エックスさんさんのクチコミ(43ページ)全1,204件

生田花朝は大阪出身の女流画家で生涯、主として大阪の風物を親しみを込めて描き続けた。父の生田南水は多芸多能な文化人で、花朝女はたくさんの教養を身に着けました。
句碑にはこのように刻まれています。
「行く春の 島は人住む 煙かな」

南大門を出て右に進み、唐門のとなりある手水舎の建物です。屋根にはとても美しい彫刻が彫られています。蓮や花菖蒲など水辺に咲く植物がモチーフに彫られています。こんな小さな井戸の屋根にも彫刻が施され、暖かい気持ちになりました。

南大門から入り、右側に行くと六角形の鐘楼があります。南鐘楼とも鯨鐘楼とも呼ばれています。六角形、２層のお堂で２階には鐘が置かれている。ここの鐘の音が毎月２１日に聖徳太子の御霊を引導鐘によってお慰めしています。

南大門をくぐると熊野(くまの)権現(ごんげん)礼拝(らいはい)石(せき)が玉垣内に鎮座している。往古より熊野詣する人たちはまずこの場所にて熊野を遥拝し、道中の安全を祈り、熊野街道を南へと向かったと言われている。

天王寺駅から歩くと南大門に辿り着く。現在の南大門は昭和60年11月に再建。
南大門の内側には熊野(くまの)権現(ごんげん)礼拝(らいはい)石(せき)が玉垣内に鎮座している。南大門正面より真南に向かう道は庚申街道といわれ、2～3分の所に庚申信仰発祥地、四天王寺庚申堂がある。

今から約１４００年前の推古元年に推古天皇の摂政皇太子であった聖徳太子が日本仏法最初の大寺である四天王寺を建立された。四天王寺が当時の外交・内政両面の拠点とされた。「十七条憲法」を作成して日本で初めて国家の法制を整えられました。

新しく念仏のおしえをひろめておられた法然上人が開いたお寺です。お骨納めが有名で、お骨で作ったお骨仏は十年毎に一体増えていきます。都市の寺、開かれた寺として総欅造りの納骨堂、総檜造りの大本堂や斬新な鉄骨造りの山門などが建てられている。

大坂夏の陣で、敵将家康をして「日本一の兵（つわもの）」と言わしめた真田幸村が戦死した場所です。 境内に幸村の像と戦死跡の碑、そして幸村が休息していたといわれる二代目の一本松「さなだ松」がある。墓は別の場所にあるようだ。

少彦名神（すくなひこなのかみ）、菅原道真を祀る古社です。境内には、道真も口にしたといわれる天王寺七名水のひとつ「かんしづめ（癇鎮め）の井」のほか、大坂夏の陣で徳川方に討たれて戦死した真田幸村の記念碑が建てられています。

天王寺は上町台地にあり坂道が多い。真言坂、源聖寺坂、口縄坂、愛染坂、清水坂、天神坂、逢坂の7つの坂道を称して「天王寺七坂」と呼ぶ。石畳でできた風情のある坂ばかりで、それぞれに歴史がありそこから眺める景観も美しい。七坂を巡るスタンプラリーも開かれている。

天王寺七坂の一つで、清水寺から安居天神に通じる坂で「天神坂」と呼ばれています。坂を上がる前あたりに、石組みの樋がつくられ、付近一帯に昔から名水があることが偲ばれる。安居神社の境内にも「癇静めの井」（かんしづめの井）と呼ばれる井戸の跡が残っている。

この滝は「玉出の滝」と呼ばれているもので、四天王寺の金堂の下にある青竜池から湧き出ている霊水がここに滝となって流れ出ているものといわれている。これは大阪市内では唯一の天然の滝とされている。滝の奥にある祠には不動明王が祀られている。

清水寺は四天王寺の支院であり、院号を清光院という。この寺は、かつては有栖寺といってかなり古くからあったようであるが、京都の清水寺から聖徳太子の作といわれる十一面千手観世音菩薩を遷して本尊として祀り、享保年間に新清水寺に寺号を変えたとされている。

愛染坂を下ってしばらく歩くと、緩やかな石段でできた五つ目の坂、清水坂が見えてきます。 清水坂は新清水清光院に登る坂道で、高台にある新清水寺境内からの眺望は格別で、京都の清水の舞台を模した舞台があります。

近くにある愛染堂から名づけられた坂で、天王寺七坂の一つに数えられています。上町台地の西端に位置するこの辺りは夕陽ケ丘と呼ばれ、隣にある大江神社の境内からみる夕日は美しいです。境内には芭蕉が詠んだ夕日の句碑があります。この坂を下っていくと清水寺、安居神社に通じます。

四天王寺創建の際にそれを守護する四天王寺七宮のひとつとして祀られた神社です。境内奥に鎮座する狛虎は江戸時代に祀られていた毘沙門天の守護で、新しくなった狛虎が今ではタイガースの守り神として、多くのファンがお参りされています。

大正時代に活躍した大阪市天王寺区出身の横綱（第26代）大錦が、満州巡業の折に自身の守護神として気に入って中国から持ち帰り、初めは大阪国技館に奉安されていましたが、後に愛染堂に奉納されました。スポーツや勝負事には特に霊験あらたかな勝利開運・善因善果の仏様です。

七福神は室町時代に民間信仰として成立した神様で、七人それぞれの神に七通りに分けたご利益があります。恵比寿（商売繁盛）、大黒天（福徳、家内安全）、毘沙門天（出世、融通招福）、弁財天（芸能、智恵、金銀財宝）、福禄寿（人望、子孫繁栄）、寿老人（延命長寿）、布袋尊（笑門来福、富貴繁栄）です。

大きな木の周りに大きな石が並び、哲学の椅子と呼ばれています。説明書きによれば、この椅子に座り心を穏やかに保ち、落ち着かせることによって、恨みや憎しみが消えたり、平穏で真っ直ぐな考え方が生まれるそうです。

愛染さんにある人気の腰痛封じの石です。この石に座ると腰の痛みがなくなると伝えられています。背筋を伸ばし、お尻を引いてこの石に深く座り、背もたれの突起に背骨のツボを当てながら呼吸をすれば腰痛封じに効果があるとされています。隠れたパワースポットです。