関先のちっちゃな狛犬が赤いリボンを着けていました。昨年秋の旅行の時も着けていたかも知れませんが、旧正月にぴったりです。

  • 出入口近くに赤いハートマークと、「陽光下的愛」のタイトルが付いた写真が、40枚ほど飾ってありました。

    出入口近くに赤いハートマークと、「陽光下的愛」のタイトルが付いた写真が、40枚ほど飾ってありました。

  • 住宅地内の立看板は、庭内でのイベントの写真でした。親睦の屋外レクレーションの時の写真のようです。その案内役のMyちゃんです。

    住宅地内の立看板は、庭内でのイベントの写真でした。親睦の屋外レクレーションの時の写真のようです。その案内役のMyちゃんです。

  • KnちゃんもMyちゃんもこれから出される料理を前に、楽しそうですね。この写真がヒントでした。持ち帰った箸袋で「東港漁村」が店の名前でした。

    KnちゃんもMyちゃんもこれから出される料理を前に、楽しそうですね。この写真がヒントでした。持ち帰った箸袋で「東港漁村」が店の名前でした。

  • ブランチで使った黒人の方が経営する喫茶店は旧正月閉店でした。それで今日の昼食は、道路を渡って、少し右に(多分西方向)行った別の店です。

    ブランチで使った黒人の方が経営する喫茶店は旧正月閉店でした。それで今日の昼食は、道路を渡って、少し右に(多分西方向)行った別の店です。

  • 予想通り店は空いていました。入って左奥の席で上海到着、最初の食事となりました。上海料理がメインのようでした。

    予想通り店は空いていました。入って左奥の席で上海到着、最初の食事となりました。上海料理がメインのようでした。

  • ホウレンソウの和え物も美味しかったので、何度も箸を付けました。例によって、何でも黒酢で味付けになって仕舞いそうでした。

    ホウレンソウの和え物も美味しかったので、何度も箸を付けました。例によって、何でも黒酢で味付けになって仕舞いそうでした。

  • しっかりと味が付いたようこの器の料理、随分とボリュームもあります。仕上げに使われている香菜、コリアンダーは大好物です。

    しっかりと味が付いたようこの器の料理、随分とボリュームもあります。仕上げに使われている香菜、コリアンダーは大好物です。

  • 上海旅行は、別名グルメ体験ツアーです。Enちゃんのメニュー選びで、最初から美味しい料理が山のように出てきました。

    上海旅行は、別名グルメ体験ツアーです。Enちゃんのメニュー選びで、最初から美味しい料理が山のように出てきました。

  • でっかいアンマンを二つに割って、中身のご披露です。1個だけで満腹になりそうです。

    でっかいアンマンを二つに割って、中身のご披露です。1個だけで満腹になりそうです。

  • アルミホイールに包まれたキャベツ料理は美味でした。野菜そのものの味がしっかりしていました。

    アルミホイールに包まれたキャベツ料理は美味でした。野菜そのものの味がしっかりしていました。

  • 食事の後は揃ってスーパーに出かけました。日常品から日本へのお土産選びにも好適なので、皆さんの人気スポットになりました。私もです。

    食事の後は揃ってスーパーに出かけました。日常品から日本へのお土産選びにも好適なので、皆さんの人気スポットになりました。私もです。

  • このコーナーは5元均一のお店です。食料品や雑貨などが均一値段で並べられていました。日本の100円ショップと同じ形式です。65円相当です。

    このコーナーは5元均一のお店です。食料品や雑貨などが均一値段で並べられていました。日本の100円ショップと同じ形式です。65円相当です。

  • 売り場の中は写真撮影は駄目でした。最初に撮影した写真です。パックの加工肉類です。

    売り場の中は写真撮影は駄目でした。最初に撮影した写真です。パックの加工肉類です。

  • 今日のお出かけは電車を使うことにしました。都心部まではこの5号線から1号線に乗換えです。乗換駅まで、この5号線が2元の乗車料金です。

    今日のお出かけは電車を使うことにしました。都心部まではこの5号線から1号線に乗換えです。乗換駅まで、この5号線が2元の乗車料金です。

  • この銀都路駅から乗換え駅の&#33688;荘駅までは2駅、1号線の始発駅への乗換えです。ご自宅は、空港からの高速道、都心部への電車の便も抜群です。

    この銀都路駅から乗換え駅の莘荘駅までは2駅、1号線の始発駅への乗換えです。ご自宅は、空港からの高速道、都心部への電車の便も抜群です。

  • 写真がなくて残念なのは、電車乗換の時の席取合戦です。日本の特売場と競争できそうです。

    写真がなくて残念なのは、電車乗換の時の席取合戦です。日本の特売場と競争できそうです。

  • この「上海軌道交通5号線」開通して間もないようです。電車も線路も駅もぴかぴかです。路線図では黄浦江西岸「南浦駅」が終点になっていました。

    この「上海軌道交通5号線」開通して間もないようです。電車も線路も駅もぴかぴかです。路線図では黄浦江西岸「南浦駅」が終点になっていました。

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2004春、中国旅行記6

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