1995/01/31 - 1995/02/04
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SUR SHANGHAIさん
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★2017年8月:新たに出てきた画像をアップします。★
平原を埋め尽くす寺院群が残る田舎町。
初めてバガンを訪れた印象はそうだった。
今は荒れ果てて沈黙する寺院に登り、遠く近く点在する寺院群を眺めていると、
昔の繁栄はどこへ、と言う感慨に襲われる。
静かにいつまでも眺めていたい風景。
朝露に濡れる野草の中、静かに目を覚ますパゴダ。
昼の強烈な太陽の下、素足を拒む寺院の石段の熱さ。
夕暮れの空に暗く浮かび上がるシルエット。
月のある夜は≪荒城の月≫を思い起こさせる風情。
今も思い出すたび、不思議に戻って行きたくなるバガン。
その時の印象をまとめてみます。
表紙の画像は、夕暮れ間もない頃のシュエサンドー・パゴダに佇む少年。
※備忘録: バガンでの滞在日数は不明確ですが、1月31日から2月4日という事にしてアップします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自転車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
前編ではインレー湖畔の町ニュアンシュエにいたSUR SHANGHAIとその旦那。
そこからバガンに移動したというのは思い出せても、その移動方法が思い出せない。
思い切って飛行機にしたんだったかな…。
ともあれ、バガンに着いて泊まったのは、エーヤワディー川(旧名イラワジ川)ほとりのタンデ・ホテル。
この時にはごくシンプルな造りだったタンデ・ホテル。
確か、部屋が直接川に張り出しているスタイルだったような…。
広々とした眺めがよかったな。
で、さっそく訪れたのは、ホテルと同じオールド・バガン地区。
画像中央奥の寺院はアーナンダ寺院。 -
日中は暑くても、体力がある人は宿で自転車を借りて寺院群を回ってみるのがベスト。
この時はSUR SHAGHAIもその旦那も体力・気力が充実していたので、まずはオールド・バガンを抜けて南のニュー・バガン方向へ。
自転車はちょっと…、と言う方には馬車がお勧め。
行き先や値段交渉は事前にしっかりと。 -
土色をしたパゴダが多い中に混じる純白の寺院。
ウシもその風景を引き立てる。 -
イチオシ
同じ寺院でも、角度によって画面に入ってくるほかのパゴダが違う。
-
赤茶けた平原、点在するパゴダ、のんびり進む牛車。
またオールド・バガン方向へ戻るためこのあたりまで来て、自転車のハンドルのゴムカバーが一つ紛失しているのに気付いたSUR SHANGHAI。
最初からゆるゆるだったから気を付けてはいたけれど、写真を撮るために停まって手を離した時に落ちたらしい。
「ええ~!このままホテルに返したら、罰金とか取られそう!」と引き返すと、直前に停まった場所にポツリと落ちていた。
「わ~、助かった!」 -
崩れかけた寺院の門の向こうにもパゴダが見える。
-
ここはニャウンウーの村外れにあるシュエジーゴン・パゴダ。
一心に祈る女性の姿があった。 -
とある寺院の中でまどろみ続ける仏像。
-
一休みした食堂兼お土産屋で見かけた操り人形。
リアルな表情がちょっと怖い。 -
こちらの操り人形は、安心して見ていられる表情。
-
ニャウンウーの村近くで見かけた光景。
女性が長い棒で木の実を叩き落としてヤギの餌にしていた。 -
広大なバガンの平原には大小無数の寺院やパゴダが点在。
一つ一つの名は覚えきれません。 -
パゴダの一つに上って眺めたバガン。
画像奥にはエーヤワディー川の流れもちらほら。
95年のバガンには、自分で勝手に上って行ける寺院やパゴダがまだまだ多かった。
バガンにはこの後2000年、そして2012年にも訪れて、そのたびに登頂禁止の寺院やパゴダが増えて行ったのよね。 -
名前も覚えきれないほどの数の寺院やパゴダ群。
-
長く影を引き始めた夕暮れ間近。
-
パゴダの一つに上って眺めたバガン。
画像左奥に見えるのは、オールド・バガン城壁の東側外にあるアーナンダ寺院。
アーナンダ寺院手前に車道が写っているから、角度的に言って、これは夕日の名所シュエサンドー・パゴダから撮ったものかな。
間違っていたらお許しを。 -
上掲の画像の眺めをもう少しアップで。
同じバガンに残る寺院やパゴダもマイナーなものは崩れかけたものも多い。
これは、1975年の地震で崩壊したものをそのまま放置しているような気もする。
ちなみに、1975年の地震では、画像奥に見えているアーナンダ寺院の尖塔も崩落したのだそうですが、そちらは修復がキチンと出来ています。 -
パゴダの一つに上って眺めたバガン。
あの白い寺院は、オールド・バガン城壁内にあるタビニュ寺院かな。
だとしたら、これもシュエサンドー・パゴダから見た景色だったかも。 -
上掲の画像の眺めをちょっと角度を変えてアップで。
中央奥の大きな寺院はタビニュ寺院。 -
寺院の一つに上って眺めてみたバガンの風景。
これはエーヤワディー川方向の眺め。
これもシュエサンドー・パゴダからの眺めだったような。
この当時は、パノラマ機能が付いていなかったカメラだったので、二枚撮って、後から切り貼りしてみました。
その頃はそれが当たり前だったけど、今から思うとずいぶんアナログな事をしていたなあ。(^^; -
パゴダの一つに上って眺めたバガン。
これはシュエサンドー・パゴダから見た南方向の景色だったと思う。
霞む平原におぼろなシルエットを見せるパゴダ群が美しい。 -
日が傾いて、影が長く尾を引く。
これもシュエサンドー・パゴダからの眺めよね。 -
シュエサンドー・パゴダで出会った女の子。
顔に塗っているのは、タナカと呼ばれる木の粉末を水に溶かしたもの。
日焼け止めも兼ねたミャンマー女子のお洒落です。 -
イチオシ
95年のシュエサンドー・パゴダは混みあっていなかった。
上の方でも言ったように、自分で好き勝手に上って夕日を眺められる寺院やパゴダが多かったからでしょうね。
青い空をバックに金色に染まり始めたシュエサンドー・パゴダ。
ふと現れた少年の姿がドラマチック。 -
これはシュエサンドー・パゴダから見た夕日だったかな。
記憶もネガも不完全だったりするのでお許しを。 -
別の日に行ってみたバガン一美しいと言われるアーナンダ寺院。
暑い昼下がりに行ったので、焼けた石畳を歩くのが苦行だった。 -
アーナンダ寺院外壁の装飾だったかな。
このすごい顔は、邪気払いの役目があるのかも。 -
アーナンダ寺院内部?
人の流れが途絶えた後の回廊に一人座り続ける仏陀の姿が。 -
別の日の夕暮れには、今では上れない寺院のテラスに行ってみた。
もう半ば廃墟化している寺院で、明かりも無い階段が崩れかけていたのがスリリングだった。
間近にこんな仏塔群が見えたけど、何て言う名の寺院だっただろう。 -
上掲の画像と同じパゴダ群を縦位置で。
すごい迫力! -
イチオシ
別の日の夕暮れは、自転車で見て回った。
暗くなると道がよく見えない。
自転車を押して宿に向かうと、美しいシルエットがそこかしこに。 -
寺院も眠りに就くらしい。
静かに夕日を見送る。 -
夕映えの最後。
この短い一瞬がバガンの美しさよね。
ヤンゴンに戻る日は飛行機で飛ぶと決めて、バガン空港へは馬車で行ってもらった。
空港へ行く手段もいろいろ経験したけど、馬車はこれが初めてだったからよく覚えている。
またどこかで馬車に乗って空港へ行くことはあるかな。(笑)
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この旅行記へのコメント (2)
-
- azianokazeさん 2005/11/17 15:56:56
- 不思議な景色
- 赤茶けた平原を埋め尽くすようなパゴダ・・・、バガンはイマジネーションを超えた不思議な景色でした。一番のお気に入りはオールドバガンから近いミンガラーゼディパゴダから眺める夜明けです。
普段国内では宗教とかは意識しませんが、静かに祈る女性には心が和むものを感じます。自分も仏様の国の人間なのかなと思われこまめに頭を下げたりもします。
(“祈る女性”の写真のお寺は多分ニャゥンウーのシュエズィーゴォンパゴダではないでしょうか。)
自転車も馬車もいいですが、昼下がりの自転車はつらいです。強烈な日差しとこみあげる昼食の油で息も絶え絶えになりました。
私もバガンはもう一度行きたい場所です。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2005/11/19 14:19:44
- RE: 不思議な景色
- 書き込み、ありがとうございます。m(__)m
もうすぐまた留守になるので、「その前に!」と頑張って95年、00年のミャンマー編を完結させました。と言っても、記録&記憶が曖昧なので、旅行記と言うより写真だけを並べた物になりましたが。
お寺の名前を教えてくださってありがとうございます。
旅の最中には記録を取るのが億劫になったり、取った記録も紛失しがちですが、旅行記としてアップする時には必須項目ですね。
これからは私も心します。
バガンはまた行きたい。同感、です!
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