ボホール島旅行記(ブログ) 一覧に戻る
シー・エクスプローラー<br /><br /> 「海に潜りに行ったということやが、レストランや女の子の報告ばっかりでほんまにお前はダイビングやっとるんか?どっかちゃうとこ潜っとるんとちゃうんか?」とお疑いの方もいらっしゃるかも知れないので、ここらでダイビング報告。<br /> 今回のダイビング初日はいきなり3ダイブのデイトリップだった。デイトリップというのは朝出たら休憩も船の上で過ごし、夕方戻ってくるスタイルである。<br /> 近場のポイントなら一本潜ったらショップに戻り、昼食休憩の後また出かけることになるので結構のんびりできる。<br />

セブ~ボホール ダイビングもやってるよ。

79いいね!

2007/03/17 - 2007/03/25

23位(同エリア419件中)

旅行記グループ フィリピンでダイビング!

1

7

熟年ドラゴン

熟年ドラゴンさん

シー・エクスプローラー

 「海に潜りに行ったということやが、レストランや女の子の報告ばっかりでほんまにお前はダイビングやっとるんか?どっかちゃうとこ潜っとるんとちゃうんか?」とお疑いの方もいらっしゃるかも知れないので、ここらでダイビング報告。
 今回のダイビング初日はいきなり3ダイブのデイトリップだった。デイトリップというのは朝出たら休憩も船の上で過ごし、夕方戻ってくるスタイルである。
 近場のポイントなら一本潜ったらショップに戻り、昼食休憩の後また出かけることになるので結構のんびりできる。

同行者
一人旅
交通手段
タクシー
航空会社
フィリピン航空
  • 欧米か!<br /><br /> デイトリップだとランチ持参で行かねばならない。今回はサリサリ(フィリピンの何でも屋、屋台規模から小さなコンビニ・クラスまである)で仕入れたカップヌードル80円を持ち込んだ。値段は日本より少し安いくらいだが味は断然落ちる。<br /> この日の客はスイス、ドイツ、オランダ等のヨーロピアンのみで、しかも全員男だ。タカ&トシの「欧米か」状態である。唯一の女性は「ステフィ」で美人インストラクターなのだが残念ながら私のガイドではなかった。またもや若い女性に恵まれない状況の中、周りではドイツ語らしき言葉が飛び交い、私のガイドの「ミルコ」の説明も当然英語なので半分くらいしかわからないが、まあいいか。<br /> 命の危険もあるダイビングで、言葉も通じないガイドと適当な説明だけで本当に大丈夫なのかとお思いの方もいるかもしれないが、どうせ海の中では話は出来ないし、何回か潜っていると同じことの繰り返しなのであまり不安はない。<br /> しかし、今日は二年ぶりのダイビングで水の中に入ったとたん息苦しさを感じ、何とか克服したと思ったらダイビング・コンピュータがちゃんと作動していない。「今日も生きてて良かった」と実感できるスポーツではある。<br />

    欧米か!

     デイトリップだとランチ持参で行かねばならない。今回はサリサリ(フィリピンの何でも屋、屋台規模から小さなコンビニ・クラスまである)で仕入れたカップヌードル80円を持ち込んだ。値段は日本より少し安いくらいだが味は断然落ちる。
     この日の客はスイス、ドイツ、オランダ等のヨーロピアンのみで、しかも全員男だ。タカ&トシの「欧米か」状態である。唯一の女性は「ステフィ」で美人インストラクターなのだが残念ながら私のガイドではなかった。またもや若い女性に恵まれない状況の中、周りではドイツ語らしき言葉が飛び交い、私のガイドの「ミルコ」の説明も当然英語なので半分くらいしかわからないが、まあいいか。
     命の危険もあるダイビングで、言葉も通じないガイドと適当な説明だけで本当に大丈夫なのかとお思いの方もいるかもしれないが、どうせ海の中では話は出来ないし、何回か潜っていると同じことの繰り返しなのであまり不安はない。
     しかし、今日は二年ぶりのダイビングで水の中に入ったとたん息苦しさを感じ、何とか克服したと思ったらダイビング・コンピュータがちゃんと作動していない。「今日も生きてて良かった」と実感できるスポーツではある。

  • ミルコ<br /><br /> 昨日も今日も私のガイドはこのスイス人インストラクター「ミルコ」だ。<br /> K1ファイターのミルコ・クロコップを知っているかと聞いたら、知らなかったが同じスイス人のアンディ・フグは知っていた。<br /> このミルコはブラピにちょっと似てなくもない程度の男前だが、ガイドとしてはいまいちだ。我々のケアはほったらかし気味でどんどん先へ行ってしまう。<br /> エリコさんによると他のゲストからの評判もいまいちらしい。<br /> 「一度隠れてみて彼が慌てるところを見てみたら」とエリコさんに提案され岩陰に隠れてみたが、この日のコンディションは最悪で波のため砂が舞い上がり5mも視界が利かない。永遠に隠れることになってもまずいので、この作戦は断念した。<br />

    ミルコ

     昨日も今日も私のガイドはこのスイス人インストラクター「ミルコ」だ。
     K1ファイターのミルコ・クロコップを知っているかと聞いたら、知らなかったが同じスイス人のアンディ・フグは知っていた。
     このミルコはブラピにちょっと似てなくもない程度の男前だが、ガイドとしてはいまいちだ。我々のケアはほったらかし気味でどんどん先へ行ってしまう。
     エリコさんによると他のゲストからの評判もいまいちらしい。
     「一度隠れてみて彼が慌てるところを見てみたら」とエリコさんに提案され岩陰に隠れてみたが、この日のコンディションは最悪で波のため砂が舞い上がり5mも視界が利かない。永遠に隠れることになってもまずいので、この作戦は断念した。

  • エリコさん<br /><br /> 10年近くここアロナビーチに住み着いているエリコさんは、ウミウシ好きでマクロ(小さい)な生き物を見つけるのが得意だ。もう一つの特技がログブック付けである。<br /> ダイバーは潜るごとに記録を付けることになっている。<br /> ダイビングにはいろいろなライセンスがあるのだが、講習さえ受ければ貰えるものもあり、あまり当てにはならない。<br /> これまでの潜水記録であるログブックを見れば、初めてのショップでもどれくらいの経験があるのか、スキルがあるのかが判断でき、どのグループに入れるか、どのポイントなら連れて行けるかなどの判断材料となる。<br /> このログブック、日時、天気、深度、潜水時間、ポイント名、観察した生物名などを書き込むのだが、無味乾燥なものになりかねない。魚の名前など書いておいても、どんな魚だったか後で思い出せないことも多い。<br /> そこでエリコさんが考え付いたのが絵日記ログだ。見ていて楽しいし絵に描いた生き物は忘れない。<br /> エリコさんの指導のもと多くのダイバーが絵を描き始めた。この絵日記ログが評判となり、フランスのダイビング雑誌で記事になった。<br />

    エリコさん

     10年近くここアロナビーチに住み着いているエリコさんは、ウミウシ好きでマクロ(小さい)な生き物を見つけるのが得意だ。もう一つの特技がログブック付けである。
     ダイバーは潜るごとに記録を付けることになっている。
     ダイビングにはいろいろなライセンスがあるのだが、講習さえ受ければ貰えるものもあり、あまり当てにはならない。
     これまでの潜水記録であるログブックを見れば、初めてのショップでもどれくらいの経験があるのか、スキルがあるのかが判断でき、どのグループに入れるか、どのポイントなら連れて行けるかなどの判断材料となる。
     このログブック、日時、天気、深度、潜水時間、ポイント名、観察した生物名などを書き込むのだが、無味乾燥なものになりかねない。魚の名前など書いておいても、どんな魚だったか後で思い出せないことも多い。
     そこでエリコさんが考え付いたのが絵日記ログだ。見ていて楽しいし絵に描いた生き物は忘れない。
     エリコさんの指導のもと多くのダイバーが絵を描き始めた。この絵日記ログが評判となり、フランスのダイビング雑誌で記事になった。

  • 絵日記風ログブック<br /><br /> エリコさんの薫陶を受けて絵日記を書きはじめたドラゴンのログブック。<br />

    絵日記風ログブック

     エリコさんの薫陶を受けて絵日記を書きはじめたドラゴンのログブック。

  • アモール<br /><br /> 「トゥルーディス」レストランの女の子。<br /> アロナ二日目の朝に浜辺で知り合った二人のフィリピーナをこの店に連れてきたことをアモールは憶えていた。<br /> 「タグビラランから4時間かけて歩いてきたらしい、お腹を空かせていたので朝食を奢ってやったのだ」と説明したら、「あんた、バカね!タグビラランから夜に歩いて来られるわけないでしょ。担がれたに決まってるじゃないの」と言われた。<br /> この話をエリコさんにすると、「でも、青春の思い出にとかで若い人ならそういうことも有り得るんじゃない」とのことだったので、どっちかなーと悩んでいたらアロナ最後の夜に、通りで例の二人組みにぱったり出くわしたではないか。 向こうもこちらに気づき「ハロー」「オー!ユー!」となったが、「イエーイ」とか言いながら二人は走り去って行ったのだった。「ユー アー ノット フロム タグビララーン!!」と叫ぶのが精一杯の私であった。侮るなかれ田舎娘のフィリピーナ!<br /> 因みにアモールからはメール・アドレスをゲットしたので、写真を送ってあげることにした。<br /> 「写真を送ってあげるからメルアド教えて」なんてやり取りでは決してなかったように思う。多分。<br />

    アモール

     「トゥルーディス」レストランの女の子。
     アロナ二日目の朝に浜辺で知り合った二人のフィリピーナをこの店に連れてきたことをアモールは憶えていた。
     「タグビラランから4時間かけて歩いてきたらしい、お腹を空かせていたので朝食を奢ってやったのだ」と説明したら、「あんた、バカね!タグビラランから夜に歩いて来られるわけないでしょ。担がれたに決まってるじゃないの」と言われた。
     この話をエリコさんにすると、「でも、青春の思い出にとかで若い人ならそういうことも有り得るんじゃない」とのことだったので、どっちかなーと悩んでいたらアロナ最後の夜に、通りで例の二人組みにぱったり出くわしたではないか。 向こうもこちらに気づき「ハロー」「オー!ユー!」となったが、「イエーイ」とか言いながら二人は走り去って行ったのだった。「ユー アー ノット フロム タグビララーン!!」と叫ぶのが精一杯の私であった。侮るなかれ田舎娘のフィリピーナ!
     因みにアモールからはメール・アドレスをゲットしたので、写真を送ってあげることにした。
     「写真を送ってあげるからメルアド教えて」なんてやり取りでは決してなかったように思う。多分。

  • タグビラランの街で買ったマンゴー<br /><br /> 大13個で400円弱、1個35円位。<br /> これから毎日食べまくるぞ!<br /> アロナの近くのプランテーションで栽培しているがアロナはリゾートなのでここで買うとちょっと割り高。遠くのタグビラランのほうが安い。<br /> 良い魚はすべて築地に集まるようなものか?<br /> ちょっと違うな。

    タグビラランの街で買ったマンゴー

     大13個で400円弱、1個35円位。
     これから毎日食べまくるぞ!
     アロナの近くのプランテーションで栽培しているがアロナはリゾートなのでここで買うとちょっと割り高。遠くのタグビラランのほうが安い。
     良い魚はすべて築地に集まるようなものか?
     ちょっと違うな。

  • 夜の浜辺のマッサージ嬢<br /><br /> 本紀行文は広く青少年の鑑賞にも堪えうるよう健全な内容を心がけており、下ネタや風俗ネタは編集部の方針で掲載しないことになっている。<br /> しかし今回エリコさんからの熱心な要請により一つご紹介することになった。 あくまで観察報告であり、体験報告ではないのでそこのところよろしく。<br /> アロナビーチは健全なリゾートであるので風俗施設はまったく無い。ホテルとダイビング・ショップとレストランとサリサリ・ストアが並ぶのみである。あとはやる気のなさそうな土産物売りのおばさんと、マッサージのおばさんが浜辺に屯しているくらいのものである。<br /> ヨーロッパから来た女性が浜辺で日光浴をしながら、トドのようなボディをおばさんにマッサージしてもらっている。たまに男性客もいるようだ。1時間200ペソ位なので前に私もやってもらったことがある。<br /> あまりの気持ちよさにすぐ寝込んでしまい、背中を叩かれて「フィニッシュ」と言われた。<br /> マッサージされた記憶がほとんど無い。<br /> ほんまに1時間やってくれたんか? <br /> 時計は必需品である。<br /> 日没後に浜辺で営業するのは禁止されている。風紀上の問題であろうか。夜も更けた頃浜を歩いていると「アー ユー ジャパニーズ?」と声をかけられた。「イエス」「ドウ ユー ウオント マッサージ?」「ノー サンキュー」と答えると「ドウ ユー ウオント セックス? 500ペソ オンリー」と言うではないか。暗いなか眼を凝らすと昼間のマッサージおばさんとは違って若い女性のようである。<br /> 「折角のお申し出ながら当方お酒も飲まず、ギャンブルもやらず、買いたくても女も買えない品行方正な恐妻、じゃなかった愛妻家の紳士である。日本では銀行にお勤めですかなんて聞かれるくらい外見もまじめで気弱な熟年男子であるので、諸事情ご賢察の上何卒ご高配を賜りたく」と丁重にお断りしようとしたが、何せ英語のボキャブラリーが追いつかず、日頃の習性で「400ペソ OK?」と口から出掛かったがすんでの所で「ノー サンキュー」と断った。<br /> 「ほんまに断ったんかいな?」「愛妻家が何で一人でフィリピンなんかに行っとるんや?」とお疑いの向きもあるかもしれないが、諸事情ご賢察の上何卒ご高配を賜りたく。健全な旅行記であるので信じるものは救われる。<br />

    夜の浜辺のマッサージ嬢

     本紀行文は広く青少年の鑑賞にも堪えうるよう健全な内容を心がけており、下ネタや風俗ネタは編集部の方針で掲載しないことになっている。
     しかし今回エリコさんからの熱心な要請により一つご紹介することになった。 あくまで観察報告であり、体験報告ではないのでそこのところよろしく。
     アロナビーチは健全なリゾートであるので風俗施設はまったく無い。ホテルとダイビング・ショップとレストランとサリサリ・ストアが並ぶのみである。あとはやる気のなさそうな土産物売りのおばさんと、マッサージのおばさんが浜辺に屯しているくらいのものである。
     ヨーロッパから来た女性が浜辺で日光浴をしながら、トドのようなボディをおばさんにマッサージしてもらっている。たまに男性客もいるようだ。1時間200ペソ位なので前に私もやってもらったことがある。
     あまりの気持ちよさにすぐ寝込んでしまい、背中を叩かれて「フィニッシュ」と言われた。
     マッサージされた記憶がほとんど無い。
     ほんまに1時間やってくれたんか? 
     時計は必需品である。
     日没後に浜辺で営業するのは禁止されている。風紀上の問題であろうか。夜も更けた頃浜を歩いていると「アー ユー ジャパニーズ?」と声をかけられた。「イエス」「ドウ ユー ウオント マッサージ?」「ノー サンキュー」と答えると「ドウ ユー ウオント セックス? 500ペソ オンリー」と言うではないか。暗いなか眼を凝らすと昼間のマッサージおばさんとは違って若い女性のようである。
     「折角のお申し出ながら当方お酒も飲まず、ギャンブルもやらず、買いたくても女も買えない品行方正な恐妻、じゃなかった愛妻家の紳士である。日本では銀行にお勤めですかなんて聞かれるくらい外見もまじめで気弱な熟年男子であるので、諸事情ご賢察の上何卒ご高配を賜りたく」と丁重にお断りしようとしたが、何せ英語のボキャブラリーが追いつかず、日頃の習性で「400ペソ OK?」と口から出掛かったがすんでの所で「ノー サンキュー」と断った。
     「ほんまに断ったんかいな?」「愛妻家が何で一人でフィリピンなんかに行っとるんや?」とお疑いの向きもあるかもしれないが、諸事情ご賢察の上何卒ご高配を賜りたく。健全な旅行記であるので信じるものは救われる。

この旅行記のタグ

関連タグ

79いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

旅行記グループ

フィリピンでダイビング!

この旅行記へのコメント (1)

開く

閉じる

  • ミンさん 2008/11/07 21:49:29
    はじめまして
    ご訪問ありがとうございました。

    来年3月初旬のダイビング旅行の行き先を考えているところです。

    フィリピンが時期的にも良いかな〜とも思いますが、
    東南アジア初めてなので、不安でいっぱいです。

    ボホール、ドマゲッティ、リロアンを考えてます。

    この旅行記のミルコさんのようなガイドさんは私困る。
    勝手に先に行かれるのは・・・
    体力ないし、エアー早いし・・

    皆さん英語は話さないのですか?
    英語も達者ではないので、心配ですが、英語が通じれば、自分の心配はアピールします!

    マニラの教訓の旅行記も大変参考になりました。
    でも余計ビビリました。

    今後もよろしくお願いします。



熟年ドラゴンさんのトラベラーページ

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フィリピンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
フィリピン最安 356円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

フィリピンの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP