★ちょっと昔のミャンマー ２度目の旅（４） −インレー湖周辺

2000/07/18 - 2000/07/20

２度目のミャンマー旅の計画には実はインレー湖は入っていなかった。
それが、歩くのが苦手な客人のお陰でマンダレーでの時間を持て余してしまったから、と言う不純な動機で急遽再訪。

マンダレーからの飛行機は小型機。
もうすぐインレー湖最寄のへーホーの空港に着くという時、機体は水平のままなのに、体が座った形のままストーンと落ちていくような異様な感覚。中には声をあげる人も。
揺れる飛行機って誰でも怖いだろうけど、騒ぐ人が回りにいると怖さ数倍。
こういう時は落ち着いて行動してる乗務員さんを見て、精神の安定を図るSUR SHANGHAI。

さて、無事に着陸。前回の如くへーホーからインレー湖畔のニュアンシュエの町に移動。
この小さな町ニュアンシュエがのんびり出来るお手頃サイズで、客人にとっても結局一番楽しめた場所。
２度目のSUR SHANGHAIも、落ち着いて過ごせたのがうれしいインレー湖畔。

表紙の画像は、インレー湖の島に出る市場で見かけたおばさん

エリア インレー湖周辺(ミャンマー)

今回もまずはインレー湖の島に出る市場を見にボートで直行。

脚漕ぎ小舟のおじさんたちは健在だった。

小舟が密集する辺りの水路も９５年と変わりなかった。

ボートに積んだ商品を売る少女。
頬に塗った、タナカと呼ばれる木の粉末を水に溶かしたお化粧がご愛嬌。

めっきり増えた観光客用のお店のほかには、生鮮食料や日用品のお店も出る。

これは干物屋さん。

これは湖で獲れたらしい魚のお店。

刃物屋さんの可愛い店番。

生真面目な顔でカメラを見つめる。

喫水の浅い小舟は見ている方が怖い。

慣れてしまえば何でもないことかもしれないけど、脚漕ぎのテクニックとバランスの取り方にはいつも感心。

民家の窓から笑顔を見せる土地のおじさん。

こっちの窓からも顔をのぞかせる親子がいた。

ジャンピング・キャットで有名なお寺。

この日の猫は寝てばかり。

あれ、いつの間にか私たちのボートの中でも寝ている。

一匹だけはまっすぐにこちらを向いてくれた。

ニュアンシュエの町に戻って散策。
美容院と歯医者が隣り合う。

この画像で看板が見える、かな？

美容院にやって来た女性。

ん？　誰かを迎えに来ただけ？

交通標識。

子どもの後ろに付き添っているのは仏様？

お寺の窓から少年僧たちが私たちを見つけてはしゃぐ。

ニュアンシュエの町の市場。

ターバン風に巻いた布地がいい感じ。

籠は欲しかったけど、かさばるのでパス。
代わりに長さ15cmほどのパイプを購入。

95年にも見に行った、伽藍の崩れかけた寺院と仏像。

また一雨来そうな空模様。

前にも見た仏塔は、先端が折れ曲がったまま。
この時も小さい鐘の音が聞こえてきた。

天気とも相まって、うら悲しい音色。

伽藍は一層崩れていたけど、仏様には化粧直しがされて間もない、といった様子。

その寺院脇の畦道を、水瓶を頭に載せた女性がやって来る。

水汲みに行くらしい兄弟（？）

道端にも祠や仏像が野草に囲まれて点在。

このトラックも年代物。
隣に座るおばさんがにこやかに笑いかける。

前と同じように小舟でニュアンシュエ周辺の水路を巡る。
客人の一人は怖がってパス。

何たって、喫水がこの画像にも写っている位浅い。

途中、葉巻作りの民家も訪問。

前にも来たことのあるお寺から見た農村風景。

ああ、もう空が泣き出しそう。
宿に戻る一行。

このあとはヤンゴン、バンコク経由でカンボジアのアンコール・ワットに移動。

00年のミャンマー編は、これでおしまいです。

この旅行記へのコメント （2）

• ginさん 2005/11/21 18:50:47

  始めまして.

  今日は前から何回も旅行記は見せてもらっていますが書込みは今回が初めてだと思います.カンボヂアとミヤンマ-の新らしい(?)旅行記拝見させていただきました.東南アジアって良いですよね,人種は少しちがいますが昔の日本とにている所があって何処へいっても気楽でまるで久しぶりに田舎へかえったような気に成りますよね.来月30年ぶりにインド(南部,ムンバイからケララとタミル)へ行こうとおもっていますどこかお薦めがあれば教えてください.
  また訪問　します宜しく. Gin

  SUR SHANGHAIさん からの返信 2005/11/21 20:22:26

  RE: 始めまして.

  書き込み、ありがとうございます。m(__)m
  
  私もアジアは大好きです。自分のルーツと共通する点も多く、個人的には欧米より身近に感じられる旅が楽しめる所だと思っています。
  もちろん他の地域の旅にも感動を覚えますが。
  
  私が南インド方面を訪れたのは雨季の終わりで、海は波が荒く楽しめなかったのですが、コーチンのフォート・コーチン地区の町並み、アレッピーの運河を行くバックウォーター・ツアー、椰子の緑濃いインド最南端のカニャークマリ周辺は好きでした。（あくまでも私個人の感覚です。（*^_^*））
  
  南インドのドラヴィダ系の人たちが多い地域は、北インドのアーリア系社会に比べて東南アジアの雰囲気が濃いので、あとで行ったラジャスタンとは好対照をなす印象でした。
  
  私も留守になりますが、ginさんもお気を付けて行ってらっしゃ〜い。