北鎌倉から八幡宮、天園−円海山を歩く

2007/05/25 - 2008/04/01

これで何回目か？　今回は鎌倉側から歩くことにした。散歩の始まりはやはり北鎌倉、円覚寺、建長寺前を歩き、鶴ヶ岡八幡宮を通り、橋替筋を東へ

突き当たりは宝戒寺

橋替筋は「鎌倉十橋の一つで、宝治元年の三浦泰村の乱には、北条時頼の外祖たる安達景盛は兵を率いてこの橋の北辺より泰村の矛を改めしこと東鑑にみたり....」（昭和14年、鎌倉町青年団）とある。但し、もう橋はない。

エリア 鎌倉(神奈川)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

散歩のスタートは北鎌

円覚寺前を通過

去来庵（よくテレビに出てくるシチュウの店）

去来庵 グルメ・レストラン

去来庵の横にある自販機の列

外国の方には興味があるらしい。

建長寺前

鉢の木本店は建長寺の隣

鉢の木cafe グルメ・レストラン

円応寺前を通過

円応寺 寺・神社・教会

鶴が丘八幡へ続くトンネル。土日には車が渋滞。

巨福呂坂 名所・史跡

巨福呂坂にある碑

トンネルができた由来が書いてあるかと思いきやそうでもない！　この辺に切り通しがあった！

喫茶店が並ぶ。手前はバレンシア、右奥の欧林洞は「欧州の伝統と文化を取り入れた上品で落ち着いたサロン風の雰囲気なあるお店」だそうだ。

鶴岡八幡宮境内へ

八幡宮の境内を通る。

鶴岡八幡宮 寺・神社・教会

八幡宮に奉納された酒樽！

神様はこんなに飲むのだろうか！

八幡宮の東側の鳥居を抜けるとそこには、畠山重忠の屋敷あとの石碑。背景が一般の民家であるのはなぜか不思議な感じがする。

畠山重忠邸跡 名所・史跡

橋替筋の記念碑

橋替筋の記念碑を右へ行くと宝戒寺
門前のさくら

北に向かう。西ご門の跡地らしい

満光山来迎寺

時宗の寺。建立は永仁元年（１２９３）一向上人とある。ご本尊は阿弥陀如来坐像は、近くの廃寺からご移転のものらしい。

来迎寺 寺・神社・教会

来迎寺本堂。ご本尊は出張中。

来迎寺 寺・神社・教会

来迎寺の門前にある太平寺跡の碑

その前にある西御門八雲神社

由緒ある社も荒れ放題！

戻って鎌倉幕府のあと？

石碑によると、「７３７年前に源頼朝の屋敷がこの地に」あったそうだ。今は小学校の片隅で、ごみの集積場。

この石碑を右に見て直進すると頼朝廟に至る。

レトロな郵便ポスト

頼朝廟近くの桜並木

鎌倉幕府あと

頼朝廟入り口

頼朝は1192年に鎌倉幕府の征夷大将軍となっている。

法華堂跡(源頼朝の墓 北条義時の墓) 名所・史跡

頼朝廟

頼朝は「1198年相模川で催された橋供養からの帰路で体調を崩す。原因は落馬」と言われるが定かではないらしい。あるテレビ番組でで暗殺説を説いていた。糖尿病説もあるらしい。

この廟は「1779年に島津重豪が現在の石塔を建てた。明治に入ると廃仏毀釈により石塔の前に在った法華堂は壊され、1872年その跡に頼朝を祀る白旗神社が建てられた」とある。

将軍の地位からして、なぜかその廟のいきさつは謎だ！実権を握っていた北条氏はなぜ立派な廟を建てなかったのだろうか？

法華堂あとの石碑

白旗神社 (鶴岡八幡宮境内) 寺・神社・教会

この奥に島津忠久の墓、大江広元の墓、北条義時の墓
が並んでいるのだが、

どれがどれだか？

中央の墓が北条義時であろうか？

東ご門跡
ごみの集積場に！

さらに東へ、...「岐れ道」の交差点に達する。右は杉本寺を経て報国寺へ。中央の道は鎌倉宮方面へ

杉本観音手前より荏柄天神社へ抜ける道に鎌倉らしい板塀のお屋敷

おとなり、こちらは５００坪もありそうな豪邸

新築、でも鎌倉の景観に合わせるようなお宅

杉本観音

杉本寺 寺・神社・教会

アナゴ丼の左加井は実は酒井さんのお宅。鎌倉には自宅営業のお店が多い。

左可井 グルメ・レストラン

荏柄天神社の入り口

荏柄天神社 寺・神社・教会

荏柄天神社の社殿

荏柄天神社 寺・神社・教会

鎌倉宮

鎌倉宮・鎌倉宮宝物殿 寺・神社・教会

鎌倉宮横のバス停にあるレトロな郵便ポスト

清泉小学校の小学生が書いた鎌倉宮の説明文

鎌倉宮の横の道は、由緒ある弘法大師八十八箇の道で覚円寺への参道です。

覚円寺山門。

覚円寺は「1218年に北条義時が大倉薬師堂を建立したのが始まりで、のち1296年北条貞時が心慧上人を招き覚園寺として再建した」とされている。


覚円寺の手前を右に入るとハイキングコース。

覚園寺 寺・神社・教会

天園ハイキングコース入り口

天園ハイキングコース 公園・植物園

天園へ上がる入り口にある庚申塚

猿が彫られている。

ハイキングコースに入ると階段が続く

山道が続く

天園まで２キロちょっと

山道がさらに続く

天園は右です。

上り詰めると太平山へ到着。鎌倉の最高地点

左は鎌倉カンツリクラブのクラブハウス

天園に到着。

もう一つの上り口は永福寺の跡から

永福寺の跡地（秋）

清泉小学校の小学生が書いた永福寺の説明文

清泉小学校の小学生が書いた英文もあります。とても小学生にはかけないと思う。

山道に上がる

が、水も出ている。鎌倉近辺では一番整備されている。天園の茶屋までは、30分ほどで上れる。

橋も架かる

この辺は獅子舞です。イチョウの木が多く、秋には銀杏拾いの人もいます。

獅子舞からやっと上がってきました。

もうひとつのルートは、鎌倉宮を見て、さらに奥へ、....永福寺跡を経て瑞泉寺に達する。

瑞泉寺の脇の細い階段が天園ハイキングコースの入り口。あじさいの時期にこのあじさいには花がなかった。地主が花をつんだのか？　写真の見えないところに一輪の花。

天園ハイキングコース 公園・植物園

やま道を上ること約45分で天園の茶屋まで登る。

天園から金沢方向へ

竹林の中を行きます。

竹林が過ぎるとずーっと尾根道を行く。小ならの林が続く。

ここからは横浜？

横浜自然観察の森 公園・植物園

横浜に入るとトレイルはよく整備されています。

大丸山の頂へ通じる階段。写真では数段であるが、その先がこれが結構きつい。

大丸山。横浜市の最高地点。金沢港が望める。

遠く東京湾も望める

横浜市に入るとトレイルも整備されている。

これも税金か？

天園から大丸山、円海山へ至る。

円海山 自然・景勝地

池の下広場

瀬上市民の森 公園・植物園

いっしんどう広場に到着。さらに港南台まで天園からは約1時間30分。

円海山 自然・景勝地

ここから見る富士