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アクロポリスの北側にローマンアゴラがあります。アクロポリスを中心に見所が集中していますので、是非ともここにも立ち寄りましょう。いくつかの施設がセットされた入場券がお得です。紀元前1世紀から紀元後2世紀のものらしいです。

石像、土器、陶器、金属器などこれでもかぁというくらいに集められています。アテネとその近郊の遺跡の出土品です。収蔵品のぴかいちはシュリーマンが発見した通称アガメムノンの黄金のマスクでしょう。これも間近で見ることができます。

イロド アティコス音楽堂はアクロポリスの丘の南西側の麓にある野外劇場です。私が伺ったときにはコンサートの準備をしていました。時間があればコンサートも行ってみたいものですが、チケットの事前入手方法は分かりませんでした。

アクロポリスから歩いてもすぐの所に、古代アゴラがあります。古代アゴラは、紀元前6世紀に町ができてから、ローマ時代までアテネの中心地として栄えた場所です。ここからでもアクロポリスの丘の眺望が素晴らしいです。

国会議事堂から歩いて通り沿いに行くと、ゼウス・オリンピア神殿があります。背の高い石の柱が何本も建っていて、当時は巨大な神殿があったのだろうと想像できます。同じ敷地の中にハドリアヌスの門もあって、その頃の中心地だったのでしょう。人は少なくてのんびり出来ます。

ここでは、シンタグマ公園、無名戦士の墓、衛兵交代が行われ、大きな見所です。国会議事堂はクリーム色の建物で整然とした作りです。初代ギリシア国王のオットーの王宮として建てられたとのことです。やはり衛兵の交代式に合わせて見たいです

無名戦士の墓は長期にわたるトルコ支配からの独立戦争や、その後の起こった戦争の戦死者、兵士の霊を慰めるために作られたとのことです。碑の表には師にゆく兵士の姿が掘られています。その前に、民族衣装の衛兵がいます。

シンタグマ広場はアテネの中心地であり、地下鉄で行くことが出来ます。地上に出ると広場があり、広場はきれいな公園となっています。喧噪の中、ここではのんびりと一息つくことができます。また、NETカフェもあり、便利なところでした。

アテネに来たらここは外せないでしょう。ランドマークにもなっています。丘の頂上まで150mほどでのんびりと階段を上りました。やはりパルテノン神殿は壮観です。ただメインの観光地であるために人であふれています。

現地観光バスでのメテオラ巡りをしました。やはり、公共機関を使ってとなると大変でしょう。観光バスですから、楽に行ける修道院が多かったです。中には、東方正教会で拝礼の対象となるイコンやキリストやマリア、聖人の絵が飾られていました。

メテオラの名の由来になった修道院です。1344年に、メテオラ出身の修道士アサナシウスがこの岩山に登って、礼拝堂の中で苦行の生活に入ったのがその始まりだということです。修道院の中では自給自足であり、ワインも作っているのだとか。

世界遺産に指定され、奇岩の秘境で、空中都市でもあるメテオラにやってきました。現地観光バスの最終目的地でした。メテオラにつくとあちらこちらにこれまで見たことのない奇岩が空高くそびえていました。ところどころその頂上に修道院があります。

ギリシャ世界の中心都市と考えられていたデルフィですが、パルナソス山（標高2457m）の中腹に築かれた「アポロンの聖域」とされていました。急な勾配の連続で、また滑りやすくて大変です。やはり小高いところですから眺めがとてもよかったです。

ここも現地ツアーバスで案内されました。世界遺産でもあって、観光客が多いです。古代ギリシャ世界において、「大地のへそ」として世界の中心と考えられていたデルフィの丘に世界の中心を示すシンボルが飾られ、今はそれを博物館で見ることができます。

古代オリンピアの遺跡群は広大な土地に当時の繁栄ぶりがよくわかるところです。巨大遺跡もいくつもあったようです。現在は、ほとんどが壊れていて、柱などが残っています。とにかく広いところですから目標を絞って見学しましょう。

古代オリンピック競技場にやってきました。案外狭い感じがしました。周りの観客席がこんもりとあって当時の様子を忍ばせています。また、スタートラインの所にちゃんと印があって、観光客がそこからダッシュしていましたが、やはり旅行で疲れている足はいたわりましょう。

ここも現地ガイドツアーで案内されました。公共交通機関では難しそうです。古代、織りピック競技に使われた、かぶとや円盤投げに使われた円盤などが展示されています。そこまでは興味はなかったのですが、ブロンズとかの質感がすごいです。

オリンピアの地で発掘された遺跡や、石像が陳列されています。効率よく回れますのでお勧めです。中でもゼウス神殿の破風が保存されていますから、これは一見の価値があります。しかし、アクセスは公共交通機関では不便です。

現地バスツアーでミケーネに行ってきました。荒涼たる丘に遺跡があります。6つの縦穴に王様が埋葬されていたところです。獅子門は見所の一つです。登り下りが激しくて、日陰がないから余計に疲れました。公共交通機関でのアクセスは難しいと思います。

ギリシア内陸部は現地バスツアーで参加しました。駐車場からコリントス運河は歩いてすぐ。幅が25mくらい、深さは80mでスパッと一直線に掘られています。全長は6kmほどで、ここを船はタグボートで曳航されるのですが、ぎりぎりのスリルでしょうね。