やすとらしんさんのクチコミ全13件

トゥクトゥクツアーの終盤、ドライバー君に「この時間帯でも楽しめる場所は無い？」と聞いたところ紹介された場所がこちら。『地球の歩き方』はじめガイドブックにはそれなりに情報もありますが、いかんせん他に比べて取扱が小さく入口もややわかりづらいので、見落としてしまう人もそれなりにいるかもしれません。

遺跡は小高い丘の上に建っており、麓からはその姿があまりよく拝めません。入口もただのユルい登山道というか、そもそも一見だとただ駐車場があるだけにしか見えないので、事前情報が無い限りいまいちピンと来づらいような状態です。
ただ、20～30分ほどのユルい登山道を登り切った先が凄かった…　周囲に遮るものがあまり無いせいか、アンコールワットやシェムリアップの街並みを遠くに眺めることができ、標高の割にはかなり良い眺めを楽しめます。また当時は旧空港が生き残っていたのもあり、時折飛行機の離発着も見えました。
場内にいる他の観光客と程よい会話を楽しみながら、地平線に沈んでいく夕日の景色を楽しめるなかなかいい場所です。

ガイドブックによると、この遺跡は300人程度の入場制限が設けられており、上限に達すると締め切られてしまうようです。私の訪問時にはまだコロナ禍終了直後で人出の回復途上だったせいもあってかスッと入れましたが、コロナのコの字も聞かなくなった今ではもしかしたら状況は変わっているかも。大事をとって、日の入りの予想時刻よりも早めに現地入りすることをおすすめします。

もう説明するまでもないくらいの名所ですが、2023年8月に訪問したのを機に口コミを書いてみます。

まず、想像以上にデカいです。日本の主要な寺院を想像したまま行くと境内の広さと必要な移動距離に愕然とします。ある程度体力を残した状態で行くのがおすすめです。
ただ、その名声にたがわずやはり建物は美しく、そして構造や内部の造りも本当に興味深い…　私はガイドを付けず『地球の歩き方』とにらめっこしながら建物や壁画を観賞しましたが、金銭的に余裕があるのであればガイド（本当にいろいろな言語に対応した人がいる！）付きのプランで訪問することをお勧めします。時たま日本語ガイドが観光客に壁画の説明をしている場面に出くわしましたが、みんな流暢で笑いも取りながら興味深い話をしていて、かつ写真撮影のリクエストにもサッと応えているようで、正直うらやましかったです（笑）

また、中央祠堂と呼ばれる最上部には階段（ほぼハシゴ）で登れるようになっているのですが、ここの入場制限が思いのほか厳しいです。子供や妊婦、老人、心臓病患者は基本的にNG、加えて服装が不適切だと判断されると容赦なく祠堂の入口で弾かれ登らされてもらえません。私はTシャツ＋薄手の長ズボン姿だったので何の問題もなく入れてもらえましたが、ノースリーブやタンクトップ姿だったせいで登頂を認められず、残念そうに中央祠堂を見上げている日本人観光客の姿をたびたびお見かけしました。またこれとは別に最上階層がまるまる入場不可になる「仏教の日」が月4回ほどあるそうなので、これにも注意して訪問しましょう。

アンコールワット単体の入場チケットは存在せず、アンコール遺跡群をまとめて見て回れる共通チケット（1日券・3日券・7日券）を購入することになります。私は＄62の3日券を購入しました。正直カンボジアというかシェムリアップの物価水準と比べたらかなり攻めた価格設定ですが、それでも価値はあると思います。
あと、さすが高額な入場料を遺跡の復元作業のみならず場内施設のアップデートに充当しているおかげか、場内のトイレはめちゃくちゃ綺麗でダイキン製の強力なハンドドライヤーが備わっているくらいには先進的でした。
（ちなみに場内のトイレは『地球の歩き方』には有料だと書かれていますが、共通チケットの保有者なら無料で利用できるようです。ご参考までに。）

アンコールワットやアンコールトムから程近い所に位置しているので、他の遺跡の見学ついでに簡単に訪問できます。
放置された遺跡内の各所はその後生長したスポアン（ガジュマルに近い種らしい）の巨木に見事に呑み込まれ、そこかしこに木の根が石造りの建物を覆いつくす姿が見られます。20年ほど前に映画のロケ地に使われたせいか知名度はそこそこあり、観光客の姿も多かったです。まためぼしいスポットエリアには写真撮影用のステージが用意されており、半ば街歩き感覚で写真撮影に没頭できます。（それをよしとするかどう取るかはあなた方次第です笑）

規模はさほど大きくないので人によっては1時間、写真撮影に時間をかける人なら1時間半程度でサッと回れる感じです。私が行った時にはちょうどスコールにあたってしまい、雨漏りだらけの寺院跡に逃げ込み雨をやり過ごす必要があったのですが、雨上がりのタ・プロームは木々の緑がよく映えてなおのこと美しかったです。
カンボジア観光に雨季をお勧めしない意見も多いそうですが、道中の天候ハプニングを楽しめる人ならかえって雨季の方がビビッドな色合いを楽しめるかもしれません。

どのガイドブックにも必ず載っているであろう、いわばシェムリアップ随一の繁華街。街はずれの巨大豪華リゾートに泊まっている方はタクシー（トゥクトゥクでも行けなくはなさそうだけど）、近隣のホテルエリアに泊まっている方はトゥクトゥクか徒歩での訪問となります。

東南アジアの観光地の繁華街ですからさぞかしゴチャゴチャしてるんだろなぁと（バンコクのカオサン通りやパッポン通りを思い出しながら）訪ねてみたのですが、ゴテゴテしているのはせいぜい色々なお店の看板や照明くらいのもので、コロナ禍からの復調期だったせいもあってか、人混みは過剰ではなく丁度いい賑わいぶり。お店も（少なくとも表通りに並んでる所については）綺麗めな店舗が揃っていて、賑わってはいたものの予想していたほどの猥雑さはありませんでした。

「パブストリート」という名称ですが、パブ以外にもフットマッサージやドクターフィッシュ（一時期日本でも流行りましたよね）のお店、あとはピザやパスタやステーキなどといった西洋料理のお店等が多く固まって並んでおり、店の雰囲気は大人向けっぽいとこからファミレス感ある店まで結構バラバラ。現地メシに慣れない西洋人観光客は、こういうエリアで精気を取り戻すんでしょうね…そんなわけか白人観光客の比率が高いような気もします。

びっくりしたのが、思いのほか小さな子を連れたファミリー層が多かったこと。地方都市のショッピングモールをオープンエアかつ夜間営業にしたかのようなノリだったので、それこそこちらが「えっ！この時間にキッズが屋外とか大丈夫なの！？」と少し余計な心配をしてしまうくらいでした。

外国人観光客の需要を当て込んで発展したエリアである都合上、どの店の価格設定も観光地価格感が否めません。
ただそれでも入り口前にメニューを出して価格設定をちゃんと開示している店が多く、アジア諸国の他の「繁華街」と比べたらかなり平和というか良心的なエリアだと思います。

また、しつこい勧誘に絡まれることもあまり無く（客引きもいるにはいるが、断ったらちゃんと察して引っ込んでくれる）、裸のねーちゃんが通りからまる見え！子供の教育によくない！みたいな事態も無い、程よい治安の良さでした。だからこそファミリー層もよく見かけたのかな？

一人旅だったのもあり「平和すぎるしもうちょっと刺激があってもいいよな」と☆4.5評価ですが、もし今回の旅行にツレや家族がいたら安心感を買って☆5にしてたかもしれません　（笑）

2023年8月のカンボジア訪問時に経由空港として立ち寄りました。
「シンガポール航空はすごい！チャンギ空港はすごい！」と以前から色々な人達に言われていてなんとなく気にはなっていたのですが、やはりそれなりに凄かったです。

ターミナルは１～３までがコの字型につながっていて（別途ターミナル４があるらしい）、かつ１～３は無料のターミナルシャトルで何回でも自由に行き来ができるようになっています。（ただし深夜帯は稼働停止）
ターミナル間の距離は結構なものなので、シャトルが動いているうちは利用するのを断然おすすめしますが、道自体はとても分かりやすい構造。とにかく隣のターミナル同士までなら、途中の免税店やお土産屋とかを見て回りながらなんとか頑張って歩けないこともないです。

深夜帯でも営業を続けてくれている一角があったり、無料・入退場自由の映画館が設けられていたり、ターミナル３には南国の蝶の飼育施設のような音質があったり（入場はできたが深夜だったので蝶はおらず残念）と、「乗継時間は長いけど市内観光に出られない！orトランジットホテルを使う余裕がない！」みたいな旅客（自分のこと）でも簡単に時間つぶしができます。

堂々と横になれるスペースはあまり見つけられませんでしたが、至るところに足を延ばして座れるようなゆったりした設計のソファやイスが設置されており、そこでスマホの充電やPC作業、仮眠をしている人達もいました。
休む場所さえ確保できれば過ごしやすいです。また、昼間や夕方の乗り換えならもっと色々と見られて楽しいんだろうなあーと思いました。

宿がチャーターしてくれたトゥクトゥクに乗ったところ、遺跡観光の合間にここで降ろされ食事タイムになりました。ドライバーに特に尋ねられるでもなくここに入ったので、おそらくホテル側とレストラン側とで提携？しているような感じなのでしょう。
タ・プローム遺跡にほど近く、スラ・スラン遺跡（とはいってもほぼクメール王朝時代の人工池があるだけ）の真向かいなので、遺跡観光の合間にちょうどいい立地です。似たような観光客を当て込んでか、似たようなスタイルのレストランが数件軒を連ねていました。

室内席と屋外席を持ち合わせたかなり広めの造りで、結構な数の団体さんも余裕でさばけそうな雰囲気がありました（だからこそホテル側と連携しやすいのかも）

アモックをいただきましたが、トロっとした仕上げ方でココナツ入りのスープカレーのようで美味しかったです。また飲酒・喫煙も可です。難点はシェムリアップ市内の同程度のレストランに比べて一回りほど価格帯が高く、「あ、観光地価格だなこりゃ…」と察してしまうところ、そしてその割にクレカ決済が不可だったところです（米ドル・カンボジアリエルの2種類対応）

ただお店の人の名誉のために言わせてもらうと、接客はにこやかで、スマホやデジカメの充電（店内にコンセントが点在している）を申し出た時も気軽にOKしてくれました。
（ちょうど入店が遅めの時間帯でお客さんがあまりおらず、そのおかげで簡単に許可が出たのかもしれません）

ビジホの価格相場が下がる日曜日の夜を狙って探していたところ、ラッキーなことにたまたまキャンペーン中だったのか、1万円くらいする朝食付きのプランが8000円を切る＆ポイント還元率がエグかったので即予約しました。
立地は阪急東通商店街の終わりあたりで、酒を飲む人（自分）にとっては非常にありがたい立地。どうやら梅田地下街の出入口からもアクセスできるようなので、地下街で迷いさえしなければ雨に濡れずにスッとアクセスできるのも強みだと思います。

部屋は非常に清潔でコンセントの数も多く、滞在中に全く困ることはありませんでした。繁華街のど真ん中にある割には防音がしっかりしているのかあまり騒音は入ってこず、びっくりするくらい静かに寝られたのが印象的でした。

そしてなかなか凄かったのが朝食のハーフバイキング。大阪駅へ伸びる線路を上から眺められる見晴らしのいい上層階で、和食も洋食も一通り揃えられていてテンションが上がりました。前日に散々飲んだ身だったので、一番体にしみたのはお茶漬け（自分で白飯を盛って好きな具材とだし汁をかけるスタイル）でした。すごく素敵な環境での朝食だったのに、ややチェック時間に追われていたせいか食事の写真も展望の写真も撮りそびれてしまったのが大変悔やまれます。笑

コロナで一旦落ち着いた大阪のホテルの価格相場も再び上がり始めてるようですが、また安い時を狙って滞在したいです。

5日間の屋久島滞在のうち、3～5日目にに2連泊。白谷雲水峡ツアーに参加するなら宮之浦集落にいた方がいいという口コミを聞いて予約を決めました。
宮之浦の割と中心部にあるテナントビル（1階に入居しているのは釣具屋さん）の上を改造したような、面白い造りの建物でした。受付は釣具屋内で済ませたのですが、事前のご説明も、白谷雲水峡ツアー用のお弁当の手配もとてもスムーズに進めてくださり、大変助かりました。
ただ、客室へのアクセスは釣具屋の入り口横にある非常用の外階段を昇って到達する仕組み。前日の縄文杉ツアー参加で（不摂生が祟って）激しい腰と脚の筋肉痛に見舞われた状態だったので、激痛にヒイヒイ言いながら昇る羽目になりました。見た限りエレベーターもなさそうだったので、筋肉痛の人・もともと足腰が弱い人にはなかなか厳しいかもしれません。
また、今回泊まった本館の階にはお風呂の代わりにかなり大きめのシャワーブースのみが設置されていました。自分には全く問題なかったですが、ツアーの疲れを浴槽にゆっくりつかって癒したい！というタイプの人には肩透かしかも。

とはいえ、宮之浦の飲食店や居酒屋へかなりアクセスしやすい好立地で（素泊まり前提なので食事は外で済ませる必要がある）、この価格設定は相当魅力的。「体力は有り余ってるけど宿代は極力抑えたい！でも粗雑なところには泊まりたくない！」という方には結構おすすめです。

シェムリアップの市街地から8キロほど、車なら10分少々で着けるという立地が抜群に良い空港でした。公共交通機関は無いので、空港でタクシーを手配するかGrabで配車をするか、それか宿泊先のホテルに頼んであらかじめ送迎サービスを付けてもらう必要がありました。
（自分はホテル送迎を選択）
ボーディングブリッジは無く飛行機は全機沖止めという懐かしいシステム。建物は平屋で決して巨大ではないものの、時間帯とシーズンのおかげで空いていたせいもあってか開放感があり悪い印象は持ちませんでした。あと写真は撮りそびれたけどトイレが凄く綺麗だったのはいい意味で衝撃でした。

2023年10月をもって街から50kmの彼方にある新空港に移ってしまい、この空港は閉鎖されたと聞いて残念です。確かに、規模が小さいせいで受入可能便数を増やせなかったり、遺跡群から近すぎるせいで離着陸時の飛行ルートが限られていたりと色々な障害があったがゆえの移転だそうですが、空港自体はそこまで老朽化しているようにも見えなかったし、さすがに街から50km（しかも街へ行くバスは開港時点で1日たった4本のみの運転らしい）という新空港はなんだか極端な気がして、勿体ないですね…再活用策とかはあるんでしょうか。

縄文杉登山を控えてるので宮之浦より安房がいいよね、そして食事や買い物に困らぬよう程よく集落中心地に近い所がいいよね…という観点から選択。

何よりアピールしたいのが、タイトルにも書いた「親戚の家」感。（ちなみにこの「親戚の家」という表現、お宿の公式ホームページでもガッツリ使われておりますので、おそらく公認のはずです…笑）

店舗兼住宅といった佇まいの建物で、2階部分が客室、1階がロビー（のようなリビング）＆ダイニングという構造の民宿なのですが、チェックインのために入った途端、最初に謎の懐かしさが押し寄せてきます。そのうち「昔行ったちょっと大きめの親戚の家ってなんかこんな感じだったなよあ…」とその懐かしさの理由に気づきます。お部屋は襖一枚で共有スペースと区切られた6畳一間の和室（室内はエアコン、テーブル、コンセント、布団、ハンガーのみで他はお風呂含め共用。一応簡単な鍵はかかるようになっている）だったもんだから、まさに子供のころ夏休みに親戚の家にお泊りしたときの追体験をしているような感覚に陥りました。オーナーの策にまんまとはまった気分です（笑）
長く運営されているのもあってか、縄文杉目当ての観光客の対応には相当慣れてらっしゃるそうで、こちらから尋ねるまでもなく登山時のお弁当（2食分）の準備について話してくださったり、迎えの車が来る時間のヒアリング等について色々とスムーズに聞き出してくださりと、とても信頼感があって安心しました。

安心感が災いしてか当日朝はうっかり二度寝をやらかし危うく寝坊をしかけたのですが、それすらも予測してたのか起こしに来てくださるというオーナーの超絶ファインプレーっぷり。それどころか登山後も、道中で壊れてしまった靴底を直すための道具を快く貸してくださったりと、とにかくバックアップも手厚くて感動してしまいました。

謎の懐かしさを醸し出し続ける「親戚の家」。そんなノスタルジーに寄せられているのか客層は圧倒的に一人旅の方が多かったです。なので変に浮くこともなく安心して過ごすことができました。また利用したいです。

長崎へ一人旅に出た時、楽天トラベルのキャンペーンで比較的安かったので予約。あまり深く調べずに勢いだけ押さえたホテルでしたが、着いてみて改めて交通の便の良さに驚かされました…

・「バスターミナルホテル」の名に違わず、長崎空港との連絡バスがこのホテルの目の前で発着する！
・同じくホテルの目の前を路面電車が走っている。乗り換えなしで天主堂でもグラバー園でも港でも行けてしまうのは強い！
・出島は徒歩圏内、長崎新地中華街に至ってはすぐ裏手！この辺の観光地なら路面電車に乗る必要すらない！

もうこれだけで充分強すぎます。
相当年季の入ったホテルなのか、外観やロビーの感じ、そして廊下まではやたら古めかしく「ザ・昭和のビジネスホテル！」という佇まいですが、ドアをくぐると一変。室内は完全にリノベーションされていて別の空間みたい。ドア一枚隔てただけでここまで！？というほどの変貌っぷりに笑えてくるほどです。たまたま通された部屋が大当たりだったのか広々とした居室＆バスタブつきのツインルーム（一人旅なのに）ですごくお得な気持ちになりました。

ホテルのスタッフさんは親切でした。チェックアウト後もロビー横のフリースペースをご厚意で使わせてくださったので、空港バスに乗るギリギリまで買い物＆パッキングに粘ることができました。というかバスがこのホテル前から出るので本当に気楽なんですよね。精神的にも助かる立地です。飛行機の時間に追われてる人にはますますオススメなんじゃないかなあと思いました。

ちなみに朝食はホテル1階のテナントに入っている和食レストランのモーニングセットを頼む形式でした。ただすぐ近くにコンビニも数件ありますし何より裏手には中華街が控えていますので、食事には困らないと思います。

「大金は出せないけど、せめてプール付きのホテルに泊まりたい！」と検索して見つけたのがここ。1泊当たり約5500円くらいでした。往路のみ空港送迎ありで＋1杯ウェルカムドリンク（オレンジジュース）付き。本来のチェックイン時刻は14時以降だったのですが、昼前くらいにシェムリアップに着く旨を事前に連絡したうえで荷物だけ置かせてもらおうと寄ったら、なんと「部屋の掃除がたった今終わったから今からご案内します」とお部屋へ通してもらえました！
部屋の窓は残念ながら工事現場の方を向いており絶景とは言いがたい感じでしたが、朝日は綺麗に見えたのでまあまあです。
決して超高級ホテルではないのですが、トゥクトゥクツアーのプランはそれなりに完備されていたり（一定金額以上はカード決済可）、プール用のタオルは別途綺麗なのが用意されていたり、部屋の設備がトラブった時には電話一本で早急に駆け付けてくれたり、サンライズツアー参加のため朝食に行けない日は朝食セットをお弁当に包んでくれたり…と、細かな心遣いが印象的でした。ひとつ難点を挙げるとしたら、WIFIが室内だと弱いせいかたびたび切れてしまい、接続安定のためにドア1枚隔てた廊下すぐのところに置いてあるベンチをたびたび使わなきゃいけなかったところです。
朝食はビュッフェスタイル（オムレツはその場で焼いてくれるシステム）でおなか一杯、ささやかながら中庭にプールも設置されててちょっとだけいい気分（笑）部屋はオーソドックスな造りですが思いのほか広く、浅いとはいえバスタブ付き（シャワー生活を覚悟していたのでありがたい）、エアコン（ダイキン製）の性能も非常に良く、ファンと組み合わせると一瞬で室内が冷えるのでとても快適でした！

パブストリートから徒歩10分強とそこそこ離れた立地で、途中夜は薄暗くなる道もあるのですが、トゥクトゥクが安いのですぐチャーターできますし、繁華街からのの距離感のおかげでかえって喧騒から離れた感覚を味わえましたと思えば問題ないです。

ちなみに宿泊客は圧倒的に欧米人が多いです。（アジア人は自分1人だけ？だったはず）コロナ前は中国人団体客も結構利用していたそうなのですが、2023年に入ってからもなかなか復活していないそうです（ホテルスタッフ談）

地図上じゃ遠回りになるもののＳＡのマイルが貯まるし、何よりコロナ禍以来の海外＆以前から噂に聞いてた「世界一の評価を受けた航空会社」なる評判が気になり、多少奮発して予約。　結果、とてもよかった。
お盆の時期だということもあり価格はそこそこしましたが、それを充分払拭するくらいのサービス内容です。エコノミークラスゆえに特段なにか特別扱いをされるわけではないのですが、余裕のあるシートピッチに美味しい機内食（往復で4回いただきましたがどれもハズレなし！特にシンガポール→シェムリアップ便で出たソーセージ風のお肉がお気に入り）、そして何よりビール、ワイン等に加えてシンガポールスリングまで選べるというお酒のラインナップの充実っぷりに感動。「お席までお持ちしますのでお待ちくださいね！」と言われてからものの数分でテーブルの上に置かれた真っ赤なカップを見て「おお、これがLCCじゃない飛行機…エコノミーなのに…」とひそかに感動しました。
帰りは比較的乗客数に余裕のある便だったのですが、それもあってかCAさんがデザートに合う飲み物をわざわざ一緒に考えてくれたりと丁寧（それでいて過剰じゃない）で、再度「おお、これがLCCじゃない飛行機…エコノミーなのに…」と感動しました。

ゴテゴテした豪華さは無いけど、何もかもが素敵。そんなエアラインでした。今後の旅行でも是非乗りたいです。