Yumiponさんのクチコミ全71件

オランジュは保存状態の良い半円劇場で知られていますが、この凱旋門も同じく古代ローマそのものの姿を今に留めています。オランジュの駅から町の中心までは一本道ですが、半円劇場とは反対側へ右折すると遠くにその姿が見えてきます。

オランジュの半円劇場は、舞台背後の壁が残る数少ない古代ローマ劇場の一つ、ということなので観に行きました。南フランスには古代ローマの遺跡が多いのですが、ここの劇場は本当に保存状態が良くて素晴らしかったです。

出島が復元されたと聞いて行って来ました。正確には復元中のようでまだ空き地もありました。復元された建物は面白いのですが、生活感が全く無いせいか今ひとつピンと来ませんでした。小さな島から出る事のできなかった生活の辛さを思いながら見学しました。

グラバー園にはグラバー邸だけではなく移築された多くの洋館が幾つもあります。季節の花が植えられた庭園作りの園内を、長崎港を見下ろしながら散歩をしていると気持ちが和みます。歩いていると幕末から明治の歴史をもう一度振り返りたくなります。

函館の港を彩る赤レンガ倉庫です。港に並ぶ数棟の倉庫の中はおしゃれなショップやレストランですが、港町のイメージにぴったり！そのせいか若い人たちがたくさん訪れていました。ちょっと寂れた町の中で、ここだけが沸き立っているような印象を受けました。

函館山からの景色は町を眺める側と、津軽海峡を挟んで本州の影を見渡す側の違いが印象的でした。残念ながら小雨がぱらついていたので夜景は諦めましたが、複雑に入り組んだ函館の地形が面白く見飽きる事がありませんでした。ここに立つと目と鼻の先に見える本州が、とても遠くに感じられました。

チューリッヒの町を流れるリマト川は、夏には囲いができて市民プールになるくらい水のきれいな川です。白鳥を眺めながら川沿いのカフェで休んだり、バーンホフ通り側に続いている、水際の狭い遊歩道を歩いたり、など川の近くにはステキな所が沢山あります。

チューリッヒは小さな町ですが、この丘に来る観光客は少ないような印象を受けます。バーンホフ通りやリマト川の散策も良いですが、この丘に登ると眼下にリマト川が、そしてその向こうには古い町並みが見渡せます。背後の丘に向かってせり上がる家並が美しく、心落ち着く風景です。

フルヴィエールの丘の麓に広がる古い地区。まずは丘に登ってリヨン市街を眺め、そのまま下って古代ローマの博物館や劇場を見学、そこから急坂を降りて行くとルネサンス時代の古い町並みに辿り着きます。石畳の狭い道の所々にはドアがあり、トラブールと言う屋根付きの抜け道が続いています。これは織物を濡らさずに運ぶため。かつて繊維産業で栄えたこの町の歴史の遺産ということでした。

古代ローマの巨大構築物。ユゼスの水源からニームへの水を運んでいたそうですが、規模もさることながら、数十キロに渡りわずかな勾配を作り水を流す、その技術力そして石積みの堅牢さに感服いたしました。近くで目にすると石の大きさに圧倒されます。

コンスタンツはヨーロッパの歴史において、宗教上とても重要な役割を果たしたのですが、日本では以外と知られていない感じです。この大聖堂も始まりは７世紀に遡るとか。本当はこの塔からの眺めが最高だと言う事ですが、町歩きで疲れて諦めました。次回は是非。

プロバンスの村巡りで廻った村の一つです。村のある丘全体が赤い岩でできていて、かつてそこから顔料を採掘していたとの事です。ここもプロバンスを代表する最も美しい村とのことで、観光客で溢れ返っているのかと思いきや、そうでもなくてのんびり街を歩けました。ラベンダーの時期を過ぎていたせでしょうか。

リヨンを訪ねるのなら、一度は行った方が良いでしょう。リヨン市街から見える巨大な教会までは地下鉄で、そこからケーブルカーに乗りますが、あっという間に到着します。教会横の広場に立つと、眼下には旧市街、川向こうには新市街が広がっていて、リヨン市が一望できます。

食の町リヨンの神髄を垣間見よう、と訪ねたのがここポールボキューズ市場。あらゆる食材が並びます。簡単なレストランも併設されているので、生ガキやらパエリアやら鳥の丸焼きやら、日曜のブランチに来ている人がいっぱいいました。フレッシュチーズに焼きたてのバケット、ワインにフォアグラのパテ、どれもこれも美味しかったです。日曜日１３時まで開いています。

リヨン、パルデュー駅から徒歩１分！はやはり相当に便利でした。ツインルームは広くて、防音もしっかりしているので騒音は無し！これでバスタブがあれば文句ないのだけれど、、。バスルーム広いのにシャワーのみでした。空港行きトラムは出口の前の通りを渡るだけ。

誰が決めたのかは知りませんが、世界で一番美しい村？だとか。新しい家でも道沿いには昔風の石積みの壁が作られています。かつてサラセン人の攻撃から身を守るために丘の上に町を作ったとか。このような美しい景観が守られたのは時代に取り残されたからですが、今や世界中から観光客が押し寄せています。

かなり大きな城郭の跡が残されているプロバンスの古い町（村？）かつては白い岩肌の目立つ丘の上にひっそりと佇んでいたのでしょうが、現在は観光客が引きもきらず、、と言う感じです。城郭下の町には可愛いお土産屋さんが連なっています。

ラベンダー畑に囲まれた１２世紀に建てられた古いシトー派の修道院。ロマネスクの建物が今も変わらず、谷あいにひっそりと佇んでいました。現在、修道者は７名で、ボランティアに支えられて精油やハチミツなどを作っている、とガイドさんは言っていました。

古代ローマの神殿メゾン・カレに対峙するカレ・ダール。こちらは神殿ではなくアートセンターです。美術館やら図書館が入ったガラスと鉄の構築物ですが、メゾン・カレを意識して威圧感を押さえ、さりげなく現代を演出しています。建築家ノーマン・フォスター、なかなかやるじゃないですか！

ニームの町外れにある水路に囲まれた公園。ここは水の流れに沿ってエレガントな手すりを配し、彫刻を飾って格調高い雰囲気を醸し出しています。左右対称な庭園の造りは、イメージの中のフランス庭園そのものですが、花や木ではなく水路をうまく配置しているのが印象的でした。